銀座のハーゲンダッツ・ラ・メゾンへ行ってきました。
白が基調のインテリアで、光がさんさんと差し込む清潔な感じのお店でした。

会場は地下1階のパーティスペース。





クッションにも「ハーゲンダッツ」のロゴが。かわいい!




フランスから来日したティーブレンダーのブリジットさんを
囲んで、デザートとフランス紅茶を楽しむというイベントです。
ブリジットさんは、ボルドー在住。
紅茶にいろいろなものをブレンドして新しい紅茶の味をつくる仕事を
20年以上しているベテラン、気さくなマダムでした。


「私たちの仕事は、作家や作曲家と同じで長い経験が必要なのです」
「お酒も飲みませんし、繊細な感覚と味覚が必要な仕事です」
「フランスでは20年くらい前から、日本の鉄瓶で紅茶を飲むことが
広がっているのですよ」

ということをハキハキしたきれいなフランス語で話し、
あっという間にまるでフランスのサロンにいるようなハイソな雰囲気に。


デザートがやってきました。
秋の新作、チョコアイスと大納言小豆、柿と栗のスープ仕立てです。




ひとくち食べて、同席の人と目があって、思わず言っちゃいました。
「美味しい~」
シェフの白井さんが創造力を駆使して、一カ月かけて制作したデザートだとか。
パリの三つ星レストラン、ルドワイヨンで修業、
アランデュカス東京でウデをふるっていたところ、スカウトされたそうです。


それにあわせた紅茶は、「旅する紅茶」という シナモン、カルダモン、
しょうが、レモンなどなどをブレンドしたスパイシーな紅茶。
ブリジットさんがブレンドしたアンシャンテ・ジャポンの紅茶です。

ハーゲンダッツアイスにスパイシーな紅茶?と思ったけど、
アイスで冷えた体もあったまるし、反対と思われる香りの使い方は
意外とマリアージュになりますよ、とブリジットさんが言っていて なんとなく納得。
そう言われてみると、味のハーモニーになってるような気が…。

さすが香水の国、フランス。
アイスと紅茶のマリアージュ、新しいです

アンシャンテの紅茶とティーポットです。とってもキュート!




南部鉄器のこのティーポットは、フランスでも大人気だそうです。


終了後、ブリジットさんがステキなネックレスをしていたから
素敵!とほめると、「今日のために買ったものなのよ~」と嬉しそう。


「そのネックレスの石をひとつ、私の着物の帯留めにしたらかわいいかも」
とジェスチャーで伝えると、
「あなた!それはいいアイデアよ」と言ってくれたから
「イヤこれは日本に昔からあるアイデアなんですよね~~」
と通訳さんに訳してもらって、また会えるといいですねーと笑って
お開きに。




ブリジットさん、素敵なマダムでした。