こんにちは。



金田音楽教室・ピアノ講師の金田です。




黒河好子先生の『ピアノを弾くからだ ~指のトレーニング編』(ヤマハ)を生徒に教えるために確認して(勉強して)います。





Photo



DVD付きでわかりやすいです。



自分でわかっているつもりでも、新たな発見があります。



からだの筋肉や関節の使い方、指の独立のために必要なことが書いてあります。




正しい指導を受けていれば、表現法は違っていても普段から実践している内容ですが、項目別にポイントが書いてあるのが、この本(楽譜)の良いところだと思います。




エチュードとしてではなく、トレーニングとして使うように・・・と書いてあります。





生徒に使うなら9歳くらいから使えます。





黒河先生はセミナーや研究会を全国で開いていて大変多忙な方です。





真摯にピアノに向き合い、ピアノに対する情熱をもっている先生のお姿に感動し、私も見習わなくてはと思います。





ただ、どこまで教えればよいか悩みます。





専門的にピアノを勉強したいという生徒はよいのですが、音符が読めるようになって簡単な曲がちょっと弾けるようになれば十分・・・という生徒もたくさんいますので・・・。





そのような生徒に、簡単なトレーニングであっても細かく教える必要があるか考えてしまいます。





必要最低限のことは指導します。




でも、上を目指せばきりがありません。






楽しい音楽遊びをレッスンに取り入れたほうが良いだろうと思う生徒もいます。





私が、生徒ひとりひとりに応じて、どこまで教えるか良く考えておく必要があるのかもしれません。





どこまで(どの段階まで)ピアノを教えるか。



この生徒はピアノに何を求めているのか。



私は何のためにピアノを教えてるのか。



この生徒の可能性は?





↑これは、いつも悩み、迷うことです。





この生徒は、何を望んでいるのか・・・ということを、ご父兄もまじえて話し合っておかなければいけませんね。





子供の可能性は無限であるかもしれませんが、練習時間、家庭環境、家族の協力、などで大きく変わるので、見極めも難しいと思います。






教本が進めば良いということではないと思うのですが、生徒のご父兄によっては、ソナチネが終わればそれで良い・・などと言う方もいます。




美しい音で表現豊かにピアノを弾く・・・ということを要求する方は少ないかもしれません。





それは、レッスンの中で自然に身につくよう指導するべきですね。





なかなか、こちらの要求したように弾いてくれない、トレーニングをしてくれない奔放な生徒もいますので、まだまだ指導のしかたが未熟なのだと反省しています。





コンクールや、ピィティナのステップ参加などの声がけも少々、緊張します。





「発表会だけでいいで~す!」・・と軽く言われたこともあります[E:sweat01]




1回経験すると、参加してよかったと言うかたがほとんどなのですが・・。





そうかと言って、入会の段階で生徒を選んで教える・・・というのも、音楽好きの子供を切り捨てることになるので避けたいのです。





少しずつ理解してもらうようがんばってみます。





ところで、これを購入しました。↓


Photo_2



ロリポップドラム。直径25センチ。(わりと大きいです)





これは先日、『こどものスケールとアルペジオ』のセミナーで、根津栄子先生が紹介してくれた太鼓です。(根津先生もお気に入りとのこと)





ペロペロキャンディーの絵が可愛いので生徒に大うけです。





リズム練習に使うこともありますが、叩くことによって手首の脱力の練習になるので、左右交互に叩かせています。




脱力してないと、音が全然違います。




直径15センチのものも購入しましたが、大きいほうが良いです。





あれこれと生徒に試している日々です[E:happy01]





では、また明日[E:paper]