皆さんアンニョ~ン^^
本当は『ひとり酒男女』の感想を書きかけていたのですが、予定変更しました。
私がブログを始める前、大好きだった短編(三部構成)ドラマ。
PAGETURNER 페이지터너(ページターナー)
KBS 2016年3/26~4/9放送。
子どもの頃からピアノを習っていて、ピアノ関係のドラマは大好き
放送当時、芸能ニュースで『ウェルメイドドラマ』と評価されていたこともあり視聴してみると、本当に良いドラマで…。
ラストシーンでは号泣
ジス君にはこのドラマで初めて出会って、大好きな俳優さんの一人になりました
私にはとっても思い入れのあるドラマ。
その半年後、ブログを始めて…いつか『ページターナー』の事を書きたいと思っていました。
だけど、機会がないまま…
最近、amaさんのブログ(こちら)でこのドラマに再会。
どうしても粗筋を書いてみたくなりました
字数制限がかかったので、①と②に分けています。
それでは…
ネタバレあり。ご注意下さいね
一部~偉大なる天の贈り物を受ける者よ~
これは心温まる三つの青春の物語である
楽譜をめくるページターナーのように
最も近くで演奏者を助け
主人公を引き立たせるよう配慮する
最も完璧なパートナー
再び強調するが これは
お互いがページターナーになる
三つの青春の心温まる物語である
棒高跳び選手のチョン・ジャシク(ジス)は
仲間たちと試合に向かう途中、一台のピアノに目が止まります。
そのピアノを見て『キーボード』だと言うチャシク。
これはピアノじゃないのか?と言う仲間に『ピアノはもっと大きくて蓋が開くやつだ。』と、得意気に説明します。
グランドピアノのことね
運動だけじゃなく頭も良いんだな~と感心する仲間たちwww
そんな彼らを見て呆れる露天商のおじさん。
ヒーラーでチャンウク君の師匠をしていた俳優さん。
彼のセリフは最後に一つしかないのですが、その表情に注目です。
街で小さなピアノ教室を営むピアノ教師の母。
その母からピアノ中心の生活を強いられているユン・ユスル(キム・ソヒョン)。
今日は学校で初見(その時与えられた楽譜を見て弾くこと)のテスト。
審査員の中に有名な教授がいるから、必ず目に留まるようにしなければ…と、ユスル母。
初見のテストはページターナー(演奏者の隣に座って楽譜をめくる人)の役目が重要だから、誰にその役目をさせるか慎重にしろ。
そして、ユスルはジンモク(シン・ジェハ)のページターナーをして、楽譜をめくるタイミングをずらして彼にプレッシャーをかけろと言う母。
最近実力をつけてきたジンモクを母は警戒しているのです。
そんな汚いマネをしなくても実力で勝てる…と言うユスルに、バレなければそれも実力になる。ミミズはしっかり踏みつけておかないと、いつまでも足元でもがくの。お母さんはユスルの足元でジンモクがもがくのは目障りなのよ…とユスル母。
試験が始まり、母の言いつけ通りにジンモクのページターナーを買って出るユスル。
ライバル同士で犬猿の仲の二人。
ユスルがわざとジンモクの演奏の邪魔をするのでは?と、囁きあう同級生たち。
苦手なロマン派の曲を引き当ててしまうジンモク。
演奏が始まり、楽譜をめくるタイミングがやってきて…
ちゃんと楽譜をめくるユスル。
そんなユスルにイラつく母。
ユスル母は昔、ジンモクのピアノ教師をしていました。
そのレッスンにいつも連れて来られていたユスル。
技術は完璧でも、感情を込めて演奏ができないジンモク。
ユスル母から自分の演奏について注意されていた時、ジンモクの父が帰って来ます。
父の前で注意されている事が気に入らないジンモクは…
『留学経験も無く独奏会も開いた事がないような先生に教わりたくないから先生を代えて!いつも連れて来るあの子(ユスルのこと)も目障りです!』と父に訴えます。
その時の事を思い出しながら…
無事に演奏を終えたジンモク。
その機械のように正確で完璧な演奏を『コンピューターみたいだ』と感心する同級生たち。
でも、何かが足りない。つまらない…と。
ユスルに、お前が小細工でもするかと思った…と言うジンモク。
そうしようかと思ったけど、そんな必要は無さそうだったから…と、微笑むユスル。
常に成績トップのユスル。
ユスルの番になり、今度はジンモクがページターナーを買って出ます。
何かされるのでは!?と、気が気でないユスル母(見学している)。
ユスルは男性でも弾きこなすのが大変な課題曲を引き当ててしまいます。
手が小さいユスルには不利だ…と、気の毒に思う同級生たち。
ユスルの演奏が始まり…
その力強い演奏を聴きながら、また子どもの頃の事を思い出すジンモク。
生活のためにも大切な生徒を失うわけにはいかないユスル母は、ジンモク父に『留学経験や独奏会をした事がないのは実力が無いからではなく、お金がなかったからです!私はいつも最善を尽くしています!』と、必死に弁解します。
ユスル母以外の先生は僕を天才だと言うのに!と、怒るジンモク。
それなら自分で先生を探せ…とジンモクに言い、今日限りにして下さい…と、ユスル母にお金を渡すジンモク父。
慌ててジンモク父やジンモクに『私が間違っていました!』と、頭を下げて謝るユスル母。
その時…
さっきユスル母がジンモクに『こんなふうに弾きなさい』とお手本に弾いていた通りの演奏を始めるユスル。
『ちゃんと見なさいよ!お母さんはこうやって弾けと言ったのよ!そのまま弾けば良いだけなのに、あんたが理解できていないだけなのよ!』
『黙れ!母親に教えてもらってるから弾けるんだ!』と、叫ぶジンモク。
『違うわ…。私はユスルにピアノを教えた事はないわ…。』と、呆然とピアノを弾く娘を見つめるユスル母。
『私は一度もピアノを教えたことなんてないわ…。聴きましたか!?習ってもいないのに、完璧じゃない!!』
ユスルの側に駆け寄り『これは天才よ!これは本当の天才よ!!』と、狂喜する母。
『そんなの嘘だ!演奏を止めろ!』と、怒ってピアノの蓋を思いっ切り閉めるジンモク。
自分の手でユスルの手を守る母。
母は『下手くそに教えるのは真っ平よ!』と、ジンモク父から渡されたお金を投げつけ…
『よくやったわ!あんたは最高よ!』とユスルを抱きしめ、その手を引いて出て行きました。
ジンモクはその時の事を思い出しながら、ユスルの演奏を険しい表情で見つめています。
そして…ページをめくる時に楽譜を落としてしまうジンモク
きっとわざとだ…と、ざわつく同級生たち。
『ご、ごめん。緊張したみたいで…』と、謝るジンモクですが…
楽譜を拾い上げようとしたジンモクの手を払いのけるユスル。
『ゴメンね、ジンモク。私も緊張したみたいだわ。』と、微笑みます。
そして…
楽譜も見ずに、課題曲を弾き始めるユスル。
審査員や同級生たちの賞賛の眼差しの中、素晴らしい演奏をするユスルを…その実力の前に動くことも出来ず、見守るしかないジンモク。
ジンモクはユスルに勝てた事がないのです。
その頃…棒高跳びの試合に出場しているチャシク。
大学推薦がかかった大切な試合なのに、彼の視線は母に釘付け!
母の隣に座っている国家代表選手カン・ジュノの母親が、チャシク母にぶつかったのに謝りもしなかった…俺の母さんを馬鹿にした!!と怒り狂っています。
母の事が大好きなチャシクなのです。
怒ったチャシクはジュノの新記録より高く跳ぶ!と叫びます。
それはチャシクの最高記録よりも高く、必死にチャシクを止める監督ですが…
ジュノより高く跳んで、あいつの母親に俺の母さんに謝らせるんだ!と、言う事を聞きません。
そして…
チャシクはジュノより高いバーを目指し、走り始めます。
そして…
見事クリア!
キレると実力以上の力が出るチャシクwww
これで大学の推薦も貰える!と大喜びする監督。
女手一つ、ゴーストライターや代筆の仕事をしてチャシクを育てている母も大喜び^^
ところが!
調子に乗って更に高い記録を出そうとしたチャシクは…。
試験が終わり、会場を出て来たユスルに褒め言葉をかけるどころか『どうしてお母さんの言う事を聞かなかったの?』と、ユスルを叱る母。
その時、二人の横を通り過ぎようとしたジンモクを母は呼び止めます。
『いい演奏だったわ。家まで送ってあげようか?』と、親しげに声をかける母。
『必要ありません!』と、不機嫌な顔で行こうとするジンモクを、今度はユスルが呼び止めます。
『あんた、わざと落としたでしょう?私の楽譜を。うっかりのように見せかけていたけど、あんたバレバレなのよ。でも、残念ね?私、楽譜を全部覚えたのよ。』
『自分が天才だと自慢でもしているのか?』
その言葉にハハッと笑って…
『違うわ。何回も言ってるでしょう?私は天才じゃないわ。ただ、あんたが比較にならないのよ。』と、言い放つユスル。
『行こう。』と、母の手を取り歩き出し『これでいい?』と、尋ねるユスルに『いいえ、まだまだよ。』と、微笑む母。
母娘の遠ざかって行く後姿を…
憎しみのこもった目で見つめるジンモク。
その拳を力いっぱい握り締めます。
公明正大な神なる父よ
どうぞお怒り下さい
あの女は過ぎたる月日
言葉の暴力で私を脅し傷つけた子です
教会に向かったジンモクは、神に祈ります。
自分の才能をひけらかし
私をバカにしました
あなたの教えに反するあいつに
審判を下してください
私は他の誰よりも努力を惜しまずやってきました
その私を見下しバカにしたのです
私はその傲慢にこれ以上…
耐える自信がありません
どうか傲慢なあいつに
地獄へ落ちる審判をお下しください
暗闇の中で
罪を悔い改めさせる審判を
あなたの偉大なお力で
これが世の中の公平である事を証明されますように
我がキリストの名に置いてお祈りいたします
アーメン
ジンモクがそんな事を神に願っていた頃…
交通事故に遭ってしまうユスル。
祈りを終えた直後、ジンモクに電話がかかってきます。
『おいジンモク、大変だぞ!ユスルが交通事故に遭って大怪我をした!命に別状は無いが、頭と目に重傷を負って失明するかも知れないって!!』
その同級生の言葉に、愕然とするジンモク。
じっとキリスト像を見つめます。
そして…
ボンヤリ光を感じるものの、他には何一つ見えないユスル。
自分の角膜を移植してやってくれ!と、医師に訴えるユスル母ですが…
これは角膜損傷ではなく視神経が損傷しているので移植はできない…と、答える医師。
『このまま失明するってことですか!?それならピアノは!?ピアノはどうなるんですか!?失明してどうやってピアノを弾くの?どうやって楽譜を見るの!?』
その母の言葉に『お母さん…』と、呆然とするユスル。
『お母さん、今はピアノより娘さんを心配されるべきでは?』と、呆れる医師。
『ピアノが私の娘なんです!私の娘がピアノなんです!この子にとって、ピアノが全てなんです!この子がどれほど特別か!』そう叫んで…
他の病院で診てもらう!と、怒ってユスルを退院させる母。
『心配しないで!お母さんが何としてでもあなたの目を治してみせる!だからピアノを絶対に諦めるなんて考えたらダメよ!練習がかなり遅れちゃったから、家に着いたらすぐに練習しましょう。もし、視力が戻らなくても…良い方に考えなさい。むしろ聴力が発達して、より優れたピアニストになれるから。』そう言って…
ユスルの手に指を鍛える道具を握らせます。
退院の手続きをして来る…と、病室を出た後
トイレの中で泣き崩れる母。
一方、試合中に怪我をして、ユスルと同じ病院に入院していたチャシク。
今回の事故で、もともと弱っていた腰椎が損傷してしまった。
日常生活に問題は無いが、運動は諦めるしかない…と、医師に言われてしまいます。
母の前では気丈に振舞うチャシクですが…。
その頃、ユスルの事故が自分のせいではないか?と、悩んでいたジンモク。
ユスルのお見舞いに行こうと花屋を訪れます。
店員に『謝罪の花言葉がある花はありますか?』と。
一部②に続きます。
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