ピアノ教室 講師の金田陽子です。



「父の死 ②」の続きです。



音楽と関係ない暗い話題ですみません。



でも、この2ヶ月間、友人にも知人にも父のことを言えませんでした。



葬儀は家族葬でしたし、



友人から誘いを受けたり、出産のお知らせを受けたりしても、



父のことを話すのをためらってしまいました。



泣かずに話せる自信もなかったし、



状況を説明するのも面倒で、誰とも口をききたくなかった…というのが本音です。



新聞に載ったので、ご近所中に知れわたり、



お悔やみの言葉をいただいて、ありがたかったですが、



父は全く悪くない…と言わないと気が済まなくて、



そんなことも面倒でした。



交通事故に強い弁護士事務所を探しました。



3〜4件、問い合わせて親切な対応をしてくれるところを見つけました。



署名するもの、戸籍など そろえる書類がたくさんありましたが、



あとは弁護士の先生にお任せしています。



「死人に口なし」で、被害者(父)が悪く言われることのないよう、



進めてくださっています。



いろいろ調べたり、話を聞いたりしてわかったこと、



それは、「命の値段は安い」ということです。



示談交渉は民事ですが、刑事事件で加害者が裁かれるとき、



父が悪く言われたりすることは避けなければいけなせん。



「父の死 ④」に続きます。



では、また明日[E:paper]