皆さん、アンニョ~ン^^
今日から12月が始まりました!
一年経つのがホント早くて
ビックリしますよね
自分でも不思議なくらい
沼ってしまったドドソソ♪
まだ抜け出せていません
語りたいエピはいっぱいあるけど
今日はララのピアノ教室の生徒
マンボクおじいさんのエピを
ご紹介しようと思います
それは…
ハラボジと一年前に亡くなった
奥さんの馴れ初めのお話。
特にネタバレにならない
エピだと思いますので
興味がある方は是非
ご覧になって下さい
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ある日、ジュンとハラボジに
海苔巻きとクッキーを
差し入れに来たララ。
クッキーを食べるハラボジを見て
ハラボジは甘い物も召し上がるんですね
ジュンは甘い物が嫌いなんです!
と、ララ。
ハラボジはクッキーよりチョコだ。
それもぜ~んぶ溶けたチョコ。
と、ジュン。
フフッと微笑むハラボジ。
どうして?
何か事情があるの!?
そんなふうに笑ったら
もっと気になっちゃう!
何ですか?
と、ララに急かされ
どこから話そうかね…
と、ハラボジは昔の話を始めます。
1959年ソウル、20歳の頃
小さな靴の修理屋だったハラボジ
ある日、一人の女性が
マンボクの店にやって来ました
その女性の美しさに
見惚れてしまうマンボク
スンジャはあるお屋敷の女中さんで
お嬢様の靴を修理しにやって来たのでした
それ以来スンジャは
ご主人やお嬢様の靴を
一足ずつ持って
何度も何度も
マンボクの店にやって来ました
時にお弁当を差し入れたり…
そうしていつしか
季節は冬になり
スンジャは修理する靴がなくても
マンボクの店を訪れるように
なっていました
スンジャは
奥様に貰ったんだけど
一人で食べるのは勿体無いから
アメリカ製なのよ♪
そう言って
チョコをマンボクに差し出しますが…
チョコは完全に溶けていて
ポケットに入れていたから
クスッと笑って
チョコを食べるマンボク
う~ん!
こんなふうに食べると
さらに美味しいね!
スンジャさんも食べてみて
う~ん!
美味しいです!!
溶けたチョコを
楽しそうに食べる二人
マンボクの恋物語を聞いて
大興奮のララ。
結婚はいつしたの!?
と尋ねるララに
それから5年後くらいだった
と、マンボク。
ハラボジは独りぼっちで
寂しかったのに
何ですぐに結婚しなかったの?
と、不思議に思うララ。
実はそれには理由があったのです。
後日、その話の続きを
聞かせてもらったララ。
マンボクはスンジャと一度
別れていた時がありました。
昔は今みたいにスマホが
あるわけでもなく
連絡を取る方法がなかった
もう二度と会えない
そう思っていたけど再会した
縁さえあればどうなったって
もう一度会う事ができるのさ
そう言って…
あの話の続きを始めるマンボク
マンボクとスンジャが出会ってから
一年後…
お屋敷まで送ったマンボク
お嬢様(スッキョン演)が弾く
『乙女の祈り』が外まで聴こえていました
この曲が一番好きだと言うスンジャ
演奏が終わるまで
一緒にいようと言うマンボク
お嬢様のたどたどしい演奏に
ついつい笑みがこぼれます
そして…
意外と男らしいマンボク
二人の恋は
順調だったのですが…
ある日
ご主人様からの勧めで
お見合いをしたスンジャ
それを偶然見てしまったマンボク
一目でスンジャを気に入った
お見合い相手(ウンソク演)ですが
自分にはお付き合いしている人がいます
ご主人の紹介だから
お断りできなかったのです
そうハッキリ言ったスンジャ
その話を聞いていたマンボクでしたが…
誤解だと言うスンジャの言葉に
何も答えず
ただ一言
僕たち、お付き合いをやめましょう
ただただ
悲しそうにマンボクを
見つめるスンジャ
ハルモニは断ったって言ったのに
どうして簡単に別れようなんて!?
そう驚くララにマンボクは言います。
その相手の男が
良い靴を履いて
良いスーツを着ていた
見かけも良かった
スンジャさんがこういう男と
一緒になれば
平穏に暮す事ができるだろう
何にもないワシなんかと一緒になっても
苦労するだけだから
その時はそれが最善だと思った
それで、何も言わずに店を
別の場所に移転したんだ
マンボクを忘れられず
辛い毎日を送っていたスンジャ
ワシがまだすごく若くて
スンジャさんに大きな傷を
負わせてしまった…
それから二ヶ月ほど過ぎた頃
結局スンジャにすごく会いたくなって
お屋敷を訪ねたマンボク
屋敷の前をウロウロしていると
お嬢様がやって来ました
スンジャの恋人で
彼女と結婚する者です
彼女に会いに来ました
そう話すマンボクに
スンジャは朝が早いから
もう寝ている…と、
意地悪を言うお嬢様
それなら…と、
手紙を預けるマンボク
ちゃんと手紙を渡した
お嬢様だけど…
家が貧しく、15歳でこの家に
やって来たスンジャは
字が読めなかったのです
マンボクはその時、
その事を知りませんでした。
代わりに手紙を読むお嬢様
何も持っている物が無く
スンジャさんと別れました
だけどスンジャさんがいないと
何もする事ができません
長い間待たせてしまって申し訳ない
シム・スンジャ
あなたと生涯一緒にいたい
私の求婚を承諾してくれるなら
今週の土曜日5時に
クンソン喫茶店に来て下さい
そう手紙に書いてあったのに
先にスンジャが結婚してしまったら
自分の世話は誰がするのよ!?
そう思ったお嬢様は
『クンソン喫茶店』を
『チュンアン喫茶店』と伝えたのです
マンボクの手紙が
嬉しくてたまらないスンジャ
そして土曜日5時
クンソン喫茶店の前で
スンジャを待つマンボクと
チュンアン喫茶店で
マンボクを待つスンジャ
当然二人が
会う事はなく…
スンジャが現われなかった事で
スンジャが自分の求婚を
断ったのだと思ったマンボクは
スンジャを忘れるためにソウルから
ウンポに引っ越してしまったのです
それから時は過ぎ…
1962年のある日
街を歩いていたマンボクは
一軒の楽器店の前で
足を止めます
そこから聴こえてきた曲が
スンジャが好きだった
『乙女の祈り』だったのです
その時、同じく聴こえてくるその曲に
足を止めた人がいました
スンジャです!
その気配に気付き
隣を見たマンボクは
驚いてスンジャを見つめます
するとスンジャも
マンボクに気付き…
それから何十年もの
月日が流れ…
スンジャの一周忌に合わせ
ララが開いてくれた演奏会
ララに教えてもらった
『乙女の祈り』を
ゆっくりゆっくりと
演奏するハラボジ
ピアノを弾きながら
ハラボジは思い出します
スンジャとの
幸せな思い出を
ワシの顔も名前も忘れてしまった
妻の最後の記憶がこの音楽だが
ワシは一つも悲しくなかった
その中にワシがいたんだ
あなた…ありがとう
私、幸せにいくわね
何度もつっかえながら
演奏を終えたハラボジ
決して上手くはないけれど
妻への愛に溢れたその演奏に
皆は大きな拍手を送ります
照れくさそうに微笑むハラボジを
満面の笑みで
見つめるララでした
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このハラボジのエピが
ピアノの演奏と重なって
本当に良くって
最後のイ・スンジェさんの演奏に
聴いている俳優さんたち
みんな涙目で…
これって演技じゃなく
みんな本気で泣いてるよね!?
って思ったシーンでした
もちろん、よこりんも号泣
このブログを書きながらも
泣いていましたwww
このハラボジの回想シーンを
違う俳優さんじゃなく
ララとジュンたちが
演じた所もすごく良かった!
明後日からネトフリで
配信が始まりますが
是非、このエピにもご注目下さいね
それでは
2020年最後の一ヶ月も
よろしくお願いします
今日も最後までお付き合い頂いて
ありがとうございました
*画像お借りしました。