こんにちは。



金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



今日、8月15日は終戦記念日です。



戦争を知らない私達は、せめて書籍や映画などからでも戦争体験談を知る必要があると思います。




いろいろな思いをこめて、戦争関係のおすすめ本を紹介します。






↑ ①『月光の夏』毛利恒之 著(講談社文庫)


2人の特攻隊の若者の人生を、戦後生き残った一人が語っています。



「ピアノ」と「ベートーヴェンソナタ・月光」が出てきます。



特攻隊の若者の一人が出撃前に弾いた曲です。



その時のピアノは今も保存されているらしいです。



私は以前、DVDも見ました。





↑ ②『知覧からの手紙』水口 文乃 著(新潮文庫)



知覧は、特攻隊の出撃基地のあった地名です。



陸軍航空兵を志願した少尉が、婚約者に送った手紙の数々です。







↑ ③『長崎の鐘』永井 隆 著(アルパ文庫)



自らも被爆した医師(著者)の目から見た原爆の様子が書かれています。







↑ ④『広島第二県女 ニ年西組』関 千枝子 著(ちくま文庫)



原爆当日に下痢のために欠席し、ひとりだけ死をまぬがれた著者が40年後に級友の遺族や関係者をたずねて知り得たことを書いたもの。







↑ ⑤『黒い雨』井伏鱒二 著(新潮文庫)



原爆によって、一般庶民がどんな生活を送ったかが描かれています。



投下直後のパニックの様子や、被爆による結婚差別、原爆症のことなどがつづられています。









↑ ⑥『ガラスのうさぎ』高木 敏子 著(フォア文庫)



東京大空襲で、母と二人の妹を失った12才の少女時代をかいたノンフィクション。



小学校高学年〜中学生向きです。



私は中1の時に映画?かTV?を見て、少しショックを受けたような記憶があります。






↑ ⑦『今日われ生きてあり』神坂 次郎 著(新潮文庫)



特攻少年兵達の美しくも切ない手紙や日記が書かれていて、涙なしでは読めないかもしれません。



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どの本も切なさや悲しさ、悔しさや無念さなど、いろいろな思いがつづられてています。



でも、現代の私達が忘れている純粋さや美しさなども感じることができると思います。



すでにご存知の本もあると思いますが、繰り返してよむ価値はあると思います。



『ひめゆりの塔』『永遠の0(ゼロ)』なども良いと思いましたが、さすがに皆さんが知っていると思ったので割愛しました。







今の私の気持ちは、お腹すいた〜!です(笑)



戦時中の空腹感に比べれば、たいしたことはないのでしょうね!




では、また明日[E:paper]