こんにちは。
金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。
セミナージプシー。
↑ あれこれ勉強しなければとか、これは良いセミナーかもしれない…などと思い、セミナーを渡り歩く(受け続ける)ことの例えです。
私も3年前は、セミナージプシーでした。
挙げ句の果てに、仕事の疲労とセミナージプシー生活で、倒れて救急搬送されました。
いつも、勉強したことはためになっているし無駄だと思ったものはない!
と、思っていました。
でも最近、自問自答しています。
無駄になってないかもしれないけど、役に立っているの?実践しているの?…と。

コンサートに行ったり、
音楽以外の芸術にふれたり、
旅行に行ったり、
遊びに行ったり、
美味しいものを食べたりして
余暇を楽しむことを大切にするほうが、感性が磨かれるような気がします。
セミナーも重要なものだけに参加するのが良いですね!

1番困るのが、人からのお誘いを受けたときです。
セミナー主催者から、お誘いを受けると嬉しい反面、困惑します。
親しい人からのお誘いほど、断わりにくいです。
でも、
必要のないセミナーだったら断わる勇気も必要です。
それで、その人との縁が切れてしまうようだったら、所詮、その程度の間柄だったということです。
流行に流されず、必要なものだけ選ぶようにしています。
ファッションの話のように聞こえますが、音楽のことです。(笑)
もう、私のピアノ指導のスタイルはだいたい決まっています。
時代とともに指導法も変わってきていますが、新教材は私に必要と思うものだけ取り入れます。
昔からある教本でも、素晴らしいものがたくさんあります。
新しいものを取り入れるのは、ほんの少しで十分です。
あっちへこっちへと、ふらふら、グラグラ揺れていては指導法(スタイル)が定着しません。
新しいことを取り入れるのは悪いことではありませんが、
生徒さんがピアノを好きになり、長くピアノを弾いてくれるようになってもらうことが大切なのです。
まわりには、才能ある素敵な指導者の方々がたくさんいますが、
あの先生のやり方を真似してみよう、参考にしてみよう
ではなく、独自のやり方を定着させるべきです。
音大を卒業したばかりの新米先生は「まねる」ところから入っていくのが良いかもしれませんが…。
自分自身のしっかりした「軸」を持ちましょう。
模索中であちらこちらに目が行くのは、指導者になってからの数年であって欲しいものです。
これは、ピアノ指導だけのことではありません。
他の職業にも言えることです。

実践に活かせるものを勉強したいですね!
よく考えて、がんばりましょう。
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では、また明日[E:paper]