こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



毎日、身体まで溶けてしまいそうな暑さですね!








楽譜選び。



生徒の楽譜というより、自分のための楽譜選びです。



ピアノを専門に勉強するまでは、エディション(版)について深く考えたことがありませんでした。



でも、指導していただいた師匠達から、「この出版社の楽譜ではなく、○○版に変えて弾いてきて!」
などと言われるようになり、いろんな出版社の楽譜に目を通すうちに、少しこだわりを持つようになっていきました。



原典版が全てで、絶対的なもの。

原典版があれば大丈夫。

↑ そんなふうには思いません。



すぐれた校訂版、分析楽譜などもたくさんあります。



ピアノが上手く弾ければ、どこの出版社の楽譜でも美しく聴こえると思います。



ただ、世界に向けてCDを発売する…なんて事になると、原典版を持ち、自分なりに演奏の解釈をして弾かなければいけないでしょう。



私はピアニストではありませんが、まだ人前で演奏する機会があるので、やはり出版社にこだわります。



私は原典版(ヘンレ、ベーレンライター、ウィーン原典版など)と、校訂版(校訂者独自の指使いや、ペダル記号など書かれているもの)など、複数を所有していることが多いです。



もちろん、曲(曲集)によっては、原典版でなく、別の出版社のものしかない場合もあります。



また、著作権の切れた作曲家の楽譜は、いろんな出版社から発売されていて選ぶのに困る?場合もあります。



うまく弾ければいいんでしょう?



そうなんですが、こだわりを持って弾きたいです。







来月から参加する研究会で、演奏楽譜を購入しておいて下さい…と、指示されたのですが、輸入版の楽譜だったので、少し嫌な?予感がしました。

( ↑ いつものことなので驚きませんでしたが…。)



もちろん日本での出版はありません。
(1社独占です。)



ヤマハに電話で問い合わせたところ、在庫があったので良かったのですが、2冊にわかれている楽譜でした。



「一冊、おいくらですか?」


と、聞いたところ、「2冊とも、それぞれ3200円です。」 とのこと。



まだ、楽譜は見てないのですが、そんなに分厚い楽譜ではないみたいです。



ブージー&ホークス社。



イギリスの大手楽譜出版社です。



そこから出版されている楽譜らしいです。



2冊で6400円(税別)か〜!



サマーセールでいろいろ買ってしまったあとなので、痛い出費です(泣笑)



近々、買いに行ってきます。



買いたいな〜と思う楽譜があって、値段をみると9500円…などと、書いてあったりすると、「うわぁ〜、高い!」と思い、買うのにかなり勇気がいります(笑)



でも、高価な輸入版って、大切にしますね!



私は、どこの出版社のものでも楽譜は宝物のように大切にしますが…。



私の家に来る楽譜達は、幸せ者だな〜と思います(笑)



とても古いボロボロの楽譜も、透明のカバーフィルムなどを貼って補強してあります。



紙質の良くない楽譜などは最初から補強することもあります。



高額で手にはいりにくい楽譜を購入した時は、念のためコピーしてファイリングしたりすることもあります。



だいぶ前に購入した楽譜を開くと、弾いていた当時を思い出して懐かしい気持ちにもなります。

(買っただけで弾いてない楽譜もありますが^^; )






なんだか、意味不明のブログになってしまいました(笑)



結論 ↓


✴︎楽譜は大切にしましょう。


✴︎出版社にはこだわりましょう。
(間違った音が書かれている楽譜もたくさんあります。)


✴︎輸入楽譜は高価なので、必要な時に買いましょう。







↑ 今朝のあさがお。
(息子が育てています)








では、また明日[E:paper]