やっと12話です
出来るだけまとめて書いています。
では、12話です。
ネタバレになっているのでご注意下さいね
ヘチョルがどうして店で暴れたのか、理由を知らないヘソン。
どうしてジョンウォンが怒って行ってしまったのかも全く理解できません。
一方、ジョンウォンはホバンからカフェに呼び出されます。
何だかソワソワと落ち着かない様子のホバン。
『ホバン、何があったのよ?ジンジュがどうしたの?』と、ホバンの向かいに座るジョンウォン。
『ああ、マジでどうしよう!?』と、髪をかきむしるホバン。
どうやら昨日ジンジュが合コンに行って一晩帰って来なかったらしく…。
一晩中ジンジュの家の前で待っていたと言うホバンに呆れるジョンウォン。
ジンジュに直接連絡しろと言うジョンウォンに、尋ねるのが怖いというホバン。
その時、ホバンに呼び出されていたヘソンがカフェにやって来ます。
店の中に入る前から二人の声が聞こえてきたヘソンは、テラスに座ってそのまま二人の会話を聞いてみることにします。
ヘチョルがソルロンタン店で暴れた事でヘソンから相談された…ヘソンもここに来ると言うホバン。
ホバンはソルロンタン店の社長に会って謝罪をして、ヘチョルが壊した椅子やコップの弁償をしてくれたようです。
そんなホバンを『男だわ~!』と、感心するジョンウォン。
『いや…、女じゃないから…。』照れるホバンの言葉を聞いて『有り難うホバン。』と、嬉しそうに呟くヘソン。
ジョンウォンがその時一緒にいたと聞いていたホバンは『ヘチョルが喧嘩したのはヘソンのためだろう?』と、尋ねます。
ヘチョルを知っていた人がヘチョルに「殺人者の弟」だと言って、ヘチョルが「俺の兄貴は殺人者じゃない!あんたたち見たのか!?俺は兄貴を信じる!」と言って喧嘩が始まった…と、説明するジョンウォン。
『でもね、ヘチョルは兄さんのために喧嘩したんだ!ってヘソンに言えなかったの。』
『そうだろうな…。ヘチョルが自分のために喧嘩したと知ったら…12年間自分の噂のせいで苦労した弟たちの事を考えて、どれだけ心を痛めることか。言えなかっただろうよ。だから、お前も言えなかったんだろう?』
『うん。』と、頷くジョンウォン。
二人のその会話を聞いて『ああ、何てバカなんだ!』と、自分の頭を叩くヘソン。
そこにやって来たジンジュ。
『自分の頭を叩いて何してるのよ?』と、ヘソンに声をかけます。
どうやら、ホバンはジョンウォンに送った『ジンジュが大ごとだ!早く来てくれ!』と言うメールを、間違ってジンジュにも送っていたようです。
『私に何があったのか聞くために、ソウルに着いてそのままここにやって来た。』と言うジンジュ。
昨夜は木浦(モッポ)のお母さんの家に泊まったと言うジンジュを『お前に何があったのかは俺が話してやるから』と、店の中には入らず連れて行ってしまうヘソン。
洗車場で一生懸命に働いているヘチョルの所にヘソンがやって来ます。
『ヘチョル有り難う。兄さんを信じてくれて有り難う。何も知らずに怒って悪かった。』と、謝るヘソン。
『兄さんが殺人犯を必ず見つけるよ。それがお前たちのために俺がする事のようだ。』
ヘソンに何も言わず社長に呼ばれて行ってしまうヘチョルでしたが…去り際に『行くよ。』と、言ったヘチョルの顔はとても穏やかでした。
ジョンウォンの部屋の電球を換えてあげるヘソン。
まだ怒っている様子のジョンウォンの隣に座り『ごめん、ジョンウォン。何も知らずに怒って。お前の言う通り、俺が正しい事は一つもなかった。』と、謝ります。
『そういう意味じゃないわ。』
『いいや、ジョンウォン。お前の言う事が正しい。子供の頃の弟たちじゃないんだ。そんな事を分かっていなかった。分からせてくれて有り難う。』
『ヘチョルに上手く言えたの?』
『ああ。ヘチョルは大人だったよ。』
『歳月がそんなふうに過ぎたのよ。皆すごく変わってしまったのよ。』
『だけど、俺には変わらない人がいる。ジョンウォン、お前だ。お前はそのままだよ。』と、微笑むヘソン。
『笑わせるわね!何がそのままよ!』と、言いながらも嬉しそうなジョンウォン。
花火大会のパンフレットを取り出し『明日、花火を見に行かないか?』と、ジョンウォンを誘うヘソン。
『もう12回目なんだな。俺たちが行こうとしてたのは1回目だったのに。花火大会は明日一日だけだから、絶対に行こうな俺たち。』
『花火大会には永遠に行けないと思っていたのに。行けるなんて、良かったわ。』と、嬉しそうにパンフレットを見つめるジョンウォン。
『お前どうしてジンジュに嘘ついたんだ?花火が一番嫌いだなんて。「私は花火が一番好き。世界の始まりがあったとしたら、花火のように始まったみたいに思う。ただ、パッと輝いて現われたのよ。私は真っ暗な空にパッと輝くのが大好きなの。」』と、ジョンウォンのメモの言葉を言うヘソン。
『覚えてるの?』と、驚くジョンウォン。
『俺にとっては数日前の記憶だから。お前との事は俺にとっては数日しか経っていないから。』と、微笑むヘソン。
『お天気だったら良いな~!』と、ジョンウォン。
『お天気だったら良いな~!』と、真似するヘソン。
『真似してるの!?』
楽しそうに笑い合うヘソンとジョンウォン。
翌日、レストランにある男がやって来ます。
男に『代表を呼べ』と言われた従業員は、慌てて厨房に駆け込みます。
『代表!ホールにチャン・サンヒョンが来ました!代表を呼んでいます!』と聞いて、ミンジュンと従業員たちはみんな『よく来れたものだ!図々しい‼︎』と、顔色を変えて厨房を飛び出します。
一人の男性と一緒にホールに立つサンヒョンに向かって歩き出すミンジュン。
男性にミンジュンを紹介するサンヒョン。
サンヒョンを見て『店の中じゃなかったら一発殴ってやるのに!』と、怒り心頭の従業員たち。
でも、サンヒョンと男性に対して丁寧に対応するミンジュンを見て『代表は怒りに任せて誰かを殴るようなタイプではない。』と言うホールマネージャーに同意する従業員たち。
サンヒョンは、かつてホールマネージャーとして働いていたのですが…ある日、ミンジュンが開発したレシピを盗み、厨房の従業員を二人連れて出て行ったそうです。
その後、自分で店を出して成功したサンヒョンは、今回ミンジュンに共同事業の話を持ちかけて来たのです。
サンヒョンが連れて来た男性は、サンヒョンとミンジュンのレストランは雰囲気も似ているし、大きなフランチャイズとして確立させたいと説明します。
『金儲けできますよ。』と言う男性に『関心がありません。食事をして行って下さい。』と断り、席を立つミンジュン。
『過去の事は水に流して、男らしく一緒にやろう!』と、図々しいサンヒョンに『関心が無いんですよ。』と、冷静な態度で厨房に戻って行きます。
店の外でタバコを吸おうとしている サンヒョンに『ここでタバコを吸ってはダメですよ。』と、注意するジョンウォン。
未だに雑用をしているジョンウォンを見て『とっくにクビになってると思ったけど、まだいたんだな。お前は顔も体も良いんだら、厨房で働いていないでウチのレストランでウェイトレスをしろ。給料を二倍出してやるぞ。男性客の目の保養になる。料理がダメなら体を使え。うちの店で使ってやる。良い話だろう?』と言うサンヒョン。
テーブルに戻り『まだ料理が来ていないんですか?』と、呆れるサンヒョンの前に生ゴミが入ったザルを置くジョンウォン。
『ゴミのような人間は、ゴミでも食べなさい!』と、サンヒョンの頭の上からザルに入った生ゴミをぶちまけます。
怒ってジョンウォンを『訴えてやる‼︎』と、怒鳴るサンヒョン。
騒ぎを聞いて厨房から出て来るミンジュンと従業員たち。
『料理がダメなら体を使えですって⁉︎』と言うジョンウォンの言葉に、怒って飛び出そうとする従業員を止めるミンジュン。
ホールスタッフにゴミを片付けるように指示します。
『訴えなさいよ!私もセクハラで訴えてやるから!』と怒鳴るジョンウォンの所にやって来るミンジュン。
ジョンウォンを厨房に戻らせます。
『訴えるんですか?』
『いや、何…事業の話をちゃんとするなら、訴えるまではしなくても…。』
『いえ。これまで一緒にされて下さい。』と言ってサンヒョンを殴り倒すミンジュン。
その光景に驚くジョンウォンと従業員たち。
今までの事は目を瞑れても、ジョンウォンを侮辱した事は許せなかったんでしょうね。
慣れない事をしたミンジュンは、サンヒョンを殴った手を氷で冷やしています。
その時メニューを持ってジョンウォンが部屋に入って来て、慌てて氷が入った器を隠すミンジュン。
以前、ジョンウォンの母親に嘘をついて助けてくれた事と今回サンヒョンから助けてくれた事のお礼を言うジョンウォン。
『じゃあ、今日はチョン・ジョンウォンさんが僕を助けてくれますか?』と、ジョンウォンを見つめるミンジュン。
新しいメニューの開発の資料集めに一緒に図書館へ行って手伝って欲しいと頼んだミンジュン。
メモに書かれた本を高い所に見つけて手を伸ばすジョンウォン。
なかなか手が届かないジョンウォンの後ろからヒョイっと本を取り出すミンジュン。
驚いて振り向いたジョンウォンは、目の前にミンジュンの顔があってドキッとします
『全部見つけた?』と、冷静なミンジュンに『はい。』と、慌てて立ち去るジョンウォン。
そんなジョンウォンの後姿を見つめてクスッと微笑むミンジュン。
本を抱えて歩くミンジュンとジョンウォン。
ここにはよく来るのかと尋ねるジョンウォンに、ここが他より広くて本も沢山あるからと答えるミンジュン。
辺りを見渡して『人が多いですね。』と、ジョンウォン。
『そのせいで、たまにウンザリする事がある。図書館でこういう事があるだろう?席に缶コーヒーやノートが置いてある事が。』
『ああ~、はい。』と、呆れた様子のジョンウォン。
『信じないんですか?』
『いいえ!信じますよ。』と笑うジョンウォンに『本当なのに…。』と、ブスッとするミンジュン。
二人が席に戻るとミンジュンの席に缶コーヒーが置いてあります。
向かいの席には本を読んでいる女性が座っています。
『ほらね!』と言うようにジョンウォンに視線を送るミンジュン。
『おお~!』と、感心したようにミンジュンを見るジョンウォン。
席に座り『いただきます。』と、女性に囁いて缶コーヒーを飲むミンジュン。
それを見て『ちょっと!それ私のですよ!』と、驚く女性。
呆然とするミンジュンwww
そ~っとコーヒーを女性の方に押しやって『すみません。』と、謝ります
自販機でコーヒーを買って、女性に『すみません。私が勘違いしてしまって…。』と、謝るミンジュン。
コーヒーを受け取り『いいですよ。』と、呆れた様子で立ち去る女性。
その側で顔を伏せて肩を震わせているジョンウォン。
『チョン・ジョンウォンさん?』と、肩を叩くミンジュンを振り返り『代表さん…本当に…すみません!』と言って大笑い!
涙を流して笑い転げるジョンウォンを見て、つられて笑ってしまうミンジュン。
何だか一回はミンジュンの面白エピソードがある気がするwww
図書館を出て、ヘソンに今夜の花火大会の時間を確認しているジョンウォン。
『9時に花火が始まるから8時半に会場で会おう。じゃあ、ヘソンまた電話するね。』と、ミンジュンがやってくるのを見て慌てて電話を切ります。
『ヘソン君?従弟ととても仲が良いんだね?』
『ああ…はい。小さい頃から一緒に育ったから。』と、誤魔化すジョンウォン。
レストランの休憩時間にウキウキしながらお弁当を準備するジョンウォン。
楽しそうにサンドウィッチを作っているジョンウォンを見かけて少し気になるミンジュン。
早退の許しをもらいにミンジュンの部屋を訪ねるジョンウォン。
8時に帰りたいと言うジョンウォンの願いを快く聞いてあげるミンジュン。
デパートに出かけてヨンインからMP3を受け取るヘソン。
12年前のジョンウォンのメモに「MP3を必ず持って来て」と書いていたからでしょうね。
仕事が忙しいヨンインと別れて歩き出したヘソンは、突然激しい胸の痛みに襲われます。
『心臓が痛くなった時は、近くに死の原因になった人がいる…』
おじさんの言葉を思い出し、痛む胸を押さえながら辺りを見渡すヘソン。
前回より弱くなった胸の痛みを不思議に思いながらも、胸の痛みを頼りに探してみるけれど…デパートには沢山の人が行き交っていて、誰かを特定することが出来ません。
そのうちエレベーターの前で、胸の痛みが消えてしまいます。
ヘソンの目の前で上に上がって行ったエレベーターから降りてきたのは…テフンの父親でした。
社長室?でテフン父と待ち合わせていたテフン母。
夫婦でヨンジュンが働いている病院に健康診断を受けに行くのに、テフンにも一緒に行こうとダダをこねている母。
友人の院長の娘との話を進めたいようです。
一緒には行かないと言うテフンに、諦めて部屋を出て行く両親。
デパートを出て街を歩くヘソンの前に突然おじさんが現れます。
『俺の息子が…たった今、この世を去った。』と言うおじさんに、言葉を失うヘソン。
その頃、レストランでは…
明後日の予定だったケータリングが急に明日に変更になったから、今夜はその準備をしてから帰るようにと皆に告げる料理長。
早引きしたかったジョンウォンは、この状況に『どうしよう?』と、困ってしまいます。
そんなジョンウォンを心配そうに見つめるミンジュン。
亡くなった息子が病室から運び出されて行くのを、おじさんと一緒に窓の外から見ているヘソン。
白い布を顔に被せられて目の前を通り過ぎて行く息子の姿を見て、おじさんの目には涙が溢れ出します。
おじさんを廊下のベンチに座らせ、心配そうに隣に座るヘソン。
『もう終わったな。俺はここで数ヶ月過ごしたんだが…。有り難うヘソン。』と、お礼を言うおじさん。
『すごく…悲しいでしょう?おじさん…。』と、気遣うヘソン。
『俺も、もう戻る事になるだろう…俺たちがやって来た所に…』と言うおじさんの言葉に驚くヘソン。
去年の夏に戻って来たから長かった方だ…と、おじさん。
自分はどうなのか?と尋ねるヘソンに『さあな?ヘソン、お前がいつ戻る事になるのかは誰にも分からない。一ヶ月後に帰って行った人もいれば半年で帰った人もいる。みんな違うんだ。』と言うおじさん。
『一ヶ月だけで、帰って行ったんですか!?』
『そうだ。だから、お前もお前がやりたい事を全部やれ。次があるか分からないんだから。』
その言葉に呆然とするヘソン。
『ああ、そうだ。お前、どこかに行く途中だったんじゃないのか?』
『はい。好きな女の子と花火大会に行くところでした。以前、僕が事故に遭って行けなかったんです。』
おじさんを一人にする事が気になるヘソンに『早く行け!次は無いんだぞ!すぐに行くんだ!』と言うおじさん。
レストランの厨房では、時間を気にしながらケータリングの準備をしているジョンウォン。
時計の針が8時を過ぎて…思い切って料理長に早退の事を切り出します。
皆それぞれの仕事で忙しいのに何を言ってるんだ!?と、呆れる料理長。
ガッカリするジョンウォンにミンジュンが助け舟を出します。
オーダーは終わったから用事がある人は帰って良い。休憩したら皆でケータリングの準備をしよう…と、ジョンウォンに帰る準備をするようにと言うミンジュン。
『今後、他の皆にも同じような事が起こるかもしれないだろう?』と…。
そのミンジュンの言葉に何も言えなくなる従業員たち。
ジョンウォンがやっていた仕事は誰がするのか?と呆れる料理長に『僕と一緒にやりましょう。』と、微笑むミンジュン。
『代表は、少し外出すると仰っていたでしょう?』
『ああ!それは10分もあれば良いんだ。』
ミンジュンにそう言われては、もう何も言えない料理長。
ミンジュンや他の従業員からも早く行くように言われて『ゴミ出しや厨房の掃除は私が明日の朝やりますから、そのままにして帰って下さい!』と、嬉しそうに厨房を後にするジョンウォン。
一方、病院のロビーを歩いていたヘソンは、また心臓の痛みに襲われます。
胸を押さえながら辺りを見渡しても、そこには患者や看護師、面会に来た人…沢山の人がロビーにいて特定することが出来ません。
ふと、エレベーターが目にとまるヘソン。
犯人がエレベーターに乗っているのでは…と、考えて非常階段に向かいます。
エレベーターから降りてきたのは、やはりテフン父でした。
院長の出迎えを受け、夫婦で健康診断を受ける部屋に入って行きます。
階段を降りて、犯人が降りたフロアーに辿り着くヘソン。
ヘソンには犯人が通った場所が一瞬光って見えるようです。
そうやって、テフン父が入って行った部屋の前にやって来るヘソン。
でも、入り口の時計を見て足が止まります。
8時33分。
ジョンウォンとの約束の時間が過ぎてしまっています。
痛む心臓を押さえながら、ジョンウォンとの約束と、『兄さんが必ず殺人犯をみつけるから!』と、ヘチョルにした約束を思い出して迷うヘソン。
『次はないんだから、やりたい事は全部しろ…』
そう言っていたおじさんの言葉を思い出し、検査室の中に入って行こうとします。
その時、中から飛び出してきた医師とぶつかるヘソン。
MP3が床の上に転がり落ちます。
MP3を拾い上げるヘソンに『花火大会には永遠に行けないと思っていた…』と言っていたジョンウォンの声が聞こえて来ます。
胸の痛みを堪えながら検査室を見つめていたヘソンですが、ギュッとMP3を握り締め検査室の前から走り去ってしまいます。
その頃、着替えを済ませてレストランを出て来たジョンウォン。
レストランの前でリヤカーにダンボールを積んでいるお婆さんが目に留まります。
お婆さんががダンボールを載せると、ゴロゴロと坂道を下り始めてしまうリヤカー。
慌ててリヤカーを追いかけるジョンウォンとお婆さん。
ちょうどレストランから出て来たミンジュンがその光景を見て、走り出してリヤカーを受け止めます。
何とか止まったリヤカーを見て『良かった…。』と、胸を撫で下ろすジョンウォン。
リヤカーから落ちてしまったダンボールをお婆さんと一緒に拾い集めるミンジュン。
ミンジュンが道路の真ん中に落ちているダンボールに手を伸ばした瞬間!
向こうから走ってきた自動車がミンジュンの体を跳ね飛ばしてしまいます
道路に投げ出され、動かないミンジュンを呆然と見つめるジョンウォン。
『ジョンウォン俺だ。俺がちょっと遅れても、その場所にそのままいろよ。俺が今、向かっているから。分かったな!?俺たち、今日は必ず花火を見なきゃ!頼むから待っててくれよ!』
…そう、ジョンウォンの携帯にメッセージを残し、花火大会の会場に向かって走るヘソン。
でも、病院でミンジュンに付き添っているジョンウォンが、そのメッセージを聞く事はなく…。
血が付いたシャツに、頭に包帯を巻いてグッタリとベッドに横になっているミンジュンを心配そうに見つめるジョンウォン。
時計を見ると8時50分。
『どうしよう?ヘソンが待っているのに…。』
そう呟いて、困ったようにミンジュンを見つめます。
『チャ・ミンジュンさんの保護者ですか?違うなら、早く保護者に連絡して下さい。』と、声をかける看護師。
少しためらってから『はい。私が保護者です。』と答えるジョンウォン。
ジョンウォンに書類にサインをするように言って『側で見ていて、気が付いたらすぐに知らせて下さい。』と注意して、行ってしまう看護師。
時計を見つめて『ソン・ヘソン…。』と、呟くジョンウォン。
会場に着いたヘソン。
沢山の見物客の中で、ジョンウォンの姿を必死に探します。
『チョン・ジョンウォン…。』と、ヘソンが呟くと同時に…大きな音と共に真っ暗な夜空を明るく染める花火。
その音に、呆然と夜空を見上げるヘソン。
『まだダメなのに…。』
次々に打ち上げられる花火を、泣きそうな顔で見つめるヘソン。
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多分、二人で花火を見ることは出来ないんだろうな…とは思ったけど、まさかミンジュンが交通事故に遭うとは
当然と言えば当然なんだけど…いつかは戻らないといけないと知って愕然とするヘソン。
その瞬間がいつになるのか分からないなんて…。
ミンジュンやホバンの面白シーンがあって笑えるんだけど、ラストは切なさが残るドラマです。
余談ですが、昨夜バイトから帰って来た長男から届いたラインです。
普段、用事が無い限り一切ラインして来ない長男。
私がラインしても「うん」「いや」くらいしか打ってこないのに…。
前回のブログにKさんが『息子さんたちから素敵なサプライズプレゼントが近いうちにありますよ!』とコメントしてくれていたんですが、その通りになってビックリしました
大した事では無いのですが、私にとっては本当に素敵なサプライズでした
長くなりましたが、最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。