こんにちは。



金田音楽教室の金田です。




またまた、音楽関連のおすすめ本をご紹介します。



★セイモア・バーンスタイン『心で弾くピアノ』



練習の意味・テンポやリズム・聴くこと・演奏することなどについて、疑問をなげかけ、結論へと導いている本です。



最初は、本の題名と関係ないじゃない・・と思うかもしれませんが、読み進めるうちに納得すると思います。



★ジョルジュ・シャンドール『シャンドール・ピアノ教本』



現代ピアノの基礎技術について書かれている優れた本です。



身体のメカニズムについて詳しい説明があり、ピアノ演奏の基本動作から、練習、暗譜など、幅広い内容が書かれています。



★古屋晋一『ピアニストの脳を科学する』



ピアニストと、そうでない人の決定的な違いは「脳」にある。



さまざまな事例を脳の働きと照らし合わせて書いてあります。



大人になってからの練習はムダではない・・など、少し元気をもらえる内容もあり興味深いです。



★中丸美絵『嬉遊曲、鳴りやまず』



桐朋学園大学音楽学部の前身「こどものための音楽教室」を創立した、教育者であり指揮者でもある、斎藤秀雄氏の生涯を書いた本。



毎年、夏に開かれる「サイトウ・キネン・オーケストラ」は、斎藤氏の名前をとったものです。



音楽家を育てる、教えるということについて深く考えさせられた一冊です。



日本エッセイストクラブ賞受賞作です。(文庫にもなっているようです。)





どの本も、かなり文字数が多く、読みごたえがあります。



でも、何回読み返しても充実した内容の本です。



だいぶ前に出版された本もありますが、大きな書店だったら、まだ販売していると思います。



では、また明日[E:paper]