こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。







ピアノ指導をしていると、いつも思うことがあります。



楽しく、のびのびとピアノを弾かせたい。

美しい音(きれいな音)を意識して欲しい。


ピアノを弾く喜びを感じて欲しい。



とても難しい事だと思います。



真面目過ぎるレッスンでは、伝わりにくい部分があります。



でも、楽しいだけのレッスンではテクニック指導がしにくい時があります。



大切なテクニックを、押し付けることなく理解してもらうことは難しいな〜と感じています。



すんなり受け入れてくれる生徒さんもいますが、生徒さんの性格もさまざま、感じ方もさまざまです。



正しい弾き方に抵抗を感じる生徒さんもいますので、そういう生徒さんには、10のうち1だけを実践できるよう指導しています。



少しずつ、様子を見ながら正しい弾き方に変えるようにしています。



時々、私が別の曲を弾いてあげたりすると、手の形や姿勢、音色の違いを理解してくれることがあります。



「ブルクミュラー」でも「エリーゼのために」でも「ソナチネ」でも何でも良いと思うのです。


ジブリの曲を弾くこともあります。



先生と私の音が違う…と感じることが出来た生徒さんは、どうしたらそのような音が出るのか指導しやすくなります。






私がピアノを習っていた幼少期に言われたことは、



「手の形は、まるくして指先でピアノを弾けるようにしましょう」



…のように言われ、理由は綺麗な音で弾けたり、早く指を動かして弾けたりするからだったような気がします。



でも、きれいな音 ってどんな音?…と思った記憶があります。



ピアノは、鍵盤にさわれば音が出るので、なかなかきれいな音 というのを意識しにくいと思います。



でも、早い時期からきれいな音を感じて欲しいと思って、日々指導しています。



ピアノの音だけじゃなく、ハーモニーの美しさも感じてほしいです。



きれいな音色を知らない生徒さんには、手の形などをなおしても、残念ながらきれいな音はならない気がします。



正しいフォームで弾いていれば、いずれは良い音が鳴ってくるとは思いますが、意識しているのと、していないのでは違いが大きいと思います。







楽しいレッスン の中で、必要な事を指導するのは難しいですが、生徒をよく見て美しい音を感じてもらえるようがんばりたいと思います。







↑ 友人から素敵なスリッパをいただきました。



手作りだそうです。



華やかなお花が綺麗で、サラッとした感触で履きやすいです。







↑ 近所のコスモス畑?では、白いコスモスが咲いていました。




夏が大好きな私ですが、今年はなぜかダラ〜っとしてしまいます。



ピアノ指導がなかったら、どうなっているか考えると恐ろしいです(笑)












まだ暑い日が続きますが、素敵な週末をお過ごし下さいね。



では、また明日[E:paper]