こんにちは。



金田音楽教室の金田です。




ピアノレッスンにミュージックデータを使って演奏する・・というのは珍しくない時代になりました。



もちろん使わないレッスンでもいいですので、お教室によって違います。



CDやDVDを見せる(聴かせる)というのも、ありますね。





i Pad(アイパッド)をレッスンに取り入れているお教室もあるようです。



音符の読み方学習ソフトや、音楽リズムゲームなどたくさんの種類があるそうです。



現代の子供達は、パソコンやスマートフォン、i Padなどに慣れています。



レッスンにも取り入れるべきなのか悩むところです。





ただ、



1回のレッスンが何分なのかということが重要になってきますね。



30分レッスンだったら無理だと思います。



45分でもどうでしょう?



1時間なら少し取り入れることは可能かもしれませんね。





でも、本当にピアノレッスンに必要なのか疑問なのです。



今はそういう時代だから・・・とか、まわりの先生が取り入れ始めたから・・という理由だけでは始められない気がします。



自分の教室はどういう方向性でレッスンをしているのか、ということを考えて進めないといけないですね。





時代の流れにのって、楽しむためのレッスン展開を主とし、その延長でピアノが上達すればよい・・・という教室はどんどん新しいものを取り入れてみるのも良いかと思います。



でも、演奏することを主とし、細かい演奏技術、表現方法などを指導することを目的としているならば、お遊び的なグッズはそれほど取り入れなくてもいいですね。



自分の教室はどんなカラーなのかを、改めて考えてみるのによい機会かもしれません。





私の教室は、残念ながら今のところi Padなどを取り入れる予定はありません。



生徒は喜ぶと思いますが、子供の性格上、それをやっている時間が長引いて、本来のピアノレッスンがおろそかになる可能性があるからです。



お楽しみ会や、グループレッスンなどで少し使ってみるというのは良いかもしれないと思って考えてはいるのですが、それを使う「目的」や「ねらい」を明確にしていないと、ただのお遊びで時間をつぶしただけになってしまいます。





あまり深く考えず、楽しそうだから使ってみよう・・・というのも悪くないのかもしれません。



私の場合は、とても慎重で「石橋をたたいても渡らない」ような性格なので、すぐに踏み切れません(笑)





新しい音楽(ピアノ)レッスンの形が、さまざまなところから発信されています。



情報量が多いことは嬉しいのですが、その中から自分に必要なものを選択するのは難しいかもしれません。




私の幼少期のレッスンでは考えられなかったことです。



うらやましいような、そうでないような・・複雑な気分です。



楽しいことは良いことですけど、ピアノがいっこうに上達しないのでは困りますから、バランスよいレッスンを展開したいですね。



では、また明日[E:paper]