この人生は初めてなので 最終回 後編 | よこりんノート

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大好きな韓ドラや日々の出来事を、ノートに書きとめるように始めたブログです。

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最終回後編です。

 

猫ホランとウォンソク その1

その頃、ホランとウォンソクは岐路に立っていました。

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ウォンソクと自分の相性をデータ化したらバッチリだったから…と、ウォンソクに『付き合おう』と言うボミ。

 

驚きながらも、ちゃんとボミに返事をするウォンソク。

『ボミさんは僕にとってMacみたいな人です。新しくて興味深くて直感的で賢い…そんな人です。でも僕は煩わしくて面倒でも、相変わらずウィンドウズが恋しいんです。僕の頭ではMacを一番理想的だと分かってるんですが、それを分かっていながら僕の心と手は、まだウィンドウズを覚えているようです。すみません、ボミさん。』と。

 

『分かりました。今までの断り方の中で一番ロマンティックですね。』と、素直にその返事を受け入れるボミ。

ボミにお礼を言うウォンソクwww

『でも、いつまで旧式のシステムに縛られているんですか?ウィンドウズもアップデートしないといけないんじゃないですか?会計士さん、明日プロポーズするそうですよ。だから、フォーマットされる前に、早くアップデートして下さい。』と、ボミ。

『ボミさん、前からご存知だったんですか?』と驚くウォンソクに、ボミはフフッと微笑んで去って行きます。

ボミもステキでした照れ

 

 

 

一方、ホランもヨンヒョからプロポーズを受けていました。

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ホランとの結婚生活を綿密に計画していたヨンヒョ。

だけど、ホランはヨンヒョの気持ちを受ける事はできない…と、断ってしまいます。

 

予想はしていたけど、正直な理由を聞かせて欲しいと言うヨンヒョ。

『今まで毎日持ち歩いていた』と、ポケットからウォンソクから貰った指輪を取り出すホラン。

ヨンヒョさんを好きになろうと努力したけど、気持ちは努力するものじゃない。

ただ、感じるものなんです…と。

 

そのホランの言葉に『本当にその通りですね。それは僕もリアルで認める部分です。』と、微笑むヨンヒョ。

若者言葉は痛いけど、彼もすごく良い人だったな~ぐすん

 

 

 

猫ジホとセヒの結婚観

ジホの腕枕で眠っているセヒを『晩ご飯にしましょう』と、起こすジホ。

今まで良く眠れなかったんだから、もっと眠っていたい…と、ジホに抱きつくセヒ。

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晩ご飯を食べてから寝ましょう…と言うジホですが『僕が、オムライスを作ってあげましょうか?』と、セヒに言われて『チキンを頼みましょう。』と、即答www

 

 

チキンを前に、ビールで乾杯するセヒとジホ。

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自分のせいでジョンミンとの契約を断り、せっかくの機会を逃してしまったのでは…と、心配するセヒ。

 

どうして皆そんなふうに考えるんだろう?コ代表(ジョンミン)もそうだし…と、ジホ。

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そんなふうに諦めたりしません、悲運の88年生まれは。

機会と言うのはすごく大切で滅多にあるものじゃないんだから、そんふうなに簡単に諦めたりなんてできません。

その機会の中には愛も含まれているんです。

代表さんもお義父さんも、私が何を諦めてはいけないのかを知る良いキッカケになりました。

私は愛を諦める事ができませんでした。

だから、何かを諦めたのではなくて、愛を最優先に選択しただけです。

本当の愛と言うものを…私が生きるこの時代に、ちゃんと一度でも体験する事はすごく難しい事ですから。

だから、もし結婚が私たちの愛に害をもたらす制度なら、私は今後も選択したくありません。

セヒさんの考えはどうですか?

…と、自分の考えを伝えるジホ。

 

 

僕はジホさんと、二度と離れたくありません…と、セヒ。

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そして、法的に保護者になりたいんです。

そうすれば、どんなに危険な事が起きても…僕が一番先に駆けつけてあげられるから。

でも、結婚が愛に害をもたらす制度なら、100%同意します。

親が決めた慣習みたいなものに、これ以上僕たちの感情が揺さぶられる事を望みません。

これからの時間の中で、僕たちなりの良い案を探して行きましょう。

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そのセヒの考えに『はい』と、頷くジホ。

 

そして、もう一度乾杯する二人。

 

良い雰囲気だったのに…『ところで、代表さんと二人きりで会ったんですか?いつ?どこで?』と、余計な事に気付いてしまうジホ。

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ゴクリと喉を鳴らすセヒwww

 

ジョンミンの方から先に連絡してきた…と、言い訳するセヒ。

人の男に連絡するなんて…と、腹を立てるジホ。

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電話番号を変えましょうか?と、ビクビクするセヒwww

 

 

 

 

ジョンミンから連絡を受けるジホ。

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ジョンミンは純粋なファンとして、ジホの事を他の制作会社に営業してくれていました。

 

 

 

久しぶりに出勤したセヒに、ジホから電話がかかってきます。

セヒの登録名は「ダンナ」から「私の男」に、ジホの登録名は「妻」から「僕の」にそれぞれ変わっています。

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猫なで声で話しているセヒに、サングや会社の皆はビックリびっくり

 

 

 

おまけに…

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電話に向かって「チュッキスマーク」とするセヒを見て、皆は言葉を失いますwww

 

 

 

猫ホランとウォンソク その2

ジホが戻って来てルンル音譜ンのセヒ。

鼻歌を歌いながら休憩室に入ると、そこには落ち込んでいるウォンソクの姿が…。

 

ホランは屋根部屋に来る事はありますか?と、セヒに尋ねるウォンソク。

ちょうど今日、区役所に寄ってから来る予定だ…と、セヒ。

区役所と聞いて『もしかして、婚姻届を出すのか!?』と、不安になるウォンソク。

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ホランはソファーを処分するために粗大ゴミの届けを区役所に出しに行くだけだと知っているのに、わざと『そうかも?』と、言うセヒ。

慌てて飛び出していくウォンソクを見てガッツポーズwww
セヒもずいぶん変わりましたニコニコ



区役所に駆けつけて『諦められそうにない!僕が悪かった!』と、ホランの手から書類を奪って泣き出すウォンソク。

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誤解はすぐに解け、場所を移して話をするホランとウォンソク。

ホランは薬指に嵌めているウォンソクからの指輪を触りながら、他の人からの指輪を受け取る事なんてできないし、この指輪を外すことなんて出来ない…と言います。

『この人生で指輪は、これ一つで十分よ。だからウォンソク…私と結婚してくれますか?』と、ウォンソクの手を取るホラン。

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その言葉に泣きながら『僕が先に言おうと思ってたのに。バカだな…泣いたら化粧が落ちるぞ…』と、ホランの頬を伝う涙を手で拭うウォンソク。

『あんたも泣かないで。』と、ウォンソクを抱き締めるホラン。

 

 

結婚したら、また屋根部屋に住むか?と、尋ねるウォンソクに『新居なんて必要ない。お義母さまとお義父さまの家で暮らすから。』と、答えるホラン。

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同居してホランに苦労させたくない…と言うウォンソクの背中をバシッ!と叩いて『しっかりしてよ!私たちを受け入れてくれるだけで有難いでしょう!?お義母さまとは全て話はついてるんだから、ややこしくしないで!』と「結婚への5年計画表」を見せるホランwww

結局、離れられない二人~!

 

 

 

 

猫スジとサング

いつの間にか年商50億を売り上げているスジびっくり

 

出張に行くのにサプライズでスジと同じ飛行機を予約していたサングでしたが、スジはビジネスクラスでサングはエコノミー。

サングに自分のマイレージを使えと言うスジ。

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家族ならマイレージを一緒に使えるから結婚しよう…と、スジからサングへプロポーズニコニコ

当然スジと結婚したいけど、結婚制度を嫌がっていただろう?マイレージのために結婚するなんて…と、ゴチャゴチャ言うサング。

 

今まで大切に貯めたマイレージを簡単に考えてるの?よほど愛していない限りそんな(分け合う)事はできない!結婚なんてしない!今日は私たちの息子を連れて来たのに!と、怒って行ってしまうスジ。

 

サングが車の中を覗いてみると…

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スジの娘と並んで息子が座っていました照れ

 

すぐにスジを追いかけて『ヨボ~!一生一緒に行こう!!!』と、スジの肩を抱き寄せるサング。

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嬉しそうに笑って、サング一緒に走り出すスジ。

このカップルも本当にステキですラブラブ

 

 

 

猫それぞれの幸せ

社会学者のゲーリーベッカーによると

結婚して生きるメリットが

一人で生きるより大きいため

人は結婚するのだと言う。

 

だけど、文豪ゲーテは

結婚ほど本質的に

自分自身の幸せがかかっているものは無いと言った。

 

ゲーテは言った。

 

結婚生活は真の意味で

恋愛の始まりである。

 

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脚本家として活躍しながら、セヒと幸せに暮らしているジホ。

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私たちは三年前に婚姻届を出した。

婚姻届と一緒に

契約書も、もう一度作った。

 

マンションの保証金や名義も二人で平等にしているセヒとジホ。

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盆と正月は、それぞれがそれぞれの実家で過ごすという契約書の条件に、これは難しいのでは?と言うジホ。

挨拶に行くぐらいはした方がいいのでは?と。

 

『挨拶じゃないでしょう?不当労働。去年、経験したでしょう?行って来て、僕たち二人とも一週間どれだけお互いに申し訳なくてぎこちなくなった事か。ジホさんとそんな雰囲気を二度と経験したくありません。それに、韓国のしきたりの何が重要なんですか?僕たちの規則が重要なんだ。』と、セヒ。

 

『オッケー。私たちの大前提にも関わる事ですからね。』と、微笑むジホ。

セヒも嬉しそうに頷きます。

 

契約の内容は一年毎に更新されるけれど

大前提はいつも同じだ。

 

私たちの愛を最優先にする事。

 

もちろん、一般的な事ではない。

 

別々に実家に行った初めてのお正月は

お義母さんは私に電話をかけてこられたし

うちのお父さんは、ちゃぶ台をひっくり返した。

 

でも、それで全部だった。

 

それ以上大きな事は起こらなかった。

 

ただ他の人たちからは、おかしな夫婦に見られただけで

その分、私たちの生活は充実していた。

 

結婚でも非婚でも

婚姻届を出しても出さなくても

何を選択しても

考えたより、そんなに深刻な事は起こらない。

 

重要な事は

どんな形であっても

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ソファーに座って、仲良くテレビを観ているセヒとジホ。

 

ふと…

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『ジホ。愛してるよ。』と、ジホを見つめるセヒ。

 

側にいるこの人と

今この瞬間を一緒に分け合う事。

 

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『私も。』と、セヒを見つめるジホ。

 

微笑み合い…

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キスをする二人ラブラブ

 

だから今日も、一番に私たちは

愛だけを大切にしている。

 

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テレビでは、ジホが脚本を手がけたドラマ『この人生は初めてなので』が始まりました。

 

 

 

そして…

 

 

バス停に向かうジホ・ホラン・スジ、それぞれの夫婦たち。

ウォンソクは赤ちゃんを抱っこしています。

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バスが来て、みんな慌てて走り出します。

 

今この瞬間を生きている全ての方たちへ

全ての真心をこめて、健闘を祈ります。

 

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どうせこの人生は、私たちみんな

初めてなので。

 

 

18歳の時、

ホランはお母さんになりたいと…

スジは社長になりたいと…

そして、愛を願ったジホ。

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それぞれがそれぞれの形で夢を叶え、幸せに笑い合うジホたち。

 

 

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本当に良いドラマでした照れ

 

前にも書きましたが、契約結婚→共同生活→愛が芽生える→元カノの登場→一度別れる→ヨリを戻す…と、正に韓ドラあるある満載のドラマでした。

 

なのに新鮮で、主役以外のカップルの話もすごく面白かったニコニコ

 

ジホの心の声やジホ母のセリフなど、心に残る『言葉』も多くありました。

その辺が、今までのラブコメと違う点なのかも知れません。
 

5年ぶりのドラマだったイ・ミンギ氏。

少し老けた感はあったものの、やっぱりステキラブ

 

ラブコメにこんなに嵌ったのは、ボンスン以来かな?

 

最初から最後まで失速することなく、毎週の放送日が待ち遠しくて仕方がないドラマでした。

視聴しようかどうしようか迷っている方は、間違いなく必見ですウインク

 

 

では、長くなりましたが…最後までお付き合い頂いて有り難うございましたニコニコ

 

 

 

画像お借りしました。