朝霞市のピアノ講師・金田陽子です。



ミュシャの描いた作品…世界初公開の「スラヴ叙事詩」を観に行って来ました。



ミュシャはチェコの画家です。





平日の朝1番をねらって行き、開館30分前に着いたのですが、ビックリ〜!!



もうすでに150人は並んでいました。



いきなり「50分待ち」で、、、、。



やっと入場して、音声データを聴きながら鑑賞しようと思ったら、



音声データを借りるところに スゴイ行列が…(泣)。



午後から仕事だったので、とりあえず絵を鑑賞しました。


民族の争い、領土の争い、独立をめぐる争い、宗教の争い。



観ていて 胸が苦しくなりました。



予想はしていましたが、少し重い題材の絵でした。






↑ 中央左寄りの壇上で説教をしている人物は、チェコの宗教改革派 ヤン・フス。(見にくい画像ですみません。)


異端とされ、後に火あぶりの刑に処せられました。


たしか「世界の3大 火あぶりにされた人」の1人です。(ちょっと表現が変ですが、苦笑。)




↑ チェコ語に翻訳された聖書を読む人々です。(絵の題名は別の名前です。)




↑ ひとつ前の写真を拡大したものですが、左下で老人の横にいる青年は、若き日のミュシャです。

この写真は館内でスマホ撮影したものです。


写真OK の場所があったのです。





↑ 最後の絵は「スラヴ賛歌」

スラヴ民族の独立と自由を表した 希望の1枚です。



明るさがあり、「救われたような気持ち」になりました。



↓ ここ数年、音楽でハンガリーの歴史について調べているのですが、その資料の一部(地図)です。

(ハンガリーには、リストやバルトークなどの音楽家がいます。)

(チェコには、スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェク、フィビヒなどの音楽家がいます。)



↑ 1918年までのプラハ(チェコ)


ポーランドもこの頃は独立していません。





↑ 2000年のチェコ



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フランスでの「アールヌーヴォー」の作品も素敵なものばかりでした。



ミュージアムショップで何か買いたかったのですが、品物も見れないほどの混雑で、レジに並ぶ行列もすごくてあきらめました(泣。)


もっと余裕をもって行けば良かった…と後悔しながら帰宅しました。





↑ ミュシャ展の図録(書籍)も販売されていますが、書店でこの本を購入しました。


絵がたくさん載っていて良いです(価格も安価です。)



アールヌーヴォーの作品が多いですが、もちろん「スラヴ叙事詩」も載っています。



ミュシャ展の図録は 解説文が多いので、お勉強したい人には良いですが、絵を楽しみたい人は別の本が良いと思います。



もう1度、観に行きたいですが、6/5が最終日です。(無理だな〜…。)



心に響く良い美術展でした。



おまけ…私が持っているミュシャの傘






では、 また明日[E:paper]