こんにちは。
金田音楽教室の金田です。
知り合いのピアニストがつぶやいた言葉。↓
「自分の限界を破りたい。こんなの全然思ってた自分じゃない。
もっとたくさん弾きたい!たくさん聴いてもらいたい。
学生たちと比べたら時間的にも体力的にも見た目にもハンデだらけ
だけど、まだまだやることをやりきっていないと思うから、やらなきゃね。
今こそ。もっとうまくなりたい~~!!」
このかたは、CDもDVDも発売しているし、有名なコンサートホールでリサイタルもしています。都内の有名音大でピアノも教えているし、楽曲についての講演会、セミナーなども多数行っています。
地方にいるかと思うと、また都内にもどり後進の指導。そして、リサイタルの練習。本当に忙しいかたです。私は彼のピアノがとても好きです。
素晴らしい超絶技巧を披露してくれる若手ピアニストでもありますが、気さくな一面もありどこへ言っても人気があるようです。
レパートリーもすごい数です。
それなのに、まだまだ弾くことを望んでいて、限界を破りたいと言っています。
私は、かなり感動しました。
そして、あらためて尊敬~。
私なんて、彼の足元にも及ばない・・・どころか、一緒に並ぶ価値もないほどのレベル。
彼はこれからもっと大きく成長してさらに有名なピアニストになるでしょう。
私は、彼に追いつくことはないと思う。
でも、私も限界をこえた~い!
まだ弾きたい。まだ聴いてもらいたい。
まだやりたいことがたくさんあるから、前進します!
そういう気持ちがないと上達なんてしないのかも。
だいたい、うまくなりたい・・・と思っていても上達しないのだから・・。
私は、まだこれからです。
体力ないけど、やれるだけやってみます!
ピアニストのKさんの言葉に力をもらった一日でした。
今日は、結構ピアノを弾きました。
少し楽曲にたいする感じ方が違っていて、弾きやすかったです。
この感じを忘れずに行きたいです。
今日は、「古典派」・・・・ベートーヴェンソナタを中心に弾きました。
↑『バッハの装飾音』 ウォルター エマリ著 東川清一訳 (音楽之友社)
これを読みました。
すごーい古い本です。
ずいぶん前に買ったのですが、その時、すでに古かった・・・[E:coldsweats01]
もう、完全に絶版になっています。
だって、読みにくい本ですもの~。
でも、書籍としてはこの本が一番良いみたいですよ。
古いピアニストですが、田村宏(たむら・ひろし)さんが自身の書物の中で、「数あるバッハ装飾音の解説本の中で、この本が一番良い」と書いていました。
田村宏さんは、元東京芸大の教授であり、ピアニストとしても活躍し、ピアノ教則本シリーズ(ツェルニー、ブルグミュラー、ソナチネなど)のCDも出されている有名なかたです。
まだご存命かもしれませんし、お亡くなりになったかもしれませんが、よくわからず申し訳ありません。
めずらしく難しい本を読んで、古典派の曲を弾いたり、室内楽の楽譜に目を通したりと、ちょっとやる気になった一日でした。
自分が決めなければ、限界はない・・・と思います。
では、また明日[E:paper]