こんにちは。
金田音楽教室の金田です。
2年前からはじめたリトミック指導の勉強。
今年度は10ヶ月で200時間の勉強をしました。
友人達との自主練習などを含めると230時間くらいは勉強したと思います。
この時間数は、かなりハードなものでした。
体調不良を訴える人も多かったし。
息子にリトミックを指導してくださってるベテラン先生は、「これでやっと基盤ができて、リトミックの形が見えたか見えないか、という感じね!」とおっしゃっていました。
私の今までやってきたピアノ指導に関する勉強のことを思うと、リトミックについても先生のおっしゃることは、確かにうなづけます。
学生時代からピアノを教えていましたが、ピアノ指導に関する勉強、研究をどれだけしたことか・・・・。
ヤマハの楽譜売り場にあるピアノ楽譜には全て目を通し、指導書を何冊も読み、セミナーは片っぱしから参加していました。
音大の図書館や、ヤマハの資料室などで楽譜や書籍もかなり読み、CDなどの音源での研究もしました。
悩みながらも生徒にピアノ指導をし、うまくいかないことや不明な点は先輩に聞いたり、自分で研究したり・・。
そんな中でヤマハの講師採用試験を受験し、そこでの指導研修や講師会があり、組織の中での指導法の違いも知りました。
講師演奏や同僚の先生方とのお付き合いなども、別の意味で勉強になりました。
自分の演奏技術向上に加え、発表会で生徒に弾かせるアンサンブルの編曲や、ソロ曲のアレンジなども勉強しました。
独立しても以前と変わらない生活です。
教材の研究や、セミナーや勉強会への参加など続いています。
もう何十年続いていることか・・[E:sweat01]
ピアノ指導に関して、なんとなく自分の指導形式が見えてきたのは指導を始めて5年目くらいだったような気がします。
でも、それからも形を変えて、生徒が楽しく上達する指導法を考えながら今日まできています。
これで、完璧などと思ったことは一度もありません。
他の先生方もそうだと思います。
私からみて、お手本になるような素晴らしい指導をなさる先生方も、日々研究していらっしゃいます。
そんなことを考えると、リトミックを200時間程度勉強したくらいでは、「初歩の初歩」だと思ってしまいます。
すごい努力をして、精一杯がんばったから、できるようになったと思うのは残念ながら思い違いです。
さらにあと1年勉強して、計400時間勉強しても知識を蓄積しただけです。
こんなことを書くと、「自分に厳しすぎるから、そんなことを言うんだね!」と思う人もいるでしょう。
私は確かに、自分に厳しいところがあります。
でも、私が書いていることは現実だと思います。
仲間と力を合わせて、苦しんで努力して試験などに向かってがんばり達成できると、「自分はよくできるようになった」・・と錯覚してしまうことがあります。
赤信号、みんなで渡ればコワくない・・みたいな。(たとえが変だけど・・。)
仲間とひとつのことに向かってがんばっていると陥りやすい現象です。
最初の頃よりは確かに成長しているでしょう。
でも実際に、個人で行動しようとすると、あれもわからない、これもわからない・・ということが出てきます。
そこからが、本当の意味のスタートだと思います。
実践(指導)の場に出ながら勉強し、いろいろ研究しながら成長していく。
私も含め、皆さんがそこまでいけると良いなと思います。
私の専門はピアノ指導です。
リトミック指導に関しては初心者です。
片手間でリトミック指導をしようという気持ちはありません。
どういう比重でレッスンするべきか思案中です。
指導してくださってる先生方に相談しないといけないことかもしれません。
秋からリトミック教室を開設予定ですが、調査などがまた済んでいないので間に合うかどうか・・・。
まぁ、あわてず、じっくりと始めましょう。
教室のカラーや指導方針が具体化していないし。
即興演奏のレッスンも受けたほうがよいかも・・。
年間カリキュラムももう一度見直して考えてみなければいけないし。
実は、場所も候補はあがっているけど決定していないのです[E:sweat01]
やることがいっぱ~い!!
楽しみだけど。
最初は失敗もいっぱいするんだろうな~。
引き続きピアノ指導の研究と同時に進めます。
みなさん、応援してくださいね!
では、また明日[E:paper]