こんにちは。
金田音楽教室の金田です。
ヤマハ銀座店で、根津栄子(ねづ・えいこ)先生の「こどものスケール・アルペジオ」のセミナーがありました。
説明をしていただいて詳しい使い方がわかりました。
根津先生自身もお手本となるスケールやアルペジオを弾いてくださいました。
脱力のしかたや、手首の使い方、全調スケールの弾く順番なども教えてくださり、普段のレッスンのDVDも見せていただきました。
素晴らしく上手な生徒さんの演奏も聴きましたが、あまり練習をしてこない生徒さんのスケールやアルペジオの指導風景も見ました。
根津先生は必ず、自ら弾いてお手本を見せます。
生徒が良くできたら、思いっきりほめます。
テクニック重視のレッスンですが、決して固くつまらないレッスンではありません。
レッスングッズなども可愛らしいものが多く、それらを使って楽しく生徒を誘導して、遊び感覚で高度なことをおぼえさせています。
素晴らしいと思いました。
根津先生の指導のしかたは、私が目指すものと似ていると思いました。
私は、まだ足元にもおよびません。
でも、将来は根津先生のような指導ができるようがんばりたいです。
それには、
私がもっと、ピアノをたくさん弾いて、生徒を引っ張っていかなければいけません。
この教本は、全調スケールやアルペジオも簡単に弾けるように、順序を変えてあります。
これは、バスティンメソッドにもとづいたものだそうです。
バスティン教本は、私はわりと好きですが、種類が多いのと、生徒が好むかどうかということがポイントとなってきます。
生徒が楽しんで弾けるように指導するのが、私達の役目だと思うのですが、全員が好むとは限りません。
それを良く見極め、適切な教本を選び、早いうちからスケールやアルペジオに親しめるようにしたいと思いました。
スケールとアルペジオは、大切な基本練習ですが、ハノンでスケールとアルペジオを練習したかたの半分くらいは、苦痛を感じたと思います。
私は苦痛でした[E:sweat01]
楽しいと思って弾いた記憶があまりありません。
でも、根津先生は「笑顔で弾けるスケール・アルペジオ」にしましょう・・・とアドバイスしていました。
この教本は、それが可能だと思います。
子供用の教本ですが、大人が練習するのにも良いと思いました。
私も、帰宅して全調スケールとアルペジオを弾きました。
↑ 『こどものスケール・アルペジオ』 根津栄子/著 音楽之友社
久しぶりに手ごたえのあるセミナーでした。
根津先生のファンになりました[E:happy01]
では、また明日[E:paper]