あなたが眠っている間に 16話 | よこりんノート

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大好きな韓ドラや日々の出来事を、ノートに書きとめるように始めたブログです。

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初渡韓が迫り、何かと慌しく…文章は終わっているのに、画像の整理が追いつかず…ショボーン

すっかり遅くなってしまいました汗

 

では、16話です。

ジンジャーブレッドマンネタバレになっているのでご注意下さいジンジャーブレッドマン

 

 

ジェチャンの取調べを受けるウタク。

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最初はウタクもハギョンの犯行だと誤解していた…と。

スギョンの部屋の周辺、エレベーター、階段などの防犯カメラ、そして周辺に停まっていた車の車載カメラ…。

スギョンが死亡した時間に、それらのカメラに写っていたのはハギョン一人しかいなかったから。

 

 

 

事故死の可能性もある。

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一人で転んで、テーブルで頭をぶつけて脳出血で死亡…自分が弁護人ならそう主張するだろう…と、ホンジュに話すユボム。

そうなると、スギョンの血で描かれた絵の説明がつかないが、ハギョンがしたという証拠も無い。

事件当時、スギョンとハギョンの手足からは血液の痕跡が無かった。

 

 

 

事件が起きてからハギョンが自首するまでに血を洗い流す時間は十分にあった…と言うジェチャンに、

それは推測で証拠にはならない…と、ウタク。

血で描かれた絵についてハギョンは知らないと言っている。

いくら犯行時間にハギョン一人しかスギョンの部屋に出入りしていないと言っても、検察はハギョンが描いたという証拠も掴んでいないし、それが何で描かれたかも特定できていない。

このまま裁判になれば控訴棄却になる…と。

 

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ジェチャンの質問にスラスラと答えるウタクを見て、取調べを見守っている部長検事たちは『あの警官は弁護士か?雰囲気が裁判みたいになってきた…。』と、ウタクのペースに乗せられているジェチャンを心配しています。

 

 

ハギョンが逃げた事は、潔白でも捕まえられそうだったから。

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家にやって来たハギョンに『本当にお前がユ・スギョンを殺したなら逃げろ。知らないフリをするから。その代わり、潔白なら自首しろ。法を信じて。』と、言ったウタク。

そう言ったら、ハギョンは『法を信じる。』と、言って自首した…と。

 

 

『本当にト・ハギョンが犯人だろうか?』と、思い始めるソン検事。

 

 

ハギョンをなぜ無罪だと思うのか?と、尋ねるジェチャン。

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ハギョンが家に来た時『俺の無罪を明らかにしろ』と言った。

さっき面会した時『真犯人を探しているのか?』と、聞いた。

ハギョンが犯人なら、『無罪を明らかにしろ』ではなく『無罪にしろ』、『犯人を探しているのか?』ではなく『アリバイを作れ』と言うはずだ。

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そう答えるウタクに納得するジェチャン。

 

 

それもそうだ…と、納得するイ検事。

 

 

スギョンに仕事ぶりを低く評価され、ゴミまで出す事になり、ハギョンには殺害の動機があると言うジェチャン。

それが動機なら、スギョンを殺害した後できちんとゴミを分別して捨てているのはおかしい…と、ウタク。

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スギョンの部屋からゴミを持って出たハギョンが、ゴミ捨て場でちゃんと分別しながらゴミを捨てている姿が防犯カメラに映っていました。

 

 

確かにそうだ…と、納得するシン検事。

 

 

取調べの前、チェ係長と一緒に食事をしている時。

『起訴する自信がありませんか?』と、ジェチャンに尋ねたチェ係長。

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『係長さんは、ト・ハギョンが本当にユ・スギョンを殺したと思いますか?』と、聞き返すジェチャン。

この二週間、一生懸命調べて噓発見器にもかけたけど判断不能だった。

ハギョンがスギョンの部屋にいた時間は、防犯カメラから13分間だと分かった。

そんな短い間に殺人を犯し、絵を描き、足跡や血痕を消す事なんて可能だろうか?

他に容疑者がいない事は証拠ではない。

担当検事には自分の判断で被疑者を釈放する事もできる…と、ジェチャン。

 

そんな事をすればジェチャンはクビだ…と、チェ係長。

 

じゃあ、どうすれば良いんですか!?と、嘆くジェチャンに係長はアドバイスします。

『チョン検事さん、もっと謙虚になってはどうですか?どうしてチョン検事さんだけに真実が見えて、先輩たちには見えないと思われるのですか?今日の調査の時に、先輩たちにチョン検事さんが見たものを見せて下さい。見れば分かるでしょう。それでも先輩たちなのですから。きっとチョン検事さんの決断を理解されることでしょう。一緒に考えて下さいますよ。』…と。

 

 

ジェチャンが自分たちに『取調べを見てくれ』と、頼んだ意味に気付くソン検事。

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見せて説得するつもりなんだ…と。

 

 

 

一方、ユボムとホンジュ。

自分のした事は棚に上げて、この事件はカン・デヒ事件のようになる事を望まない。今回はジェチャンの味方だ…と、ユボム。

この事件は証拠が少ないから起訴できないだろう。

だからホンジュさんが手伝ってくれ…と、大きな封筒をホンジュの前に差し出します。

 

そこにはハギョンの父親が麻薬で前科がある事や、ハギョンが学生時代に犯した暴行や窃盗の前科など…ハギョンについての資料が入っていました。

 

ホンジュさんがハギョンの前科を世間に広め、ハギョンが『人間のクズ』だと知らせてくれ。

記者には美味しいネタだろう?

ホンジュさんがこれを報道すれば、他局の記者たちも飛びつく。

彼らは数百人の捜査官になる。

そしてそのニュースを見た世間の人たちは、それぞれが捜査官となり、ハギョンについて知っている事や隅々まで調べた事をネットで拡散する。

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それは数万人もの規模に膨れ上がる。

そうなれば世間はハギョンを放ってはおかない。

人々はハギョンを起訴しろと無条件に検事の味方になる。

民心に抗うな。

誰が見ても犯人なのに、それをそのまま放してしまってはダメでしょう?

ナム・ホンジュさんはそうしても良いと思いますか?

法に則っていたらジェチャンは絶対に起訴できない。

ナム・ホンジュさんが手伝えば、100%起訴できる。

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…そう言って、ホンジュを見つめるユボム。

 

 

ユボムの事務所からの帰り道。

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信号待ちをするホンジュは、助手席に置いたハギョンの調査書類が入った封筒を見つめます。

そして、あの日の事を思い出すホンジュ。

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車で走り去った警官(脱走兵の兄)を、ホンジュを後ろに乗せてバイクで追いかけるジェチャン。

 

川岸に乗り捨てられている警官の車を見つけたジェチャンとホンジュ。

警官を探して川まで出てみると、警官が水の中に入って行っている所でした。

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『オジサン!何してるんですか!?出て来て下さい!』とジェチャンが叫んでも、その声は警官には届かず…。

 

どんどん深みへと入って行く警官を見て、助けに行くと言うジェチャン。

ロープをホンジュに渡して『引っ張れ』と言うジェチャンに、何でそうしなければいけないのか?と、呟くホンジュ。

『何で私があの人を助けないといけないの?』

『当然、助けるべきだろう。それじゃあ死なせるのか?』

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『死なせておきなさいよ。私たちのお父さんを殺したヤツのお兄さんじゃない!憎くてしかたないのに何で私が助けるのよ!?地獄に行って弟に会え!会って、何で私のお父さんを殺したのか聞け!!!』

そう叫ぶホンジュを殴るジェチャン。

 

『おかしいヤツめ!憎いからと死なせるのか!?それが理由か?』

『そうだ!憎い!憎いから、そのまま死なせておけばいいのよ!』

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『しっかりしろ、この野郎!あのオジサンも俺たちと同じだ!昨日の事故が信じられなくて、取り戻したくて、防ぎたいんだ!どうかこれが全て夢ならばと願っているはずだ。

助けろ。俺もあのオジサンも、お前が助けろ!後悔したくなければ。信じてるからな。』

そう言って…ロープを自分の体に巻きつけ、その端をホンジュに握らせるジェチャン。

そして、真っ直ぐに警官が沈んでいった方向を目指して水の中に入って行きます。

 

ロープの端を握り締めたまま、スルスルと水の中に吸い込まれていくロープを見つめているホンジュ。

信号が変わっても考え込んでいたホンジュは、クラクションを鳴らされて我に返ります。

 

 

 

検察を出てタクシーを拾おうとしていたジェチャンの目の前に、ホンジュが運転する車が停まります。

ジェチャンに声をかけるホンジュ。

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ちょうどホンジュを迎えに行くところだった…と、ジェチャン。

今日は私が送るから、車に乗って。コーヒーを一緒に飲みたくて…と、ホンジュ。

 

 

ホンジュたちが注文したコーヒーと一緒にクッキーを出すチョヒ。

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クッキーは頼んでいないと言うホンジュに『これは私からです。お二人が来られると思って予め準備していたんです。』と、チョヒは微笑みます。

 

 

ウタクの調査は無事に終わったのか?ハギョンを起訴するのか?これは記者として聞いているんじゃない、オフレコだ…と、ホンジュ。

 

起訴できそうに無い…と、溜息をつくジェチャン。

 

拘束期間が終わるのに、まさか釈放するのか!?証拠が足りないのか?ウタクにやり込められたのか!?と、驚くホンジュ。

 

ホンジュの手を取るジェチャン。

そして『僕の話を聞いて…』と、話し始めます。

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僕も最初はト・ハギョンが犯人かも知れないと思っていた。

それで、パズルを一生懸命そのように合わせていたんだけど…。

すればするほど、合わないパズルが出て来た。

スギョンの遺体が綺麗だったこと。

ハギョンの家を捜索しても、どこからも血痕一つすら出て来なかった。

それで、犯人じゃないからじゃないか?そう考えたらパズルが合った。

スギョンは何度か耳石症で倒れていた。

今回も、ハギョンが出て行った後に、スギョンは耳石症で倒れて頭をぶつけて脳出血で亡くなった。

そう考えるとスギョンの体に他に傷がなかった事や、ハギョンが部屋を出た後ゴミを捨てたりハギョンの部屋から血痕が出て来なかったことにも納得がいく。

 

血で描かれた絵については、一筆書きだった事が分かった。

13分間で、ハギョンが何も痕跡を残さず絵を描けたとは思えない。

誰が描いたのかは分からない。

でも、それはハギョンではない。

僕たちが分からない何かだ。

それが見つけ出せないせいで、ハギョンがこんな事になってしまった。

 

 

その話を聞いて、一番有力な容疑者を放してしまうのか?と、ジェチャンを責めるホンジュ。

『はい。僕は無能でしょう?ウタクさんの言葉に負けて、一番有力な容疑者を失った。』と、ジェチャン。

『ごめんなさい。違うとは言えません。』と、ジェチャンから目を逸らすホンジュ。

 

ホンジュの横顔をじっと見つめて…

『好きです。あなたを失望させるのが、死ぬほど嫌なくらい…すごく好きです。』と、告白するジェチャン。

 

その言葉に、驚いて立ち上がるホンジュ。

『どうしたんですか?いきなり何で告白タイムなの?』

ジェチャンはホンジュの手を握り『だから、何としてでもト・ハギョンを起訴したかったんだけど…違うと分かって起訴できるはず無いでしょう?一人の人生が台無しになるのに。あなたがすごく好きだけど、その人の人生の前には…僕の感情は「たかが」なんです。すみません、失望させて。』と言って、ホンジュを見つめます。

 

 

ホンジュの手を離して前を向くジェチャン。

椅子に座って、クッキーの袋を縛っていた留め具を自分の左手薬指に巻きつけるホンジュ。

そして環っかを作り、それをジェチャンの右手の小指にはめます。

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『これは何ですか?』と、不思議そうに尋ねるジェチャン。

『別に。必要になりそうだったから。』と、ホンジュ。

クスッと笑ってホンジュを見つめるジェチャン。

 

そんなジェチャンを見て『誰かにすっごく似てますね。子どもの頃、私を殴ったヤツ。』と、ホンジュ。

『女を殴ったんですか?何てヤツだ!』

『知りませんよ。名前も、どこに住んでるのかも。でも、そんなに悪いヤツじゃないですよ。』

『いや、おかしいヤツですよ!女を殴るヤツがマトモですか?そんなヤツと関わるのはやめて下さい。ああ、不愉快だ、本当に!僕とそんなヤツのどこが似てるんですか?』と、怒るジェチャン。

『ああ~、もう!似てませんよ、似てません!』

 

お互い、微笑み合いながら窓の外を見つめるジェチャンとホンジュ。

 

 

 

会社で、ユボムから渡されたハギョンの資料を見つめるホンジュ。

ユボムに会って来たかと、尋ねる先輩。

ハギョンの資料を渡された…と、ホンジュ。

使えるのか?と、先輩。

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また、あの日の事を思い出すホンジュj。

 

 

水の中に飛び込むジェチャンを、ロープを握り締めたまま見ているホンジュ。

気を失って水中を漂っている警官を見つけるジェチャン。

彼の体をしっかり抱きかかえます。

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なかなかロープを引っ張ろうとしないホンジュ。

警官に両手を回したまま、気を失ってしまうジェチャン

 

 

ロープが全て水の中に入ってしまい…

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泣きながら、必死にロープを引っ張り始めるホンジュ。

女の子一人の力で引っ張れるの!?まあ、ドラマだから…汗

 

 

岸に引き上げられたジェチャンと警官。

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息をしていないジェチャンに『しっかりして!起きて!!』と叫びながら、心臓マッサージや人工呼吸をするホンジュ。

 

そして…息を吹き返すジェチャン。

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体を起こし、すぐ側で横たわっている警官の姿を見ると…彼もどうやら助かった様子。

 

ジェチャンは、安心して泣き出したホンジュを『ありがとう。助けてくれて。』と言って抱き締めます。

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ジェチャンの腕の中で、大声で泣きじゃくるホンジュ。

 

その時の事を思い出しながら…

この資料は使えない。検察の捜査に支障をきたすかもしれないから…と、先輩に言うホンジュ。

お前がそう言うならそうなんだろう…と、納得する先輩。

 

 

 

ハギョンを釈放する事に決めた部長検事ですが…その書類をなかなか渡す事ができません。

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部長から無理矢理書類を取り上げる実務官www

 

 

秘書からハギョンが釈放された事を聞かされ、怒り狂うユボム。

ユボムは秘書に、報道資料を作ってインタビューの準備をするように…と、指示を与え、手加減してはダメだな…と、記者に電話をかけます。

ユボムめ~ムキー

 

 

また、ジェチャンが指輪を持っている夢を見ているホンジュ。

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横断歩道の向こう側から、笑顔でホンジュに手を振るジェチャン。

同じく笑みを浮かべるホンジュですが…

 

ジェチャンに近付く黒い洋服に黒い帽子を被った男。

男はドン!とジェチャンにぶつかって、そのまま振り向きもせずに去って行きます。

一瞬男を振り返るジェチャン。

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そのまま自分の横腹を見ると、真っ白いシャツに真っ赤な血が滲んでいます。

それを見て驚くホンジュ。

 

信号が青に変わり…

崩れるように倒れるジェチャンに向かって、ホンジュは必死に走ります。

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ジェチャンを抱きとめ傷口を押さえ『誰か助けて下さい!救急車を呼んで下さい!』と、泣き叫ぶホンジュ。

そして、血に染まったジェチャンの手が力なく落ちて…

ホンジュの腕の中で意識を失うジェチャン。

 

 

その瞬間、ホンジュはハッ!と目を覚まします。

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体を起こして泣きじゃくるホンジュ。

 

私の人生で最も甘い夢が

最も恐ろしい悪夢に変わってしまった…

 

 

 

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ほとんど、取調べやホンジュの回想シーンで終わった回でした。

出来るだけまとめて書きました。

皆さんに、ちゃんと伝わっていると良いのですが…。

 

また不吉な夢を見てしまったホンジュ。

この夢を変えることは出来るのでしょうか?

 

最初、ホンジュは子どもの頃に会った少年がジェチャンだと分かっているのかな?って思ったのですが、分かっていないようでしたね汗

 

少しずつ謎が解けていくのですが、また新しい謎が現われて…しっかり見ていないと見落としてしまいそうです滝汗

 

では、今回も長文を最後までお付き合い頂いて有り難うございましたニコニコ

 

 

画像お借りしました。