あちこちに張られていた伏線が、少しずつその姿を現し始めました。
では、18話です。
ネタバレになっているのでご注意下さいね
チャンホの家に行って来たけど、何も無かった…とパン係長に報告するジウク。
でも、もしかしたらと思って持ってきた…と一枚の写真をパン係長に渡します。
もう公的な力がないから難しいけれど、チャンホと一緒に写っている男性が誰なのか調べてみるとパン係長。
その時、隣の部屋を歩いて行くボンヒの姿を見つめているジウクに気付いてニンマリするパン係長は『ウン弁護士さんにチョン・ヒョンスさんの事をお話にならないんすか?』と尋ねます。
『話そうとしたんだけど、まだ確実な事がないから少し様子をみるよ。』と答えるジウク。
ユジョンとジヘにヒジュン殺害事件の再調査を依頼する検事長。
もしかして、自分に恨みを持つ誰かが復讐しようと息子を殺したのかと思って調べたが…やはりウン・ボンヒが犯人だ!と。
事件記録を見たユジョンは凶器が二つある事を検事長に尋ねます。
その一つは自分が捏造した。ボンヒを捕まえるために…と悪びれずに言う検事長
では、もう一つは?と言うユジョンに『私には検事長のお考えが分かる気がします。ノ・ジウウ検事、事件の担当検事だった彼が検事長と同じ事をしたとお考えなんでしょう?』と、話し始めるジヘ。
ボンヒを助けるために、凶器の発見現場にジウクが凶器を捨てたのではないか…と。
『ノ・ジウク弁護士はそんな人ではありません。検事長。』と言うユジョンに『そう思うなら真実を見つけろ。新しい何かを見つけてみろ。』と、検事長。
皆から無視されて、ふてくされているピョン弁護士に声をかけるボンヒ。
『裁判…私がお手伝いしましょうか?』と言われて『証拠不十分お前が!?』と、驚くピョン弁護士。
そんな呼び方をするなら手伝わない!と、ピョン弁護士に『ウン弁護士』と呼ばせるボンヒ
みんなで『今週の皿洗い・コーヒー・ゴミ出し当番』をアミダくじで決めていると…当番が当たってしまうボンヒ。
当番が嫌なボンヒは、ピョン弁護士に視線を送ります
その視線が意味する事を感じて…『私が代わりにやるよ。』と、ボンヒの代わりに当番を引き受けるピョン弁護士良い人だな~
『何かあったんですか!?』と驚くパン係長に、フフフ…と悪い顔をするボンヒ
それから…
ピョン弁護士が、お茶を持って来てくれたり…
パン係長が、カップを片付けてくれたり…
ウニョクが、チョコレートをくれたり…
みんながボンヒに優しくしています。
そんなやり取りを不思議そうに見ていたジウクでしたが…ウニョクから貰ったチョコレートを嬉しそうに食べるボンヒを見て『こうしちゃいられない!』と、立ち上がります。
仕事をするボンヒにソロリと近付き、アドバイスするフリ?をして後ろから接近
ドキドキして、ジウクが何を言っているのか頭に入らないボンヒ
だから副題の『ウン・ボンヒ 全盛時代』なのですね!
ジウク母のピザ屋で母と会うボンヒ。
ボ~っと放心状態でピザを口に運ぶ娘を心配する母に『お母さん。私、最近「黄金期」みたい。会社の人たち皆が良くしてくれるのは凄く凄く嬉しいんだけど…。嬉しくて怖いの。誰かに取り上げられてしまいそうで怖い…そんな気分?』と、話すボンヒ。
今まで多くを持たずに育ったから不安になるのね…と、娘を憐れに思い、慰める母。
そんな母娘の話を、いつもの様に隠れて盗み聞きしていたジウク母。
ブツブツと一人でツッコミを入れているのをボンヒたちに気付かれて『ここの社長さんは、何でいつもいつも私たちの話に入ってくるの?』『人生がつまらないからそうなのよ。』と、嫌味を言われてしまいます。
思わず怒って立ち上がったせいで盗み聞きがばれてしまったジウク母なのでした
ジウクとボンヒがって知ったら、この母たちがどんな顔をするのか…今から楽しみ
ヒョンスの身辺調査をするパン係長。
自分の自宅近くの防犯カメラなどを調べているパン係長に気付いて隠れるヒョンス。
アリバイに使った飲み屋のオーナーから、弁護士が何回か来た。あの写真のカップルとも話をしていた…と聞かされるヒョンス。
店を出て、今までのジウクの様子を思い浮かべます。
じっとヒョンスを見つめるジウクの瞳に…疑われたか?と思うヒョンス。
その夜、ヒョンスが男性を刺している夢を見たジウク。
刺された男性は自分だったのか?違うのか?
酷くうなされているジウクを起こすボンヒ。
驚いて飛び起きるジウク。
『ノ弁護士さん大丈夫ですか!?下までうなされている声が聞こえてきて…』と言うボンヒを抱き締めます。
『ウン・ボンヒ、お前大丈夫なんだろう!?無事だよな!?』と心配するジウクに『なぜですか?私が夢で死んだりしたんですか?』と尋ねるボンヒ。
『わからない。誰だか分からないんだけど、誰かが怪我していたんだ。』と、ボンヒの無事を確かめるように、強くボンヒを抱き締めるジウク。
少し落ち着きを取り戻し、ボンヒを抱き締めている事に気付いたジウクは、ボンヒを離して『ゴメン…。』と呟きます。
『それじゃあ、私は…』と、部屋を出て行こうとしたボンヒですが…辛そうなジウクを見て、ジウクの側に戻って来ます。
『寝てください。5分だけ側にいてあげます。』と、言われてボンヒを見上げるジウク。
『誤解しないで下さいよ。「人類愛」。』と、ジウクの頭に手を置くボンヒ。
ささやかな仕返し!?
ボンヒを見上げたまま、コクコクと小さく何度も頷くジウク。
この時の子犬のようなジウクの眼差しが可愛い
ボンヒがソファーの側に座るのを見て、大人しく横になるジウク。
できるだけボンヒに近付いて…そして、安心したようにすぐに眠ってしまいます。
安らかなジウクの寝顔を見つめて『いくら(寝顔が)可愛いくても、揺らがないんだから!』と、呟くボンヒ。
ピョン弁護士の裁判が始まりました。
『ピョン弁護士は父親みたいな人だから…。』と言うジウクと、『ウチの末っ子弁護士だから…。』と言うウニョクも裁判を見守ります。
それなりに頑張っているボンヒですが、何だか嫌な予感がするジウクとウニョク。
…で、結局300万Wの罰金を言い渡され、有罪になるピョン弁護士なのでした
ジヘを相手にジウクとウニョクと三人で過ごしていた時の事を話すユジョン。
すでに少し酔っているようです。
その時、外の通りを歩いているボンヒたちを見つけるジヘ。
ジウクとウニョクと並んで歩くボンヒを見たユジョンは、ジヘが『今出て行ったら、すっごく恥ずかしいですよ!』と、止めるのも聞かずに店の外に飛び出します。
『あんたたち!』と叫ぶユジョン。
驚いて振り返る三人。
『チャ検事さん!?』と言うボンヒに『そっちは私に話しかけないで!』と、ボンヒには威勢の良かったユジョンですが…『あんたたち…あんたたち、ホントに…』と、次の言葉が出てきません。
悲しそうなユジョンを見ながらも『行こう。』と言って歩き出すウニョク。
何も言わずにウニョクの後に続くジウク。
三人が去って行く後姿を見つめて、涙を拭うユジョン。
それから、どれだけ飲んだのか?
フラフラになって店を出るユジョン。
ボ~っとしながら歩くユジョンに歩調を合わせ、ユジョンを見守りながら道路の反対側を歩くウニョク。
ウニョク~
そして、チャンホの車が発見されます。
車の中には、ヒョンスが置いたヤンシェフを殺害した凶器のナイフが…。
チャンホが姿を消してから、彼の足取りを掴む事ができない…とジウクに報告するパン係長。
一緒に写真に写っていた男性の身元も、チャンホの同級生をあたり始めた所だ…と。
チャンホがボンヒに『靴を買った人が誰か分かった。』と言っていた、その『靴を買った人』が、この写真に写っている男性たちのどちらかか、ヒョンスではないのか…と考えているジウク。
そこに、ウニョクがジウクを呼びに来ます。
ウニョクに促されてテレビを見るジウクとパン係長。
テレビでは『春川(チュンチョン)の道端に止められていた自動車の中からヤンシェフを殺害した凶器が見つかった。容疑者のコ氏は警察の鑑識班に所属している…』と伝えるニュースが…。
同じニュースを街角のテレビで見ているヒョンス。
そこに待ち合わせしていたボンヒがやって来ます。
公園のベンチに並んで座るボンヒとヒョンス。
『私は弁護士さんを騙していた事があるんですよ…』と、話し始めるヒョンス。
『アリバイです。』と言うヒョンスの言葉に驚くボンヒ。
実は、その日の記憶がハッキリしなかったけど、ちゃんとアリバイを言わなければボンヒに信じてもらえないような気がしたから…それで嘘をついたと言うヒョンス。
『今、私に事実を話した理由は?』と尋ねるボンヒに『世間の全ての人たちが私を殺人犯だ、殺人者だと言っている時に、弁護士さんだけは私を信じてくれたでしょう?だから、今からでも真実を話したくなったんです。すみませんでした。』と、申し訳なさそうにするヒョンス。
その言葉を聞いて、ジウクがヒョンスの事を調査しようとしていた事を思い出すボンヒですが…『有り難う。今になってでも、事実を話してくれて。』と、動揺を隠して微笑みます。
車を停めている所まで送る…と言うヒョンスと歩くボンヒは、道の向こうにヒジュン殺害事件の目撃者を探す横断幕を頼んでいた社長さんを見かけます。
『社長さん!』と挨拶をするボンヒ。
社長の姿を見ると、慌てて後ろを向き、しゃがんで靴の紐を結びなおすフリをするヒョンス。
以前、社長が横断幕をかけるのを手伝ったのはヒョンスだったのです。
その時、社長さんが横断幕にあったボンヒの電話番号を登録していたヒョンスを見て『もしかして、目撃者か?』とヒョンスに声をかけていたのです。
その時の事を思い出して『連絡はあったか?』と尋ねる社長さん。
『それは誰ですか!?』と、驚くボンヒに『誰かは知らないけど、若い男だった。』と。
社長の話から、それがボンヒの事務所に靴が置かれる前だった事を知るボンヒ。
その男について、何も覚えていないと言う社長の言葉を聞いて『それならテストだ。俺を覚えているのかいないのか。もし、覚えているなら…。』そんな事を考えながら、ボンヒと社長の所にやって来るヒョンス。
ヒョンスを見て『友達か?』と、ヒョンスを覚えていない様子の社長さん。
その時、ジウクからボンヒに電話がかかってきます。
ヒョンスと一緒にいると言うボンヒに、ヒョンスを夕食に誘うように頼むジウク。
ジウクとボンヒが指導者と研修生として検察で出会う前から、二人の間には何かあったようだ…と言っていたジヘの言葉を思い出しているユジョン。
厳しい表情で、どこかへ出かけて行きます。
ヒョンスと一緒に事務所に帰って来たボンヒ。
ヒョンスを歓迎するジウクとパン係長。
包丁を持って料理をしているジウクを見て『何かお手伝いしましょうか?』と、尋ねるヒョンス。
『なぜ?刃物を扱う腕前があるんですか?』と、おどけてみせるジウク
ジウクを二階の部屋に引っ張って行き、『チョン・ヒョンスさんの事を、なぜ話さなかったのですか?』と怒るボンヒ。
まだ確実じゃないから…と慌てるジウクを『何かおかしい。嘘をついた。それは確実じゃないですか!?』とボンヒが問い詰めている所にやって来るウニョク。
そのまま気付かれないように二人の話を聞いています。
ジウクが隠していた事を『心外です!それが本当に私のためになると思ったんですか?』と憤慨するボンヒに、アタフタと言い訳して『悪かった。俺が失敗した。』と、謝るジウク。
『はい。そうですね。』と、行ってしまおうとするボンヒを『お前、どうして分かったんだ?』と、引き止めます。
ヒョンスがアリバイは嘘だったと自分から話した…とボンヒから聞かされて呆れるジウク。
ヒョンスの事をどう思うかと尋ねられて『分かりません。私はまだ中立です。でも、ノ弁護士さんは理由もなくチョン・ヒョンスさんを疑っているわけじゃないでしょう?』と、とりあえず納得して部屋を出て行こうとするボンヒ。
そこで、やっとウニョクが立っている事に気付くボンヒとジウク。
何も言わずに階段を下りていくボンヒを見送って『何か俺が手伝う事はないか?』とジウクに尋ねるウニョク。
ウニョクはヒョンスの事を言ったつもりなのでしょうが、食卓の準備を手伝えと言うジウク。
ジウクとウニョクが階段を下りて行くと、玄関のドアの前にユジョンが立っていました。
『仕事で来たのよ。そんなふうに見ないで。』と、ふてくされるユジョン。
結局、ユジョンも一緒に食事をする事になり…。
ジウクの手料理を美味しそうだ…と言うヒョンス。
全部いいんだけど、プルコギにトマトはちょっと…と言うウニョクに『じゃあ、お前は食べるな!』と言うジウク
微妙な雰囲気の中で食事は進み…ジウクはヒョンスに、チャンホがヤンシェフの容疑者になった事を知っているか尋ねます。
ニュースで見たと言うヒョンス。
『もしかして知り合いじゃないですよね?』とヒョンスに尋ねるウニョク。
『違いますよ。私は驚いたんですよ、犯人が警察だったなんて。』と、惚けるヒョンス。
『おめでうございます。いくら証拠不十分で釈放されても、真犯人や他の容疑者がいなかったら、ずっと犯人のように見られてしまうから。』と、ヒョンスに言いながらもボンヒに嫌味を言うユジョン。
検察が捕まえられなかった犯人を、私が必ず捕まえて渡してあげるから心配しないで下さい…と言い返すボンヒ。
何となく気まずい空気が流れ…皆が黙って食事をする中、突然ユジョンが箸を置きます。
『私、話があって来たんです。ウン・ボンヒさんの元カレ、チャン・ヒジュンさんの事件を再捜査する事になったんです。私が。今さら何か出てくるかは分からないけど、また掘り返します。もしかしたら犯人は、この家にいるかも知れませんけどね。』と、言うユジョン。
見当違いだけど、鋭い
またイヤ~な空気が漂う中、チャンホは本当に逃走中なのかと、ヒョンスの方を見て話題を変えるパン係長。
『さあね。私も気になる。』と、ヒョンス。
顔には笑顔を浮かべながら、心の中ではお互いを探り合っている様な…そんな様子で食事をする皆を、じっと観察するジウクです。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
何とか間を空けずに18話をUPできました
セリフは省略したりしている所もあるので、あれ??と思ってもスルーして下さいね~
では、最後までお付き合い頂いて有り難うございました
画像お借りしました。