









寮に帰る途中…


ジュンは悩んでいた
髪に触れたソビンの事が
頭から離れないのだ
ボラ…
僕、頭を剃ってしまおうか?
髪の毛に何の罪があるのかって?
ボラと会話するジュンwww
ふと、パク教授の言葉が浮かんだ
心よりコントロールできないのが体だ
髪の毛だってそうだ…と呟く
その時、スヒョンからメールが届いた
『明日、発表が終わったら話そう』
ジュンは返信しなかった


課題発表が始まった
ソビンたちのチームは
スヒョンが代表してプレゼンを行った
ジュンの資料のおかげもあって
なかなかの出来栄えだった
発表が終わり
スヒョン・ソビン・ジュンの三人に
Aを付けるパク教授
そして、他の三人はどうしたのか?と
ここぞとばかりにジョンホたちは言った
自分たちはメンバーとしての
責任をちゃんと果たしたのに
スヒョンの独断的判断で外された…と
チームを追い出されてそれで終わりか?
と、尋ねるパク教授に
自分たちだけで取り組んだと言うジョンホ
では、その成果を証明しろと言われ
ジョンホはソビンにある質問をした
それはソビンたちの発表の
弱点をつく質問だった
実は、ソビンたちの研究内容を
ヘジの仲間が盗み見していたのだ
スクリーンの前に一人立たされ
大勢の視線を一身に受け
ソビンは眩暈を起こしそうになったが…
もう今までのソビンではなかった!
ジュンと目を合わせて頷くと
緊張しながらではあったが
ジョンホの質問にスラスラと答えた
ジョンホたちが盗み見たのは
ソビンが考えた予想質問だった
ソビンが作った質問なのだから
当然、解答も考えていて…
ジョンホの質問にソビンが
答えられないはずはなかったのだ
私が作った質問だけを見て
答えはご覧になってなかったようですね
もう少し頑張って勉強したなら
誰でもこれくらいは分かったはずです
ソビンの最後の一言でジョンホたちは
他生徒たちの嘲笑を受け、大恥をかき
課題の点数も得ることができなかった
このシーンはホントに痛快でした!!
しかし…ソビンは危機管理がなってないわ(;'∀')

何かをやり遂げるってこんな気分なのね!
と、満面の笑みのソビン
そんなソビンを嬉しそうに見つめるジュン
イエーイ!!!
と、二人でハイタッチ
すると突然…
スヒョンが二人の手を取った
驚くジュンとソビンと…
少し照れくさそうなスヒョン
スヒョンとソビンの
後姿を見つめながら…
ジュンは嬉しそうに微笑んだ
初めて、僕にも友だちができた!

学食でミジュは自分の目を疑った
コンビニで助けてもらって以来ずっと
探していたあの男がそこいたのだ!
取りあえず、私を覚えてはいるようだ…
あんなに探していたのに
こんな近くにいたなんて♪
嬉しくてたまらないミジュだったが…
ミジュは見てしまった
やっと電話に出てくれたのが嬉しくて
スヒョンに飛びつくヨンランの姿を
親しげに話す二人を
スヒョンの笑顔を…
そして、気づいた
あの男がヨンランの『棘』なのだ…と

その頃、ジュンとソビンは
二人で打ち上げをしていた
ソビンはかなり酔っぱらっているようだ
自分の子供の頃の話はしたから
今度はジュンの番だ…と言うソビン
まあ、今と似たようなものかな
それ以上、話そうとしないジュン
人気があってお金持ちで?
君は…自分の話をあまりしないのね
と、ソビン
そして、ジュンに
「ソビンヌナ~♡」
と、呼べと言うwww
本当にヌナって呼んだら
そうしたら終わりだ!
と、断固拒否するジュン
黙っているジュンを見て
君ってたまに…
笑わない時、目が悲しそうだわ
何となく、私がそう思うだけ
私、聞くのがすごく上手なんだけどな…
君も私を利用してね
と、ソビンはそう言った
ジュンの髪に葉っぱが付いていた
葉っぱを取ってふざけるソビン
いい加減にしろよ…
と、歩き出すジュン
慌てて追いかけるソビン

おぼつかない足取りで
歩いていたソビンが
突然、振り返って言った
ジュン…
今じゃなきゃ言えない気がして
あの時代の私と
和解させてくれありがとう
君のおかげだよ
ソビンの言葉に
僕って優しい人みたいだ
違うのに…と呟くジュン
フラフラしているソビンを
送ると言うジュンだが
一人で散歩するのが好きだから
一人で歩いて帰ると言うソビン
じゃあ、それぞれ離れて
歩いて帰ろう
ジュンはそう言うと
ソビンの少し後ろを歩き始めた
しばらく歩くとジュンは立ち止まり
ソビンの後姿を見つめていた
ジュンが立ち止った事に気付いたソビンは
前を向いたまま後ろに下がり始めた
一歩ずつ、一歩ずつ
そして…
ぶつかって来たソビンを支えるジュン
驚いて離れるソビンにまた
いい加減にしろよ!
と言った
ジュンのその言葉に
何で私にずっと
「いい加減にしろ」って言うの!?
と、怒るソビン
いい加減にしろよ、可愛くするの
いい加減にやめろよ!
と、怒鳴るジュン
ギャーーーッ(;''∀'')
ジュンに一歩近づき
いい加減にしなかったら何なのよ!?
どうするつもりなのよ?
と、挑戦的な態度をとるソビン
避けなきゃな…先輩を
キム・ソビンには会わない
先輩とずっと会いたいから
そうするんだ
帰ろう…と、歩き始めるジュン
ハッキリ言ってくれない?
と、呼び止めるソビン
どういう意味なの?
いい加減にしろって
君が避けるって言ったこと
私に会わないって言ったこと
それって一体どういうことなの?
先輩を好きになりそうで怖いんだ
だから、いい加減にしてほしい
ギャーーーーッ(;''∀'')
じゃあ、君がいい加減にしなよ
私は勝手にするから
耐えることができる?
僕は傷付けてしまうよ
そう言うとジュンは
ソビンを引き寄せた
覚悟してよ、先輩!
一度始めたら止まらないから!!
ギャーーーーーッ((((;゚Д゚)))))))

あ、あかん!
何回観ても恥ずかしすぎる(;´д`)
最初に視聴した時は
のたうち回ってしまったわ(;'∀')



