金田音楽教室のピアノ講師・金田陽子です。



時代が変われば、人も変わる。



当然、私達指導者も柔軟に対応し、変わっていこうと努力しています。



ピアノの常識〜 今と昔〜

変わった…ことがいけないわけではありません。(念のため。)


〈その1〉
昔は、レッスンに素足(裸足)で来る生徒さんはいませんでした。


今は、生徒さんだけでなく、保護者様までクロックス(サンダル)に素足…というかたがいらっしゃいます。


最近は、教室によっては『教室の決まり』の中に「くつ下を着用して来て下さい」と書いてあることもあるそうです。


私の教室は、必要に応じて直接お願いする場合があります。



〈その2〉
昔は、病気で休んでも「振り替えレッスンをして欲しい」なんて言う人はいませんでした。


今は、振り替えレッスンが当たり前…と思っているかたが多くなりました。



〈その3〉
昔は、お中元・お歳暮をくださるかたが多かったです。


昔は、発表会やコンクールのあとは、レッスン料(お月謝)とは別に「謝礼」「お花代」などをくださるかたが多かったです。


今は、ほとんど無くなりました。(小さなプレゼントなどはいただくことがあります。)



〈その4〉
昔は、体験レッスンがあっても、複数の体験レッスンを受けてから入会を決めるかたはいませんでした。


今は、「体験レッスンのハシゴ⁈」は当たり前になりました。



〈その5〉
昔は 、ピアノを用意してから習うかたが多かったです。


今は、ピアノがないのにピアノを習おうとするかたがいらっしゃいます。



〈その6〉
昔は、連絡は電話でした。


今は、メールやラインになりました。



〈その7〉
昔は、ピアノは人気の習い事として上位を占めていました。


今は、たくさんの習い事のひとつで、特に重要視されていません。






昔と状況が変わっても、私達が指導することはかわりません。


今のほうが、わかりやすくて、良い指導をしていると思います。



レッスンのマナー・常識というより「靴をそろえてあがり、あいさつをキチンとする」など、


日常生活の常識・マナーは指導しています。


でも、押し付けがましいのも失礼なので、最低限のことだけにしています。





今の生徒さんはいろいろな意味で恵まれていると思うのですが、



恵まれ過ぎていて「習い事の重み」に気づかない生徒さんもいるのが残念です。



素敵な生徒さんもたくさんいますので、これからも頑張って指導しようと思います。



生徒さんの変化はここ何十年のことですので、



私が幼い頃に習っていた時代とはさらに違います(汗[E:#x1F4A6])



では、また明日[E:paper]