昨日からお弁当作りと仕事が始まり、いつもの生活が戻って来ました。
たっぷりグータラさせてもらったし、また一年頑張らないと!
しばらく韓流ブログもお休みしていましたが、今日からまた再開します。
まずは中途半端になっていた『あなたが眠っている間に』のあらすじを終わらせようと思います。
今さら…という感じはありますが
では、20話です。
ネタバレになっているのでご注意下さい
病院の廊下を歩けるまでに回復したジェチャン。
ジェチャンに背を向け立っているホンジュを見つけます。
嬉しそうに近付いて『やっと来たんだね。僕がどれほど会いたかったか…』と、後ろから抱き締めます。
驚いて手に持っていたスカーフを落としてしまうホンジュ。
ところが!
廊下の向こう側からホンジュがやって来ます。
ついでにチェ係長も…。
ジェチャンが女性を抱き締めているのを見て呆れるチェ係長でしたが、ホンジュの姿を見て大慌て!
一方、ジェチャンも目の前にホンジュがいるのを見て『これ…何で?』と、自分が抱き締めている女性を見てビックリ
ジェチャンが抱きしめていたのはヒャンミでした!
『ヒャンミさん!今、抱き締めている人はヒャンミさんです!』と、慌てて駆け寄るチェ係長www
『わ~っ!』と驚いてヒャンミから離れるジェチャン。
『検事さん。いえ、もうジェチャンさんと呼ぶべきかしら?』と照れくさそうにジェチャンに抱きつくヒャンミ。
それを見てムッとするホンジュ。
近付いてくるホンジュを見て顔面蒼白のジェチャン。
『遅くなってごめんなさい。待ってるなんて知らなくて。』と、ジェチャンを強く抱き締めるヒャンミ。
痛みに顔を歪めるジェチャン。
ジェチャンからヒャンミを引き剥がそうとするチェ係長ですが、ジェチャンにくっついて離れないヒャンミ。
『ホンジュさん!こ、これは誤解です。わ、分かりますよね!?』と、慌てるジェチャン。
ヒャンミのすぐ後ろに立って『誤解?』と、フーッと息を吐くホンジュ。
冷静かつ力強い口調で、これはジェチャンさんと私の間の理解が足りずに起こった誤解です。今後二度とこのような事がないように、お互い努力するからその腕を離して下さい…と、ヒャンミに言うホンジュ。
その言葉に、やっとジェチャンから離れるヒャンミ。
ヒャンミに『すみません、すみません!』と、平謝りするジェチャンwww
謝るような事を何でするのかしら…と、苦笑いするヒャンミ。
そして、ホンジュに『もしかして、ホンジュサムギョプサルのナム・ホンジュさんですか?』と、尋ねます。
そうです…と、ヒャンミが落としたスカーフを、噂通りの「ファム・ファタルスタイル」らしく色っぽく知的に拾って渡すホンジュwww
呆気にとられるジェチャンたち。
ヒャンミを連れて立ち去るチェ係長。
ヒャンミが気の毒だけど笑える~!
ジロリとジェチャンを睨みつけるホンジュ。
引きつった笑顔を浮かべるジェチャンww.
病院の庭を歩きながら、二人の後姿が似ていた…麻酔が切れていないみたい…と、必死に言い訳するジェチャン。
結構です。言い訳するともっとおかしい…と、呆れるホンジュ。
ホンジュの指に指輪が無い事が気にかかるジェチャン。
指輪は受け取ったのか?と、尋ねます。
『はい。』と、答えるホンジュ。
指輪と一緒にホンジュが書いたメモもあったと思うけど見てみたか?と、ジェチャン。
あれ、私が書いたの?と、惚けるホンジュ。
13年前に僕に書いただろう?覚えていませんか?と、ジェチャン。
私たちが13年前に会った事があるのか?と、知らないフリをするホンジュ。
13年前、父親が亡くなった時に葬儀場で出会った事を覚えていないのか?と、信じられない様子のジェチャン。
一ヶ月前の事も覚えていないのに、13年前の事なんてどうして覚えているのよ…と言うホンジュに、集中治療室では『覚えている』と言ったのに…と、ジェチャン。
私は集中治療室には行っていない。ジェチャンさんが幻でも見たんじゃないか?…と、否定するホンジュ。
『ごめんなさい。覚えてなくて。』と、歩いて行ってしまいます。
ホンジュの後姿を寂しそうに見つめるジェチャン。
病室でガッカリしているジェチャン。
付き添ってくれているスンウォンにパムトリがホンジュさんだった…と、話し始めます。
でも、昔の事で自分の事を覚えていなかった。
そんな事があるか?
どうして忘れる事ができるんだ?
僕はその一日を一分一秒全て覚えているのに…あの人には何でもない事だったんだな…。
そう言って落ち込むジェチャンをスンウォンが『そんな事ないよ』と、慰めます。
朝が来て…
手帳を抱えてユ・マノの病室に向かうジェチャン。
病室の前にいた刑事たちに、自分はマノの担当検事であるシン検事同じ部署の検事だ。マノさんと話がしたい…と言うジェチャンを怪しむ刑事たち。
そこにチャヌがやって来て、口だけでは信用できないから身分証明書をみせるべきだ…と、口出しします。
その言葉に、さらにジェチャンを怪しむ刑事たちwww
検事だとウソをつくのは犯罪になる…と、身分詐称の罪状を述べるチャヌ。
それくらい知ってる…と言うジェチャンですが、条例の番号を間違ってしまいますwww
やっぱり詐称している!検事がそんな事を間違うわけがない…と、上げ足を取るチャヌにたじろぐジェチャン。
担当検事が来たら部屋に入らせてくれますね…と、刑事とチャヌの目の前でシン検事に電話をかけて病院に来るように頼みます。
ジェチャンのお見舞いに来たイ検事は、病院のロビーでソン弁護士を見かけて声をかけますが、慌てて行ってしまおうとするソン検事。
ソン検事を追いかけて無理矢理呼び止めるイ検事。
『聞こえなかった…』と、ソン検事が言い訳していると『お母さん!』と、チャヌがやって来ます。
ソン検事の息子さんですか!?と、驚くイ検事。
慢性の腎不全を患っているチャヌ。
8歳の時に病気が分かり、以前は週に3~4回の透析で良かったのに、今は悪化して毎日透析を受けなければならなくなった…と、イ検事に話すソン検事。
助かるにはもう移植をする以外方法はない…と。
『以前は雨が降ると「洗車したばかりなのにどうしよう?傘を持って来たかしら?」そんな事を考えていた。
でも子供が病気になってからはどんな事を考えるか分かる?
「雨が降ると事故が多いだろうな。ひょっとして、事故で亡くなった人たちの中で臓器移植をしてくれる人はいるかしら?」そんな期待をしながら雨を見るのよ。』
そんな話をしながら、雨が降り出した窓の外をボンヤリと見つめるソン検事。
その時、聞こえてきた救急車のサイレンの音にハッとします。
救急車からは頭から血を流している男性が降ろされます。
それは以前チャヌがエレベーターで話をした男性でした。
『サイレンの音は誰かが怪我をしたって事だから、誰かにとっては不幸な事なのに…私たちみたいな人にとっては藁にもすがる希望を抱かせる音なの。私って酷いでしょう?』と、瞳を潤ませるソン検事。
『いいえ。』と、ソン検事の肩に優しく手を置くイ検事。
『知らない事にしてね。事務所にいる時だけでも、こんな恐ろしい事を考えたくないから。』
『はい。そうします。』
涙を堪えながら、降り止まぬ雨を見つめるソン検事。
その頃ジェチャンは、看護師から集中治療室のベッドに落ちていた…と、ピアスを渡されます。
それが集中治療室でジェチャンを見つめていたホンジュの耳に付いていた物だと気付くジェチャン。
病院食を食べるジェチャンの前でサンドウィッチを食べるホンジュに『嫌がらせですか?』と、愚痴るジェチャン。
外で食べて来ようか?と言うホンジュに匂いだけでも嗅ぐから良いよ…と、拗ねています。
そんなジェチャンの顔にサンドウィッチを近付けるホンジュwww←酷い!
『これはナム・ホンジュさんのですか?』と、イヤリングを取り出すジェチャン。
『あっ!どこにあったんですか?ずっと探していたのに。』と、イヤリングを受け取るホンジュ。
ジェチャンに『それ、集中治療室に落ちていたんですよ。』と言われてハッとします。
『どうして嘘をつくんですか?僕の手術が終わってから集中治療室に来ていたんでしょう?13年前のあの日も覚えているでしょう?パムトリも貯水池も全部。』
そうジェチャンに言われて慌てて水を買いに行く…と、立ち上がるホンジュ。
その手を捉まえて『逃げずに話して下さい。手術で幻を見たとか言い訳しないで。僕はハッキリ覚えているんだから。あの時あなたは間違いなく覚えていると言った。どうして避けるんですか?どうして覚えていないフリをするんですか?』と、真っ直ぐにホンジュを見つめるジェチャン。
その眼差しに、諦めたように席に戻るホンジュ。
溜息を一つついて話し始めます。
『覚えています。どうしてあなたを忘れられる?私の人生で一番悲しかった日に一緒にいてくれた人で、一番忘れたい日にした人なのに。私、あの時あなたを殺すところだった。』
『何を言っているんですか?その時そっちが僕を助けたじゃないか。』と、驚くジェチャン。
『迷ったんです…私。ほんの一瞬だったけど、恐ろしい事を考えたんです。あのおじさんに凄く腹が立っていて、あなたがあのおじさんと一緒に死んでも構わないと。
それで、あなたを水から引き上げた時、私には地獄だった。「私は人を殺したんだ」って。
今でも、その時の事を考えると手が震えます。
弁明の余地が無いのは分かっているけど…すごく愛している人を失って、その空いた場所があまりにも大きすぎて我慢ができなかったんです。
それでその場所を怒りで埋めようとして、結局は後悔が傷跡のように残ったんです。
13年前のあなたは私にとって…傷で傷跡なんです。
ごめんなさい。
知らないフリをして隠していれば大丈夫だと思ったけど、こんなに辛いのを見ると…違うようですね。』
そう言って俯くホンジュに、何も言えずに見つめるだけのジェチャン。
窓を激しくうちつける雨の音だけが響いています。
ジェチャンの頼みを受けて病院へやって来たシン検事。
二人はユ・マノの病室を訪れます。
スギョン事件のことが隙間無く書かれた手帳を持って来たジェチャン。
それを見て、もう亡くなる寸前の人なんだからあまり追い込むな…と、シン検事。
『ユ・マノさん、私は娘さんの事件を担当していたチョン・ジェチャン検事です。これまでの捜査で誤解なさっていた事を正すためにここに来ました。』
そう言いながら、さっきホンジュが話していた事を思い出すジェチャン。
開いていた手帳を閉じて話し始めます。
『お父様。私はお父様がどうしてあんなに腹を立てられたのか分かります。可愛い大切な娘さんが誰かの恨みによって殺されたなんて理解できなかったのでしょう。
それでト・ハギョンが本当に憎くて、その人を釈放した私が憎かったのでしょう。腹が立つのは当然です。
私がこの事件を調査する中で、娘さんの周りの人たちに沢山会ったのですが、全員が娘さんを褒めて尊敬して愛していました。
一番有力な容疑者だったト・ハギョンさんまで娘さんを「良い人だ」と言っていました。
それが他殺でない一番の大きな証拠でした。
それを必ずお伝えしたかったのです。
優しい娘さんを誤解なさらないようにと。
誰かの恨みを買うような方ではありませんでした。』
そのジェチャンの言葉に、布団を握り締めて泣き出すマノ。
その手を握りながら涙を流すスギョンの母。
二人に頭を下げて病室を出るジェチャンとシン検事。
すぐに二人の後を追って病室を出て来るスギョン母。
『検事さん!』と呼び止め、ジェチャンに向かって深く頭を下げます。
『申し訳ありませんでした。私が代わりに謝っても何の意味もありませんが、それでも本当にすみませんでした。その手帳を私が見てもよろしいでしょうか?ゆっくり読ませて下さい。今までイ・ユボム弁護士の話だけを聞いていたので、検事さんのお話も聞いてみたくなりました。
有り難うございます。うちのスギョンを、そんなふうに言って下さって。』
そう言って、ジェチャンから手帳を受け取るスギョン母。
二人になると『どうして態度を変えたの?ユ・マノさんにこっぴどく問い詰める勢いで入っていったじゃない。それなのに、どうしてあんなに弱々しく変わったの?』と、尋ねるシン検事。
『思い出したんだ。僕もそんな偉そうな事を言える人間じゃないって事を。』そう呟いて、点滴の針を引っこ抜いて走り出すジェチャン。
その頃…
タクシーの中でうたた寝をしていたホンジュは、目を開けるとすぐに腕時計を見て運転手にジェチャンが入院している病院に行き先を変えて欲しいと頼みます。
洋服に着替えて、痛む傷を押さえながらロビーに降りて来たジェチャン。
フードを被り雨の中を歩いて行きます。
ホンジュに電話しようとしていたジェチャンに、ホンジュが傘を差し出します。
『ホンジュさん!』と、驚くジェチャン。
『おかしくなったんですか!?こんなふうに出て来てどうするの!?早く入りましょう。』と、怒るホンジュ。
『面会時間は過ぎたよ。僕に会いに来たんですか?』
『ジェチャンさんは今、私を探しに出てきたんでしょう?雨が降ってるのに、私がどこにいるのか分からないくせに。』
『もしかして、夢で見たんですか?』
『はい、見ました。考えもなしにびしょ濡れになって彷徨って。夢の中で正気じゃなかったのよ、あなたが。』
ホンジュの夢の中で、土砂降りの雨の中をホンジュを探して歩き回っていたジェチャン。
『傷も痛んで熱も出ているのに、しつこくずっと私を探していた。』
傘を握ってホンジュの方に傾けるジェチャン。
『それで?結局夢で僕はホンジュさんを見つけたの?』
『はい!見つけました。ほとんど半分死んでた。』
夢の中で…バスから降りて傘をさしたホンジュは、傷口を押さえながらヨロヨロと歩くジェチャンの姿を見つけます。
ホンジュの姿を見てニッコリと微笑むジェチャン。
『ジェチャンさん!』と、驚いて傘を投げ捨てて駆け寄るホンジュ。
『会ってから僕は何て言いましたか?それも聞きましたか?』
『13年前のあなたも、私と同じだったと。』
『僕もあなたと同じだったのに、正直になれなかった。』
『それはどう言う事ですか?』
『僕もあの時迷ったんです。』
僕もあのおじさんもお前が助けろ!後悔したくなければ!信じて行くからな…と、水の中に入って行った13年前のジェチャン。
『あの時、助けに走って行きながら、ほんの一瞬だけど迷ったんです。
「このまま助けないでおこうか?」
僕もあの時あなたのように…腹が立っていたんだ、とても。』
夢の中で雨に濡れながら、そう言っていたジェチャン。
『あなたも私のように、すごく腹が立っていたと言いました。それで、その気持ちと闘うのがとても…』と話すホンジュの言葉を遮り…
『とても辛かったんです。あなたのように、僕も。その瞬間は傷跡だった。それで、忘れて生きてきたのに、あなたのせいで思い出したんです。でも、あなたも僕も結局は選択したじゃないか。越えてはいけない線を越えなかった。僕は水に飛び込んだし、あなたは綱を引っ張ったでしょう?僕はあの警察のおじさんを助けて、あなたは僕を助けて。』と、言葉を続けるジェチャン。
ジェチャンは『どうですか?僕は夢の中でこんなふうに話しましたか?』と、微笑みます。
『それから、もう私に避けるなと言いました。逃げないで犬の糞みたいにいつも側にいてと。』と、ジェチャンを見つめるホンジュ。
『それで、あなたは何て答えたんですか?』
そう尋ねるジェチャンに、何も言わずにキスをするホンジュ。
ホンジュが見た夢と現実が重なった瞬間。
ジェチャンを見つめるホンジュに微笑んで、夢の中と同じにフードを下ろし…
ホンジュにキスするジェチャン。
夢は現実に
現実は夢と同じに
ホンジュが眠っている間に見た夢…
それは、現実に起こる夢。
『また会えて嬉しいよ、ナム・ホンジュ。』
『会えて嬉しいわ、チョン・ジェチャン。』
土砂降りの雨の中、微笑みあうジェチャンとホンジュ。
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ラストのステキなキスシーンの間中ずっと「二人とも早く帰ってお風呂に入りなさい!」と思っていた私
最後の方は夢と現実が分かり辛いのですが…青っぽいのが夢で、黄色っぽいのが現実と見分けて下さい。
途中で気になるドラマがあったら呟くとは思いますが、『あなねむ』メインでボチボチやって行こうと思っています。
こんなブログですが、今年もよろしくお願い致します。
では、最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。