こんにちは。
金田音楽教室の金田です。
昨日から、息子を連れて実家に遊びに来ています。
私の両親も孫(息子)の顔を見ることができて嬉しそうです。
楽しそうに祖父母と遊ぶ息子を見ながら、この子の将来に役立つような道筋をつけてあげなければいけないな・・と感じました。
子供のために良い事といえば、いろいろなところに連れていき、体験を通して何かを感じ取らせることも重要だと思います。
あとは、習い事などをさせて向いているものを見つけてあげることなども必要かもしれませんね。
習い事は、スポーツ系、ダンス系、音楽系、美術系、学習系など広範囲にわたっています。
音楽系は、私の指導分野です。
音符の読み方を教えて、リズムトレーニングをし、歌もうたって、有名な曲を数曲ピアノで弾けるようにする指導でよいのか・・と考えました。
答えは、ノーです。
それでは何かが足りないと思います。
ピアノを弾いて、楽しかったという思いを心に刻んであげることが大切なのではないでしょうか。
大人になってもその思いを忘れないように、楽しい時間を提供することが私達の役割のような気がします。
その気持ちがあれば、大人になっても音楽好きでいることができると思います。
指導者の雰囲気も大切ですね。
容姿の美しさや若さに関係なく、生徒がほっとするような、心やすらぐ雰囲気づくりも必要なことだと思います。
たまに、演奏は上手でも、雰囲気が暗く、こわそうで無愛想な先生をお見かけすることがあります。
笑顔は見せていても目が笑っていなくてコワイとか・・。
何か悪いことをしたときに注意して怒ったりすることは必要ですが、普段は明るくにこやかにして、先生=楽しいピアノ・・と思えるようにしてあげるのがよいのではないでしょうか?
私は、レッスンのときの洋服の色にも気を使います。
子供は、明るい色や女性らしいデザインの服が好きです。
もちろん例外として、ブラック系のシャープなデザインも好まれますが。
素晴らしいお手本となるような演奏技術は必要だと思いますが、指導者は、常に笑顔で優しく明るい雰囲気を出すべきだと私は思います。
無愛想な感じで、こわそう・・と思われるのは避けたいです。
どんなに素敵な演奏をして、かわいらしい教具を使っても先生に魅力がなければ楽しくありません。
生徒がどんなに上手になっても、表情のない演奏が移ってしまうかもしれません。
人間性というのは重要なことだと思うのです。
昔の音楽教育とは違うのです。
人みしりをする、話しかけてもあまり話さない、無愛想な先生・・というのは避けたいものです。
何の指導でも共通するのではないでしょうか。
締めるところでは、びしっと言って、良いときは思いっきりほめる。
愛情をそそいで指導する。
指導法の勉強や、演奏技術、設備などに気をとられて大切なことを忘れないようにしたいものです。
生徒は本当に心から楽しんでいるでしょうか?
先生は明るくはきはき笑顔で接しているでしょうか?
私は、そういうことについて深く考えるようになりました。
勉強会などで、成功している大先輩の先生方の態度を見て考えさせられました。
すぐれていてもひけらかすことなく、優しい表情、明るい口調、やわらかな物腰の素敵な先生方をたくさん見てきました。
無愛想な先生には、なぜか皆ついていきません。(当然ですが。)
私も、少しずつ先輩方の生き方を見習って、生徒から愛され、地域で必要とされる指導者をめざそうと思いました。
では、また明日[E:paper]