今回も話があちこち飛んでいるので、ストーリー通りの流れでなく自分なりにまとめて書いています。
遅くなりましたが6話です。
ネタバレになっているのでご注意下さいね
ジェチャンとホンジュ
ホンジュがどこかへ行ってしまい、一人でカフェに入ったジェチャン。
さっき買った傷薬を指に塗って絆創膏を貼っています。
すると、メガネのレンズを真っ白にくもらせてカフェに入って来るホンジュ。
ジェチャンを探すも回りがよく見えません。
キョロキョロしているホンジュに気が付いて、自分の席まで引っ張って行ってあげるジェチャン。
ホンジュはジェチャンの傷の手当をしようと傷薬を買いに行っていたのです。
ホンジュはくもったメガネを外し『自分でするから』と断るジェチャンの頬を無理矢理両手で挟んで額をじ~っと見つめます。
『火ぶくれになってる!』と、額の火傷に薬を塗りながら『弟くんと話をしましたか?』と尋ねるホンジュ。
『話も出来ない。検事じゃないって大声出されて…。あいつの事、僕がどれほど心配したか知らないんだ。助けられた事も知らないくせに。報われないよ。』と、眉を寄せるジェチャン。
『ソユンもそうですよ。あの子を心配して家にまで連れて来たのに、ありがとうの言葉もない。』と愚痴りながらジェチャンの額に絆創膏を貼るホンジュ。
『さっき指もケガしてたでしょう?見せて下さい。』と言われて…ホンジュが塗り薬に手を伸ばした隙に、慌ててさっき自分で貼った絆創膏を剥がすジェチャン。
そして何もなかったようにホンジュにケガした指を差し出します。
『他の人は知らなくても私は知ってるじゃない。あなたがすごく苦労した事を。』
そう言いながら、ジェチャンの指に薬を塗って絆創膏を貼るホンジュ。
そのうつむいた顔を、じっと見つめるジェチャン。
『本当にご苦労様でした。』と、ホンジュ。
『そちらもね。』
穏やかな朝の出来事。
バス停で
カフェを出て、バス停に立つジェチャンとホンジュ。
またメガネをかけているホンジュを見て、コンタクトレンズは持っていないのかと尋ねるジェチャン。
その言葉に『何で!?メガネがないと違って見えるの!?』と、喰いつくホンジュ。
さっきメガネがくもって不便そうだったから…と言うジェチャン。
『いいえ、私は不便じゃないわよ!そっちに不都合でもあるの?メガネがないと違うのかな?』と、メガネをつけたり外したりしながらふざけるホンジュ。
『不便じゃないならそのままつけとけ!』
『あなたが不便なら、外しておく。』と、メガネをポケットに入れるホンジュ。
ジェチャンにパク・ジュンモの件はまた調査するんでしょう?と尋ねるホンジュ。
全て終わったのに何をまた調査するんですか?弟を救えたからもう良いんです…と諦めた様子のジェチャン。
『何が良いんですか?証拠を見つけて起訴しないと!期限を延長して下さい!』と怒るホンジュ。
『何を起訴するんですか?夢で殴ったのを見たって?延長するなんて出来ません。今月は未処理の事件が300件以上ある。再調査なんてしていたら遠い所に左遷される。いや、コネもないしクビになるかも!』
『検察をクビになるのが怖くて無視するのね?』
『そうです。検察をクビになるのが怖いんです。あの事故のせいで新車は廃車になったんですよ!ローンがあと36ヶ月も残っているのに!引越しのローンもあるし、給料はパ~ッと消えていくんですよ!』と嘆くジェチャンwww
突然、『覚えて下さい。45-15-35-43-27-33』と、夢で見た今週のロトの当選番号をジェチャンに教えるホンジュ。
『今まで夢でロトの当選番号を見ても買った事はなかったけど教えてあげる。28億Wよ!買ってみて!』
28億あったらクビになっても困らないだろう…と。
『僕はお金のために言う事も言わず、言いたくない事を言うようなやつじゃない!』と、タクシーに乗って先に行ってしまうジェチャン。
ジェチャンを見送りながら『かっこいい!』と、呟くホンジュ。
ジェチャンとユボム
ホンジュには偉そうな事を言ったものの…
自動車のショールームの前を通ると、足が止まってしまうジェチャン。
すると、ユボムとバッタリ出会ってしまい…足早に通り過ぎようとするジェチャンについて来るユボム。
この前約束していた寿司を奢ってやると話しかけてくるユボムに『僕は兄さんの事件の主任検事だよ。』と言うジェチャン。
『その件はもう不起訴になったから、もう違うだろう?』と、余裕のユボムでしたが…
まだ不起訴にはしていないと言うジェチャンに掴みかかります。
ジュンモの事件はまだ怪しい点もあるし呼び出す必要がある人もいる…とジェチャン。
そんなものは無いって分かってる…と、ニヤリとするユボムに挑戦的な笑みを浮かべて…
『兄さん。何も知らない事より怖い事が何か分かるか?全て知っていると思ってる事だ。』
そう言って、ユボムを睨みつけてから去って行くジェチャン。
スタスタと胸を張って格好良く歩いていたジェチャンですが…
ユボムから見えない所まで来ると、道端に停めてあった車の陰に隠れて『おかしくなったのか?チョン・ジェチャン!どうしてあんな事を…』と、肩で大きく息をしながら胸を押さえて…
ユボムに大見得を切った事を激しく後悔するジェチャンwww
そして呪文のようにさっきホンジュから聞いたロトの当選番号を何度も唱え始めます。
パク・ジュンモ事件の再調査
部長検事に届けられる寸前で、ジュンモ事件の資料を取り戻すジェチャン。
チェ係長に事件再調査の指示を与えます。
そんなジェチャンに『また夜勤か…』と、頭を抱えるチェ係長。
チェ係長はユボムに電話でジュンモ事件が再調査になった事を伝えています。
冷静な態度をとっていたユボムですが、話し終わると受話器を叩きつけて激怒
ジュンモの妻とソユンを探し始めます。
部長検事から呼び出しを受けたジェチャン。
部長検事の部屋に向かう途中ビクビクしながらあの呪文(ロトの当選番号)をずっと唱え続けています。
他にも未処理の事件は沢山あるのに、いったん不起訴にしようとしていたのに再調査し始めた事を部長検事から咎められるジェチャン。
それがユボム弁護士の事件だからそんな事をしているのではないか?そんなしつこい事をしているから仕返ししてるなんて話が出て来るんだ…と、部長検事。
『それではダメでしょうか?仕返しだろうが何だろうが検事が事件をしつこく追うのが間違っているでしょうか?仕返しだと誤解されても関係ありません。その誤解を避けようとしてこの件を不起訴で処理したら、後でもっと大きな事件になってまた戻って来るはすです。だから、私は済んだ事件でも全てに目を向けるつもりです。すごく、しつこく。』
そんなジェチャンの態度に『おい!お前!!』と、大声を張り上げる部長検事。
部長検事がジェチャンを怒鳴った事は、事務官のメールによって刑事3部全員に知れ渡り…
彼らはジェチャンの熱意には感心するものの、彼の行く末を憐れに思います。
事務官からジェチャンは大学時代も言いたい事を全部言うタイプでしたか?と、尋ねられたシン検事は
『いいえ!何でそんなことを?ロトにでも当たったのかな?』と、鋭い一言www
ホンジュの嘘?
ショールームで見かけた車に試乗するジェチャン。
セールスマンに運転している所をスマホで撮ってもらったり、セカンドカーの話しまで出してご機嫌な様子。
途中でホンジュの姿を見つけたジェチャンは、車を停めてパク・ジュンモ事件を再調査すると部長検事に話した事をホンジュに伝えます。
今朝と態度が違うジェチャンを怪しむホンジュ。
ジェチャンが高そうな車を試乗していると聞いて…
『買うんですか!?もしかして、私がさっき言ったロトのウソの当選番号を信じてじゃないですよね!?』と慌てます。
『ウ、ウソ…ですか?』と、顔色が変わるジェチャン。
『本当に信じたんですか?』と、驚くホンジュ。
そんなわけないでしょう…と、顔が引きつるジェチャン。
『そうですよね!ああ、よかった!部長さんにもロトを信じて逆らったんじゃないですよね?』と、痛い所を突くホンジュ。
『言ったでしょう?僕はお金のために言う事も言わず、言いたくない事を言うようなやつじゃないって。』
『分かってますよ!そんなやつじゃないって事。』と、微笑むホンジュ。
ホンジュと別れた後、ロトをあてにして大口を叩いていた事を思い出し、呆然とするジェチャンwww
ジェチャンがセカンドカーまで考えていると思い、大喜びで妻に子供の携帯電話を買い換えてやるようにと電話していた可哀想なセールスマン
ジェチャン父の事件
以前、パク・ジュンモの事件を担当したシン検事から、ジュンモを不起訴にした事は後悔していない。結局は夫がいないと経済的に苦しくなる妻が選択した事だ。それを強引に起訴する事は正義でなく放棄だ。それが区別出来ないなら検事の資格はない…と言われて考え込むジェチャン。
ジェチャンは父の事を思い出します。
突然降り出した雨に、慌ててコンビニの軒下に避難するジェチャン父。
その後をついて来るように父の隣に飛び込んで来たジェチャン。
驚く父に『お父さんに話があるんだ。』と言うジェチャンの髪は、真っ黒になっていました。
九級より上の級から始められるように勉強を始めると言うジェチャン。
その言葉に、昨夜屋上でした話しをジェチャンが聞いていた事に気付く父。
ジェチャンの頭をコツンと叩いて『おい、お前。それがどういう事か分かってるのか?』と、嬉しそうに笑います。
『分からないよ。何だよそれ?』と尋ねるジェチャンを見て、さらに大きな声で笑い出す父。
コンビニに入って傘を買う父とジェチャン。
父がレジでお金を払っている時、軍服を着た男が店に入って来ます。
男が持っている大きな荷物のに銃が入っている事に気付く父。
『お父さんは僕が何になったら嬉しいの?』と尋ねるジェチャンに、父は『家に携帯電話を忘れたから取って来てくれ。』と頼みます。
『はい。』と、買って貰った傘を持って店を出ようとしたジェチャンを呼び止めて…
『検事はどうだ?お父さんはお前が検事になるのが願いだ。』と、微笑む父。
『分かったよ。』と笑って店を出て行くジェチャン。
父に買って貰った傘をさして、道路を渡ろうとしていたジェチャンの後ろで…突然鳴り響く銃声。
その音と共にコンビニの窓ガラスが砕け落ちて…
驚いて振り返ったジェチャンの手から離れて地面に落ちる傘。
コンビにから駆け出して来るライフルを手にした軍服の男。
慌てて店の中に戻るジェチャン。
そこには胸から血を流して倒れている父の姿が。
『お父さん!』と何度も呼びながら、血があふれ出している父の胸を押さえるジェチャンですが…
父がその呼びかけに応えることはありませんでした。
その時わかった
お父さんが選択したんだと言う事が
お父さんが人を救うために自分を犠牲にした事を
世間はお父さんを「英雄」と呼んだ
だけど僕は…
その選択のために僕のお母さんは夫を失い
僕とスンウォンは父を失った
僕はお父さんの選択を自分勝手だと、むしろ恨んだ
人にはお父さんの選択が正義なのだろうが
僕には放棄だった
ジェチャンとウタク
検察を出て来たジェチャンの目の前に現れたウタク。
何故か驚いた様子でジェチャンを見つめています。
『何ですか?』と、怪訝そうに尋ねるジェチャン。
『わ~、すごい!わ~!まさかとは思ったけど…。』と驚いているウタク。
『何がですか?』
『ああ…。僕を覚えていませんか?バレンタインデーの交通事故の時の…』
その言葉にウタクを思い出すジェチャン。
ジェチャンの手を取り感謝の言葉を述べるウタク。
少し戸惑っているジェチャンに、助けてもらったお礼にご馳走したい…と食事に誘います。
夕食を一緒に食べる事になり、並んで歩き出す二人。
ジェチャンが自分と同じ辰年と聞いて『じゃあ、タメ口で?』と嬉しそうに尋ねるウタク。
『嫌です。』と、即答するジェチャンww
ホンジュの母の店で
いつものように、母の店の手伝いをしているホンジュ。
ソユンとソユン母、そして何故かスンウォンも一緒に手伝っています。
ホンジュが抱えていた大きな桶を取り上げるソユン。
手伝う必要は無いから帰って勉強しろと言うホンジュ。
『オバサン!こいつはピアニストだ。手を怪我するような事をさせたらダメでしょう!』と、不機嫌そうにソユンから桶を取り上げるスンウォン。
スンウォンからオバサン呼ばわりされて『オバサン!?誰がオバサンよ!どこに!?』と腹を立てるホンジュ。
そこへウタクとジェチャンがやって来ます。
『わ~!こんな偶然って!!また会いましたね。』と、嬉しそうにホンジュに声をかけるウタク。
『そうですね!』と、微笑むホンジュ。
親しそうな二人を不思議そうに見つめるジェチャンに『この前パトカーで家まで送ったんですよ。突然サムギョプサルを思いついて、どこに行こうかとここに来てみたんだけど。いや~本当に、こんな偶然があるなんて!』と、説明するウタク。
名前を聞かなかった事をすごく後悔していたと言うウタクに自己紹介して握手をするホンジュ。
お互い同い年と分かり、すぐに打ち解けるホンジュとウタク。
三人とも同じ辰年生まれだから『三龍が飛ぶ』だ!と、おどけるウタクと『笑える~!』と、はしゃぐホンジュ。
ウタクに『メガネをかけていないともっとイケてる』と言われて嬉しそうに笑うホンジュが面白くないジェチャン。
その頃、ソユン親子の居場所が分かったと報告を受けるユボム。
不機嫌そうにジェチャンの前にお皿を並べるスウォンに『ソユンに関わるなと言っただろう?お前は何でここにいるんだ?エプロンまでして!』と怒るジェチャン。
『それは俺のセリフだ。』と、ジェチャンを睨みつけて行ってしまうスンウォン。
汚れ防止のために同じエプロンをつけているジェチャンwww
スンウォンとジェチャンが兄弟だと知っていたウタクを『あいつが僕の弟だと知っているんですか?偶然じゃないでしょう?さっき会った事もこの店に来た事も全部。』と、怪しむジェチャン。
『僕もそれが気になるんだ。これが偶然なのか…それとも運命なのか。』と、ジェチャンの手を握るウタク。
『何するんですか!?』と、ウタクの手を振り解くジェチャン。
『何も感じないから運命じゃないのか?』と、自分の手を見つめるウタク。
呆れてトイレに行くと席を立つジェチャン。
ジェチャンがいなくなると『本当に夢の通りの事が起こるのか?』と、夢で見た事を思い出すウタク。
ウタクが見た夢
夢の通りなら…
先輩とサムギョプサルを食べに行く途中、検察の前でジェチャンに会う。
ジェチャンとは名前を言い合っただけ。
その後、先輩と二人でホンジュ母の店を訪れ、さっきのように店の前でホンジュと出会う。
店の中の様子は、客が座っている席も注文しているメニューもソユンたちも全て同じ。
俺が変えた事は、ごく些細な事…
先輩の代わりに…
この人をここに連れて来た事
テーブルに戻って来て『ふざけていないで正直に話しましょう。これが全て偶然なのか、それとも意図的に僕をここに連れて来たんですか?』と、ウタクに尋ねるジェチャン。
店の様子を見ながら『ちょっと待って!』と、ジェチャンを止めるウタク。
夢の通りなら…5秒後にあの人がドアから入ってくる
店の入り口を見つめたまま、5・4・3…と、カウントダウンを始めるウタク。
そして、数え終わった瞬間…
ドアを開けて店の中に入って来たのは、ユボム!
ユボムの姿を見て驚くジェチャンやホンジュたち。
『ユボムさんがここにどうして?』と、ユボムとソユン母娘の間に立つホンジュ。
その光景を見て、本当に5秒で入って来た…と、驚くウタク。
ホンジュではなく、パク・ジュンモ氏の弁護士としてソユンとソユン母に会いに来た…と言うユボム。
『これで偶然じゃなく運命だと分かった。あの人をよくご存知でしょう?』と、ジェチャンに尋ねるウタク。
その言葉に驚くジェチャン。
守るように、ソユンの手を握るホンジュ。
不敵な笑みを浮かべるユボム。
今まで『良い人』のイメージだったサンヨプさんだけど…憎たらしい~!
気になる…
俺が変えたごく些細な事。
それが…残酷な瞬間を防ぐ事ができるのだろうか?
黙ってホンジュたちの様子を見つめているウタク。
ウタクをじっと見つめるジェチャン。
ジェチャン父の納骨堂。
一つずつ増えていくジェチャンの写真。
大学を卒業した時、検事になった時、初出勤の時、新車を買った時…。
それは全て…屋上で聞いた父の願いを叶えた時の写真でした。
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『ウタクお前もかっ!?』って感じですよね~www
ウタクは死ぬ運命から免れた事で予知夢を見るようになったのか?
ホンジュもジェチャンも本当なら死んでしまうところだったけど、アボジの機転で命が助かった?
ホンジュはバスの事件の前から予知夢を見ていたのか?
それとも見たのはあの日が初めてだったのか?
だとすると、なぜジェチャンは13年前じゃなくてホンジュと出会ってから予知夢を見るようになったのか?
三人が同い年ということは何も関係がないのか?
まだまだ謎は多いです
どうでもいい事ですが…
「ウタク」とキーボードを打つ時、いまだに「テヒオッパ」と打ちそうになってしまう
『トッケビ』でのチョン・ヘイン君のイメージが強くてwww
では、最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。