皆さん、アンニョ~ン^^
前回のブログで
皆さんからたくさんの
優しくて温かいお言葉を頂き
本当に本当に
ありがとうございました
おかげさまで
体調もすっかり良くなり
体重もバッチリ戻りました

辛くて苦しい時に
たくさん優しくしてもらったように
誰かが辛くて苦しんでいる時
たくさん優しくできるようになりたい
そんなふうに思いました

感謝の気持ちを忘れず
また頑張ろうと思います

Thank you so, so much !
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友人の葬儀にやって来たドクチュル
馴染みの仲間達と故人を偲ぶが…
会う度に減っていく顔ぶれ
仕事を引退し、することといえば
孫のオムツをかえるか
自分がオムツをかえてもらうか?
そんな話をしながら、ふと
友だちが亡くなったのに
どうして涙が出ないのか?
と、不思議に思う友人
「歳を取ると別れにも慣れてくるからさ」
そう言って微笑むドクチュルの
その言葉にハッとして…
そして、言葉を無くす仲間たち
葬儀の帰り道
聴こえて来たバレエ音楽に
足が止まるドクチュル
音楽に引き寄せられ
目にしたものは…
蝶の様に舞う青年の姿だった
ドクチュルの三人の子供たちは
もう立派な大人になっていて
皆が集まって70歳を祝ってくれる
それぞれ問題はありそうなものの
自分達の人生を生きている
自分も妻も健康で
働かなくても生活できる
元気なうちに奥さんと旅行でもして
のんびり暮せと皆が言う
だけど…
あの日の青年の姿が…
久し振りに観たバレエの舞台が…
そして、突然この世を去った友の
ドクチュル、お前は?
胸に抱いてるものが
あるかって言ってるんだよ!
今からでもドクチュル、
お前はまだ遅くない!
足に力が入って
頭がしっかりしてるうちに
やりたい事を全部やるんだ!
その言葉が…
幼い頃からくすぶり続けていた
ドクチュルのバレエへの情熱に
再び火をつけたのだった

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ドクチュルに情熱を思い出させた青年
イ・チェロクはスランプに陥っていた
原因は膝を痛めているせいなのか?
それとも、四年の刑期を終え
間もなく出所する父のせいなのか?
四年ぶりに現われた同級生ホボムが言った
イ・チェロク
お前が幸せに生きてたら
ダメなんじゃないのか?
呪文のようなその言葉…
四年前、チェロク父はどんな罪を犯し
刑務所に入ることになったのか?
父を助けて欲しいという
チェロクの願いを拒んだホボム
ホボムはサッカー選手になる道を
チェロク父のせいで断たれたようだ
父の出所の日
チェロクはバレエの
オーディション会場を抜け出し
刑務所へ向かったが…
父は予定されていた時間より
何時間も早く出所していた
呆然とするチェロクに
父から電話がかかってきた
後輩が仕事を世話してくれた
もうその街に来ているから…と、
一方的に用件だけを伝え
息子の返事も聞かず電話を切った父
他に言うことはないのか!?
悔しくて悲しくて寂しくて…
チェロクの瞳から涙が溢れた
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一人の老人がスタジオを覗いていた
チェロクはその老人に見覚えがあった
数日前にも来ていたからだ
老人に何をしに来たのか尋ねると
驚くことにバレエを習いたいと言う
自分の耳を疑うチェロク
ドクチュルはキ・スンジュの登場に歓喜した
彼の大ファンだったのだ
レッスン料も払うし
できることは全てするので
ここでバレエを習いたい
そう懇願するドクチュル
ここは個人のバレエスタジオだから
バレエ教室に行くように勧めるスンジュ
ここで教える事はできない…と
しかし、
一度断られて諦めるくらいなら
最初から頼んだりしないドクチュル
それから来る日も来る日も
スタジオを訪れ
チェロクの踊りを見つめ
ピアニストのアンナと
仲良くなったりw
スンジュに来る事を禁じられても
スタジオにやって来て
チェロクが踊る姿を一心に見つめ
動きを真似るドクチュル
その姿を見て
「4年前のお前みたいだ」
そうチェロクに呟くスンジュ
どうしてそんなにバレエがしたいのか
そう尋ねられて…
私は一度もやりたい事を
したことがありませんでした
食べていくことで
妻子を養うことで精一杯で
夢を持つことすらできなかった
そうやって生きることは
当然だったのです
ようやく
やりたい事をするのです
自分でもよく分かっています
私が老いて力の無い
老人だという事を
だけど、やってみたいのです
負けてもいいから
始めるくらいはしてみたいのです
そう答えたドクチュルの
その言葉と表情が
どうも心に引っ掛かって
仕方が無いスンジュだった
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その日、レッスンにやって来たチェロクは
スンジュから驚くべき言葉を聞かされた
今日からお前が教える
シム・ドクチュルさんだ
彼にはお前のマネージャーもして頂く
…と
驚き、呆れ果てるチェロク
その数日前、
最近のチェロク踊りを見て
お前が何の感情もなく
機械的に踊っているのに
見ている人が何を感じるというのか?
そう言っていたスンジュ
初めて出会った時
バレエを知らないのに
夢中で踊っていたチェロクに
何を考えて踊っていた?
そう尋ねると
考えることなく感情で踊りました
そう答えたチェロク
ドクチュルを教えることでチェロクに
その時の気持ちを思い出してほしい
スンジュはそう思ったのかもしれない
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1話は少し暗~い雰囲気でしたが
2話はハラボジ大活躍で笑えます
感想は2話の最後で呟くつもりで~す
それでは
今日も最後までお付き合い頂いて
ありがとうございました
*画像お借りしました