パク・ジフンくんの表情が
すーっごく良いです







その日、今までろくに
顔も合わせていなかった同級生が
突然、スヒョンに声をかけてきた
アルバイトしないか?と
それはとても条件の良いバイトだった
面接を受け、採用が決まったけれど…
実はヨンランが知り合いに頼んで
準備したバイトだった
面接官の一言でスヒョンはすぐ
その事実に気付いてしまった
結局、そのバイトを断り
道路工事のバイトをしていたスヒョン
そこにヨンランがやって来た
彼女はとても怒っていた
本当に良いバイトだったのに
どうして断ったの!?と
こんなに良いバイトをどうして
あいつが持ちかけて来たのか
よく考えてみたら…
あいつは1年の時、君に付きまとっていた
君は俺のせいであいつに借りができた
ヨンラン、俺は申し訳ないのはイヤだ
その後かかってきた
翌日、ソビンは学校を休んだ
校内でスヒョンを見かけたジュンは
スヒョンを呼び止めた
今日の服装の色合いが
何だかカップルみたいだ
先輩が僕のマネしたの?…と
速攻でシャツを脱ぐスヒョンwww
先輩に対しても誰に対しても
いつもヘラヘラ笑ってふざけている
(ように見える)ジュンが気に食わない
と言うスヒョン
先輩も本当は僕を好きで笑いたいのに
我慢してるみたいだ…と、ジュン

世の中にはお前を嫌いな人もいる
と、呆れるスヒョン
その言葉に頷き
いるでしょうね
でも、先輩は違います
と微笑むジュンだった
そして、
ご飯を奢って下さい
先輩は僕から奢られるのイヤだろうから
先輩が僕に奢って下さい!
と、しつこくつきまとったw
その日、スヒョンの弟グヒョンは
大学で兄と待ち合わせていた
いつの間にか金髪になってる(;'∀')
グヒョンは偶然見かけたミジュに
見惚れて転んでしまう
そして…
転んだのを誤魔化すため
腕立て伏せを始めるwwww
そんなグヒョンを見て
周りにいたデザイン科の生徒たちが
フィッティングモデルをしない?
そうすれば毎週一回ミジュに会えるわよ
…と、はやし立てた
迷惑そうにしていたミジュだったが
グヒョンを見つけてやって来たスヒョンを見て
顔色が変わった(スヒョンのこと好きだから)
グヒョンがからかわれていると思ったスヒョン
デザイン科の女子たちを言い負かし、
弟の首根っこを掴んで去って行く
スヒョンに連れられたグヒョンに挨拶するジュン
すぐジュンに懐くグヒョン
一緒にランチすることになった三人
しかも、スヒョンの奢りで(;'∀')
この頭は何だ!?と、呆れながらも
優しくグヒョンの頭を撫で、
自分のおかずを弟に分けるスヒョン
仲睦まじい兄弟の姿を
寂しそうに見つめながらジュンは
かつらをむしり取った
あの時の母を思い出していた
弟の身だしなみなど
別れる瞬間までずっと気に掛け、
世話を焼いていたスヒョン
それはいつもの人を寄せ付けない
無表情のスヒョンとは全く違う
温かく優しい姿だった
先輩は弟に対して愛情深いと言うジュンに
兄弟はいないのか?と尋ねるスヒョン
一人っ子だと答えるジュン
そして、また電話して良いですか?と
するな!と即答するスヒョンだったが
先輩が先にするかも知れないですよ
と、ジュンは言った
その日のグループ研究の時、
リーダーのソビンが休んでいたので
代わりにスヒョンが話し合いを
進めていたが…
当然の事を言っているのだけれど
どうしても人を見下しているように
思えてしまうスヒョンの言葉や態度に
メンバーたちは怒って帰ってしまう
先輩たちの顔色を伺って
少し迷ったジュンだったが
結局その場に残った
課題はソビンと自分でちゃんとやる
お前は一年生だし関わらなくて良い
期待もしていない…と言うスヒョン
どうして僕ができないって
先に判断するんですか?
上手くできるかも知れないじゃないですか
ミジングループのマーケティング調査?は
僕がやります!僕を一度信じて下さい
ジュンのその言葉にスヒョンは
俺は信じて失望する趣味はないから
無理するな
…と言って去って行った
『お父さん、ジュンです
忙しいのに連絡してすみません…』
父に電話をかけて話す内容を
ノートに書き出し…
ダメだ!長すぎる!!と、
何度も何度も書き直す
お父さんに電話をかけるだけで
言葉を考え悩むジュンが可哀そうすぎる( ノД`)
やっとの思いでかけた電話
秘書が話を聞いていると
ジュン父がやって来た
息子さんが会社のIDを尋ねている…
との秘書の言葉に「教えてやれ」と
嬉しそうに顔をほころばせる父
許可が出たと秘書から伝え聞き
「ほんとですか!?」と
喜ぶジュンだったが…
上の息子ではなく下の方だと聞くと
一瞬で父の顔は厳しくなった
父はジュンワンが論文を書くために
連絡してきたと思っていたのだ
泣きそうな顔で電話を切ると
ジュンはメモを破って握りしめた
バイトの合間に帰宅したスヒョンは
グヒョンが封筒に入ったお金を
持っていたことを不審に思う
ジュンの時計を売ったお金だと言う
その時計は、ランチをしたあの日…
スヒョンが席を外している時
時計を羨ましそうに見ていたグヒョンに
ジュンがあげた物だった
あんなに高そうな時計だったのに
封筒には10万Wしか入っていなかった
それは、グヒョンが考試院の部屋代を
支払った残りだったのだ
ジュンを呼び出して謝るスヒョン
欲しそうだったからあげただけ
また買うから良いんだと言うジュン
今すぐは返せないけど返す
お前が電話することになるって
言ってたのはこれだったのか?
お前の思った通りになったな
俺が先に電話して謝ることになった
お前が望むことは何だ?
そんなこと思ってなかった
先輩が最後まで気づかない事もあるしょ?
お金はいりません
僕はお金は必要じゃないんです
…優しく(愛情深く)して下さい
ジュンの言葉に
スヒョンは大きくため息をついた
お前がこんなふうに遠回しにしたり
お金を使わなくても
純粋にお前が好きで
愛情深く接してくれる人はいないのか?
はい…
いません、一人も
ジュンの言葉にスヒョンは何も言えなかった
可哀そうでしょ?
そんなふうに見ないで下さい
先輩がお金が必要なのと
僕が愛情が必要なのと
何が違うんですか?
先輩もお金を稼ぐために何でもするでしょ?
僕も僕が望むことのために
やりたいようにやっているだけなのに…
わかった、お前の勝ちだ
言う通りにする
諦めたようにスヒョンが言った
電話に出て下さい
帰ります…
去って行くその姿が見えなくなるまで
スヒョンはジュンを見つめていた
*画像お借りしました