『遠くから見ると青い春』10話② | よこりんノート

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大好きな韓ドラや日々の出来事を、ノートに書きとめるように始めたブログです。

皆さん、アンニョ~ン^^
 
 
毎朝8時はテレQの
韓ドラを見ているのですが…
 
今朝はトッケビの最終回で
涙で化粧ができなかったえーん
 
何度も観てるのに
やっぱり泣いちゃいますね(;'∀')
 
 
明日からは
世界で一番可愛い私の娘
が始まります!
 
このドラマ見たかったの~照れ
 
明日から新たな楽しみができました音譜
 
 
…ということで、あらすじデスにやり
 
今回もあちこちカットハサミしてます
ご了承下さいm(__)m
 
 
注意ネタバレご注意下さいネ注意
 
 
それでは、すたーとっ馬馬馬
 
 
 
 
 
 
 
 
   

 

 

 
その夜
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眠ろうとしているスヒョンを
ジュンが起こした
面談してほしい…と
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面談費は?と尋ねるスヒョンに
ジュンはワインとグラスを見せた
 
そのワインは100万W以上じゃないよな?
と警戒するスヒョンに
99万9千Wかな?と、笑うジュン
 
 
ジュンはワインをグラスに注ぐと
スヒョンのお父さんの話を
聞かせてほしいと頼んだ
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英雄だった、うちの父さんは
家族を守れなかった英雄
 
全ての人にとっては良い人で
家族にとってはそうじゃなかった
 
父さんは多くの尊敬を受けたが
俺が受けたのは貧しさだった
 
父の事をそう話すスヒョンに
違う…と、首を横に振るジュン
スヒョンのように強くいられることが
簡単な事か?と
それはお父さんに似たんだ
明らかに
…と
 
 
そうなのかな?
俺は一人で強くいることは
大丈夫なんだと思う
 
弟がしたい事を
全部させてやれない事が…
それが辛い
 
お前のお父さんは?
と、スヒョンは尋ねた
 
僕の父さんは…
家庭内暴力者だ

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ジュンのその言葉を聞いて

スヒョンは驚き、そして

先日ジュンが膝を抱えて

泣いていた事を思い出した

 

 

辛かっただろうな…
と言うスヒョンに
 
僕じゃなくて兄さんの方が
ずっと辛かったはずだ
そうとも知らず
自分だけが不当に扱われていると
思っていたと言うジュン
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僕はどうすれば?
と、涙を流すジュンに
スヒョンは掛ける言葉が
見つからなかった
 
 
 
  
   

 

 

 
 
ある晴れた日
大学内を歩いていたジュンワンは
弟の姿を見かけた
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恋人のソビンと手を繋ぎ
楽しそうに話しながら
歩いている弟のジュン
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二人の明るい笑い声が聞こえてくる
 
ジュンワンの表情がフッと優しくなった
 
 
 
   

 

 

 
ある番号からの着信に
表情が曇るソビン
 
すると突然
どうしたんだ!?と
チャンギが飛び出して来た
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お母さんからの電話みたいだ
…と言うソビン
 
電話に出なかったのか?
と、尋ねるチャンギに
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私がどうして!?
私の電話に出なかったのは誰よ!?
どうして私が出なきゃいけないの!?
と、声を荒げるソビン
 
腹が立つんだろ?
腹が立つってことは
気持ちがあるってことだよ
ヨ・ジュンも怒ってるぞ!
と、向こうを見るチャンギ
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ソビンがそちらに目をやると
ジュンが怒った顔で
ソビンとチャンギを見ていたw
 
私、行くわね!
と、ジュンの所へ行くソビン
 
ジュンと手を繋いで去って行くソビンを見て
チャンギはため息をつき…
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俺も腹が立つ!
と、憎々し気に呟いた
 
 
  
   

 

 

ジュンの話を聞きたいと言ったのに
自分の話はできていなかった
…と、ソビンは母の話を始めた
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8歳の時、両親が離婚して
お母さんが出て行ったの
 
今日、電話があったんだけど
見てすぐに分かったの
お母さんの電話番号だって
 
お母さんにも事情があったのよね
でも聞きたくないの
 
そうでもして、私が傷付いた分を
取り戻したいみたいだわ
 
私って、ひどいわよね?
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僕たちは親を許すことも
理解することもできないから
 
もうその思いを手離して
僕たちで幸せになろう
 
そう言って、ソビンの手を握るジュン
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僕は君と付き合って幸せだから
母さんが違って見えた
哀れに見えたんだ
 
僕には君がいるのに
母さんにはそんな存在もないんだ
悲しくて寂しいだろうな…って
 
 
完璧な姿でお母さんの前に現れたかった
だけど、私はいつも足りていなかった
…と言うソビン
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バカだな
キム・ソビンはもう完璧だよ!
君がどれだけ完璧なのかを
君だけが知らない
ジュンの言葉に照れくさそうに
微笑むソビンに…
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ジュンは優しくキスをした
 
 
  

 

   

 

 

 

牛肉の前で固まるスヒョンwww
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スヒョンのために
特別ゲストを準備した…と
大きなステーキ肉を見せるジュン
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それはいくらなんだ!?と
怯えるスヒョンwww
 
これは少し前に買った物だし
気にすることは無い…と言って
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トリュフの半額くらいだよ
と、肉を鉄板の上に置いた
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それを見て
ああ、15万W…
と、呆然とするスヒョンだったゲラゲラ
 
 
  
   

 

 

再び母から電話があった
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今度は電話に出たソビン
 
 
ソビンは何度もためらいながら
待ち合わせの店のドアを開けた
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もう会う余裕ができたみたいね
じゃあ、また辛くなったら…
また連絡を絶つのね
と、母に言うソビン
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そんなことはない
してあげられることが無くて
申し訳なくて会えなかった
でも、会いたくて連絡した…と、母
 
 
お母さんが私を捨てたのでなく
どうしようもない選択だったのは分かる
 
間違いはお父さんにあったことも
傷付いたのはお母さんだったのも
 
だけどひと月に一度…
お母さんの電話だけを待っていた
私の事を考えてそうしたの?
 
私がお母さんについて行かなかったから
お母さんが私を憎んでたらどうしよう?
 
だから、私を永遠に忘れてしまったら
どうすればいいの?
 
私が毎日毎日
どれほど胸を不安でいっぱいに
していたか
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ごめんね、ソビン
お母さんはあなたを連れに
行こうとしたのよ!
だけど…
そう言いかけた母の言葉を
ソビンは遮った
 
私がごめんなさい!
私はお母さんよりも
私のことが大切みたいだわ
 
毎晩お母さんに会いたくて
息を殺して泣いていた私に
すごく申し訳なくて…
お母さんの手を取れそうにないの
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そっと母の手を離すと
ソビンは去って行った
 
 
 
  
   

 

 

 
お母さんとちゃんと会えた?
と、尋ねるジュンに
 
いいえと答えるソビン
簡単にいかないわ…と
 
クールに全て忘れて
お母さんと和解しようとしたけど
実際会ってみるとダメだった
 
本当は会えてすごく嬉しかったけど
色んな感情が沸いて来てしまった…と
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ソビンをそっと抱きしめ
よくできました
と、言うジュン

 

ソビンにそう言ってもらった時
辛い気持ちが消えたから
真似てみた…と
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心の傷ははそんなにすぐに
消えることは無いんだから
あまり慌てないで
 
僕がゆっくり癒してあげるから
傷が自然に癒えるまで待とうよ
 
そう言うとジュンは
もう一度ソビンを抱きしめた
 
 
  
   

 

 

ジュンとソビンが歩いていると
一人の男が行く手を塞いだ
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それはジュン父の運転手だった
 
学祭でジュンが殴られている
あの動画を見た父が
ジュンを監視させていたのだ
 
父の指示でジュンを迎えに来た
と言う運転手
 
一度は拒んだジュンだが
ご存知でしょう?社長の性格を…

そう言われるとため息をつき

ちょっと家に行って来るよ

と、繋いでいたソビンの手を離した

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二人のその様子に
何もないよね?
と、ソビンは不安そうな顔をした
 
 
  
   

 

 

 
ジュンワンは電話をかけていた
何度も呼び出し音を鳴らしているが
相手がなかなか出ないようだ
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それでもジュンワンの表情は
とても嬉しそうだった
 
 
教授、ご気分が良い日みたいですね?
と、ソビンが声をかけた
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約束があるからだと言うジュンワンに
どなたなのか気になります…と微笑む
 
 
結局、相手が出ないまま
電話を切ったジュンワン
どうして出ないんだ?
と、呟く
 
そして、ソビンに尋ねた
ジュンに連絡が取れますか?
以前なら私の電話に出ないことも
ありましたが、
もうちゃんと出るようになったのに
出ないので
…と
 
ああ、ジュンと約束されてたんですね
ジュンは家に行きましたよ
 
急だったから
教授に連絡できなかったようですね
お父さんに会いに行ったみたいでした
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ソビンのその言葉に
ジュンが父さんに!?
誰かが迎えに来たのですか!?
と、顔色が変わるジュンワン
 
父の迎えが来たと聞くと
慌てて部屋を飛び出して行った
 
 
  
   

 

 

 
車のスピードを上げながら
ジュンワンは思い出していた
あの日の事を
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よく聞けよ!
また一度でもジュンに手を上げたら
みんな殺してやる!!
 
僕がやると言えばやるって
知ってるよね!?
 
あなたがやれという事は
全部するから、
僕にしたことを…ジュンにはするな!
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あなたがしたことは
全部ここにある!!
 
あなたにとって息子は僕、
ヨ・ジュン一人だ!死ぬまで!!
 
ジュンには今日から
家族なんてものはない!
 
 
ジュンが息子でないなら
手を出さないと思ったのか…
 
あの時のジュンワンは
ジュンから家族を取り上げる事で
 
歳の離れた幼い弟を
たった一人の愛しい弟を
父の暴力から守ろうとしたのだった
 
 
  
   
 
 
 
その頃、ジュンは
緊張しながら父の前に立っていた
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お前は何をやってるんだ?
と、恐ろしい目でジュンを睨む父
 
問題を起こさず
静かにしていろと言っただろう?
 
兄さんと同じ学校なんだから
気をつけろと言っただろう?
 
兄には迷惑をかけていないし
他人のフリをしていると言うジュンに
父はあの動画を見せた
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お前の言葉を聞いた私の間違いだ
ジュンワンだけでなく
私の顔にも泥を塗るつもりか?
 
ジュンワンがあんなに良い大学を断って
お前の学校に行ったのも全て,
お前のせいだろう!?
 
お前は生まれるべきじゃなかった!
 
家に戻って来い
 
父の命令に
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嫌です
また家に戻るなんて嫌です!
と、反抗するジュン
 
 
ジュンの言葉に
嫌ですだと!?
こっちに来い!
と、怒りを露にする父
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恐怖に震えながら
父の後をついて行くジュンを…
父はその髪を掴んで
書斎に引きずり込んだ
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ドアの閉まる音が
静まりかえった家の中に
響き渡った…
 
 
 
  
   
 
 
 
字数制限かかりそうなので
今回はこれで…
 
 
今日も最後までお付き合い頂いて
ありがとうございましたニコニコ
 
*画像お借りしました
 

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