今回やたらと会話が多くて、私のブログ史上最多字数を更新しました
纏めて書けば良い事なんですが…なぜかできない
だから今回も画像少な目です。
では、27話です。
ネタバレになっているのでご注意下さいね
道路に倒れたまま、身動き一つしないヒョンスを呆然と見つめるジウクとユジョン。
ヒョンスを乗せた救急車を見送った後、ジウクは珍しくユジョンを助手席に乗せます。
電話中のユジョンは、ヒョンスを轢き逃げした車を探すように指示を出して電話を切ります。
ユジョンがヒョンスが運ばれた病院と、すぐに手術される事を伝えると『それで、通報者は誰だ?』と、険しい顔で尋ねるジウク。
何も答えないユジョンに『俺が遠まわしに言ったかな?つまり、チョン・ヒョンスの家にパン係長さんの血が付いた刃物があると知っていた人は誰なんだよ?』と、追求します。
『私をあなたの車に乗せた理由がこれだったのね。』と、ジウクを睨むユジョン。
ジウクに促されて通報者は匿名だった事を話します。
確実な証拠を得ていないのに令状を出して捜査したなんて信じられないというジウク。
『あんたが信じようが信じまいが関係ない。』と、ユジョン。
『これは毒手毒果だ、分かってるのか?』と、ジウク。
*毒手毒果:漢字は間違ってるかも?不法で収集した証拠は法的効力がないという意味。
違う。これは正式な令状のもと捜査した上で発見された法的な証拠だと反論するユジョン。
『チャ・ユジョン!』と、責めるように見つめるジウクに『知らない!今、あんたの言葉なんて一つも聞こえない!私は検事として令状を受けて捜査したのに…結局この事故が起きたのよ。私、いますごくマズイ立場にあるのよ、ジウク。』と、困り果てた様子のユジョン。
ジウクが言い返そうとした時、電話がかかってきます。
その内容に驚き『今すぐ行きます!』と、電話を切って車のスピードを上げるジウク。
パン係長の病室で『俺は本当に見たんだって!』と、自慢げに話すピョン代表。
『確実ですか?』と、疑わしそうなウニョクと、疑いの眼差しを送るボンヒ。
『おい!こいつめ!俺がいつも幻覚ばかり見てると思ってるのか!?』と、ピョン代表が言い返している所にジウクが駆け込んで来ます。
『パン係長さん!』と、パン係長に駆け寄るジウク。
呼びかけても、いつもと変わらず身動き一つしないパン係長。
『動いたって仰ったでしょう?』と、オドオドしているピョン代表に尋ねるジウク。
『そうなんですよ。』と、ジロリとピョン代表を睨むボンヒ。
『医者は何て?』と、代表に尋ねるウニョク。
『いや、医者は、何だ…俺が見間違ったんだろうって…。』と、ゴニョゴニョ言うピョン代表。
『ハァ~っ!』と、呆れて皆でピョン代表をジロリ
『おい!本当に動いたんだって!俺の話を聞けって!その指が…』とピョン代表がパン係長を指差した瞬間!ピクッとパン係長の指が動きます。
『おい、おい!また動いた!見ろ!』と、叫ぶピョン代表ですが、皆はピョン代表を見ていたのでそれを見たのは代表だけ
三人が振り返ると、パン係長は動いてなくて…。
皆から非難するように見られて『ちょ、ちょっと待ってみろって!』と、焦りまくるピョン代表。
しばらく見ていろとピョン代表が言うので、しばらく皆でパン係長の指をジ~っ
それでも全く動かないパン係長に『本当なのに…。』と、自信を無くすピョン代表
『代表さん、座って下さい。』と、呆れるジウク。
『寝てください。』と、憐れむように代表を見つめるウニョク。
大人しくソファーに向かうピョン代表
結局、言われたとおりソファーで眠っているピョン代表と、仕事を始めるウニョクとボンヒ。
ジウクは病室の中を考え事をしながらウロウロ。
考えているのは、引き出しの中から消えてしまった包丁の事。
『いや、違う。そんなはずない。』と、思わず声に出してしまうジウク。
『えっ!?何がですか?』と、尋ねるボンヒと、ジウクを見つめるウニョク。
『いや、何でもない。』とジウクが言うので、二人はまた仕事を始めます。
突然、『おい、チ・ウニョク!もしお前がやったなら、俺がとっ捕まえて放り込んでやるからな!マジで!』と言ってウニョクを睨みつけるジウク。
何の事かサッパリわからず、顔を見合わせるウニョクとボンヒ。
『なぜ?俺、何かしたか?』と、キョトンとするウニョクに『ん!?』と、焦るジウク。
『何だよ?俺が何かしたか?まさか…俺はお前にいつかもう一度しっかり捉まえて欲しいって思ってたけど、今日がその日なのか?俺たち手を取り合うのか!?』と、手を出すウニョク。
その手を叩いてウニョクを睨むボンヒ。
ブスっとしているジウクを見て『ムードが良くなくて、皆が気分が良くないのは全部分かってる。だけど、笑わないと!笑えば良い事が起こるんだよ!ん⁉︎』と、ウニョク。
『そうだ!』と、寝言のようにウニョクに賛同するピョン代表。
眠っていると思っていたので、みんなビックリ。
『そうしていれば福も来るしパンも起きるんだよ。』と、また目を閉じるピョン代表に『そうでしょう!?』と、ウニョク。
『じゃあ、私も同意。』と、ボンヒ。
ハハハ!と嬉しそうに笑うウニョク。
黙ってパン係長の顔を見つめて少し考えた後『チョン・ヒョンスの事で話があるんだ。』と、ウニョクとボンヒを振り返るジウク。
『また何かあったんですか?』と、心配するボンヒ。
『だから、それは…』と、ジウクが言いかけた時、後ろから『ジウク…』とジウクを呼ぶパン係長の声が!
みんな驚いてパン係長のベッドに駆け寄ります。
『パン係長さん!気がつきましたか!?俺、ジウクですよ!』と、ジウクの呼びかけに『ジウク…』と言って薄っすら目を開けるパン係長。
『パン係長さん、僕はウニョクです。分かりますか?』と言うウニョクに『ああ、ウニョク…』と、笑顔で頷くパン係長。
眠っていたので出遅れてしまったピョン代表。
慌てて駆け寄り『おい!俺は!?おい!パン!俺だ、俺!』と、叫ぶピョン代表に『ヨンギ…』と、パン係長。
『そうだ!ヨンギ!俺がヨンギだ!おい!タメ口ききやがって、この野郎!おい、よく気がついたな!良くやった!ほら、俺が言ったとおりだっただろう!?』と、興奮して喋くりまくるピョン代表。
そんな代表の言葉は全く耳に入らず、嬉し涙を流しながらパン係長の手を握り締めるジウク。
『本当に…本当に有り難うございます、パン係長さん。』と、涙を流すボンヒ。
喜ぶ皆を見て、嬉しそうに目を細めるパン係長。
『良かった…。もう、驚いたじゃないですか!』と、泣きながら怒るジウク。
そして、ヒョンスの事故を伝えるニュース速報が…。
オートバイで逃走中だった殺人容疑者が轢き逃げされ、意識不明で最寄の病院に運ばれた。
轢き逃げした車はまだ見つかっておらず、事故は強引な検察の追跡によるものでは…と検察を非難する内容です。
このニュースを上司とジヘと一緒に見ていたユジョン。
忌々しそうにユジョンを睨みつける上司。
ウニョクも事務所でニュースを見て、ユジョンを心配しているようです。
ヒョンスの病室を訪れたジウクたち。
『意識は無いんですか?』と、ボンヒ。
『本当にアイロニー(皮肉)だな。一人は意識が戻って、一人は意識がなくなって。』と、ウニョク。
『捕まえようとしてこうなったって…何かあったって事でしょう?証拠が見つかったんですか?』と、ジウクに尋ねるボンヒ。
『ああ、そうなんだろう。』とだけ答えるジウク。
『これからチョン・ヒョンスさんは…どうなるんですか?』と、ボンヒ。
とにかく意識が戻るのを待つしかないとウニョク。
『意識不明が長引けば…』と、ジウクが言いかけた時『目覚めるわよ。いえ、必ず目覚めてもらわないと。』と、ユジョンが病室に入って来ます。
ヒョンスを轢き逃げした車についてユジョンに尋ねるジウウ。
車は見つかったけど運転手はいなくなっていたという事でした。
医者によると、ヒョンスは脳内出血があり意識が戻るには時間がかかり、脳損傷の可能性もあると伝えるユジョン。
ユジョンの立場を心配するウニョクに、上司たちに酷く怒られた…と、ユジョン。
『ねえ、あんたたち!検事をクビになったら私を受け入れてくれる?あんたたちの事務所に入れてよ!』
と言うユジョンから…
目を逸らして黙り込む三人。
『結構よ!頼まれても入らないから!』と、怒るユジョン
帰ろうとするユジョンを病院の廊下で呼び止めるジウクとウニョク。
二人はパン係長が調査していたコ・チャンホとチョン・ヒョンスの関係者のリストをユジョンに渡します。
『おそらくこのリストに載っている人たちの中に、チョン・ヒョンスを轢き逃げした犯人がいるはずだ。』と、説明するウニョク。
『それ、どう言う事?』
『つまり、チョン・ヒョンスが復讐しようとしている相手がこのリストの中にいて、その中の一人がチョン・ヒョンスを轢いたんじゃないかって事だ。』と、ジウク。
二人の話を理解して、自分が調べてみる…と、帰って行くユジョン。
その頃、一人でヒョンスの病室に残っていたボンヒ。
意識なくベッドに横たわっているヒョンスを見つめながら『あなたに…聞きたい事や、怒りたい事がたくさんあるのに。必ず真実を明らかにして法で罰しようとしてたのに。』と、呟いて溜息をつきます。
そこに入ってきたジウク。
ボンヒの肩を抱き寄せ優しく見つめます。
そして…意識の無いヒョンスを見つめるジウクとボンヒ。
パン係長に刺された時の話を聞くジウク。
『チョン・ヒョンスで間違いないだろうけど、顔を直接見る事ができなかったんです。マスクを外す事ができなかったんです。』
ハ~っ!と溜息をついて『そうだったのか。どちらにしても、チョン・ヒョンスは意識が無いし、起訴中止を受けている。とにかくまず退院して、それからチョン・ヒョンスの意識が戻ったら、その時また証言すればいいですよ。』と、言うジウク。
『はい。ところで…なぜ毎日あの方たちはここにいらっしゃるんですか?』と、ソファーの方に目をやるパン係長。
ジウクが後ろを振り返ると、そこには…テーブルいっぱいに食べ物や飲み物を広げてモグモグと口を動かしているピョン代表、ボンヒ、そしてウニョクの姿。
『俺たち会議をしているんですよ。』と、口をモゴモゴさせながら答えるウニョク。
慌てて依頼の話を始めるボンヒ。
小さな依頼だけど受けようと言うボンヒに賛成するウニョクですが、金にならないと反対するピョン代表。
こういう依頼がいずれ大きな仕事に繋がると反論するウニョクに『うるさい!』と怒鳴る代表。
『私の方が「うるさい」ですよ。どうにかできませんか?ノ弁護士さん。』と、ジウクに話を振るパン係長。
困った顔のジウク。
『あれ?どれくらいたった?「ジウガ~」こんなふうに言ってから。』と、パン係長の言い方をマネするウニョク。
『「ウノ兄さん!」こうでしょ?』と、ジウクのマネをするボンヒ。
『おい、俺には「ヨンギ~」ってタメ口ききやがって!』と、ピョン代表。
『あああ…。退院したいです。』と、哀れそうにジウクに頼むパン係長。
『ウノ兄さん、ダメですよ。』と、慌てるジウク。
『私の味方はいないんですね~。』と、諦めるパン係長
それから…立ち上がれるようになったパン係長はジウクの手を借りて病室の中を歩く練習中。
相変わらず、病室のソファーで仕事をするボンヒとウニョク。
二人も日に日に元気になっていくパン係長を見て嬉しそうです。
そして…
パン係長のベッドではピョン代表がスヤスヤとお昼寝中
皆に見守られ、すっかり元気になったパン係長は無事に退院の日を迎えます。
世間ではヤンシェフ殺害事件で無罪になったヒョンスに検察が強引な捜査をしたのでは…と騒がれています。
そのニュースをジヘと一緒に見ていたユジョン。
ジヘはユジョンの立場を心配しています。
その時、検事長から呼び出しを受けるユジョン。
ユジョンを連れて検事長に謝罪をするユジョンの上司。
検察が非難されている事に怒り心頭の検事長。
検事長はユジョンと上司を連れてヒョンスが入院している病院を訪れます。
病院の入り口では記者たちが待ち構えていました。
検事長を取り囲んで『こんなふうに病院に来るのは世間の非難を避けるためですか?』など、矢継ぎ早に質問を投げかける記者たち。
ヒョンスの病室に入るユジョンたち。
黙ってヒョンスを見つめている検事長に『チョン・ヒョンスが真犯人だという私の考えは変わっていません。ヤンシェフとイ・ジェホの件だけでなく、二年前のスーパーアパート(ボンヒが住んでいたアパートの名前)の…』と言うユジョンを振り返り『うるさい!口を閉じろ!』と、怒鳴る検事長。
黙ってうつむくユジョン。
『一体、仕事もできないくせに…私にこんな恥をかかせるとは!』と、怒りが爆発して、ユジョンでなく上司を平手打ちする検事長。
『もう一度、検察に泥を塗るような事をすれば…分かっているだろうな!?』と、検事長に凄まれ、黙ってうつむくしかないユジョン。
ジウクと一緒に家に帰って来たボンヒ。
『わ~、ホントに久しぶりみたいです。こんなふうにホッとして家に帰れるのは。』
『俺も。それにボンヒ、お前と俺が気楽に話せるのも、本当に久しぶりだ。そうだろう?』と、微笑むジウク。
『それと、二人きりでこんなふうに笑って話すのもそうです。』と、ボンヒもニッコリ。
『確かに。二人きり…』と、言いかけて黙ってしまうジウク。
急に二人きりな事に気付いて、ぎこちなくなる二人。
キョロキョロと回りを見ながら『うん、ふ、二人っきり…』と、ジウク。
『二人っきり…ですね。私たち。』と、気まずそうなボンヒ。
『だ、誰も…いないな。何か作ってやろうか?何か食べるか?』と、ジウク。
『いいえ、まずシャワーします。』と言うボンヒの言葉に驚くジウク
『シャワーするって⁉︎』と、ジウクに言われて『あっ!』と言う顔になるボンヒ。
『ああ、そうだな。早くシャワーして来い。』と、ジウク。
『はい。』と、バツが悪そうに笑うボンヒ。
その後、それぞれベッドに入ったジウクとボンヒですが…
眠れず何度も寝返りをうっています。
眠るのを諦めて部屋を出て行くボンヒ。
ジウクの部屋の前でボンヒが両手にビールを持って声をかけようかどうしようか迷っていると、突然部屋から出て来るジウク。
『ビール…』と、ビールを見せるボンヒ。
『おいで!』と両手を広げてボンヒに近付くジウクから『やっと二日ですよ私たち、まだ。』と、逃げるボンヒ。
『二日?』と、不思議そうなジウク。
『パン係長さんが寝ていた間は省かないと。実質的に何も出来なかったんだから。』と、ボンヒ。
『ああ、そうだな。俺たち、実質的に何にも…できなかったな。』と言うジウクに、うんうんと頷くボンヒ。
『だから、おいで!』と、ボンヒに襲いかかるジウクから、楽しそうに笑いながら逃げ回るボンヒ。
ソファーに座って乾杯するジウクとボンヒ。
『気苦労が、本当に多かったですねノ弁護士さん。』
『うん。気苦労が本当に多かったよ。ずっと弁護士さんって呼ぶ彼女のせいで。』
『じゃあ、何て呼べば?一晩でそんなに急に呼び方を変えるんですか?』
『うん。』
『じゃあ、やってみましょうか?』とビールを置いて…
『ダ~リン』と、ジウクに向かって可愛いポーズをするボンヒ。
ニヤケそうになるのを必死に堪えるジウク。
『あっ!笑いましたね!?』
『いいや、笑ってないよ。』
『じゃあ、続けましょうか?ダ~リン』と、また可愛いポーズをするボンヒに思わず笑ってしまうジウク。
もうやらない!と拗ねるボンヒに『うう~ん』と甘えた声を出すジウク。
そんなジウクを私より上手!と驚いて、ジウクにも『ハニ~』と呼ばせようとするボンヒ。
イヤだ、お前がやれ!ノ弁護士さんがして下さい!と、イチャイチャするバカップルな二人
しばらくこんなやり取りが続くのですが…もうお腹一杯なのでこの辺でカット
一通りイチャついて満足したのか、真剣な話を始めるジウクとボンヒ。
『チョン・ヒョンスの事故の話は…話すとちょっと複雑なんだけど。チャ検事が匿名の情報を得て令状を受けて出て行って、俺も知らせを受けて行ったんだ。その後、チョン・ヒョンスが逃走して…そのすぐ後、事故が起きたんだ。』と、説明するジウク。
ジウクのほうに体を向けて『じゃあ、チョン・ヒョンスを轢き逃げした犯人は、まだ捕まっていないんですか?』と、尋ねるボンヒ。
『車は見つかったけど、誰もいなかったって。それに車は不法車両だったから、乗ってたヤツは逃げ出したんだろう。』
『そうだったんですね。』と、言って大きなあくびをするボンヒ。
『眠いか?』
『ううん。大丈夫ですよ。』と言うボンヒの頭をやさしく撫でるジウク。
『大丈夫なのに…』と、言っていたボンヒですが…
いつの間にかジウクの膝の上で眠っていました。
眠るボンヒを愛しそうに見つめながら、その髪を優しく撫でるジウク。
いつまでも、いつまでもボンヒの寝顔を見つめ続けます。
そして…
ボンヒを抱き締めて眠るジウク。←ボンヒの手を絶対に離さないジウク
翌朝、元気に出勤して来たパン係長を派手に出迎えるウニョクとボンヒ。
ピョン代表もクラッカーを鳴らして登場!
皆でパン係長の復帰を喜んでいます。
そこへ険しい顔で現われたジウク。
『ああ、本当に皆で何をしているんですか?これを誰が片付けるんですか!?』と、クラッカーの中から飛び出た紙テープ?の文句を言います。
『ああ、私がやりますよ!』と、紙くずを拾おうとしたパン係長に向かって隠し持っていたクラッカーを鳴らすジウク。
『ノ弁護士さんが片付けて下さいよ!』と、怒るパン係長と皆の非難の声を浴びて逃げ行ってしまいます。
そして、会議が始まり…いつもの様に無駄話を始めるピョン代表。
初めてアメリカに行った時に、美人な妻に金髪ヤローたちがプリティーとかキューティーとか言ってナンパしてきた…と、話すピョン代表に『ああ、また始まった。』と、呟くボンヒ。
『何!?何が「また始まった」なんだ?こいつめ!』と、聞き逃さないピョン代表。
『違いますよ!』と、慌てるボンヒ。
『耐えなきゃ!お父さんだ…。』と言うボンヒのボヤキを『誰がお前の父さんだ!』と、怒るピョン代表。
『私のお父さんって言ったわけじゃないですよ。本当に耳が良いですね。』と、わざとらしく笑うボンヒ。
ボンヒを追い出せと言うピョン代表に『ああ、もう本当に!』と、ブチギレるジウク。
『一度くらいまともに会議ができないんですか!?』と、怒鳴るジウクに『あの~』と、手を上げるパン係長。
ちゃんと手を挙げて発言の許しを請うパン係長に、我が意を得たとばかりに『良いですね!ほら、こんなふうに!お話し下さいパン係長さん!』と言うジウクですが…
『仕事の話じゃないんですが…。』と言うパン係長にガッカリ
何だか夢のような気もするんですが…と、意識不明で眠っていた時の事で思い出した事がある…と話し始めるパン係長。
まず、ピョン代表をじ~っと見つめます。
ベッドの横に座ってパン係長に話しかけているピョン代表。
『起きろよ~!俺はお前が起きたら、全財産を全部やる!事務所の名前も変えてやる。ノ&チ&パン!』と、言っていたのです。
『すごく鮮明に覚えてますよ。』と、ニヤ~っとしてピョン代表を見つめるパン係長。
『いや、そんな事言ってないと思うけど。』と、惚けるピョン代表。
そして、次はボンヒを見つめるパン係長。
思い当たる事があるようで、ドキッとするボンヒ。
ボンヒは『アミダくじでパン係長がお茶当番になった時は、全て私が当番を代わるから目を覚ましてください…』と、言っていたのです。
『う~ん?』と、言いながらパン係長から目を逸らすボンヒ。
そしてパン係長の視線はウニョクに向かいます!
ギクッとするウニョク。
『パン係長さん。もう起きて下さいよ!生涯、一人で苦労という苦労を全てしてきたっていうのに、これは何ですか!?本当に!起きたら、僕が事務室に事務員や秘書を置きますよ。いや、パン係長さん個人の秘書に運転手まで!僕がお金をたくさん稼ぐのをご存知でしょう?お金を使う所も無いし。』と、パン係長に語りかけていたウニョク。
パン係長にじ~っと見つめられて『ハハハ!あ~、本当に面白い夢ですね!想像力が豊かですね!』と、ひとしきり笑って急に真剣な表情になるウニョク。
パン係長にかわるがわる見つめられて、視線を逸らしまくる三人
台所でお茶を淹れようとしてパン係長の薬を買う事を思い出すボンヒ。
スマホに薬局の近くを通りかかったらアラームが鳴るようにセットします。
そんな事できるんですね!ビックリ
その時、考え事をしながら台所に入って来たジウク。
ボンヒがいる事にも気付きません。
ヒョンスの家に凶器を戻した人は誰だろう?誰か見落としている人はいないだろうか…と、考えているジウク。
思わず『ああ、それなら犯人は二人のうちの…』と声に出してしまいます。
『何の犯人ですか?』と、ボンヒに声をかけられて驚くジウク。
ジウクは少し考えてから『ああ…俺は最近推理小説を読んでいるんだ。つまり、その中の犯人が誰だろうって。』と、しどろもどろに答えます。
『うちの母がこう言っていたんですが「今、現われたその人、それが犯人だ!」』と、ボンヒが指差した先に、突然現われたピョン代表。
お気に入りのタヌキさんのエプロンをつけて台所に入ってきた代表を見て『あっ!犯人だ!』と、驚くボンヒ。
思わず振り返ったジウクと目が合うピョン代表ですが、知らん顔で『お前らどけ!洗い物は俺の当番だ。』と、言って流し台の前に立ちます。
大人しく台所を出て行くボンヒに続いて出て行こうとしたジウクですが、ふと足を止めピョン代表を見つめます。
ジウクの視線に気付いて黙って見つめ返すピョン代表。
偽造した凶器を机の引き出しにしまった後、パン係長の病室を訪れていたジウク。
病室に入るとピョン代表はいつものようにソファーで居眠り中でした。
ベッドの横に座ってパン係長に話し始めるジウク。
『証拠を捏造した凶器があるじゃないですか。それ…使わない事にしました。でも…これは、俺が決定していい事なのかそうでないのかよく分からないんだ。犯人なのは確実なのに。自分で話して認めているのに。でも、俺がここまでして法に従った方がいいのか…。これで大丈夫ですか?正しいですか?こういうのはパン係長さんがよくご存知じゃないですか。俺が間違っていたら係長さんが叱ってくれたじゃないですか。だから、お願いです。お願いだから早く起きて下さい。』
ジウクの話を全て聞いていたピョン代表。
本当はジウクが入って来た時から眠っていなかったのです。
これが本当の狸寝入り
ジウクに気付かれないようにわざと大きなイビキをかきながら、何やら考えているピョン代表。
そして、その後…
ジウクの机から包丁を盗み、ヒョンスの家に戻したピョン代表だったのです。
何故あっさりヒョンスの家に入れたのかは、韓ドラマジック!気にしちゃだめです。
ヒョンスの病室を訪れるピョン代表。
眠り続けるヒョンスを見つめながら『法を仕事とする者として、恥ずかしい事だが…。時には、法よりも拳だろう?』と、呟きます。
その時の事を思い出しているのか…
少しバツが悪そうにジウクから目を逸らし、洗い物を始めるピョン代表。
代表が何をしたのか知るはずのないジウクですが…
何となく気になって代表の後姿を見つめています。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
最後まで読んで下さった皆様、お疲れ様でした!
ラブコメはどこへやら?ストーリーはどこへ向かっているのか?
語りたい感想は色々ありますが、ここで字数を使うより一枚でも多く画像を上げたいのでこの辺で。
長文を最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。