何とか食らいついて行こうと思っていましたが、とうとう放送に追い越されてしまいました
やっぱり予定が入ってしまうとダメですね
来週の放送日までには追いつきたいと思います
では、8話です。
ネタバレになっているのでご注意下さいね
ウタクとホンジュが見た夢
パク・ジュンモの取調べに向けて気合を入れるジェチャン。
検察に到着するパク・ジュンモとユボム。
参考人として、ソユン母の側にいて警察に通報したテレビ局の男性と事件を担当したウタクの先輩(オ先輩)もやって来ます。
着いてすぐ、ウタクからの電話を受けたオ先輩。
その電話を『急用みたいです…』と、ジェチャンに渡します。
ウタクもホンジュもジェチャンの電話番号を知らなくて、オ先輩にかけてきたのです。
ウタクはジュンモの調査をジェチャンでなく捜査官と代わるように…と、言います。
もちろん、そんな事は納得できないジェチャン。
スマホをスピーカーにして、ウタクとホンジュは必死にジェチャンに説明し始めます。
理由は分からないけど、二人とも同じパク・ジュンモ調査の夢を見た。
ホンジュの夢ではジュンモは無罪で、ウタクの夢では起訴だった…と、ホンジュ。
比べてみると二人の夢は一つだけ違っていて、それは調査を行った人。
ホンジュの夢ではジェチャンが、ウタクの夢では煮干みたいな顔の捜査官(チェ係長の事みたいw)が調査していた…と、ウタク。
チラリと、その煮干しのようなチェ係長の顔を見て『間違いじゃないのか?』と、顔をしかめるジェチャン。
その時、部屋に入って来たユボムとコソコソ話すチェ係長を見て『彼はユボムと親しいんだぞ。』と、尚更無理だと拒否。
『でも、どうするんですか⁉︎夢はそうなのに。パク・ジュンモは夢で無罪を主張していました。』と、ホンジュ。
『無罪を主張するなんてありえない!証拠は沢山あるのに‼︎』と、驚くジェチャン。
『証拠がたくさんあったとしても、あなたはユボムさんに負けるんです。だから、係長さんに任せて!お願いだから。』と、ホンジュ。
『分かりました。いったん切ります。』
参考人もユボムたちも待っているので、納得できないまま電話を切るジェチャン。
電話を切った後『どうして夢が違うんだろう?私たち二人のうち一人の夢が間違っているの?』と、悩むホンジュ。
『今まで夢が違った事は無い?』と、手帳を広げるウタク。
『うん。ジェチャンさんに会うまでは。』
『会った後は?』
『夢が変わった。ジェチャンさんのお蔭で。』
それを手帳に書き留めるウタク。
『今度もそうだと良いね。』
『そうね。どうか私の夢が違っていると良いわね。』と、溜息をつくホンジュ。
チェ係長なんかにとても任せられない…と思いはしたものの、結局チェ係長に調査を頼むジェチャン。
思いもしなかったジェチャンの言葉に、驚くチェ係長と、呆れたように鼻で笑うユボム。
そしてチェ係長の調査が始まりました。
妻が処罰を望むと言う事で、暴行罪も罪になる…と言うチェ係長に『私は妻に暴力を振るった事などありません。』と、暴行すらしていないと言い出すジュンモ。
本当に無罪を主張するんだ!
夢の通りなのか?
と、驚くジェチャン。
ユボムの主張
一度は暴行を認めたけれど、それは前回の事件もあるから一旦罪を認めるようにと指示した。
でも、これは見事に妻の作戦に嵌ってしまっていたのだ。
前回の事件でジュンモは、次に暴行した時は10億Wを支払うという内容の誓約書を妻に渡していた。
『まさかとは思ったけど』と、先日ホンジュ母の店で(スマホで)こっそり録音していた音声をチェ係長に聞かせるユボム。
それは…『夫がいなければ世界が終わるわけじゃなし。離婚して慰謝料や養育費をもらえばいいじゃない。』と言うホンジュ母の声と『もう書類は準備しています。』と言うソユン母の声でした。
妻は暴行をでっち上げ、この10億Wを騙し取ろうとしている…と、ユボム。
ここで、参考人として呼ばれていたテレビ局の男性が『妻の洋服に靴跡がついていたのを見た!』と、反論します。
そこでユボムはジュンモに靴を脱がさせ、自分の事務所から持ってきた物差しでジュンモの足の長さを測ります。
長さは26㎝。
調書では、妻のブラウスに付いていた靴跡は28.5㎝。
つまり、妻はこの誓約書を使って10億を手に入れようと虎視眈々とその機会をうかがっていた。
そんな時、妻はスキー場で事故に遭いケガをした。
この時のケガをジュンモに暴行されたせいにするため、妻は娘の演奏会の日に自分でブラウスに靴跡をつけ、わざと人が多い瞬間を狙って倒れた。
これがユボムの主張でした。
チェ係長の名調査
『私は本当に妻を愛していたんです。でも、イ弁護士から聞いてみると全部つじつまが合って…』と、泣き出すジュンモ。
パクさんは逮捕されて調査されるまで一度も暴行を認めた事はない…とユボム。
この状況をハラハラしながら見守っているジェチャン。
その事実を確認するため、チェ係長は妻が倒れた時パク・ジュンモが何と言ったのかをテレビ局の男性に尋ねます。
『「俺がやったんじゃない」と。』と、テレビ局の男性。
逮捕した時も?と、オ先輩に尋ねるチェ係長。
『はい。その時も「俺はやっていない」と。』と、オ先輩。
『愛する妻の裏切りが、どんなにか悔しいでしょうね…。』と、涙するジュンモにティッシュを渡すチェ係長。
チェ係長は『それではちょっと注目して下さい。』と、手を出して一本ずつ指を立てていきます。
一本目…愛する妻が突然意識を失って倒れた。
二本目…倒れた妻を見てすぐ『殴っていない』と言ったのに
三本目…逮捕された。
『検事さん、私だけがおかしいと思っているのでしょうか?』と、立てた三本の指をジェチャンに見せるチェ係長。
少し考えた表情になるジェチャン。
『私は、この部分。「殴っていない」と言った、この部分がすごく気になるんですが…。』と、二本目の指を反対の手ではじくチェ係長。
皆が不思議そうにしている中で一人『はい!私もそこが気にかかります。』と、晴れ晴れとした表情で立ち上がるジェチャン。
チェ係長の横に立ってジュンモを追い詰めていきます。
『愛する妻が突然倒れてすぐにかける言葉が「私がやったんじゃない」なんですか?「お前、大丈夫か?」とか「誰か助けて下さい!」だと言うべきじゃないですか?逮捕された時も「俺がやったんじゃない!」と弁明するのではなく「犯人を捕まえて下さい!」と言うべきでしょう。』
そのジェチャンの言葉に頷くチェ係長と、ハッとする一同。
『いや、他の人たちが私がやったんじゃないかって言ったから。』と、焦り出すジュンモ。
チェ係長に命じて妻が倒れた時の映像を皆に見せるジェチャン。
映像には、目の前で倒れた妻の上着でブラウスの靴跡を必死に隠しているジュンモがバッチリ映っていました。
誰もジュンモが殴ったなんて言っていないのに、自分がやったように慌てて靴跡を隠している…と指摘するジェチャンに『それは俺の靴跡じゃない。さっき測っただろう!?』と、ジュンモ。
『それじゃあ、今度は靴を履いたまま測りましょう。足の長さでも靴の長さでも2~3cmちょっとの差が出るって事を弁護人が知らないなんて事はないでしょう。』と、ユボムを睨むジェチャン。
靴のサイズを測られそうになって、さすがに観念するジュンモ。
『誓約書に足跡、それと携帯電話の録音。これが自分じゃないと言う証拠の全部ですか?ヒャンミさん、そこのカートを持って来てくれますか?』と、暴行の証拠が山積みのカートを持って来せるジェチャン。
『何か間違った道に入ってしまわれたようですが、こんなふうに捏造した証拠でずっと嘘をつくなら、後で不利な事になりますよ。選択して下さい。ここでこのまま帰るのか、それとも正直に全部話すのか。』と、ジェチャンはジュンモに詰め寄ります。
『いや、私は正直に話そうとしたのに…』と、オロオロするジュンモに『答えるなと言ったでしょう!』と、怒鳴るユボム。
『答えられなくて結構です!ここでの陳述の態度、虚偽の診断書、防犯カメラの偽造。これだけでも事件は十分に大きくなりましたから。これでも起訴には十分です。今からはパク・ジュンモさんがどんな姿勢で調査に応じるかで刑罰と量刑が決定するでしょう。』
そのジェチャンの言葉に『今、脅迫されてるんですか?』と、尋ねるユボム。
『助言しているんです。ブレーキが故障した車から飛び降りるか、それともそのまま乗って自爆するのか。』
たまらず『私は認めようとしたのに、この人が無罪にって言ったんです!処罰不嘆願書も偽造診断書も全部あの人がしたんです!私は何にも知らないんです!』と、必死に言い訳するジュンモ。
ジュンモを怒鳴りつけるユボムに、今後調査に口出ししたら、立ち会う事も制限するほか無い。証拠の隠滅、隠匿、捏造の可能性がある時もです…と、一喝するジェチャン。
チェ係長に代わって今度はジェチャンがジュンモの調査を始めます。
その様子を嬉しそうに見ているチェ係長とヒャンミ、そして悔しそうなユボム。
この結果を聞いて喜ぶホンジュたち。
チェ係長の一言
コーヒーの買出しに出ていたチェ係長と出くわすユボム。
『やっぱりイ弁護士さんは運が良いですね。』と、ユボムにコーヒーを一つ渡すチェ係長。
『係長さん、今日はちょっと寂しかったですよ。あんなに証拠がたくさんあるって話してくれないなんて。係長さんは永遠に僕の味方だと思っていたのに…変わりましたね。』と、ユボム。
『私は仕事で、そっち側とかこっち側とかありませんよ。イ弁護さんと仕事をしていた時もそうだし、今でもそうです。それでも私が変わったと感じられるなら、それは…私ではなくイ弁護士さんが変わられたんじゃないですか?』と、チェ係長。
チェ係長と別れてから、腹立ち紛れにコーヒーを飲まずに捨ててしまうユボム。
ジェチャンの謝罪にならない謝罪
廊下でチャ係長とヒャンミに会うジェチャン。
ジェチャンはチェ係長に今までの事を謝ります。
『私は今まで係長さんの事をすごく誤解していました。私は係長さんがイ・ユボム弁護士さんから何か受け取っていて、それで優遇していると思っていました。早く退勤すれば接待を受けているのか?遅刻すれば飲みすぎたのか?…と。勤務時間中にメールしているのも、私は癒着の証拠だと思っていました。今まで誤解していて本当に申し訳ありませんでした。』
…と、頭を下げて去って行くジェチャン。
ところが、これをジェチャンの後ろでずっと聞いていた刑事3部の人たち。
(チェ係長には彼らが見えていたのでメッチャ焦っていました)
チェ係長とすれ違いざまに…
『勤務時間中、メールは少なめに。』と、ポンポンと係長の肩を叩く検事部長。
『係長さん変わったね。以前は時間には正確だったのに。』と、ミン・ソンウク。
『肝臓が悪いんですよね?お酒をやめて下さいよ!』と、叫ぶぺ・ヘソン。
三人の後姿に向かって『だから、全部誤解でしょう!誤解!!それは全部誤解だ…って、言ってた…』と叫ぶ憐れなチェ係長さんでした
今回はウォネさんの活躍が素晴らしかったですね~!
そのうちオネエ言葉が出るんじゃないかって心配(期待)してたけど…さすがにそれは無かったですね
ジェチャンとシン検事
ジェチャンを呼び止めるシン検事。
取調室に入って一枚の名刺を差し出します。
それは別名『毒蛇』と言われているシン検事の先輩の名刺でした。
先輩は元検事で、今は自分の事務所を持つ離婚専門の弁護士。
ジュンモのような輩からお金を取ってくれるから電話してみて…と。
パク・ジュンモを捕まえる事しか頭に無かったでしょう?と言うシン検事にお礼を言って『先輩だな…』と、やっとシン検事を先輩だと認めるジェチャン。
インパクトがあるでしょう?と『バ~ン!』と、ジェチャンの真似をするシン検事。
それを見て『み、見たのか⁉︎』と、驚くジェチャン。
『うん。ここで、皆と一緒に全部。』と、言って部屋を出て行くシン検事。
『はぁ…』と、ガックリするジェチャンでした
その夜のこと
ホンジュ母の店で祝杯をあげるソユン母娘、スンウォン、ウタクそしてホンジュ母。
ジェチャンが引越し費用や学費の事まで色々調べてくれて、夫の接近禁止の合意まで取り付けてくれた…と、嬉しそうなソユン母。
メモを取り出し、ジェチャンに一点追加するホンジュ母。
『これでもウチの兄さんは間抜けな検事か?』とソユンに尋ねるスンウォン。
『間抜けな検事じゃないけど、両班(?)でもないわね。』と、言って窓の外を見るソユン。
そこには店の中を覗き込んでいるジェチャンの姿が…。
ウタクがジェチャンを迎えに外に出ると『あの二人よく来ると思わない?』と、スンウォンに尋ねるソユン。
『ここの店が美味しいからよ。』と、ホンジュ母。
『そうかな?他に理由があるみたいだけど。』と、意味深発言をするソユン。
店の外では、嫌がるジェチャンを無理矢理店の中に入らせようとしているウタク。
すれ違い
バス停でジェチャンを待つホンジュ。
『「パク・ジュンモを起訴したんですってね!よくやりましたね~!」
「起訴したのが何よ?当然じゃないの?」
「ホント!?起訴したの?すっご~い!私、知らなかったわ~!」
「おいで!私が一度抱き締めてあげる!カモン、カモ~ン!」』と、一人でジェチャンに掛ける言葉をジェスチャーつきでリハーサル。
周りの人から白い目で見られているのにも気づかず、カモンカモンと言っていたホンジュですが…
なかなか帰って来ないジェチャンに痺れを切らして、バスに乗り込みます。
同じバスから降りて来たジェチャン。
近くにいた女性をホンジュと思って声をかけてしまいます。
すれ違ってしまう二人。
いつものカフェで『カニみたいに腕の長い人いるでしょう?その人ここに来ましたか?』と尋ねるホンジュですが、『今日は来られていません。』と言われてガッカリ。
その後すぐ、同じカフェにやって来てコーヒーを注文した後『いつも朝に来ている女性がいるでしょう?髪が短い…』と尋ねるジェチャン。
『さっき来られてお客様(ジェチャン)を探していらっしゃいましたよ。お二人は、お互いの電話番号をご存知ないんですか?』と、店員さん。
『はい、まだ。』と、呟くジェチャン。
コーヒーを片手にカフェを出て街を歩くジェチャンは、別のカフェの中を覗き込んでいるホンジュを発見。
そっとホンジュの後ろに立って『何をそんなに探しているんですか?』と声をかけます。
『あっ!』と言って、笑顔でジェチャンを見つめるホンジュ。
桜並木の下で
雪のように桜が舞い散る道を、並んで歩くジェチャンとホンジュ。
探すのに苦労したから電話番号を入力(登録)して…と自分の名刺を渡すホンジュ。
今は休職中だけど、電話番号はそのままだから…と。
それはSBCというテレビ局の名刺。
ホンジュは報道局の記者のようです。
私はホンジュは弁護士かと思ってたけど、記者だったんですね~
パク・ジュンモ事件がどうなったか聞いたか?と尋ねるジェチャン。
前に不起訴になった事件までも全て起訴したんでしょう?と、ホンジュ。
フフンと、嬉しそうにはにかむジェチャン。
『私の夢が違って、どれほど良かったことか。』
『朝、夢の事を何で僕に話さなかったんですか?』
『何となく。応援だけしたかったんですよ。』
『僕はそっちの応援は嫌いなんですよ。』と、フッと笑うジェチャン。
『ところで、私を何で探していたんですか?パク・ジュンモを起訴した事を言いたかったんですか?』
『探してませんでしたよ。検察からの帰り道ですよ。』と、惚けるジェチャンですが…
『ううん。じゃあ、そのエプロンは何なんですか?ウチの店に寄って来たみたいだけど?』と、すぐにバレてしまいます。
またエプロンをつけたまま、忘れて上着を着て出て来てしまったジェチャン。
『ええい、クソッ!』と、慌ててエプロンを外し始めます。
『私が応援するのが脅迫みたいでイヤって言ってたでしょう?できなかったら失望しそうだから?』と尋ねるホンジュ。
『はい。イヤです。』と言いながら、首に引っかかっているエプロンの紐をモゾモゾするジェチャン。
『そのままでいて下さい。私が解いてあげます。』と、ジェチャンの首の後ろに両手を伸ばすホンジュ。
『私は失望しませんよ。できれば上手くやってくれて有難いし…出来なくても頑張ってくれて有難いのに。何で失望するんですか。』
そう言ってエプロンの紐を解いていたホンジュですが、じっと自分を見つめるジェチャンの視線にその手が止まります。
『だから、私が応援する事をイヤがらないで下さい。ファイティン!』と、笑顔でジェチャンを見つめるホンジュ。
暫くホンジュを見つめた後で『ありがとう。』と、言うジェチャン。
両手をジェチャンの首に回したまま、そっと瞳を閉じるホンジュ。
黙って、瞳を閉じているホンジュを見つめ続けるジェチャン。
それが夢で見た場面と同じだと気付いているのでしょうか?
降り止まない雪のように、桜の花びらがヒラヒラと舞い落ちる中で…
ホンジュはゆっくりと踵を上げてジェチャンに顔を近づけていきます。
一生懸命に背伸びをするホンジュに気付いて、自分も同じように踵を上げるジェチャン。
『何してるんですか?』と、冷静なジェチャンの言葉に、驚いて目を開けるホンジュ。
突然、恥ずかしくなったのか?『エプロンを外してたんすよ!エプロン!!』と、逆切れwww
『ああ!本当にどうかしてる!何で目を閉じてるのよ!』と、ブツブツ言いながら足早に歩いて行ってしまうホンジュ。
その姿を可笑しそうに眺めて…
そのまま桜を見上げるジェチャン。
ジェチャンの気持ち
ホンジュ家の朝食に招待されたスンウォン。
『毎朝こんなに食べてるの?』と、その食事の量に驚きを隠せません。
ソユンの留学が本格的に決まり、学費も何とかなりそうだと喜ぶソユン母。
留学したら寮に入るというソユンに寂しそうなスンウォンでしたが…
寮のWi-Fiがバッチリだから毎日メールすると言われて大喜び。
寮のトイレの水の勢いを心配するホンジュwww
賑やかな食卓に『本当に美味しいです。こんなふうに朝食がまともなのは、どれくらいぶりだろう?』と、楽しそうなスンウォン。
『チョン検事さんも一緒に連れて来れば良かったのに。何で一人で来たの?』と、残念そうなホンジュ母。
『兄さんは今日はどこか行く所があるって言ってたんですよ。』
『どこに?』と、興味津々のホンジュ。
ジェチャンは父の納骨堂にやって来ていました。
ジュンモの起訴が決まった日に、ホンジュ母の店で皆で撮った写真(ホンジュはいない)を並べるジェチャン。
父が最後に『検事になってほしい。ファイティン!』と言っていた姿を思い出します。
お父さん
僕はお父さんが言った通り、検事になったんですよ。
お父さんを失望させるかと怖くて、本当に頑張りました。
時にすごく辛くて、逃げ出したくなるくらいでした。
外に出ると、空には太陽が眩しく輝いています。
それくらい、僕がお父さんをすごく…
愛していたようです。
ホンジュから貰った名刺をポケットから取り出すジェチャン。
お父さんのように
僕を応援してくれる人ができました。
ホンジュの電話番号を自分の携帯電話に登録します。
今日みたいに日差しが眩しかったあの日、バスの中で…
ホンジュの肩にもたれながら見た夢。
それは、桜並木の下でホンジュを見つめていた夜の夢。
ジェチャンの首にかかったエプロンの紐を解きながら、出来ても出来なくても有難いと言っていたホンジュ。
出来ても出来なくても
大丈夫だと言ってくれる人です。
『だから、私が応援する事をイヤがらないで下さい。ファイティン!』と、微笑んでいたホンジュ。
だけど、しきりに
やり遂げたいという気持ちになるのです。
ありがとう。
ホンジュの肩にもたれたまま、寝言のように『ありがとう』と、呟いたジェチャン。
その気持ちが、怖いのです。
夢の中では…
背伸びしているホンジュにキスしたジェチャン。
その時、ホンジュに起こされて飛び起きたジェチャン。
その気持ちのせいで疲れてしまう前に…
その気持ちがもっと大きくなる前に…
逃げ出してしまいたいのです。
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いつもの事ですが…長くなりすぎました
そのため、画像は殆どラストに費やしました
文字数制限ギリギリなので、感想はナシで
では、長文を最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。