東京国立近代美術館工芸館へいってきました。
近代美術館から千鳥ヶ淵方面へ歩いていくとあります。

休館日を貸し切って特別に公開、着物を着ることが条件の雑誌「美しいきもの」様の
イベントで 、ちょっと迷ったのですが、シマもようの紬を着て行きました。

当日は着物姿の女性が40人くらい来ていて、紬を着ていた人は
ざっと三分の一くらいもいました。 紬の率、高かったです。
冬だし、紬はあたたかいからっていうのでみんな選んだのかな?
それとも紬が流行だから?
ちょっとわかりませんが、街着として気軽に着られるのが紬、なのかも しれません。
いろいろな種類や柄の紬を素敵に着こなしていた方が多く、目の保養でした。
「美しいきもの」編集長は、初春らしいピンクのおきものを美しく着こなして
いらっしゃって、さすが!という感じでした。 
 
展示は「現代の人形展」で、学芸員の方が丁寧に説明をしてくれました。
戦前に、人形を芸術品として造形する創作人形の運動があったそうで、
竹下夢二の作品などもありました。戦禍を生き延びてきたのか
ぼろぼろであちこちにコゲみたいなのがみえる人形でした。

ひとくちに人形といっても 可愛らしい日本人形からシュールレアリズム
みたいなコワイたたずまいのとかいろいろあるのに驚きました目
休館日だからゆっくり拝観できてとってもよかったです。

館長のごあいさつ「これを機会にどうぞこの工芸館へもお越しくださいね」
とのことで、
竹橋駅から近い国立近代美術館へは行くこともあるけど、工芸館まで
足をのばす人はなかなか少ないみたいです。

帰りに地下鉄の中で、今、自分が着てるシマもようの着物とそっくり同じ
ブックカバーをかけた本を読んでいる同年代の女性がいてびっくり
「そのブックカバー、どこで買ったんですか?」って聞きたかったけど
結局、恥ずかしくて聞けませんでした。
 
 


なかなかこういう経験ってないですあせあせ(飛び散る汗) びっくりでした。