怪しいパートナー 25話 | よこりんノート

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大好きな韓ドラや日々の出来事を、ノートに書きとめるように始めたブログです。

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前回パン係長が刺された所で終わりましたね。

パン係長はどうなったでしょうか⁉︎
今回は、ラブラブは少なくヒョンスの画像多目です。

では、25話です。
ネタバレになっているのでご注意下さいね
仰向けに倒れているパン係長を見下ろす黒マスクの男。
少しためらった後、パン係長の脇腹を…男はナイフで刺したのです。
 
痛みに苦しみながらも、男の顔を見ようとするパン係長。
パン係長を見つめながらマスクを外した男は…
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やはりチョン・ヒョンス、その人でした。

 

 


到着した救急車にパン係長と共に乗り込むジウク。

 

 

 

 

パン係長の事件を聞いたのか…慌てて夜道を駆け抜けるボンヒ。
車道に出たボンヒを、車に乗せるウニョク。

ウニョクはボンヒに『ジウクが警察と救急車を呼んで、今病院に向かっている途中だ…』と、状況を説明します。
『大丈夫ですよね。』そう呟くボンヒに何も答えないウニョク。
『大丈夫ですよ。そうでしょう?』と、ウニョクを見つめるボンヒ。
短い沈黙の後で『そうだ。大丈夫です。』と、答えるウニョク。
そう言いながらも…不安でいっぱいの二人。


その頃、ピョン代表も病院に向かっています。
運転手に『もっとスピードを上げろ!』と、気が急いて仕方ないピョン代表。



ユジョンもウニョクから連絡を受けます。
『分かった。すぐ行くわ!』と、慌てて立ち上がります。
 
 
 
救急車の中。
ストレッチャーに横たわるパン係長の傷口を押さえるジウク。
何で素手で傷口を押さえるの~!?救急隊員は何をしてるのムキー
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『ウノ兄さん!ウノ兄さん!ゴメンね。』と、涙を流してパン係長に話しかけます。
その声が聞こえているのか…目を閉じたまま「いりませんよ、謝罪なんて」と、心の中で呟くパン係長。
『俺が…俺がもうちょっと早く到着していれば…。俺が…もうちょっと早く来なければいけなかったのに…。』
「しなくていいですよ、後悔。」
『死なないで下さい!死なないで、ウノ兄さん!』そう泣き叫びながら…炎の中に倒れている父に向かって、泣きながら手を伸ばしていた幼い自分を思い出すジウク。

目の前に横たわっているパン係長と父の最期の姿が重なるのか…救急車の中で、ずっと泣き続けるジウク。



病院に到着するとすぐ、手術室に運ばれていくパン係長。
ストレッチャーの後をずっとついて来たジウクですが、手術室の前で看護師に止められます。
手術室の中に消えていくパン係長。
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手術室のドアが閉まり切ってしまうその瞬間まで…ずっとパン係長を目で追うジウク。


閉まったドアに手をつくジウクの脳裏にヒョンスの顔が浮んできます。
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『チョン・ヒョンス…!チョン・ヒョンスーっ!!!』そう、大声で叫びながら力いっぱいドアを叩くジウク。
手術室のドアが割れそうガーン


何度も何度もその名を叫び、力尽きてドアの前に崩れるように座り込み…
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ジウクは、やり場のない怒りに苦しみます。


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ウニョクとボンヒが駆けつけた時、ジウクは握り締めた両手を見つめながらベンチに腰掛けていました。
『ジウク…。』と、声をかけたウニョクを疲れきった顔で見上げるジウク。
その顔やシャツにはパン係長の流した血が付いています。
『き…来たのか。ああ、そうだ。チャ検事に連絡したか?』
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『すぐに来るよ。』と、ウニョクが答えると同時に『どうなってるの!?パン係長さんが何で襲われたの?』と、ユジョンがやって来ます。


ユジョンの姿を見ると立ち上がり、堰を切ったように話し始めるジウク。
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『今、警察が調査しているんだ。でも、警察に任せずにチャ検事、お前が直収事件(検察が直接捜査する事件)で捜査してくれ。有力な容疑者は、分かっているだろうが…チョン・ヒョンス。チョン・ヒョンスなんだが、簡単には捕まらないはずだ。証拠も簡単には出てこないだろう。今までの殺人事件もコ・チャンホという鑑識官を利用して逃れて来たヤツだから…法医学にも少し詳しいだろうし。当然、アリバイなんかも全て準備しているだろう。だけど、何かミスもあるだろうから、初動捜査が一番重要だ。初動捜査…。ああ、何があるかな…。犯行現場から周辺の防犯カメラ。それから…目撃証言。チョン・ヒョンスは当然…』と、一気に話すジウクを
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『私に…そういう事は私に任せて、ジウク。』と、止めるユジョン。
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『そうだ。捜査はチャ検事に任せて、俺たちは…パン係長さんの手術だけを心配しよう。』と、ジウクに声をかけるウニョク。
『そうだな…。』と、小さく呟いて倒れこむようにベンチに腰掛けるジウク。

そんな会話を黙って聞いていたボンヒ。
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また、自分のせいだと思っているのか…目に涙を浮かべています。



その後、すぐにイ・ジェホの家に向かったユジョン。
警察や鑑識が捜査している現場に入ったユジョンは、刑事に現場周辺の防犯カメラの映像を全て自分に見せるように指示します。



ピョン代表も到着して、四人はパン係長の手術が終わるのを待っています。
やっと手術室のドアが開き、中から出て来た医師に慌てて駆け寄る四人。
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脾臓が傷ついていたため内部出血があったが、幸いショックが起こる前に出血を止めることができた。
お蔭で峠は越えた。でも、出血多量により、脳に十分な血液が行き渡らなかったので脳が影響を受けた可能性がある…と、説明する医師。
『可能性とは確実な事ではないじゃないですか?』と、医師に尋ねるウニョク。
『そうだが、あらゆる可能性をお話ししている…』と、医師。
『それは、何事も無く目覚める可能性もあると言う事ですよね?』と、ピョン代表。
『はい。見守りましょう。』と、言って去って行く医師。
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『心配するな。おい、パン(係長)が誰だと?必ず目覚めるさ。俺を信じろ。』と、今にも泣き出そうなボンヒの肩に手を置くピョン代表。
ウニョクは思いつめた表情で座っているジウクの隣に座り、その肩にそっと手を回します。



その頃、ヒョンスはある男と会っていました。
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ヒョンスのバイクに乗り、ヒョンスが仕事をする時に着るジャケットとヘルメットを被って現われたその男。
『言ったとおりに全てやってくれましたか?』と、男に声をかけるヒョンス。
ヘルメットとジャケットを脱いで『はい。』と答える男。



その日、この男にある依頼をしていたヒョンス。
ヘルメットとジャケットを着て、ヘルメットを絶対に外さない事。
配達先を絶対に間違えてはいけない事。
(自分の携帯電話渡し)配達先に到着したら必ずこの携帯電話で相手にメールをする事。
可能な限り話さない事。
配達物を受け取ったのが女性だったのか男性だったのか、年齢や着ていた洋服、特徴など全て記憶する事。
その時の周辺の様子や防犯カメラの位置まで全て記憶する事。

男に指示を出しながらヒョンスは思います。
お前は俺になるんだ。今から今夜まで…お前は俺の完璧なアリバイだ。
男に自分の身代わりをさせ…その間にジェホとパン係長を襲っていたヒョンス。



ヒョンスの指示通りに配達を終え、配達時の出来事を事細かく報告する男。
防犯カメラの位置や数、周辺を自転車で通りかかった男性の洋服、白いシャツを着た女性が茶色のプードルを散歩させていた事など…かなり詳細に伝えます。
記憶力が良いヒョンスは、それら全ての事を一度聞いただけで覚えてしまいます。

『よく覚えていましたね。』と、男を労うヒョンス。
『一つでも忘れたらアルバイト代を払わないと言われたから…。』と、答える男。
そして、男に高額なバイト代を支払うヒョンス。
『必要ならいつでも呼んで下さい。』と、バイト代を手にして、男は上機嫌で去って行きます。
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立ち去る男を鋭い目つきで見送るヒョンス。
まさか、この男も殺すとか!?
男が行ってしまうと、目を閉じて男から聞いた話を繰り返し呟き…記憶を整理するヒョンス。



ヨロヨロと、おぼつかない足取りで病院の外へ出て来て、公園のベンチに腰掛けるジウク。
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ジウクを追いかけてきたボンヒは、その疲れきったジウクの姿を見つけます。


ジウクの横に立ち、心配そうに見つめるボンヒ。
気配に気付いて、ボンヒを見上げるジウク。
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しばらくジウクを見つめていたボンヒは、黙ってジウクの隣に座り…そっと、その体を抱き締めます。
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黙って、ボンヒの腕の中に体を預けるジウクの背中をさすりながら『絶対…大丈夫ですよ。全て上手くいきます。』と、自分にも言い聞かせるように呟くボンヒ。
『ダメかと思った。脈拍もとれないし、心拍も…。本当にダメだと思ったんだ。』そう言ってボンヒの肩に顔を埋めるジウク。


ジウクを更に抱き締めるボンヒに答えるように、ジウクもボンヒを強く抱き締めます。
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『パン係長さん…何も起こりませんよ。全て上手くいきます。』と、ジウクの背中をさするボンヒ。
『そうだ。そうでなければ。そうなるはずだ。』そう言って…まだパン係長の血が付いたままの手で、ボンヒを強く強く抱き締めるジウク。




翌日、ユジョンがパン係長の病室に行くと、ちょうど病室からウニョクが出て来ます。
パン係長の容態に変わりは無いようです。

現場を捜査したけどヒョンスを取り調べられるような証拠は出なかった。でも、とりあえずヒョンスを呼び出した…と、ユジョン。
『来るだろう、チョン・ヒョンスなら。』と、呟くウニョク。
『ところで、ジウクの事なんだけど。現場に駆けつけた警察の話しでは、ジウクの目つきが…怖かったって。何かしでかしそうに見えたって。』と、心配そうなユジョン。
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ジェホの部屋に警察が駆けつけた時、真っ暗な部屋の中…放心状態で座り込んでいたジウク。
思いつめた表情でパン係長を見つめていたのです。



その時と同じように、自分のベッドに腰掛けて思いつめた表情で一点を見つめているジウク。
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鏡に映った自分の姿に目をやり、険しい表情で部屋を出て行きます。



玄関を出て足早に門へと向かうジウクを『どこに行くんだ!?ジウク?』と、ウニョクが呼び止めます。
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ウニョクを無視して歩いて行くジウク。


『おい!ジウク!!お前どこに行くんだよ!?』と、ジウクの腕を掴んで引き止めるウニョクを『離せ!』と、押し退けるジウク。
『お前が今、チョン・ヒョンスに会って何が出来るって言うんだよ!?』と、ジウクの行く手を遮るウニョク。

『お前が気にする事じゃないだろう!?』
『ちょっと落ち着けって!ジウク!今、お前にできることは何も無いんだ。』
『じゃあ、俺は手をこまねいて見ているしかないのか?分かってるだろう!?パン係長が刺されたんだ!俺はまた誰かを失うのか!?それをただ見ていないといけないのか!?いや、俺にはそんな事はできない!!!』と、叫ぶジウク。
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『それじゃあ、どうするつもりなんだ?お前に何が出来るんだよ、今!!』と、ウニョクも叫びます。
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『何かしないと、俺が!やり返してやる!やられた分だけ!チョン・ヒョンス?後悔させてやる、俺みたいに。』そう言って出て行くジウクを止める事ができず…その後姿を諦めたように見つめるウニョク。




検察庁の事務室で、部屋の中を見回しながら『こんなのも悪くないな。令状もなく検察に来るのも。』そう言ってバカにしたように鼻で笑うヒョンス。
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そんなヒョンスに来てくれた事にお礼を言って、コーヒーカップをヒョンスの目の前に置くユジョン。


『悪くないとは言ったけど、良いとも言っていない。』と言うヒョンスに、それでも呼び出しに応じてくれたから…と、ユジョン。
そんなユジョンに座って…と、態度が大きいヒョンス。


ヒョンスと向かい合って座り、『アリバイを話してほしい。誤解しないで。イ・ジェホさんとパン係長を知っている人全部に同じ質問をしているから。』と言うユジョン。

ずっと不敵な笑みを浮かべながら『その日は仕事をしていた。生活しなきゃいけないから。配達記録があるから調査すればいい。配達した人を訪ねて確認すれば分かるだろう?』と、言葉に詰まることなく話すヒョンス。
『さすが記憶力が良いですね。尋ねられるとスラスラとアリバイが出てくるのね。』と、フッと笑うユジョン。
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『なぜなら、ヤンシェフ殺人事件の時に無実なのに捕まえたでしょう?だからしっかり記憶しておかないと…また悔しい思いをしないように。』と、ユジョンの痛い所を突くヒョンス。



ヒョンスを事務室の外まで見送り『ご苦労様でした。』と、声をかけるユジョンに『検事さんもね。』と、ハッとユジョンをバカにしたように鼻で笑って立ち去るヒョンス。
ユジョンからは見えないその顔は…
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満面の笑み。
まるでおかしくて仕方ない…というように。



ヒョンスの後姿を悔しそうに見送るユジョンに『このまま行かせるんですか?先輩。』と、声をかけるジヘ。
『そうは言っても、どうするのよ?心証だけで物証が無いのに。』
『何か見つけないと。』と、溜息をつくジヘ。
『何かを探し出さないと…。』と、ヒョンスの姿が見えなくなるまで、その後姿を睨み続けるユジョン。




まだ容態に何の変化も無いパン係長の側に座り、意識の無いその顔を思いつめた様に見つめているジウク。
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そして、決心したようにヒョンスに電話をかけます。
『ちょっと会いたいんだけど。できるだけ早く。』
検察庁から出て外を歩いる時に、その電話を受けるヒョンス。



ジウクが電話を切ると同時にウニョクたち三人が病室に入って来ます。
心配そうにジウクを見つめるウニョク。


その頃、病院の近くまでやって来たヒョンス。
さすがに気が引けるのか…嫌そうに病院を見つめて、諦めたように歩き出します。



パン係長の病室ではピョン代表が大声で話しています。
ピョン代表の話を聞くのを嫌がるウニョクに『誰がお前に話してるんだ?俺はパンに話してるんだ!』と、怒るピョン代表。
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『俺の母親の話なんだけど、意識不明で倒れて寝たきりになったんだ。その時、俺の父親は母親の枕元で一日中、ベラベラと話し続けたんだ。いつもは一日に三言くらいしか話さないような父親が。「飯は食ったか?」「起きたか?」と、こんな感じだ。だから母親はいつもガミガミ言ってたんだ。生涯一緒に暮らしていても旦那の声も知らないって。ところが、そんな寡黙な人がだ、母親が倒れてからすごく話すようになったんだ。そして、ある日…』と、良い所で話を止める代表。
真剣に話を聞いていたボンヒは『ある日、何ですか?』と、興味津々。
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『ある日、俺の母親が目をカッと開いて、こう言ったんだ。「私は、この男がうるさくて寝てられないから起きたんだ!」』と、得意気にオチを話すピョン代表。

『え~い、マジで!嘘でしょう!?』と、代表に疑いの眼差しを向けるウニョク。
その話のオチに、ガッカリするボンヒ。

『本当だ、この野郎!もしかしたら、パンもうるさいって起きるかも知れないだろう?』と言うピョン代表の言葉に、黙ってしまうボンヒとウニョク。



その時、ドアをノックする音が聞こえて『看護師さんかも…』と、振り返ったボンヒでしたが…
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ドアを開けて入って来たのはチョン・ヒョンスでした。


挨拶をするヒョンスを見て、顔を強張らせるボンヒとウニョク。
何も知らないピョン代表は『ああ、依頼人だった人じゃないか。どうしてこんな所まで?』と、笑顔で尋ねます。
パン係長の事を聞いて心配で…と、しおらしく言うヒョンス。
ヒョンスの目の前に立ち、ハハッと呆れたように笑うジウク。
『ここまでこんなに平然と来るとは思わなかったよ、チョン・ヒョンスさん。』
『ノ弁護士さんが呼んだんじゃないですか、それで…。』
『そうか?俺はここで会おうと言ったつもりは無かったみたいだけど?』
『ああ…。私が何かまた失礼な事をしたみたいですね。そうでしょう?』
『はい。』と、言ってヒョンスを睨みつけるジウク。

『話はここを出てしましょう。大丈夫ですよね?』
『もちろん。大丈夫ですよ。』と、ヒョンスもジウクを睨みます。

『それじゃあ、行きましょう。』と、病室を出て行くジウク。
ピョン代表たちに頭を下げてジウクの後に続くヒョンス。


心配してついて行こうとするボンヒを止めるウニョク。
『何なんだ?』と、怪訝そうに尋ねるピョン代表。
何も答えずに、ただ溜息をつくボンヒとウニョク。


病室を出て、静かな所で話そうと言うジウクに『うるさい所が良い。』と言うヒョンス。

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そして、二人がやって来たのは交通量の多い道路に架かる歩道橋の上。


『ああ、録音機みたいなものは持ってないって言ったのに。何でこんなにうるさい所で、ここまでする必要があるのか?チョン・ヒョンスさん。』と、車の騒音にウンザリするジウク。
『こんなにうるさい所で、ここまでする必要があるんですよ、ノ・ジウクさん。俺が今から正直に重要な話をするんだから。』と、早口で話すヒョンス。
『そうか。じゃあ一度やってみろよ。』と、ヒョンスを睨むジウク。

絶え間ない車の走る音やクラクションの騒音の中で、聞こえてきたヒョンスのその言葉。
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『俺が全て殺したんです。』と、顔色一つ変えずに話すヒョンス。
『あの貯水タンクの中にいた人たちと、ウン・ボンヒさんのあの彼氏、いたでしょう?その人と…誰だ?ああ、ヤンシェフまで。俺が全員殺した。』


黙って聞いているジウクを見て『何だ、驚かないんですね?』と、意外そうにするヒョンス。
『もう、全て分かっていたから。』と、冷静なジウク。
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『ふ~ん。じゃあ何で俺を捕まえないんですか?捕まえて下さいよ。ほら、ほら!』と、言いながらジウクの前に両手を揃えて突き出すヒョンス。
『待ってろ。俺が必ず捕まえてやるから。』と言うジウクの言葉に、堪えきれずに笑い出すヒョンス。


ハハハ!と声を出して笑い『いや、俺が突然あの時の事を思い出したから。ほら、ヤンシェフ殺人事件があったでしょう?あの時の事を思い出して。俺がナイフで刺して殺したんだ。俺が犯人じゃないですか!なのにノ弁護士さんはその時、一生懸命弁護されたでしょう?あの時、すごくカッコ良かったですよ。何て仰いましたっけ?ああ!』
「捏造された証拠のために犯人にされた無実の人の人権は…一体、誰が守らなければいけませんか?」そう言っていたジウク。


『わ~っ!すごくカッコ良かったですよ!』と、ジウクをからかうように手を叩くヒョンス。
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『そうだ。俺も今その時のせいで、深く後悔して後悔してるんだから…ニヤニヤするな、この野郎!俺がお前の事をもう少し早く分かっていたら…お前の事をもっと早く気付いて自由にさせていなければ、イ・ジェホは死なずにコ・チャンホが消える事もなく…そしてパン係長さんは…パン係長さんがお前にこんな目に合わせられる事もなかったんだ。』と、肩で息をするジウク。


少し悲しそうな顔をして『これでもう、少しは俺の気持ちが分かりましたか?ノ弁護士さんにも大切な人たちがいるでしょう?その大切な人たちが殺されたり傷つけられたり、それが…どんな気分かもう分かったでしょう?その気分が分かったなら、俺を…俺を理解して下さい。
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俺に構わず放っておいて下さい。口出ししないで下さい!そうすれば俺は本当にあなたたちに手出ししないから!何もしませんよ!俺は約束しますよ!約束する!』と、興奮したように叫び、ジウクに握手を求めるように手を差し出すヒョンス。
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その手を叩きのけ『嫌だね。』と、ヒョンスを睨みつけるジウク。


忌々しそうにジウクを睨み『ああ…まだ俺の気持ちが良く分からないようだな。俺はこの気持ちをよく分かってもらいたいのに、本当に。どうするべきか?』と、少し考え…
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チッと舌打ちして『ダメだな。もう全員殺さないと。』そう言ってジウクに背を向け立ち去って行くヒョンス。
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その後姿を刺すような目つきで見つめていたジウクですが…ヒョンスを追って歩き始めます。



その頃、パン係長の病室では…
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ジウクが心配でじっとしていられないボンヒが、ソファーで居眠りしているピョン代表の前で何度も行ったり来たりを繰り返しています。


ハ~っと溜息をついて立ち止まり、バッグを手に取り病室を飛び出すボンヒ。
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ボンヒが病室から出ると『ウン弁護士、どこかに行くんですか?』とウニョクがやって来ます。
『どう考えてもダメです。本当に何か起こりそうで。私が行って…』と、言いかけたボンヒの言葉を遮るウニョク。

『ジウクは…チョン・ヒョンスを目的があって呼び出したんですよ。俺にチョン・ヒョンスを探らせる時間を稼ごうと。』と言うウニョクの言葉に驚くボンヒ。
『ああ、あんまり怪我したらダメなのに…。』と言うウニョクに、さらに驚きます。



歩道橋を降りた所でヒョンスに追いつくジウク。
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今日はこのまま行かせる訳にはいかない…と、ヒョンスの顔を殴ります。
突然の事に驚くヒョンスを再び殴りつけるジウク。
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しばらくジウクの攻撃を避けていただけのヒョンスでしたが…ジウクに思い切り蹴飛ばされて反撃に出ます。
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やっとヒョンスに殴られニヤリとするジウク。


           *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

ヒョンスがあっさり自白してビックリびっくり
貯水タンクの中から見つかった二人のうちの一人は写真の男だけど、もう一人は誰なんだろう?

それにしても、貯水タンクに死体なんて…住人はその水を使っていたのよねガーン
ブロ友Tさんも気にしてたけど…汗
でも、再開発される地域って言ってたから、もう誰も住んでいなかったのかな?

すでに(チャンホを除いて)四人も殺しているヒョンス。
どんな理由があったとしても、とても理解できませんよねショボーン

放送は明日で最終回を迎えるのですが…事件が何も解決していないのに終われるのかな?


では、最後までお付き合い頂いて有り難うございましたニコニコ




画像お借りしました。