東京メトロ、後楽園駅から徒歩8分の場所にある水戸黄門で有名な大名庭園、小石川後楽園へ行ってきました  その前にランチした紀の善の記事はこちらです。

小石川後楽園の入口すぐのところに涵徳亭(かんとくてい)という集会所兼食事所があります。もともとはかやぶきの茶室があった場所だそうで、上の画像、「涵徳揚光」という額の言葉をもとにつけられたそうです。

ここで石州流林泉寺派のお茶会がありました。

 

お軸。戦前の総理大臣であった平沢騏一郎氏の書。人の上に立つ者は、心配事は皆が心配する前に気づいて処置をし、楽しみは皆が楽しむのをみた後に楽しむものだ、という意味だそうです。後楽園の名前のもとになった言葉。

 

広間でのお点前は立礼でした。

 

立派な美しい水差しです。

 

石州流林泉寺派、水戸徳川家にゆかりのある流派だそうです。初代のお家元は水戸黄門さまのお茶の師匠。

 

お茶碗は、お家元のお弟子さんの作。すばらしいお茶碗で、お家元に許可をとってお茶碗やお道具の写真をとらせていただきました。北海道は釧路にアトリエがあるそうです。

石州流林泉寺派のお点前は初めてでした。武家流のお点前は、千家のとは一味違ってとってもステキ   メリハリがきいている感じですね。

またこの日は寒さがきつく、寒波のような気温だったのですが、そのことを考慮されてだと思いますが お抹茶がとっても熱かったそうです。わたしは普段から熱いのを飲んでいるから気づきませんでしたが、ご一緒した美女が熱いお抹茶だったとおっしゃっていました。ゲストに対するこんな細やかな心遣いも茶道ならでは、ですよね。 

わたしも昔、水屋を担当していたことがあるから想像するのですが、このお席は、25名が定員で満員でした。 そんな熱々のお湯を日に何度も何十人分も用意するのはとても大変なことだったのでは、と思います。嬉しいお気遣いありがとうございます。

半東さんやお運びの方々はみな年配の男性で、ハカマ姿もカッコよく、たたずまいが清々しく、所作が美しかったです。 きりっとした袴姿! 年配の男性におもてなしされるのは、人生で初めてです いつもはこっちばかりがおもてなしするほうですからねー。

素敵なお茶会でした……また行きたい!

 

そしてこの日は花模様のお着物姿の美女とご一緒しました! 

偶然にも知り合いの方と出会ったり  楽しい茶席となりました。

 

 

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