こんにちは。


金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



先日、ギロック協会・東京支部例会に行って勉強してきました。


ここ最近は、ギロック・オールザウェイとバッハを勉強しています。


勉強する内容は支部によって異なるのですが、必ず全員が演奏する…ということは同じです。


ギロックの曲は短めのものが多いですし、難曲もないので楽しく弾けます。


演奏とアナリーゼはしますが、生前のギロックをご存知のかたもいらっしゃるので、裏話なども聞けます。


連弾曲もあるので楽しく勉強しています。


東京支部は、新入会のかたがなぜか少ないのです。


私は知り合いがいませんでしたが、問い合わせて3年ほど前に入会しました。


それ以来、新しいかたの入会がありません。
(たいした募集もしていないのですが。)


他の支部の先生に相談すると、場所が悪いのでは?と言われたりします。


東京都練馬区にある山野楽器・ひばりヶ丘店をお借りして例会をしています。


駅前で便利なのですが、ひばりヶ丘駅が少し埼玉県寄りなので、通いにくいのかもしれません。


私が一番若く(笑)他の先生方はベテランぞろいです。


支部代表のN先生はギロック協会理事で、音大の特別講師として招かれたり、CDも出している優秀なかたです。


バッハを全員で順番に弾くと、N先生の音だけ違うのです。


他の先生も素晴らしい演奏ですよ。


でもN先生の音は、えっ?…って思うくらい違います。


まろやかな落ち着いた音。


私の出したい音なんですが、残念ながら今の私には出せない音です。


毎回、近くでじーっと見ています(笑)


私と何が違うんだろうと思って…。


今さら…って笑われそうですが、こういう音を出したい、というのがより具体的になってきたので、奏法を少し変えています。


まだ、うまくいかないのですが…。


何人かの先生に聞いたり、姿勢や打鍵について少し見ていただいたりしています。


どの先生も、私の腕の長さ・手の大きさ・体型にあった弾き方がある…と、言うことは同じです。


あと少し、という感じです。


話がそれてしまいました[E:coldsweats01]


東京支部に新入会がないのは、課題にバッハがあるから、という説もあります(笑)


バッハはちょっと…というかたは意外に多いので。


早くメンバーを増やさないと高齢化で解散になりそうなので、これから入会募集に力を入れようと思います。


ギロックを通じて全国の先生方と知り合えて、とても楽しいです。


大規模な協会ではありませんが、優秀な先生がたくさんいます。


私はついていくだけで精一杯ですが、暖かく見守ってくださいます。


これからもがんばります[E:happy01]





↑ バッハはずっとヘンレ版だっのですが、以前チェンバロの先生に「バッハは全部ベーレンライターに変えて!」と言われ、ギロック例会に得意気?になって持って行ったら、半数以上の先生方はベーレンライター版を使っていました(笑)


言われた私は「ヘンレで充分じゃないの?」と、かなり衝撃的でした。


空を飛ぶ一万円札が頭に浮かびました(笑)



バッハは、アナリーゼ本(楽譜)も参考にしますし、何冊も持っている先生が多いですね。


インヴェンションとシンフォニアは、全音の市田版もわりと信頼できるようですし。


バッハのアナリーゼ本については以前、ブログに書きましたので、ご興味のある方はご覧下さい。


生徒がよく弾くインヴェンションやシンフォニアの楽譜は、私も何種類か持っていてかなり深く読み込んでいます。


何年かたつと私の中の解釈が変わって、演奏も変わることがありますが、それで良いそうです。


でもバッハは楽譜を全部変えて!…と言われたときはギョッとししました[E:coldsweats01]


はい、と返事はしましたがチェンバロで使う時に買い換えますから…と心の中で言っていました。


パイプオルガンやチェンバロの演奏家や指導者のかたは少々、浮世離れしていることがあり、こちらがびっくりすることを言うときがあります。


そういうかた、わりと好きなのですが…。


インヴェンションとシンフォニアの楽譜とパルティータの楽譜は買い換えました[E:coldsweats01]


イタリア協奏曲とフランス組曲もベーレンライターに変えましたよ(笑泣)


楽譜、もっとお安くなって欲しいです。


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↑ 息子が作ってくれた、アイロンビーズ。


♪(八分音符)を見て息子が、「これって、ティだよね?」と質問してきました。


息子が学んだリトミックでは、八分音符を「ティ」と発音します。


小学校の音楽の教科書では「タ」と発音するので、それについて説明はしましたが、うまく順応するのでしょうか。


子どもは柔軟なので抵抗なくできるような気がします。


がんばれ、息子!










今週はロシアン奏法を主としている先生のお話を聞いてきます。


来週は黒河メソッドの黒河好子先生から助言を受けます。


奏法について、いろいろ聞くと混乱するのはわかっているのですが、良い所や必要な所は参考にして実践し、悩んでも自分の出したい音に近づくなら、それも良いかなと思っています。


今日もまとまりのない話になってしまいました。



では、また明日[E:paper]