
昨年5月、埼玉県の狭山市でお茶の手摘み体験と製茶の体験がありました (茶摘みの記事はこちら その2はこちら その3はこちら その4はこちら )
自分の手で摘んだお茶の葉をお茶にするのは、とっても貴重な体験でした。でももう一度やってみますか?と聞かれると、ちょっと答えにくいかも
ごく普通の植物の葉っぱであるお茶の葉を、いつも飲んでるおなじみの日本茶にすべて手作業で製品化するのは、想像を絶する時間と手間が必要なのでした。 機械だと簡単らしいのですが。

これが2012年の5月に摘んだお茶の葉を日本茶にしたもの。すべて手作業。いろいろアラが目立ちますね 白い棒にみえるのは、お茶の葉の茎の部分です。本当は摘む時にいれないようにするのですけど、入っちゃったみたいです。 茎の部分だけを集めた「くき茶」というのがありますよね。

こちらも2012年の5月に摘んだお茶。こちらは専門の方が同じく手作業で製茶したものです。

さっきのと比べるとやっぱりこちらのほうが上手です

自分で手摘みしたお茶を味わってみました。色は薄くて、味と香りも市販のものと比べると弱く、柔らかです。 なんというか……、「昔のお茶」という感じ。昔といっても、かなり昔です。戦前とか戦後すぐとか。
お茶って植物なんだなあとしみじみ感じられるような素朴な日本茶ですね
日本茶の中には、針のようにとがった茶葉や、香りがキーンとたつようなお茶がありますけど、そういうのは手作りではできないということがわかりました。 製茶作業はかなりしんどいし、量も一度に3-4キロにしかならないから、機械化しないととてもやっていけないと思います。
でも、手作りのほんわかしたお茶もなかなかです
でももうやらないと思いますけどね
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