事件は予想外の方向へ…。驚きのラストでした。
13話です。

そんなつもりじゃなかったのに…気持ちを抑えきれずにジウクに告白してしまったボンヒ。
ボンヒを抱きしめようとしたけれど…始まるのが怖くて『俺を好きになるな。』と答えたジウク。
その言葉を噛みしめるように、ゆっくりジウクから離れるボンヒ。
『なぜですか?もしかして…。違う。聞きたい事は…本当に沢山あるけど…。でも、答えてはくれないでしょう?』そう尋ねるボンヒに何も言わずに小さく頷くジウク。
俺は…この瞬間を後悔するだろうか?
『ああ…、後悔するな…告白した事。』と、絞り出すように呟くボンヒ。
涙を流しながらジウクを見つめるボンヒ。『好きな事は後悔しません。お願いを一つだけしても良いですか?もう一度だけ…抱き締めて下さい。そんな事もしてもらえませんか?片思いを本当に…』と、ボンヒが言い終わらないうちに…


それに応えるように…ボンヒを強く抱き寄せるジウク。

何も言わず…抱き締め合うジウクとボンヒ。
部屋に入ると、堪えていた涙が溢れて来て…


ジウクを諦めるために…声を上げて泣きじゃくるボンヒ。
『好きになるな。』と言ったものの…

ボンヒのことが気になるのか…

疲れているはずなのに…そのまま朝まで眠りにつくことはなかったジウク。
翌朝、ボンヤリと台所に入って来たジウクはスプーンで目を冷やしているボンヒにビックリ

寝すぎて目が腫れている…と言うボンヒに、慌てて冷やしタオルを準備しようとするジウク。
そんなジウクに『そんな事しないで下さい。好きになるなと仰るなら、こんなふうにやさしくしてはダメでしょう?手伝って下さい、私を。私はノ弁護士さんの言う事をちゃんと聞いて、好きになるのをやめようとしているのに…。こんなふうにずっと優しくされたら、私が辛いんです。勘違いしてしまいます。私、ノ弁護士さんを好きな私をリセットします。検事研修の時まで。だから、こんなふうにしないで下さい。』…と、一方的に話すボンヒ。
ボンヒの話を黙って聞いていたジウクは、大きく溜息をついて『いいだろう。そうするよ。』と、答えます。
何となくギクシャクしてしまう二人です。
皆が事務所に出勤して来ると、テーブルの上にはジウクの手料理がズラリと並んでいます。

冷蔵庫を片付けたかった…と言うジウクですが、不思議に思ったパン係長とウニョクは『不眠症が悪化した?』とか『今日は何かの日か?』と口々に質問します。
その中で唯一人『俺は知ってる。』と自信ありげなピョン弁護士。
昨夜、仕事で遅くまで事務所にいたピョン弁護士。(本当は居眠りしていた
)

何も言わず…抱き締め合うジウクとボンヒ。
部屋に入ると、堪えていた涙が溢れて来て…


ジウクを諦めるために…声を上げて泣きじゃくるボンヒ。
『好きになるな。』と言ったものの…

ボンヒのことが気になるのか…

疲れているはずなのに…そのまま朝まで眠りにつくことはなかったジウク。
翌朝、ボンヤリと台所に入って来たジウクはスプーンで目を冷やしているボンヒにビックリ


寝すぎて目が腫れている…と言うボンヒに、慌てて冷やしタオルを準備しようとするジウク。
そんなジウクに『そんな事しないで下さい。好きになるなと仰るなら、こんなふうにやさしくしてはダメでしょう?手伝って下さい、私を。私はノ弁護士さんの言う事をちゃんと聞いて、好きになるのをやめようとしているのに…。こんなふうにずっと優しくされたら、私が辛いんです。勘違いしてしまいます。私、ノ弁護士さんを好きな私をリセットします。検事研修の時まで。だから、こんなふうにしないで下さい。』…と、一方的に話すボンヒ。
ボンヒの話を黙って聞いていたジウクは、大きく溜息をついて『いいだろう。そうするよ。』と、答えます。
何となくギクシャクしてしまう二人です。
皆が事務所に出勤して来ると、テーブルの上にはジウクの手料理がズラリと並んでいます。

冷蔵庫を片付けたかった…と言うジウクですが、不思議に思ったパン係長とウニョクは『不眠症が悪化した?』とか『今日は何かの日か?』と口々に質問します。
その中で唯一人『俺は知ってる。』と自信ありげなピョン弁護士。
昨夜、仕事で遅くまで事務所にいたピョン弁護士。(本当は居眠りしていた

帰ろうと外に出た時に、抱き合っていたジウクとボンヒを見たのでした。

『その時に見たんだ。こんなふうにしているのを。』と、自分の体を抱き締めるピョン弁護士。
それは見間違いだ。歳をとるとそんな事がある…と言うボンヒ。
『笑わせるな!二人はどんな関係なのかハッキリさせろ!』と、引き下がらないピョン弁護士に『何の関係もありません!』と、口を揃えて否定するジウクとボンヒ。
あまりにも完全否定する二人を見て『本当か?俺の見間違いか!?目の検査を受けないといけないか?』と、不安になるピョン弁護士。コクコクと頷くパン係長
『私は、朝食を食べましたが、また頂ます!』と席に着くパン係長と、『きっと大丈夫ですよ~!』とピョン弁護士を慰めるウニョク。
そんな賑やかなやり取りの中…気まずそうなジウクとボンヒ。
ヒョンスの裁判について会議するジウクたち。
隣家の目撃者、現場に残されていたヒョンスの靴跡と落ちていた洋服のボタン。
検察側はヒョンスの借金を動機に挙げています。
そして、危険な目に遭っていた女性を助けるために過剰な暴行をはたらいた前科。
凶器はまだ発見されておらず…。
被害者の傷から推測される凶器の形状の報告を受け、ヒジュン殺害事件の時の凶器と似ている気がするジウク。
ヒョンスが殺害したと言う証拠もなく、殺していないと言う証拠もなく…。
『アリバイを見つけます。事件当時、チョン・ヒョンスさんがいたという、その飲み屋にいたカップルを見つけます。』と言うボンヒ。
ボンヒは壁に貼られたカップルの写真に、連絡が欲しい…とメモを残していたのでした。
ジヘにチョン・ヒョンスが犯人で間違いないと言うユジョン。
取り調べた時にヒョンスが見せたその表情…それは私と法を嘲笑しているようだった…と。
事務所を出たウニョクは、門の前で太陽の日差しを浴びながら膝を抱えて座っているボンヒを見つけます。
何をしているのかと尋ねるウニョクに『乾かしている。』と答えて、泣きそうな顔になるボンヒ。
『俺はこのまま話かけていようか?話しかけるのをやめようか?』
『気をつけて下さい。気をつけて話しかけて下さい。私は今、体が涙で一杯だから…気をつけていないと外に出てしまいそうなんです。』と、涙声のボンヒ。
『ノ弁護士さんの前で泣かないようにしないといけない…。私、本当に終わっちゃったみたいです。』と言うボンヒの隣に座るウニョク。
その頃ジウクは…パン係長から、本当にボンヒと抱き合っていたのか…と尋ねられています。
それには答えず、次々にパン係長に仕事を与えるジウク。
たまらず『気になりません!私はお二人の事が一つも気になりません!本当です!』と言って、やっと解放されるパン係長
ジウクが外に出ると、目の前に仲良く並んで話すボンヒとウニョクの姿。

ウニョクを足で押し退けるジウク
ヒドイ!
ウニョクの応援を受け、ジウクと一緒に殺害現場に向うボンヒ。
ヤンシェフの自宅周辺の防犯カメラは殆ど故障していて…小さな商店の防犯カメラは無事だったので、確認するようにボンヒに指示するジウク。
立ち入り禁止のテープが張ってあるのに、ボンヒにヤンシェフの家の中に入れと言うジウク。
仕方なく、窓から中に入り玄関のドアを開けるボンヒ。
中に入ったジウクは事件現場を見て回り『何かがおかしい…。』と、腑に落ちない様子。何がおかしいのか全く分からないボンヒ。
二人が壁に額縁が掛けられていたような跡を見つけ、何が掛かっていたのか不思議に思っていると…突然、ユジョンが入って来ます。慌てて隠れたものの、すぐに見つけられてしまうジウクとボンヒ。
帰ろうとするジウクを『10分だけ話をしましょう。』と呼び止めるユジョン。
断るならボンヒだけを捕まえると言うユジョンに、5分だけ…と言うジウク。
ユジョンの話とは、ヒョンスの前科の事でした。
女性を助けるためだったとはいえ、それは余りにも酷い暴行で…その時そこに誰もいなかったらヒョンスはその男を殺していただろう…と、暴行された男性の写真を見せるユジョン。
『あんたはこういうヤツを捕まえる人だった。でも何で今は弁護しているの?』と、ユジョンに言われて何も言えなくなるジウク。
ヒョンスと面会するジウク。

『その時に見たんだ。こんなふうにしているのを。』と、自分の体を抱き締めるピョン弁護士。
それは見間違いだ。歳をとるとそんな事がある…と言うボンヒ。
『笑わせるな!二人はどんな関係なのかハッキリさせろ!』と、引き下がらないピョン弁護士に『何の関係もありません!』と、口を揃えて否定するジウクとボンヒ。
あまりにも完全否定する二人を見て『本当か?俺の見間違いか!?目の検査を受けないといけないか?』と、不安になるピョン弁護士。コクコクと頷くパン係長

『私は、朝食を食べましたが、また頂ます!』と席に着くパン係長と、『きっと大丈夫ですよ~!』とピョン弁護士を慰めるウニョク。
そんな賑やかなやり取りの中…気まずそうなジウクとボンヒ。
ヒョンスの裁判について会議するジウクたち。
隣家の目撃者、現場に残されていたヒョンスの靴跡と落ちていた洋服のボタン。
検察側はヒョンスの借金を動機に挙げています。
そして、危険な目に遭っていた女性を助けるために過剰な暴行をはたらいた前科。
凶器はまだ発見されておらず…。
被害者の傷から推測される凶器の形状の報告を受け、ヒジュン殺害事件の時の凶器と似ている気がするジウク。
ヒョンスが殺害したと言う証拠もなく、殺していないと言う証拠もなく…。
『アリバイを見つけます。事件当時、チョン・ヒョンスさんがいたという、その飲み屋にいたカップルを見つけます。』と言うボンヒ。
ボンヒは壁に貼られたカップルの写真に、連絡が欲しい…とメモを残していたのでした。
ジヘにチョン・ヒョンスが犯人で間違いないと言うユジョン。
取り調べた時にヒョンスが見せたその表情…それは私と法を嘲笑しているようだった…と。
事務所を出たウニョクは、門の前で太陽の日差しを浴びながら膝を抱えて座っているボンヒを見つけます。
何をしているのかと尋ねるウニョクに『乾かしている。』と答えて、泣きそうな顔になるボンヒ。
『俺はこのまま話かけていようか?話しかけるのをやめようか?』
『気をつけて下さい。気をつけて話しかけて下さい。私は今、体が涙で一杯だから…気をつけていないと外に出てしまいそうなんです。』と、涙声のボンヒ。
『ノ弁護士さんの前で泣かないようにしないといけない…。私、本当に終わっちゃったみたいです。』と言うボンヒの隣に座るウニョク。
その頃ジウクは…パン係長から、本当にボンヒと抱き合っていたのか…と尋ねられています。
それには答えず、次々にパン係長に仕事を与えるジウク。
たまらず『気になりません!私はお二人の事が一つも気になりません!本当です!』と言って、やっと解放されるパン係長

ジウクが外に出ると、目の前に仲良く並んで話すボンヒとウニョクの姿。

ウニョクを足で押し退けるジウク

ウニョクの応援を受け、ジウクと一緒に殺害現場に向うボンヒ。
ヤンシェフの自宅周辺の防犯カメラは殆ど故障していて…小さな商店の防犯カメラは無事だったので、確認するようにボンヒに指示するジウク。
立ち入り禁止のテープが張ってあるのに、ボンヒにヤンシェフの家の中に入れと言うジウク。
仕方なく、窓から中に入り玄関のドアを開けるボンヒ。
中に入ったジウクは事件現場を見て回り『何かがおかしい…。』と、腑に落ちない様子。何がおかしいのか全く分からないボンヒ。
二人が壁に額縁が掛けられていたような跡を見つけ、何が掛かっていたのか不思議に思っていると…突然、ユジョンが入って来ます。慌てて隠れたものの、すぐに見つけられてしまうジウクとボンヒ。
帰ろうとするジウクを『10分だけ話をしましょう。』と呼び止めるユジョン。
断るならボンヒだけを捕まえると言うユジョンに、5分だけ…と言うジウク。
ユジョンの話とは、ヒョンスの前科の事でした。
女性を助けるためだったとはいえ、それは余りにも酷い暴行で…その時そこに誰もいなかったらヒョンスはその男を殺していただろう…と、暴行された男性の写真を見せるユジョン。
『あんたはこういうヤツを捕まえる人だった。でも何で今は弁護しているの?』と、ユジョンに言われて何も言えなくなるジウク。
ヒョンスと面会するジウク。
前に会った時のジウクのネクタイの色を覚えていたヒョンス。記憶力が良いようです。

暴行された男の写真を見せ『人をこんなに酷い状態にしようとするなら、意志が必要です。殺人の。』と言うジウク。
その問いかけに『殺してやろうと思った。』と言うヒョンス。
『弁護士さんは親しい人が傷つけられる所を見たことがありますか?私にはありました。私が守らなければいけなかったのに、守れなかった子が一人いたんです。その時私は思いました。「ああ、俺がもっと大きくて力が強かったら、どんな誰でもあんなふうにさせる事はなかったのに。」そんなふうに思ったんです。でも、こいつに会ったんです。』そう言って、その男の写真を叩き付け、握りつぶし…その男は何の理由もなしに女性を暴行しようとしていた!と興奮して声を荒げるヒョンス。
そんなヒョンスをなだめながらも『あなたのした事は正しいけれど、これは犯行を止めようとしたのではなく…審判で、罰というものです。違いますか?』と言うジウク。
『それの何が悪いんですか?』そう言ってジウクを睨むヒョンスでしたが…思い直したようにジウクに感情的になってしまったと謝ります。
その時は理性を失ってしまっていた…と、そしてヤンシェフを殺してはいない…と。
『そうする理由がないでしょう?私は理由なく暴力を振るう事はありません。』そう言って興奮してしまった事を謝るヒョンスを疑わしそうに見つめるジウク。
ソファーに座り、うな垂れているジウク。
そんなジウクにコーヒーを持って来て、隣に腰掛け『何かあったのか?』と声をかけるピョン弁護士。
『私は依頼人が凄く嫌いです。潔白じゃない依頼人は本当に嫌です。でも、潔白な依頼人はもっと嫌です。負担なんです。そのせいで分からなくなりそうで。』と言うジウク。
『お前の父親も、いつも心配していた。捕まえた誰かが、そうしてはいけなかったんじゃないか…と。釈放した誰かが、罪があったのではなかったか…と。』
『父さんもそうだったんだね。』と、呟くジウク。
ピョン弁護士はジウク父の友達だったのかな?

暴行された男の写真を見せ『人をこんなに酷い状態にしようとするなら、意志が必要です。殺人の。』と言うジウク。
その問いかけに『殺してやろうと思った。』と言うヒョンス。
『弁護士さんは親しい人が傷つけられる所を見たことがありますか?私にはありました。私が守らなければいけなかったのに、守れなかった子が一人いたんです。その時私は思いました。「ああ、俺がもっと大きくて力が強かったら、どんな誰でもあんなふうにさせる事はなかったのに。」そんなふうに思ったんです。でも、こいつに会ったんです。』そう言って、その男の写真を叩き付け、握りつぶし…その男は何の理由もなしに女性を暴行しようとしていた!と興奮して声を荒げるヒョンス。
そんなヒョンスをなだめながらも『あなたのした事は正しいけれど、これは犯行を止めようとしたのではなく…審判で、罰というものです。違いますか?』と言うジウク。
『それの何が悪いんですか?』そう言ってジウクを睨むヒョンスでしたが…思い直したようにジウクに感情的になってしまったと謝ります。
その時は理性を失ってしまっていた…と、そしてヤンシェフを殺してはいない…と。
『そうする理由がないでしょう?私は理由なく暴力を振るう事はありません。』そう言って興奮してしまった事を謝るヒョンスを疑わしそうに見つめるジウク。
ソファーに座り、うな垂れているジウク。
そんなジウクにコーヒーを持って来て、隣に腰掛け『何かあったのか?』と声をかけるピョン弁護士。
『私は依頼人が凄く嫌いです。潔白じゃない依頼人は本当に嫌です。でも、潔白な依頼人はもっと嫌です。負担なんです。そのせいで分からなくなりそうで。』と言うジウク。
『お前の父親も、いつも心配していた。捕まえた誰かが、そうしてはいけなかったんじゃないか…と。釈放した誰かが、罪があったのではなかったか…と。』
『父さんもそうだったんだね。』と、呟くジウク。
ピョン弁護士はジウク父の友達だったのかな?
居酒屋で乾杯しているボンヒ、ウニョク、パン係長の三人。既に出来上がっている様子。
『私、チ弁護士さんを好きになれば良かった。』
『ウ・ボンヒさんは俺の好みだったのに〜!』と、ヘラヘラと笑うボンヒとウニョク。
三人で盛り上がっている所にやって来て、その有様に呆れるジウク。
タクシーで帰って行くウニョクを見送り、纏わりついてくるボンヒをおんぶして帰るジウク。
ジウクはベッドにボンヒを転がし『何でこの女は、こんなに…酒を飲むたびに…。』と、酔って眠っているボンヒを見下ろして呆れ顔。
そう言いながらも、ボンヒの頭を優しく枕に乗せてやります。
寝言を言って眉をひそめるボンヒのその顔を、不思議そうに見つめるジウク。
ベッドに腰掛て近くからジ~
この表情は???

ボンヒの顔にかかる髪をどけようと、そっと手を伸ばしたジウクですが…
ジウクの手が髪に触れた瞬間、反対側を向いてしまうボンヒ。

暫くボンヒを見つめてから、部屋の電気を消して出て行くジウク。
ここから14話です。
タクシーで帰ったウニョクは、無意識にユジョンの家の住所を運転手さんに言っていました。
目を覚まし、自分の家に行き先を変えてもらうウニョクですが、帰宅途中のユジョンを見つけます。
タクシーのサイドミラーに映るユジョンの姿が見えなくなるまで…ずっとユジョンを見つめ続けるウニョク。
ウニョクが切ない

翌朝、出勤した酔っ払い三人に、進んでいない仕事の事で『酒を飲む時間はあるのに!?』と雷を落とすジウク

『お前が持って来た事件で、お前が望んだ事件なんだから…もっと責任感を強く持て。』とジウクに注意されるボンヒ。
ウニョクは、ヤンシェフのレストランに出向き、店の外にゴミを捨てに来た女性従業員にシェフの事を聞き出そうとしますが…ウニョクを警戒して話をしようとしない従業員。
何度無視されても、その従業員に声を掛けるウニョク。
努力の結果、やっと話をする事が出来たウニョク。
その女性従業員から聞き出したのは…ヤンシェフは悪いヤツだったと言う事。
ヤンシェフが問題を起こす度に、シェフのお姉さんが尻拭いをしていたようです。
彼女は事件の第一発見者で通報者でした。
ボンヒは壊れていなかった商店の防犯カメラの映像から、ヤンシェフ姉の車を発見します。
ヤンシェフ殺害の裁判が始まりました。
検察側は、シェフの家の中で発見された靴跡と洋服のボタンが、鑑定の結果からヒョンスの物だと断定します。
靴跡やボタンはヒョンスのもので間違いないと認めるジウク。
でも、それは事件前日からあったのだ…と。
事件前日、シェフの家に荷物を配達してきたヒョンス。シェフのサインを貰うために家の中に入って来ると、シェフは何かを探していました。探し物はソファーの下にあるようで、ソファーを持ち上げるのを手伝ったヒョンスでした。ボタンはその時に落ちた物で、靴跡もその時の物だと反論するジウク。
近所の女性が証人台に立ちます。
事件当日、シェフの家から出てきたのはヒョンスで間違いないと言う女性。
家から出て来た男の様子を細かく覚えていたその女性。その証言から、家から出て来た男は手に何も持っていなかった事が分かります。
『強盗に入ったなら、盗んだ品物はどこに行ったのでしょう?』と、ジウク。
報告にあるような、被害者の家から無くなった物を持ち出そうとしたら、大き目のバッグに入れないと持ち出せない。検事が言うように、後で取りに戻ったのだとしたら靴跡も二重にないとおかしい…と。
次に証言台に立ったのはヤンシェフの姉。
事件発生の翌日、13時頃にシェフの家にやって来て死体を発見し、すぐに警察に連絡したと言う姉。
でも、ボンヒが発見した商店の防犯カメラに姉の車が映っていたのは同日の午前11時でした。
『ヤンシェフの家に到着したのは11時ですか?13時ですか?』と、姉の顔を覗き込むジウク。
『分かりません。』と、明らかに動揺する姉。
『覚えていない。』とシラをきる姉に『私が思い出させて差し上げましょうか?証人は弟のヤン・ジヌさんを殺したのではないですか!?』と、語気を強めるジウク。
ジウクは姉が犯人だと思っていたわけではなく、姉を追い詰める事で真実を聞き出そうとしていたのでした。
ジウクに責められ、死体発見当日の真実を話し始める姉。
家に到着した時、弟が死んでいるのを発見した姉。驚いて警察に連絡しようとした時、テレビに弟が女性に乱暴している映像が流れているのを目にします。壁に掛けられた弟の写真には警告の文字のようなものがあり、それら全ての証拠を隠すために強盗が入ったように見せかけようとしたのでした。
『私はただ、弟と我が家の名誉を守ろうとしただけなんです!それが何か間違っていますか!?弁護士さんだったらそうされませんか?』と、開き直る姉。
『弟さんに辱められた女性たちの名誉は…誰が守るんですか?捏造された証拠のために犯人にされた人の人権は…一体、誰が守らなければいけませんか?』
そのジウクの言葉にうっすら笑みを浮かべるヒョンス。
勝ちを確信したのか…嬉しそうなボンヒとパン係長とは違い、ヒョンスを見て『これで良かったのか?』と、自分に問うているかのようなジウク。
一緒に家に帰って来たボンヒとジウクですが…浮かない顔で二階に上がっていくジウクを心配そうに見送るボンヒ。
ジウクに用事があったので、ボンヒが迷いながらも二階に上がっていくと…ジウクは着替えもせずにソファーに座って眠っていました。
そのまま行ってしまおうとしたボンヒですが、思い直してジウクのネクタイを解き始めます。
ボンヒがネクタイを解いた瞬間、目を覚ますジウク。

ジウクと目が合い、思わず手が止まってしまうボンヒ。
『脱がせようとしたんじゃありません!ネクタイを解こうとしただけです!』と慌てるボンヒですが『私は何でいつもこんなふうに言い訳してるんだろう…。』と、呟きます。

『本当にネクタイを解こうとしただけです。信じて下さい。』と言って立ち去ろうとするボンヒの手を掴むジウク。
『ウン・ボンヒ、申し訳ないんだけど…5分だけ。5分だけ側にいてくれ。』と、ボンヒを見つめるジウク。
少し頷いて、ジウクの側に座るボンヒ。

『寝て下さい。』と言うボンヒの言葉に安心したように目を閉じるジウク。
その疲れた寝顔を、見守るように見つめ続けるボンヒ。
翌朝…

二階に上がって来たパン係長は驚きます

そして、そ~っと足音を立てないように階段を下りて行きます。
パン係長を驚かせたのは…


グッスリと眠っているジウクとボンヒの姿

パン係長はそのまま階段の途中で待機。それは…

出勤して来たウニョクとピョン弁護士を通せんぼするためでした

判決の日…ヒョンスは無罪になります。
その傍聴席には、コ・チャンホ(鑑識さん)の姿が…。
無罪を心の底から喜ぶボンヒとは違い、やはり暗い顔のジウク。
初勝利とヒョンスの自由を祝って乾杯をするヒョンスとジウクたち。
みんな大喜びしているのに、一人浮かない顔のジウク。すぐに席を立ってしまいます。
出て行くジウクに気付いて後を追うパン係長。
店の外で立っているジウクに『何か気になる事があるんでしょう?』と声を掛けます。
『まだ真犯人は捕まっていないでしょう?言ってみれば、これは終わりじゃなくて始まりなんですよ。』と言うジウクに、それは私たちではなく検察の仕事です…と言うパン係長。
パン係長に促され、ジウクが店の中に戻ると…ピョン弁護士が『証拠不十分。お前は事務所のマンネだから歌を歌え!』とボンヒに歌わせようとしているところでした。
ジウクが止めるのも聞かずに歌い始めるボンヒですが…あまりの下手さに皆ボーゼン

ボンヒが音痴な事を知っていたジウクなのでした

下手なりに楽しそうに歌うボンヒに皆も楽しそうに笑います。
その時、ボンヒがメモを貼り付けていた写真のカップルがジウクに電話をかけてきます。
ヒョンスが事件当時にいた店に行って、カップルから話を聞くジウク。
カップルからその時撮った動画を見せてもらうと、ヒョンスが座っていたと言うその場所には…見知らぬ男性が一人で座っていました。
驚いて『おかしいな…。』と呟くジウク。

カップルの写真を壁に戻したジウクは、その壁一面に貼り付けられているメモや写真を見てヒョンスのアリバイをを思い出します。
風船を持って走っている女の子の写真…『事件の日の昼は、公園を散歩した。女の子たちが風船を持って楽しそうに走っていた。』そう言っていたヒョンス。
その後、ヒョンスが観に行った映画のポスター。
「昼食にトッポギ。デザートにカフェモカ」と書かれたメモ。
カップルの誕生日パーティの写真…『時々行く飲み屋に一人で行った。その時、カップルが誕生日パーティーをしていた。』
ヒョンスのアリバイ全てが、その壁にあったのです。

ここまでが、チョン・ヒョンスが話した事件当日の全て…。アリバイじゃないアリバイ…。
ヒョンスは事件当日ではなく事件の後ここに来て、この写真やメモを見ていた。
記憶力が良いヒョンスは逮捕された後、取調べの時にその写真やメモを思い出して自分のアリバイを作り出した…。
呆然と壁を見つめながら、そんな事を想像するジウク。

ヒョンスは何を隠そうとしてそんな嘘をついたのだろうか…?
まだ飲み屋で盛り上がっているボンヒたち。
ボンヒは犯人が口笛で吹いていたメロディーを皆に聞かせています。
音痴なので何の曲か皆にはサッパリ???
でも唯一人、ヒョンスだけは…それがどんなメロディーなのか知っているのです。

ボンヒが裁判所の前で聞いた口笛を吹いていたのも…

ボンヒがあの靴を欲しがっていた事を知っていたのも…

ヤンシェフ殺害現場でコ・チャンホの視線の先にいたのも…

ボンヒの事務所に忍び込んだのも…

そして、ヒジュンが殺された夜にボンヒがすれ違った自転車の男も…
全てはチョン・ヒョンスだったのです。
みんなの前で何の曲か分からない…と、惚けるヒョンス。
『私、絶対に捕まえるんだ!』そう言ってビールを飲むボンヒを見つめるヒョンス。
ヒョンスは一人で先に店を出て歩き出します。

罪人を放してしまったなら、それは裁判官が有罪だ…と言われている。
罪人を放してしまったなら、それは裁判官、検事、弁護士…全てが有罪なのだ。
ボンヒたちがいる店に向う途中で、ヒョンスと出会うジウク。
意外な展開


あ、オマケです↓。

ウニョクの肩にもたれかかるピョン弁護士が可愛かったから

長くなりましたが、最後までお付き合い頂いて有り難うございました

画像お借りしました。