こんにちは。
金田音楽教室の金田です。
スペイン音楽好きのかた、スペイン音楽はあまり聴いた(弾いた)ことがないかた、・・・好みはさまざまですね。
情熱的、民族的、フラメンコ・・・・などの言葉が出てくることが多いかもしれませんね。
スペインといっても南(アンダルシア)と北(バルセロナ)では、人の気質も違うようですし、音楽の曲調も違うようです。
↑ スペイン音楽のスペシャリスト、上原由記音(うえはら・ゆきね)さんの演奏CDが付いた『スペインピアノ曲集』カワイ出版。
ブルクミュラー25~チェルニー30番レベルで弾ける曲を上原先生が選んでくださっている曲集です。
CDを聴いて、スペイン音楽の雰囲気をつかみながら先へ進むのも良いと思います。
↑ オレンジの表紙(左)は、アルベニス『スペイン Op165、スペインの歌Op232』。
パープルの表紙(右)は、グラナドス『ピアノ作品集』。スペイン民謡による6つの小品やスペイン舞曲集などの曲なはいっています。
スペインの歴史的背景や曲の成り立ち、演奏のポイントなども知りたくなったら、
↑ 『粋と情熱 スペイン・ピアノ作品への招待』上原由記音/著
この本は、本当にスペインについて、曲について詳しく書かれているので素晴らしいと思っています。
子供のための曲集についてまで書いてあります。
大好きな本です。
(残念ながら絶版になっているかもしれませんが。)
↑ フェデリコ・モンポウの曲集。
左側は、『内なる印象』、右側は『歌と踊り』です。
21世紀のピアノの詩人・・・と呼ばれることもあるそうです。
楽譜の記譜法が変わっています。
おすすめのエディションは、サラベールかウニオン・ムシカルです。
上の写真は、ウニオン・ムシカルの楽譜です。
曲も好みがあると思いますが、私は大好きです。
今年はモンポウ生誕120年。
CDもいろいろ発売されています。
ピアニストの上原由記音さんのCDはおすすめです。(上原先生のHPから購入できたような気がします。)
ピアニストの熊本マリさんもモンポウの演奏がお得意です。CDも出しています。
スペインを代表するピアニスト、アリシア・デ・ラローチャさんは、スペイン曲はほとんど録音していると思います。アルベニスもグラナドスも素晴らしい演奏です。
気になるものがあったら、是非一度聴いて(弾いて)みてくださいね。
では、また明日[E:paper]