こんにちは。
金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。
私はフランスの作曲家の曲が好きです。
特に、近現代の作曲家が好きです。
生誕順に並べてみると、、、
クロード・ドビュッシー(1862〜1918)
エリック・サティ(1866年〜1925)
モーリス・ラヴェル(1875〜1973)
ジャック・イベール(1890〜1962)
フランシス・プーランク(1899〜1963)
などです。
サティ、ドビュッシー、ラヴェル以降を「近現代」ということが多いのですが、それより前に誕生していても、はずせない作曲家がいます。
エマニュエル・シャブリエ(1841〜1894)
ガブリエル・フォーレ(1845〜1924)
このふたりも大好きな作曲家です。
エマニュエル・シャブリエの曲は特に好きなんです。
だいぶ前のことですが、初めてシャブリエの曲を聴いた時は、感動して鳥肌がたちました。(好みですから、退屈と思うかたもいると思いますが。)
「エスプリと言えば、シャブリエ」と言われているくらい、ドビュッシーやラヴェルに先がけてフランス音楽のために貢献したようです。
ほとんどの作曲家は、ピアノのソロ曲、連弾曲などがあって、どれも素敵な雰囲気です。
ピアノ以外の楽器の曲も充実しています。
特別にフランスに思い入れがあるとか、フランスに住んでいたとかではないのですが、上記の作曲家の曲を聴くと「フランスっぽい」と思うのです。
曲の感じも難易度も違いますが、私の好みなんです。
人を好きになるのに理由なんてない!…と言いますが、まさにその通り。(笑)
フォーレ、ラヴェル、ドビュッシー、サティは、CDや楽譜も簡単に入手できると思います。
シャブリエやプーランクもCDはたくさんありますが、楽譜が日本では全曲出版はしていないかもしれません。
ジャック・イベールにいたっては、CDも楽譜もほとんど輸入版が多いです。
難易度は初中級くらいで弾けるものから上級までさまざまです。
フランス音楽、印象派の絵画が好きなかたは、是非、その時代の音楽を聴いてみてください。
音楽と美術は密接な関係です。
さらに、文学や舞踊とも結び付いています。
そして、フランスの歴史や世界史を知り、その頃の日本は何をしていた時代?…と、日本史に興味が出てきます。
音楽から始まり、幅広く世界を知ることができます。
音楽なんて、何の役にも立たない…と言う人もいます。
でも、そんなことはありません。
いろいろな事に興味が出て勉強家になります。(笑)
私は、何故かフランス音楽が好きですが、もちろんショパンやリストなどロマン派の作曲家も大好きです。
でも、今、勉強し直して(弾いて)いるのは古典派の曲です。(笑)
どの時代の作曲家も好きで、嫌いな作曲家は多分いません。
その国によって曲に特徴があります。
好きな1曲を見つけて楽しみましょう。
具体的に各作曲家の代表曲などもご紹介したかったんですが、それはまた次回にします。

では、また明日[E:paper]