
突然ですが、「羅宇屋」(らうや)という職人さんをご存知ですか? 時代劇などをみていると、長くて細いパイプのようなものに きざみタバコの葉をつめて、一服する、といったシーンがたまにでてきます。 2,3口吸っただけで 「ポン」とか「カン」と音を立てて灰皿に吸いさしを捨てていて、そのしぐさはなんとも粋な感じをうけます。
昔々、煙管(きせる)でタバコをすっていた時代に、管についたたばこの「ヤニ」を掃除する職人さんがたくさんいたそうです。 それが、「羅宇屋」さん。 彼らはリヤカーをひいて、まちのあちこちを行商してまわっていたのだそうです。
現在も日本に数名ほどいらっしゃるという、「羅宇屋」さん。 今回、六本木で着物好きさんの集まりがあって、、羅宇屋さんもいらっしゃるということで行ってきました

これが煙管用の刻みタバコです。左が唯一の国産品、「小粋」 右はベルギー産の「宝船」

刻みタバコを煙管にこんもりと盛り、 ぎゅーぎゅーとつめて、火をつけて吸います。

こんなかんじです。2,3口吸うとそれで終わりです。

煙管と刻みタバコ入れ。 渋い

先ほどのタバコ入れをこんな風に帯にさして粋に
煙管はたくさんの種類があって、値段も千円からあるそうです。 耐久性ということを考えたら、三千円くらいのを選んだほうがよいかも、とのことでした。 煙管用品はネットでも購入できますが、東京だと銀座の老舗、「菊水」で購入できるそうです。
この日うかがったのは、六本木のバー、「デルソーレ」でした。 安くてくつろげるお店で、昼間はランチもありだそうです
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