今回は、あちこちカットしたりまとめて書いたりしています。
早く放送に追いつかないと
では、11話です。
ネタバレになっているのでご注意下さいね
人目を避けるように、ATMから大金を引き出しているカン・デヒ(チキン店の店長)。
妹チョヒからの電話にも出ようとしません。
妹の所には刑事がやって来ていました。
どうやらデヒには逮捕状が出ているようです。
デヒはユボムを訪ねます。
何の連絡も無くやって来たデヒを怪しむユボム。
『検事出身の弁護士を探していた。金はいくらでも払う。』と、バッグ一杯に入った大金を見せるデヒ。
とりあえず話してみて下さい…とユボム。
私は悔しいんです…と、話し始めるデヒ。
最近、交通事故で弟を死なせてしまった。
弟には保険が掛かっていたので、警察が保険金目当てで殺したのだろうと令状を持って来た。
それで逃げ出したんだ…と。
令状の内容をちゃんと見ず、警察が来てすぐに逃げ出した…と言うデヒに呆れるユボム。
自分で犯人だと言っているようなものだからね!
その言葉の意図する事に気付いて慌てるデヒ。
私が検事だったらデヒのさっきの言葉だけで大きなミスを犯した事になる。
でも心配しなくていい。今は弁護士で依頼人に対して守秘義務があるから、デヒがここで話した事は誰にも話さない。助かりたければ弁護士に嘘は言わず、私に正直に望む事を話すように…と、ユボム。
『弟さんを殺したのですか?』
その言葉に…今までの哀れそうなデヒの表情が、何の感情も持たない冷酷な表情に豹変します。
『はい。私が弁護士さんに望む事は、裁判で…私を無罪にしてくれる事です。』
夢を見ているジェチャン。
ジェチャンの家でテレビのニュースを見ているホンジュ。
ホンジュの隣に座るジェチャン。
この時の二人はペアルックなのか?
『僕のはいつ出る?』
『今よ。』と、テレビのボリュームを上げるホンジュ。
『ナム・ホンジュ記者の報道です。』と、伝えるニュースキャスターの声。
テレビ画面にはホンジュの姿が…。
『ソウル漢江地方検察庁は殺人及び詐欺で、拘束・起訴していた被告人37歳カン氏の最終審判で、無期懲役を求刑しました。カン氏は去る2015年6月から今年の2月まで、弟と妹を被保険者とした保険に加入。死亡保険金を目的に、弟と妹の二人を殺害した罪で拘束・起訴されていました。SBCニュース、ナム・ホンジュでした。』
地検前でマイクを持っている自分の姿を満足気に見ているホンジュと、ガッカリしたようにソファにもたれるジェチャン。
『何で求刑が漢江地検なんだ?漢江地検のチョン・ジェチャン検事がしたんだ。』と、自分の名前を言わなかったホンジュに不満をぶつけるジェチャン。
『だから?悔しい~?』と、ジェチャンの顔を覗き込むホンジュ。
『いいや。肝心な所が抜けていて悲しいだけさ。悔しいまではないけど…』と、口を尖らせるジェチャン。
『ふ~ん。そう?悔しいなら労わってあげようとしたのに…』と、ソファーの端っこに移動するホンジュ。
ホンジュの腕を掴んで自分の方に引き寄せるジェチャン。
『考えてみれば、ちょっと悔しいような気がする…』と、ホンジュの肩に頭を乗せて目を閉じます。
『言ってみて。何がそんなに悔しいの?』と、自分に甘えるジェチャンを見て微笑むホンジュ。
『何がそんなに悔しいんだよ?』
そう言いながらジェチャンの肩をトントンしているスンウォン。
その声に、現実に引き戻されるジェチャン。
気が付くと、それはホンジュではなくてスンウォンの腕の中でしたwww
『わ~っ!何だ!?何だ、お前!一体なんで俺のベッドに!?』と、驚いてスンウォンから離れるジェチャン。
『起こそうと入って来たら、兄さんが俺を引っ張り込んだんじゃないか~。「悔しい」って言って俺の手を引っ張って!』と、スンウォン。
『止めろよ!そんな易々と…』と、自分でも何を言っているのか分からなくなるジェチャン。
朝食はシリアルにするか、ラーメンを作ろうか?と、尋ねるスンウォン。
その言葉に、ホンジュ母が朝食を作ってあげると言っていた事を思い出すジェチャン。
今後、毎日朝ごはんは向かいの家で食べる。おばさんが作ってくれるって…と、ジェチャンに言われて喜ぶスンウォン。
ホンジュの家の朝ご飯はすごく良いんだ…と、嬉しそうにしているスンウォンに『食べた事あるのか?』と、不思議そうなジェチャン。
ジェチャンがいない時にご馳走になったと聞いてムカつきます。
『シャキーン!ウルヴァリ~ン!』と言いながらスンウォンに襲いかかるジェチャン。
『やめろ!』と、逃げ回るスンウォン。
賑やかな朝の風景…?
*ウルヴァリン:映画『X-メン』の主人公。
ナム家の洗面所。
大音量で音楽をかけ、ノリノリで髪を乾かしているホンジュ。
BGMはBIGBANGの「FANTASTIC BABY」です
『お母さん!カミソリはどこにあるの!?私のスネ毛、これは何なの!?ヒ~!何でスネ毛が一日しか過ぎてないのにこんなに伸びてるの!?この速度で育てば、二毛作三毛作くらいできそうよ。ワキ毛なんか…』と、大声で話しながら洗面所から出て来たホンジュでしたが…
台所には、静止画像のように動きを止めてホンジュを見つめているジェチャンとスンウォンの姿が
驚いて、同じく固まるホンジュ。
今日から一緒に朝ごはんを食べる事になったから挨拶しなさい…と、慌てる母。
『それからワキ毛…いや、カミソリはシャンプーの横にあるから探してみなさい。』
『分かった。いらっしゃい。』と、冷静を装い洗面所に戻って行くホンジュ。
鏡に駆け寄り自分の顔を見たホンジュは『眉毛が無い!半分ないっ!モナリザか!?』と、驚愕
自分のスネを見て、眉毛に分けてくれ~!と、嘆いています
着替えて、メイクもバッチリでテーブルに着くホンジュ。
お客さんがいらっしゃるなら予め話してくれないと…と恨めしそうに言うホンジュに、言ったけど音量が大きくて聞こえなかったのね…と、母。
『大丈夫よ!家にいる時は他の皆も、ウチのホンジュみたいにしているんじゃないの?』と、フォロー。
『いいえ、僕はあそこまでは…』と、口を揃えるジェチャンとスンウォン。
チラリとジェチャンに目をやり『ウソつくなよ!僕の兄さんは家では人間の姿じゃありませんよ。』と言うスンウォンの足を、テーブルの下で思いっ切り踏みつけるジェチャン。
何も無かったようにすましているジェチャンに『知ってるわよ。あんたの兄さんが家ではどんな姿なのか。』と、得意気に言うホンジュ。
『見たんですか!?』『どうやって分かったの!?』と、口々に尋ねるスンウォンと母。
そして、顔色が変わるジェチャン。
『今まで何度も夢で見たのよ。た~くさん!何日も髪を洗わないで汚れた髪をワックスつけたみたいにして、そのまま出勤してるでしょう?』と、ホンジュ。
その言葉に、慌てるジェチャンと『その通りです!髪にシラミがわくんじゃないかと恐れてるんですよ、マジで!』と、スンウォン。
その後も、ホンジュの暴露は止まりません。
『(脱いだ)靴下はカタツムリだし、ズボンは八の字。脱いだ物を洗濯機に入れたことも無い。トイレのドアを何で開けっ放しでするの?』
そのホンジュの言葉に『そうそう、その通り!』と、激しく同意するスンウォン。
『最悪なのは、水を流さない事!!!』と、声を揃えるスンウォンとホンジュ。
どうして分かるんだ?すごい!と、感心しまくるスンウォン。
全て夢で見た…と、ホンジュ。
自分の家での様子を思い浮かべて顔をしかめるジェチャン。
『私があなたの事を思って言わなかったのに!』と、何故か逆切れしているホンジュ。
『ちょっと、ナム・ホンジュさん!』と、テーブルを叩くジェチャン。
『何よ!』と、叫ぶホンジュ。
『認める!もうやめましょう。』と、負けを認めるジェチャンwww
バスを待つジェチャンとホンジュ。
まだブスっとしているジェチャン。
どうせ見てしまったんだからしたいようにして暮らして。無理したってムダだし、弟にもそう言われるよ…と、慰め(?)るホンジュ。
『怒ったの?』と、ジェチャンの顔を覗き込むホンジュですが、そっぽを向くジェチャン。
ジェチャンが乗るバスが来たのに乗ろうとしないジェチャンに『乗らないの?』と、ホンジュ。
『乗りませんよ。そちらを会社に送ってから行くから。』と、ジェチャン。
その言葉に、会社の前で『毎日、会社に送る』と言っていたジェチャンを思い出すホンジュ。
『本当だったの?』
『本当だよ。』
嬉しくて…ジェチャンの手に、そっと自分の手を伸ばしたホンジュでしたが…
その手が触れる瞬間に『バスが来たよ。乗ろう!』と、歩いて行ってしまうジェチャン。
ホンジュががっかりしていると…
戻って来てホンジュの手を握り『何してるんですか?遅れますよ。』と、ホンジュを引っ張るジェチャン。
バスに乗ると、並んで座る二人。
とくに話す事は無いけれど…幸せそうなジェチャンとホンジュ。
出社すると、先輩から名刺を渡され(ホンジュが)休んでいた間に漢江警察署と検察の担当が変わったから挨拶して来い…と言われるホンジュ。
口うるさく指示を出す先輩に、新人の頃のように連絡も二時間おきに入れる…と言ってしまうホンジュ。
ホンジュ母の店に昼食を食べに来たウタクとオ先輩でしたが、余計な事を言ってまた母から叱られてしまいます。
ウタクが警察署に戻って来ると、そこにはホンジュの姿が。
就職したのか?と、驚くウタク。
『いいえ、復職したのよ~。』と、名刺を差し出すホンジュ。
『お前、記者だったのか。知らなくて悪かったな。』と、微笑むウタク。
親しそうな二人を見て、ウタクの事が好きな女性警官は、二人はどんな関係なの?…と、オ先輩に尋ねます。
二人に何か関係があるのかないのか?よく分からないオ先輩。
見送りに一緒に出て来たウタクに、ホンジュは何かネタは無いかと尋ねます。
その時、先輩記者からの電話を受けるホンジュ。
ホンジュから急かされて野良猫連続殺害事件の事を教えるウタク。
今まで100匹以上殺されている…と、ウタクから聞いたまま報告するホンジュ。
嬉しそうにホンジュを見つめるウタク。
会議で集まる刑事3部の検事たち。
シン検事は保険金殺人事件で不在。
その事件はジェチャと当直を交代した時に起きたんだ…と、イ検事。
事故が発生した当時は単なる自動車事故だと思っていて、家族が嫌がったので検死もしなかった。
でも調査すると、兄が亡くなった弟に27億Wもの保険金をかけていた事が分かった。
すごく悲しそうに泣いていたのに、自分で殺したなんて…と、ゾッとしたと言うイ検事。
その話を聞いて、ホンジュが報道していた夢を思い出して…
『その被告人はもしかして「カン」さんですか?弟と妹、二人とも殺したんですか?』と、尋ねるジェチャン。
名前や妹がいるのをジェチャンが知っている事を不思議がるイ検事。
ジェチャンは妹は殺されていないと聞いて、ホッとします。
『この事件が、もしかして無罪になる事はありますか?』と、尋ねるジェチャン。
『そんな事はあり得ない。調査した時に自白したんだから。』と、イ検事。
そして、カン・デヒの弁護士がイ・ユボムだ…と。
裁判の前に、三人の判事のうち二人が女性だという事に不平を漏らすユボム。
それを当の女性判事に聞かれてしまいます。
三人の判事が全て男性だったなら、そんな事は思わなかったでしょうね…と、痛い所を突かれるユボム。
カン・デヒの裁判が始まりました。
無罪を勝ち取る勝算はどれくらいか?と、ユボムに尋ねるデヒ。
99対1で、自分たちが99だと言うユボム。
一方、当然99%有罪だ…と、ジェチャンに言うイ検事。
本当に有罪になるのかと心配するジェチャン。
もし無罪になったら、検死を行わなかった自分が大変なことになる…と、イ検事。
*裁判の内容は簡単にまとめます。
デヒは2015年6月から被保険者を弟で自分を受取人にして、31件以上もの生命保険に加入。
一ヶ月で400万W以上もの保険金を支払っていた。
投資に失敗したデヒは、保険金目当てで故意に交通事故をおこして弟を殺害した。
事故後、デヒは7社の保険会社に事故を申告して、合計で27億Wもの保険金を手に入れた。
カン・デヒを殺人と詐欺の罪で起訴する…と、起訴内容を述べるシン検事。
これに対し『公訴事実を全て否定します。被告人は…無罪を主張します。』と言うユボム。
昼食を食べながら、この件について話し合う刑事3部の検事たち。
自白した事件なのに無罪を主張するなんて…と言うイ検事。
ユボムがわざと自白させたのではないか?自白させれば余計な事を調べられなくて済むから…と、ジェチャン。
何でそんな事を言うんだ…と、内心ビクビクのイ検事。
ユボムは、とりあえず自白させておいて裁判で逆転させるつもりかも…と、ソン検事。
指でハートを作ってソン検事に送るジェチャン。
『先輩までどうされたんですか?』と、焦るイ検事。
そんなやり取りの中、一人静かに祈祷を始める部長検事。
これからは各自で祈祷しよう…と言う部長の言葉に、テーブルの下で手首に付けている数珠をこっそり触るイ検事。
シン検事にも、今後ジェチャンの忠告も無視しないように…と、部長。
忠告なんて20年以上の経験がある先輩がするものだと思っていた。
検事になったばかりのジェチャンが先輩に対して忠告するなんて、どうやったらそんな事ができるのか教えてほしい…と、嫌味を言うシン検事。
『褒め言葉ですかね?』と、ソン検事に尋ねて呆れられるイ検事www
シン検事をじろ~っと睨むジェチャン。
スンウォンにシン検事の態度を愚痴るジェチャン。
家にいるのにキチンとした身なりと、サッパリした髪型…そして部屋の掃除までしているジェチャン。
シン検事の言葉を素直に受け取らないジェチャンを指摘するスンウォン。
腹立ち紛れにスンウォンを掃除機で吸うジェチャンwww
でも、ホンジュが夢で見るかも!?と思ったのか、優しい態度に豹変します。
『足をどけてくれるかい?掃除機をかけるから。』と、口調まで丁寧に。
じ~っと疑わしそうにジチェンを見つめるスンウォン。
『兄さん、その髪は何だ?家ではいつもボサボサ頭だろう?肌まで違うな!?家で何でBBクリームまで…』
もしかしてホンジュが夢で見るからか…?と、気付くスンウォン。
違うと!否定するジェチャンを見ながらニヤニヤwww
『そうなんだな!?だから掃除した事ないのに掃除して、そんな格好して…慣れない事して…』と言うスンウォンに怒って掃除機を振り上げたジェチャンでしたが…
今、自分がしている事や弟の言葉がホンジュの言っていた通りだと気付きます。
『ああ…、これも夢で見たんだ。これって何だ?完全に人間防犯カメラじゃないか!?あ~っ!もうっ!!マジで!』と、掃除機を放り投げてジタバタするジェチャン。
テレビ局で会議をするホンジュ。
ホンジュがウタクから仕入れた野良猫殺害の案件が出ています。
野良猫が殺され始めたのは数ヶ月前からで、最初は1~2匹だったのが、時がたつにつれてだんだん規模が大きくなって来た。
今までで殺された野良猫の数は100匹にもなる。
どうやら青酸カリで殺しているようで、犯人はまだ分からない…。
そのホンジュの報告に、驚きの声が広がる会議室。
ホンジュに、警察が犯人を捕まえるまで調査し続けろ言う先輩。
そこまでする事件でもない…と、ホンジュ。
『連続殺人の前に、こういった動物虐待をする事が多い。
殺人の予行練習みたいに。
100匹もネコを殺すようなヤツだ。
犯人がどんなヤツなのか?どんな背景があるのか?
これが今気になっているのは俺だけだろうか?』
その先輩の言葉に、皆は同意するようにざわめきます。
『私もネコじゃなくて人間を調べたいのに…』と、ガッカリするホンジュ。
誰かを探すように階段を駆け上るカン・デヒ。
その手には血が付いています。
『ジェチャンさん…もし、この瞬間を夢で見たのなら…』と、声を震わせるホンジュ。
悲鳴を上げるホンジュとチョヒ。
そんな夢を見て、飛び起きるジェチャン。
『カン・デヒが…一体なぜ…?』
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カン・デヒが怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
あの人の良さそうな顔から無表情に変わる所が…
いつもお笑い担当みたいな役が多い俳優さんだけど、こんな役も出来るなんて!
今回は、ジェチャンとスンウォンの絡みが多くて楽しかったです
今夜の放送までに12話を終わらせたかったのですが…残念
では、最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。