埼玉県朝霞市のピアノ教室 講師・金田陽子です。
ピアノ講師、子育て、家事をこなすのに四苦八苦しながら過ごしていた8月のある日、
ピアノの体験レッスン希望のお問合せがありました。
現在、空いているレッスン枠が少ないので、それをお知らせしてから体験レッスンに来ていただきました。
5歳(幼稚園 年中)の かわいい女の子で、
こちらの用意した体験の課題を 反応良くこなしていく賢いお子さんでした。
恥ずかしがり屋のようで、口数は少なめでしたが、笑顔のかわいい子。
いつも、お子さんの体験レッスン(20〜30分)のあと、お母様とお話する時間を30分とっています。
お話を聞いてみると、すでに3件の体験レッスンをしていて、私の教室が4件目とのこと。
お母様が、私に言った言葉を聞いて 胸が痛くなりました。↓
「最初に体験に行った教室の先生からは、ヤマハのグループレッスンから始めたほうがいいんじゃない? と言われました。」
「ド の場所もわからないんだから、まだ始めるのは早いんじゃない? とも言われました。」
3軒の教室の体験をして、あまり良いことを言われなかったので、悩んでしまったとのこと。
どこの教室だ〜!? そんな変な事を言ったのは???
と、思うのと同時に腹が立ちました。
年中(4〜5歳)の子にピアノを教えないで、いったい誰にピアノを教えてるの〜??(辛口でごめんなさい。)
体験に来たかたは、礼儀正しく、お子さんも理解力があり、素敵な親子でした。
年中(4〜5歳)のお子さんにピアノを教えるのは、簡単ではありません。
できる事、できない事があり、個人差も大きいです。
でも、吸収する勢いが大きく、センスの良さが出てくる時期でもあります。
もう定員いっぱいに近い状況なので、生徒募集は少しの間、辞めようと思っていましたが、
体験に来た○○さんには、「とても賢いお子さんですから、個人レッスンで問題ありません。」
と言いました。(もう この親子に不快な思いをさせたり、不安を感じさせてはいけない…と強く思いました。)
↑ 私が不安にさせたわけではありませんが…。
体験レッスンが終わって、帰りぎわに、口数の少ない○○ちゃんが、
「先生、また来るね、バイバイ…。」と言って、にっこりして手を振ってくれた時は嬉しくて泣きそうになりました。
入会が決まり、9月下旬からレッスンに来る予定です。
たかが(?)習い事ですが、それが人生を変えるほど大きなモノになることもあります。
楽しいだけじゃなく、確かなものが身につくよう指導していこうと思います。
金田音楽教室のHPは こちら です。
では、また明日[E:paper]