ナビレラ-それでも蝶は舞う-最終話③ | よこりんノート

よこりんノート

大好きな韓ドラや日々の出来事を、ノートに書きとめるように始めたブログです。

皆さん、アンニョ~ン^^
 
いよいよ最後です!
 
状況描写が難しくて
かなり時間かかってしまたけど
 
久々のガッツリあらすじ
頑張って書き上げたので
読んで頂けると嬉しいですお願い
 
 
 
 
注意ネタバレご注意下さいネ注意
 
 
 
それでは、すたーとっ馬馬馬
 
 
 
 
 
バレエ * バレエ * バレエ * バレエ * バレエ
 
 
 
 
チェロクが韓国を離れる日が来た
image
父と共に空港に着くと
見慣れた顔ぶれが待っていた
image
彼らの中にドクチュルを見つけ
ハラボジ!?と、驚くチェロク
 
君が行くのをどうしても見なきゃ
って言うから一緒に来たのよ
ウノが言った
image
チェロクからドクチュルを紹介された父
どうやって感謝の言葉を
述べればよいのか…
息子の側にいて下さって
本当にありがとうございました
と、感謝の気持ちを伝える
 
いいえ、
チェロクが私の側にいてくれたんです
私の方がもっと感謝しています
と、微笑むドクチュル
image
チェロク!
必要な物は全部持ったな?
向こうで病気にならないで
ケガもしないように!
口に合わないからって
ご飯を抜いたりするんじゃないぞ
わかったな?
最後の最後まで
口うるさいマネージャー
シム・ドクチュルwww
 
ハラボジも病気にならないでね
と、苦笑いのチェロク
image
ここからは一人で行く…と
皆に挨拶をして去って行く
image
遠ざかるチェロクを見つめ
手を振るドクチュルたち
 
 
でも…
少し歩くと振り向くチェロク
image

チェロク見つめるドクチュル

image
その姿が見えなくなる瞬間
チェロクはもう一度振り向いた

 

 

 

 
 
エスカレーターを降りて
歩き始めるとすぐ
チェロク!と、息を切らして
ドクチュルが追いかけて来た
image
チェロクに追いつくと
その手を握り
うちのチェロクを忘れちゃいけない!
image
そう言とドクチュルは
チェロクを優しく抱きしめた
image
まるでチェロクを記憶するように
 
よし…
さあ、早く行きなさい
遅くなった
チェロクから離れると
ドクチュルが言った
image
い、行くよ…
涙がこみ上げてくる
 
 
次に会った時も
「うちのチェロク!」
そう呼んでくれるだろうか?
 
今のドクチュルには
きっと…
もう会えないだろう
 
 
チェロクはトボトボと歩き出した
image
そして何度も振り返る
image
そんなチェロクを急かす様に
ドクチュルは、行け!と手を払う
image
溢れる涙を拭い
最後にもう一度だけ
振り向くと…
image
手を上げるドクチュルが見えた
そして…
 
チェロクはもう振り返らなかった
 
 
 
 
バレエバレエバレエ
 
 
 
image
― 3年後 ―
 
門扉が開いているのを見て
またどこかに行ったわね!
と、呟くヘナム
 
 
その頃ドクチュルは
郵便配達をしていた
image
手紙が来ました~!と
ポストに手紙を入れる
 
その手紙には
ドクチュルが病気であることと
連絡先の電話番号が書いてあった
 
 
もう何度もこんなふうに
ドクチュルは郵便配達を
しているようだった
image
慣れた手つきでGPSを使い、
ドクチュルを発見するヘナム
 
帰りましょう!と手を引いても
ヘナムが誰だか分からないドクチュル
だけど…
image
家にアイスクリームがあるわよ
と、ヘナムが言うと
意外と簡単に家に帰ったゲラゲラ
 
 
 
大人しくアイスを食べるドクチュルに
ヘナムが話しかける
image
ソンサンアボジ、チェロクが来るわよ
誰だか分かる?
 
ドクチュルはアイスに夢中
何も答えない
かまわずヘナムは話し続ける
 
私がチェロクに言っておいたわ
「あなたを覚えてなくても
寂しがらないでね」って
 
だけど、チェロクが平気だって
自分がハラボジを覚えてるから
関係ないって
 
とっても可愛いわよね?
けなげで…
image
雪はいつ降る?
ドクチュルは窓の外に目をやった
 
ヘナムの言葉は全く
耳に入っていないようだ
 
 
 
バレエバレエバレエ
 
 
 
いつもひっそりとしていた
スンジュのスタジオは
image
今は団員であふれていた
 
 
そして、また一人
入団を希望する者が…
image
昔は開脚もターンもできたと
豪語しているが…ちょっと疑わしい真顔
 
それでも受け入れると言うスンジュ
ここで夫婦でバレエ団を一緒に
運営するなんて思わなかった
だけど、楽しい…と
 
そんな夫に呆れながらも
チェロクとあのおじいさんのおかげね
と、微笑むソリ
image
整形外科でドクチュルと会ったが
覚えていなかった
…と、寂しそうなスンジュ
もう見られないからなのか
おじいさんの『白鳥の湖』を
たまに思い出すんだ
 
私も…と、
夫の言葉に同意するソリ
私が見た中で一番ステキな
白鳥だったわ
 
 
 
バレエバレエバレエ
 
 
 
ラジオ局…
トラブルに的確に迅速に
対応しているウノ
もうすっかり頼れる先輩だDASH!
image
ソンサン妻は相談センター長として
たくさんの部下を従えている
 
夫からグループトークが入った
・今日チェロクが来るってわかってるな?
・夜7時までに本家へ
・遅刻禁止!不参加禁止!
・何でお前たち返信が無いんだ?
 
3年経ってもせっかちで
長男気質な所は変わらないw
 
 
 
 
HK ウルブズ ソウル
image
野球チーム?でチーム長として
働いているソンサン
image
棚にはドクチュルから貰った
青いグローブ
 
グループトークに返信が入った
・一貫してるわね、シム・ソンサンさん
わかりました(エラン)
 
・同感です 早めに行くよ(ソングァン)
 
・母さんの隣の家に引っ越したのに
遅れると?(ソンスク)
 
・後で会いましょう、兄さん!(ソンスク夫)
image
少し遅れて入ったウノからの
「はい!」の返信を見て
満足気に頷くソンサンだった
 
 
 
 
image
オ・チュンシクは病院の入り口に
チェロクの帰国公演ポスターを貼っていた
公演日は2024年11月30日になってます♪
image
チェロクの主治医として有名になった
…と、自分で言っているw
 

 
 
セジョンとホボムは一緒にサッカーをしていた
image
どうやらチームメイトのようだ
二人とも夢に向かって邁進中!
ホボムの明るい笑顔にホッとする照れ
image
あいつが帰国する記事を見た
…と、ホボム
 
電話があった…と、セジョン
 
その記事は、どうやらチェロクを
ベタ褒めしていたようだ
 
別人みたいだ…と呟くセジョンを見て
ホボムは少し微笑んだ
 
あのヤサグレてた時のホボムとは大違い!
立ち直ってくれてホンとに良かったお願い
 
 
そのベタ褒め記事を
冷蔵庫のドアに貼る父
image
韓国が生んだバレエスター
イ・チェロクが帰国
 
バレリーノ イ・チェロク
学生からスターバレリーノまで
 
入団1年で首席ダンサーに
image

華々しい息子の活躍に

思わず笑みがこぼれる

 

父はまたサッカーを教えているようだ

 

お母さんのメモもまだ貼ってあって嬉しい照れ

 

 
 
 
image
雪はいつ降るんだ?
ドクチュルが呟く
 
すると、程なく
白い影がフワリと舞った
image
雪が降ってきた!
ドクチュルは
嬉しそうに眼を細めた
 
記憶を無くしても
雪が降るとワクワクする
 
 
ソファーから立ち上がり
家の外へ出たドクチュル
image
雪が降る街を歩いた
何かに引き寄せられるように…
 
 
警報音が鳴っている
image
ドクチュルは
踏切の前で足を止めた
 
ドクチュルが電車に轢かれやしないかとハラハラしたガーン
 
 
電車が近づき、
大きな音をたてて通り過ぎて行く
image
踏切の向こうに誰かが立っている
さっきまで誰もいなかったのに
 
背の高い青年が
ドクチュルを見つめている
image
チェロクだ!
image
ゆっくりと遮断棒が上がる
image

ボンヤリとしていたドクチュルの瞳が

チェロクの姿を捉えた

image
ハラボジ!
僕、来ましたよ!
チェロクがゆっくりと
舞うように腕を上げる
image
胸に手を当て、一礼
image
すると、ドクチュルが言った
高く舞ったか?
image
涙を堪え、チェロクが頷く
 
 
嬉しそうに微笑むと
ドクチュルもまた腕を上げた
ゆっくりと舞うように…
image
そして、優雅に一礼
 
ハラボジの体が全部覚えてる
どこにも行かず
ハラボジの中にあるから
 
家族のことも
幸せな思い出も
何もかも忘れてしまっても
 
バレエのことは
チェロクのことは
ドクチュルの体が覚えていた
全てドクチュルの中に残っていた
image
チェロクが微笑む
そして…
image
ドクチュルの瞳から
涙が一粒こぼれ落ちた
image
雪が降っている
静かに静かに…
 
 
 
バレエバレエバレエ
 
 
 
ビデオにこっそり
メッセージを残すドクチュル
image
ドクチュル
後で記憶を全部失くしても
これだけは、本当に、
忘れなければいいんだが…
 
シム・ドクチュル、お前が
バレエをする人だったことを
夢があったことを…
忘れるな!
分かったな?
image
チェロクが呼ぶ声に
指ハートを残して去って行く
image
今でも遅くありません
七十のドクチュルがそうだったように
あなたにもできます!
 
 
 
 
バレエ * バレエ * バレエ * バレエ * バレエ
 
 
 
 
優しくて切なくて温かい
心に残る素敵なドラマでした照れ
 
感想は文句なしの
★★★★★満点デス合格
 
 
最初はハラボジが活躍する
スポ根系かと思ってたけど、
認知症を扱うドラマだったとはびっくり
 
身近な家族にも知り合いにも
認知症の経験がないよこりん
 
認知症がどんなものなのか?
全く分からない
 
現実ではドクチュルのように
こぞって自分たちが面倒をみる!
なんて言ってくれる家族は
なかなかないですよねショボーン
 
自分だったらどうするだろう?
 
ずっとそんなことを
考えながら観ていました
 
 
ドラマとしては12話と短めだったけど
その分、中身がギュッと詰まって
簡潔にまとまっていましたグッ
 
 
登場人物たちの3年後は
サラッと描かれていました
 
それでも、彼らがどんなふうに
今を生きているのかよく分かったし
 
登場はなくてもメールの内容だけで
ソンスク夫婦が実家の隣に引っ越し、
ヘナムと一緒にドクチュルの
面倒をみているんだな~って
想像できる描写がホンとに
ぐっぐっぐ~グッグッグッ
 
 

 

ラストのドクチュルは

チェロクを見たから

条件反射的にお辞儀をして
ああ言ったのか?
 
それともチェロクを
ちゃんと認識していたのか?
 
それは分からないけど…
 
たとえ一瞬だったとしても
あの瞬間は
ドクチュルの記憶は戻っていた!
 
そう思うよこりんでしたお願い
 
 
 
 
 
すごくすごく長くなりましたが
ナビレラのあらすじに
今日までお付き合い頂いて
ありがとうございましたニコニコ
 
 
*画像お借りしました
 
 
 
 

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
にほんブログ村