毎週楽しみにしていた『怪パト』が終わってしまい、愛しのジョンソク君のドラマまでどうしよう?
期待していた『河伯の花嫁』はイマイチ嵌れず、目の保養用に決定

『王は愛する』は、シワン君とホン・ジョンヒョン氏は良いんだけど…まだよく分からない

新しく始まった『操作』は視聴率が良くて面白そうなんだけど、社会派ドラマはちょっと苦手

…と、ワガママな私がハマリそうな予感がしているのが、先週から始まった『まためぐり会った世界』。

7月19日放送が開始したSBS水木ドラマ。
主役は、韓ドラ好きなら一度は見た事があると言っても過言ではない名子役だったヨ・ジング君。

1997年8月生まれのジング君はまだ19歳。
ウチの第一王子と同い年なので、母の気分で成長を見守ってきました

お相手はイ・ヨニさん。現在29歳だそうです。
彼女のドラマは『パラダイス牧場』と『九家の書』しか見た事が無いのですが、デビュー前の少女時代のメンバーだったそうです




ソン・ヘソン(19歳)/ヨ・ジング
弟2人、妹2人そしてハルモニと一緒に暮らしています。
(両親はどうしてるのかよく分からない。亡くなったのかな⁇)
お父さんとお母さんの代わりを務める優しいお兄ちゃん。





僕は死んだ。12年前、高校三年生の夏…19歳で僕は死んだ。
へソンの驚きのセリフで物語りは始まります。
へソンの命日に、お墓の前に立つジョンウォン。
遺影のへソンは満面の笑み。
それは、カメラの前で緊張するへソンをジョンウォンがおどけて笑わせて撮った卒業写真でした。
12年前のへソンとジョンウォンは両思いだけど告白はしていない、まだ仲の良い友達でした。
へソンのお墓からの帰り道、ジョンウォンは晴れわたった真昼の空を横切る大きな光を目にします。
同じ頃、学校の屋上で目覚めるヘソン。
空に光を見つけた生徒たちが屋上に上がって来ます。
生徒たちは制服の違う(12年前と制服が変わっていた)ヘソンを不信そうに見つめます。
訳が分からず学校から逃げ出したヘソンは、学校の電光掲示板?で今が2017年6月14日だと知り驚きます。
慌てて家に駆け戻ると、そこには他人の家になっていました。
勝手に家に上がり込んでいたヘソンを見た住人は泥棒と思い、ヘソンを殴って警察へ連れて行きます。
その頃、ヘソンの墓参りをする同級生の四人。
ジョンウォンは彼らと連絡を絶っているようです。
額を酷く怪我したヘソン。
刑事から生年月日を聞かれて1987年6月14日と答えるヘソンですが、信じてもらえるはずもなく…。
でも、パソコンでヘソンの名前を検索した警官はビックリ

それもそのはず、データの写真は間違いなく目の前にいるヘソンで、生年月日も同じ、そして『2005年6月14日死亡』の記述が…。
驚いて『確認してくるから、そのままここにいろ…いて下さい。』と、敬語になる警官。
自分の方が年下だったんでしょうね

この警察署に勤めているホバンは警官から『1987年生まれなら同級生ですよね?』と、ヘソンの所へ連れて行かれますが、そこにはヘソンの姿はありませんでした。
その頃、トイレに行っていたヘソン。
鏡を見るとあんなに酷かった額の傷は跡形も無く消えていました。
その時、トイレに入ってきたホバン。ヘソンの顔と制服の名札を見てビックリ!
ヘソンもホバンの制服の名札を見てホバンと気付きます。

恐怖のあまり腰を抜かして気絶してしまうホバン

レストランの厨房で働くジョンウォンは叱られてばかりで冴えない感じ。
サラ金に借金があるようで、取立てのチンピラから逃げ回っています。
ジョンウォンのレストランのオーナーでシェフのミンジュンは、二年の予定でパリに料理の勉強に行ったはずなのに…空港から引き返してジョンウォンのアパートを訪ねます。
家に帰って来たジョンウォンは、アパートの前にいるミンジュンを見て驚きます。
『パリに行くのは諦めた。不安で心配で行けなかった。』と言うミンジュン。
その言葉にレストランの事かと思ったジョンウォンですが、ミンジュンが心配だったのはジョンウォンだったようです。
その現場を隠れて見ていたジンジュはミンジュンがジョンウォンが好きだとピ~ン

ジンジュとだけは会っているジョンウォン。
その頃、ホバンにご飯を食べさせてもらっているヘソン。
ホバンは目の前でククスを頬張るヘソンが信じられなくて恐る恐るヘソンの手を触ったりしていますww
ジョンウォンはどうしているのかと尋ねるヘソンですが、連絡を取っていないと言うホバン。
『あの日の事を覚えていないのか?』と尋ねるホバンに『当然、全部覚えてる…』と、『あの日』の事を思い出すヘソン。
『あの日』はヘソンの誕生日でした。
朝から家族のために朝食を作るヘソン。
ハルモニや弟二人、妹二人のお父さんでお母さんの役割をしている優しいヘソン。

迎えに来たジョンウォンと一緒に自転車で学校へ向かうヘソン。
誕生日なのにワカメスープを作ってもらう事も無く家族の朝食を作り、朝早くから食事もせずに学校へ行ってしまった一つ年下の弟ヨンジュンにお弁当を作っているヘソンを見て『あんたの家はヨンジュンを中心に回ってるみたいね。』と、気に入らない様子のジョンウォン。
ジョンウォンはヘソンの誕生日プレゼントに小さなフォークとナイフが付いたネックレスを準備していました。
高校を卒業したら料理学校へ行くと言うヘソン。
昔から大学で法律の勉強をしたいと言っていたヘソンに『お金のせいで…弟や妹たちのために大学に行かないんでしょう?あんたの人生は重要じゃないの?後で後悔したりしないの?』と、尋ねるジョンウォン。
『お金が無くて仕方なく料理学校に行くんじゃない。新しい夢ができたんだ。将来、大きな店を持ってハルモニや弟たちに美味しいものを食べさせて、良い暮らしをさせてやるんだ。お前も食べに来いよ!たっぷりサービスしてやるから。』と、微笑むヘソン。
『私はあんたの店には食べに行かない!』と、怒るジョンウォン。
ヘソンが家族の犠牲になっているようでジョンウォンはやり切れない思いがするようです。
ヨンジュンのクラスにお弁当を届けに行ったヘソンは、ヨンジュンが不良に殴られて保健室にいる事を聞かされます。
保健室に行ってみるとベッドの上でも勉強をしているヨンジュン。

ヘソンは勉強ができるヨンジュンを医大に行かせたいと思っているようです。
傷だらけのヨンジュンを見て『誰にやられた!?』と怒るヘソンに『兄さんぶりたいのか!?あんたが俺の兄さんだから、何の理由も無くこんな目に合わされたんだ!』と、悔し涙を流すヨンジュン。
ヨンジュンを殴ったのは不良転校生のヤン・ギョンチョル。
教室で、ギョンチョルに殴りかかろうとするヘソンを仲間が必死に止めに入ります。
『お前の弟は悔しがって泣いていたぞ。本当の兄さんじゃないんだってな!?』と、言うギョンチョルの言葉に『お前、今日は本当に俺が殺してやる!!』と、叫ぶヘソン。
何とかヘソンを教室の外に連れ出すホバンたち。
その夜、レストランのアルバイトを休むことにしたヘソン。
ジョンウォンに髪飾りのプレゼントを買って『今からお前の家に行く。』と、電話します。
その頃、ヘソンの家で妹弟(ヨンジュンはいない)たちと誕生日パーティーの準備をしていたジョンウォン。
まだ準備が出来ていなくて今ヘソンが帰ってきたら困る!と『学校の美術室に財布を忘れて来たから取って来て欲しい。』と、頼みます。
美術室に入ったヘソン。
ジョンウォンの財布を捜していると、床に頭から血を流して倒れているヤン・ギョンチョルを見つけます。

ギョンチョルの頭の所にあった凶器と思われるブロンズの胸像をどけて、ギョンチョルを起こしてやるヘソン。虫の息のギョンチョルに『救急車を呼んで来るから待ってろ!』と、学校を飛び出すヘソン。
(ヘソンは携帯電話を持っていなかったので。)
急いで自転車をこぐヘソンは…

猛スピードで飛び出した交差点で車に撥ねられてしまいます。
その頃、すっかりパーティーの準備が整ったジョンウォンたちは、クラッカーを手に持ちヘソンの帰りを待っています。

ドアが開き、一斉に『お誕生日おめでとう!』とクラッカーを鳴らすジョンウォンたちですが、そこにヘソンの姿は無くて…。
誰もいないのに何故ドアが開いたのか?風のせいじゃないの?と、不思議に思うハルモニたち。
その時間、ヘソンが死んだ。
そして…私は後で思った。
その夜、ドアを開けたのは風ではなく…ヘソンだったのだと。
ここから3・4話です。
ホバンと話していて自分が死んだ夜の事を思い出したヘソン。
放心状態で歩くヘソンをホバンが引き止めます。
『俺は死んだんだ。そうだろう!?死んだのに何故ここにいるんだ?俺はお化けなのか!?幽霊なのか!?』と、ヘソンが叫ぶと同時に回りの看板などが一斉にスパークします。
ヘソンには傷がすぐ治ったり、怪力だったりと不思議な力が備わっているようです。
部屋に帰って来たジョンウォンが冷蔵庫からペットボトルに入った水を出してみると、ジンジュが噛んでいたガムでくっつけたメモが貼ってありました。
メモには『あんたの店の社長さんはあんたに告白したんだから、その男を絶対に捉まえなさいよ!』と、書いてありました。
翌朝、そのまま眠ってしまったジョンウォンの前髪にはメモがベッタリくっついていて…


くっついて取れないガムを切り取ろうとして、前髪を切りすぎてしまうジョンウォン

ホバンと一緒に自分のお墓を訪れるヘソン。
ハルモニは三年前に亡くなったと聞かされます。
ヘソンの両親の隣に葬ったと言っているので両親は亡くなっていたようですね。
弟や妹たちがその後どうなったのかは知らないと言うホバン。
『12年経ったのなら末っ子が俺と同じ歳だな…。』と、涙を流すヘソン。
そこがどんな会社なのか言葉を濁すホバン。
返済が滞っている借主を殴る弟の姿を見てショックを受けるヘソン。
一方、レストランに出勤したジョンウォンはミンジュンに『ふざけないで下さい!』と、釘を刺します。
でも、めげずにジョンウォンをかまうミンジュン。
ジョンウォンは自分に借金がある事や自分の欠点を並べ立てますが『もっと好きになった。』と言われてしまいます。
ジョンウォンをアパートの前で待つヘソンは、昼間へチョルのことを聞き出した時に痛めつけたサラ金業者の男たちに襲われます。
突然振り出した雨の中、アパートに帰って来たジョンウォンは倒れているヘソンを見つけます。
その顔を見て驚くジョンウォン。
気を失っているヘソンを自分の部屋に連れて帰り、傷の手当をするジョンウォン。
この時はただ似ているだけだと思っています。
雨の音を聞きながら、ヘソンのお葬式の時の事を思い出すジョンウォン。
その日も激しい雨が降っていました。
出棺の間際に駆けつけるジョンウォン。
ヨンジュンが持っていた緊張した顔のヘソンの遺影を『これと交換して欲しい。』と、葬儀場に来る前に立ち寄った写真館から受け取って来た写真を差し出します。
それは、ジョンウォンが笑わせて撮った笑顔のヘソンの卒業写真でした。
ヘソンの笑顔を見て泣き崩れるハルモニと兄弟たち。
翌朝、まだ寝ているヘソンを置いて出かけるジョンウォン。
ジョンウォンと会っていたジンジュはソウルに出て来たホバンから『ヘソンが現われた!詳しいことは会って話すから早く来い!』と連絡を受けます。
同級生たち皆に連絡をしていたホバン。
ジンジュがジョンウォンを一緒に連れて来て、久しぶりに会う仲間たち。
ヘソンが着ていた制服と名札を皆に見せるホバン。
ホバンはヘソンを着替えさせていました。
幽霊だか何だか分からないけど、本当にヘソンが現われた!と言うホバンの言葉にハッとして慌てて家に帰るジョンウォン。
ジョンウォンの部屋にあった写真を見ていたのでジョンウォンにすぐ気付いたヘソン。
帰って来たジョンウォンを見て『チョン・ジョンウォン!わ~、お前こんなふうになったんだ!』と、喜びます。
『どうやって…?』と驚くジョンウォンに『どうなってるのか分からないんだけど、俺また戻って来たんだ。』と笑うヘソン。
今までどんなふうに暮らしていたんだ?とヘソンが伸ばした手を思わず避けてしまうジョンウォン。
昨夜は酷い怪我だったのに、その痕跡が全く無くなっているヘソンの顔を見て驚きます。
その時、ジョンウォンが三カ月分も溜め込んだ家賃を取り立てに大屋さんが家の中に入って来ます。
散々酷い言葉を浴びせて帰って行く大家さん。
サラ金に借金があり、家賃まで払っていないジョンウォンを『一体どんな暮らしをしているんだ!?』と、呆れるヘソン。
その日、無断欠勤をしたジョンウォンを心配してアパートにやって来たミンジュンは、アパートの前で缶ビールを飲むジョンウォンを見つけて声をかけます。
無断欠勤をした事を謝るジョンウォンに、休んだのは自分のせいだから謝らなくて良いと言うミンジュン。
告白したから休んだと勘違いしているようです
さすがに言い過ぎたと思ってジョンウォンにアイスを買って帰って来たヘソンは、アパートの前で親しげに話しているジョンウォンとミンジュンを見かけます。
部屋に帰ると、言い過ぎた事を謝るヘソン。
自分には12年の年月がないから、いつもの調子で話してしまった…と。
お前が美術室に財布を取って来てと言うから行ってみたけど無かったぞ。いつもの様に俺をからかったんだろう?謝れよ~と、ふざけたように言うヘソン。
その言葉に顔色が変わるジョンウォン。
『何でそんな事言うの?それを言うために戻って来たの?あんた、ゴメンの言葉が聞きたくて戻って来たの?それならもう行ってよ!もう私の前に現れないで!』と、泣きながら部屋を出て行くジョンウォン。
ヘソンが亡くなった後の事を思い出すジョンウォン。
ヤン・ギョンチョルはあの後、亡くなってしまい…ヘソンが殺した事になっていました。
ヘソンの家には『殺人者め!』と、石が投げ込まれ…泣き崩れるハルモニや妹弟たちを見て、ヘソンの遺影に向かって叫ぶジョンウォン。
『言いなさいよ!あんたは殺人者じゃないじゃない!あんたがヤン・ギョンチョルを殺したんじゃないじゃない!あんたが生き返って、あんたが殺人者じゃないって言いなさいよ!早く来て違うと言いなさいよ!』
ジョンウォンが出て行った部屋で12年の時間が過ぎた事を実感するヘソン。
部屋を出たヘソンは、借金の取立てに来たヘチョルと鉢合わせします。
ヘチョルはヘソンに驚いて逃げ出します。
追いかけてきたヘソンを幽霊だと思い、地面に跪いて『俺が悪かった!』と謝るヘチョル。
チンピラになって人を殴って生きているヘチョルを責めるヘソン。
『俺にどうしろって言うんだよ!?兄さんの弟なのに!俺は殺人者の弟なのに、どうやってまともに暮らせるんだよ!?』と、叫んで逃げて行ってしまうヘチョル。
ヘチョル役はクァク・ドンヨン君です
自分が殺人者になっている事に驚くヘソン。
ホバンを呼び出したヘソンは、自分がヤン・ギョンチョルを殺した事になっていると聞かされます。
自分が美術室でヤン・ギョンチョルを見つけた時、ギョンチョルはまだ生きていたのに!助けを呼ぼうとして車に撥ねられたのに!と、悔しがるヘソン。
自分はヘソンがギョンチョルを殺したとは思っていなかったけど、他の人はヘソンが殺したと思っている…と、話し始めるホバン。
自分がヘソンを美術室に行かせたからこんな事になった…と自分を責めたジョンウォンは、ホバンたちを避けるようになってしまった事。
ジョンウォンが、後に精神科の治療まで受けて辛い思いをしていた事。
そして三年前にヘソンのハルモニが亡くなった時、高額な医療費をジョンウォンが支払い…借金はその時にできたものだという事。
ホバンから聞かされた話に、ヘソンは愕然とします。
急いでジョンウォンの部屋に駆け戻るヘソン。
『ジョンウォン、お前のせいじゃない。俺はお前のせいで死んだんじゃない。お前が間違っている事なんて一つも無い!それと、俺は殺人犯じゃない。俺がそんな事するはずないだろう?だから…もう逃げたりするな。』
聞きたくて仕方なかったヘソンの言葉に涙を流すジョンウォン。
ジョンウォンの涙を拭い『いまだにブサイクなままだな、チョン・ジョンウォン。』と、呟くヘソン。
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いつもの事ですが、長くなっちゃいました
特別お気に入りの俳優さんが出ているわけじゃないけど、何だか切なくなるドラマです。
死んだ人が生き返るなんて突拍子もないストーリーなんだけど不思議と引き込まれてしまいます。
映像も音楽も綺麗で、このままの雰囲気を保ったまま行ってくれたらいいな…
ちょっと寄り道しましたが、次からは『怪しいパートナー』に戻りたいと思います。
では、長文を最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。