今日は午前中、塾の保護者の会に出席しました。
勉強は(も)毎日の努力の積み重ねが色んな面で大きな成長につながります。

保護者の会の中で、今年度、中高一貫高に合格されたお母さんから塾の先生に、次年度受験をする子を持つお母さんにどうしても伝えてくれと手紙を渡されたれたらしく、塾の社員の方がその内容を読み上げてくれました。

手紙の中のお子さんは、どんなに勉強しても成績があがらず、最後まで模試のレベルも合格ラインまでいかなかったそうです。毎日が挫折の連続で、親子とも顔も心も暗い日々だったそうです。
でもその子は、どんなに苦しくても諦めずに勉強を続けました。本番の試験後、そのお子さんは久々笑顔を見せ、そのことが結果はどうあれ、お母さんは「ここまでたどり着いたこと」がとても嬉しかったといっていました。
そして結果なんと合格。お子さんは「これは奇跡だ」と言っていました。そのお子さんに対し、手紙のお母さんは、もしかしたら、たまたま分かる問題が出てきて合格したかもしれない。でも、ここまでやってきたことに対して諦めない気持ちがあったからからこその「奇跡」だと思う…と。

だから、皆さんも、どうか、どんなに今が駄目でも最後まで諦めないでほしい…と。


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ところで今日は東日本大震災からちょうど一年。
去年の地震の時間、私は大学にいました。地震発生から10分前位に私は何となく地震のことが浮かび上がり、隣の職員と非難経路の確認の話をしていました。(今でも私が地震の話題を出すと隣の同僚からは「yokoruさんが言うと地震がきてしまいそうだから話さないでください~あせる」と言われますあせる
地震発生後も大学の学生・教職員の身柄の安全確認等で、なかなか小学校にいるはずの息子を迎えにいけず、夕方 母から小学校から息子を引き取ってきたとメール連絡があり、すぐに息子の元にいけない自分に少し寂しくなっていました。やっと実家にいけたのは6時半でした。

実家では車甁の中で両親と息子が待っていて、車中のテレビを見て、初めて被害の大きさを知りました。



今日の14:46は父のいる病院の食堂で両親と周りの患者さん・お見舞いの方々と一緒に黙祷をしました。

父は震災後、癌が分かるまで石巻市の大規模な建築分野の復興プロジェクトの最前線に携わっていました。

私は、かなり小さいことですが、出来ることをやってるつもりです。

そして今でも大変な中にいる方が沢山いらっしゃっいます(被害にあわれた方や復興へ向けて動いている方々など…)。それは毎日が想像もつかぬ程の努力と苦労の繰り返しだと思います。


できることは違うけど、色んな想いがあわさって皆で手を合わしていた今日。

一人ひとりが小さな奇跡を起こせば、大きな奇跡はきっと起こるはずです。そう信じています溿