センシティブ【sensitive】
[形動]1 感じやすいさま。敏感。「―な性格」2 微妙で慎重を要するさま。「―な問題」
昨日東京へ,文科省主催の『ガイドラインへの対応を通じた研究機関のガバナンス改革と活性化の方策』というお話を聞きに行ってきました
そこで最初に講演した公認会計士の大久保様という方の話は印象深かったのでご紹介でした。
国の税金から補助金をもらって研究させていただいている方及びそこをサポートしている研究機関が不正といわれるとをしないようにするkeywordは,
センシティビティ(リスク感染力) というものなんだそうです。
車の運転を例にとってみると・・・
道路何キロ規制で走りなさいと標識が出ていても,皆それ以上出スピードが出ているという光景は結構
目にします。このことをあまりとがめる人がいない。というか,全体がその流れのスピードに合わせて運転しているように思える。法的に悪いことでではあっても捕まらない。
一方,飲酒運転では,罰則及び13~35点の減点があり,車両提供者・同乗者においても罰則及び減点が 即 厳しく科せられる世の中になっている。
何が言えるかというと,今世の中がどのように動いているか注意深く見て,
自分(所属)のポジションではどのように対応すべきかということを分かっているのであれば,
不正などおこらないということが言えるということなのでした。
つまり
リスク感性力を高めることとは,問題が問題であるとのリスク認識ができる人材を育成することであり,その育成とは,①物事の本質を見抜く力②コミュニケーション力(伝達力を含む)③森を見て木をみる力(ふかん力)であるということでした。
確かに,私も最近仕事をしていてつくづく思うのは,時代は激しく変わってきていて,今までの仕事の仕方が通用しなくなってきているということ。
時代に対応したやり方に変えるのはしくみももちろんそうなのだが,一人ひとりの人の意識が一番変わらなければならない(特に管理職以上)と考えていた所だったので,来週からもっともっと今日のセンシティビティを意識してコミュニケーションしてみようかなと考えた久々のお休みでした。