君主ー仮面の主人 7・8話 | よこりんノート

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大好きな韓ドラや日々の出来事を、ノートに書きとめるように始めたブログです。

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やっと二日間に渡って行われた次男の文化祭が終わりましたえーん

お手伝いしたPTA主催のバザーでは、商品に殺到するオバちゃまパワーに圧倒されグッタリモヤモヤ

主婦はこういう催しが好きですよねあせる

やっと日常が戻って来ました汗

 

今さらですが…会話の中で、みんな世子と王を邸下・陛下と呼んでいるのですか、何だかややこしいのでそのまま世子様と王様で書いています。

 役職名で呼んでいる時も名前で書いておりますのでご了承下さい

 

そして、前回『玉佩』を「何て読むのか分からない」と書いていた無知な私に、ブロ友さんのCさんとRさんが「ギョクハイと読むんだよ」と、教えてくださいました。コマウォヨ~照れ

 

では、遅くなりましたが7・8話です。

ネタバレになっているので気を付けて下さいね。

 

野次馬をかきわけ、刑を待つギュホの前に進み出たガウンとソンたち。

その時、世子の仮面をつけたチョンウンがギュホの罪状を叫びます。

『世子の名を騙ったギュホの首を直接この手で刎ねる!』と言う世子の言葉に愕然とするガウン。imageチョンウンが刀を抜く姿を見て、たまらずガウンは処刑台の前に飛び出します。image世子に『父を助けて下さい!父に罪はありません!』と、泣き叫ぶガウン。

兵士に連れて行かれながら『世子様!私の父に何の罪があるのですか!?お助け下さい!世子様!』と叫ぶガウンを見て、刑を見守っていた人たちも『旦那様に何の罪があるのですか!?』と、声を上げます。image『旦那様をお助け下さい!』と口々に叫びながら、一斉に頭を下げます。image助けを求める人々に向って、世子様の名前を騙ったので命を以って償う!と言うギュホ。image最後に泣きじゃくるガウンに向って微笑み、頷きます。

刀を振り上げるも、さすがに振り下ろす事ができないチョンウン。刀を下ろしてしまいます。

そんなチョンウンに斬れと言うギュホ。

その時、やっと処刑場に到着する世子。『止めろ!』と叫びながら人ごみを掻き分けてギュホの元へと向います。

もう一度、刀を振り上げるチョンウン。

ギュホとの約束を思い出して、ガウンにその瞬間を見せないようにするムハ。

世子の叫びも空しく…チョンウンの剣はギュホに向って振り下ろされたのでした。

その直後、処刑台の前に出て来た世子の目に映ったのは…赤く染まった剣先でした。

 

恐る恐る振り返り、父の変わり果てた姿を見たガウンは、気を失って倒れてしまいます。

ガウンを助け起こしながら、遠くからガウンに向って手を伸ばす世子の姿を目にするソン。

驚き、呆然と立っている仮面をつけたチョンウンの姿と見比べ『世子様?』と、呟きます。

 

 

 

世子が直接自分の手でギュホの首を刎ねたと報告を受けるテモク。

そこにウ・ボがテモクに会いにやって来ます。

 

テモクと向かい合って座り、杯(さかずき)を一つ差し出すウ・ボ。

その杯を手にしたテモクに酒を注ぐウ・ボですが、酒は杯を満たすことなく底から漏れてしまいます。

『この戒盁杯は満たされる事の無い杯だ。』と言うウ・ボの言葉に、杯の底を見て笑うテモク。

そして、昔ウ・ボを訪ねて行った時の事を話し始めます。

 

妻を自分のせいで失ってしまった。これ以上どうやって自分の大切な人を守っていけばいいのか?と泣いて訴えるテモクに『お前が自分の力を悟った瞬間、犬ではなく主人になることだ。人々は、飼い犬は蹴飛ばしバカにするけれど、野良犬には恐れをなすものだ。どう考える?主人になる事だ。主人になろうと考え、そのように振舞ったなら、奴隷のような扱いを受ける事はなくなる。』と話して聞かせたウ・ボ。

 

それから人々を恐れさせる事で今の権力を手に入れたと言うテモクに、その話はそんな意味ではないと言うウ・ボ。今のまま人々を苦しめるのなら、お前が恨んでいた権力と何ら異なる事はない…と。

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他と違うようになりたいと誰が言った?王より力を持つようになるとは思わなかったか?と言うテモクの言葉に怒って卓をひっくり返し『お前は人になる事を諦めて犬になったんだな!』と叫ぶウ・ボ。

ウ・ボの口を指で叩いて『肝に銘じろ。三寸の舌が、人を生かしも殺しもするという事を。』と言うテモク。

 

ウ・ボが処刑場に戻って来ると、まだ世子は血に染まった処刑台を呆然と見つめていました。

少し離れた所からファグンが世子を見守るように立っています。

ウ・ボに『どうすれば私のせいで人々が死なずにすむのですか⁉︎辺首会を無くす方法は何ですか⁉︎どんなに大変な事でもします。お願いですから私にその方法を教えて下さい‼︎』と泣きながら尋ねる世子。

自分にも分からないが、今のままでは解決できない問題だ。違う場所に立ち、新しい目で物事を見てみる事だ…とだけ言って立ち去るウ・ボ。


よろめきながら立ち上がる世子を支え『私がお助けできる事はありませんか?』と声を掛けるファグンに『私が誰だか知っているのか?』と尋ねる世子。
『私の命を救って下さったお方です。私はファグンと申します。再び会った日には、私の名前を呼んで頂けますか?』と、世子を真っ直ぐに見つめて言うファグン。
『覚えておこう。』と言って立ち去る世子。


テモクに世子をどうするつもりですか?私はお父さんの後を継いでテモクになる人間なのですから教えて下さい…と尋ねるファグン父。
『俺がいつ、お前を俺の後継者にすると言った?』と言うテモクの言葉に顔色が変わります。

 

そこに『お爺様!世子様をどうするおつもりですか?』と言ってファグンが入って来ます。

入団式に連れて来ると言うテモクに、自分が世子の心を掴むからもう少し待って欲しいと頼むファグン。

『世子を助けたいのか?入団式か死ぬか…世子に他の道はない。』と言うテモク。

 


世子を見つけたと報告を受ける王。
辺首会は三日後に世子の入団式をすると言っている。早く世子の身代わりになる同じ名前の子を探せと命じます。

 

 

 

 

 

ガウンの家の前で立ちすくむ世子。

 

中から出て来たウ・ボは世子に気付いたものの、黙って通り過ぎようとします。

その時、後から出て来たガウンが世子に気付き『チョン・ス様!チョン・ス様は世子様と友達でいらっしゃいましたよね!?世子様に会わせて下さい!世子様に会って、なぜ父を死なせたのか、それが正義なのか!?と、尋ねます!』と泣き叫んで再び倒れてしまいます。

 

ソンたちに抱えられて中に連れて行かれるガウン。

そんなガウンに手を差し出すことすら出来ない世子は、その場に力が抜けたように座り込んでしまいます。

 


辺りが暗くなっても、まだ同じ場所にうな垂れて座っている世子。
そこにやって来て世子の前に跪き『世子さまがなさった事でないことは知っています。誰がなぜギュホ様を殺したのですか?』と尋ねるソン。
『ハン・ギュホが死んだ事は他の誰のせいでもなく、全て私の過ちなのだ。本当に申し訳ない。お前の父の恨みをはらすという約束を守れなかった。私のような者が世子で、本当に申し訳ない。』と涙を流す世子。
そんな世子に『私にお手伝いできる事があれば…卑しい私にでも、お助けできる事があれば何でもいたします。』と言うソン。
『そうか。有難いな。』と、涙を流す世子。

 

 

 

 

ふと、王がイ・ソンと言う名前の子を探していた事を思い出すソン。

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『王様はイ・ソンと言う同じ名前の子をなぜ探されていたのですか?』と尋ねます。

私の代わりに入団式に出席させようとされていたんだ…と答える世子。

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自分がその身代わりになると言うソン。『私の名前もイ・ソンじゃないですか!』と。

 

断ろうとした世子ですが『違う場所に立ち、新しい目で見てみろ…』とウ・ボに言われた事を思い出します。

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ハッとしてソンの手を取り…

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『イ・ソン、本当に私の身代わりになってくれるのか?』と、尋ねる世子。

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世子の手を握り返し『はい。世子様。』と、微笑むソン。

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手を取り合い、微笑み合っている世子とソンに『お前の名前はイ・ソンなのか?』と声を掛けるイ・ボム(チョンウンの父)。

 

 

 

王の前にソンを連れて来て、辺首会と戦う方法を見つけるから暫くソンと身分を交換したいと言う世子。

民の中に入って彼らの視線で辺首会を見てみたいと…。

 

世子の考えは分かったが、入団式の後は身分を交換することは許さないと言う王に、入団式には自分が行くと言う世子。

入団式にどんな意味があり、どれほど危険な事か分かっているのか?この者がどんな者なのかちゃんと分かっているのか!?と、ソンを疑う王。

 

問題を解決する方法を探すと言った事は逃げるという事ではありません!(ソンは)頭が良くて信じられる者です。ちゃんとやれると信じています!と強く言い切る世子。

その言葉に何か感じた様子のソン。

 

 

ソンが辺首会のスパイかどうか拷問して調べさせる王。

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自分のような卑しい身分の者を信じてくれる世子と、苦しんでいる民のために身代わりを引き受けた…言うソンを信じず、酷く拷問をする王。

この現場を覗き見して切り殺された者の死体を見せられ、拷問に耐えられなくなったソン。

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なぜ、世子を助けようと思ったのか!?と怒鳴る王に、思わず『お腹が空いているのです!仕事がすごく辛いのです!私には病気の母がいます。父が死んで、一日一日をどうやって生きていけばいいのか分かりません。何の心配もなく、お腹も空かず、好きな勉強がしたいのです!』と叫ぶソン。

 

 

ソンはテモクが送り込んだスパイではなさそうだ…とボムの報告を受ける王。

このタイミングでイ・ソンという名前の子が現れた事は吉兆のようだ…と考えます。

もう約束の日まで二日しか残っておらず…ソンを世子の身代わりに仕立て上げ、入団式にソンを連れて行くようにと命じます。

テモクと入団式に出席している者たち全てを捕まえる…入団式はテモクを捕まえる最後の機会だ…と。

 

 

宗廟で雨乞いの儀式を行っている王のもとにやって来て、自分の命をかけて民のために戦い、彼らを守る。イ・ソンには自分の代わりがちゃんと務められるようにしておく…と言う世子。

そんなことは許可できないという王。

これは天命だと言う世子に、王は雲ひとつない晴れ渡った空を見上げて『東宮の願い、雨が降ったら考えてやろう。』と言います。

父上様は私のために民から水を取り上げた。その水を民に返す事が私の天命だ。朝鮮の世子、朝鮮の王になる私がするべき事なのだ。私の間違った判断で民が殺されると…私の決定が全ての民に影響を及ぼすと仰いました。でも私は民が水のために死んでいる事すら知りませんでした…と、世子。

『それは東宮の間違いではなく、お前を守ろうとした父のせいだ。』と言う王に、何も知らない凡人でなく、世子である自分の間違いだ。全ては私のせいなのです…と言う世子。

『民に水を取り戻す方法を見つけます。』と、世子が頭を下げた瞬間…雲ひとつ無かった空を雨雲が覆い、雷鳴と共に激しい雨が王と世子を打ち付けます。

思わず世子を振り返り、見つめる王。

 

 

テモクを囲み、祝杯を交わす辺首会の一味。

世子は王に部屋に閉じ込められて、隅っこで震えて泣いている…と面白おかしく話している所に、突然扉を開けて入って来る世子。

『そなたが揚水庁首長のテモクか?』と尋ねる世子。

その場にいる者たちに世子様に礼を尽くせと言うチョンウンですが、誰もテモクの顔色を伺い立ち上がろうとしません。

少し遅れて立ち上がり、世子に頭を下げるテモクを見て一同は一斉に立ち上がり頭を下げます。

一度会ってみたかった…とテモクに座るように言う世子。

世子と向かい合って座るには法が…と言うテモク。

法がどうこう言うのなら、お前は中庭で私の足元に跪かないといけないだろう。そうするか?…と言う世子。テモクをはじめ、その場にいた者全員が凍りつきます。

気にせずに座れと言われて世子の前に座るテモク。

尋ねたい事があって来たと言う世子に、聞きたい事があるなら王様の周りにいる忠臣にでも聞けばいい…と、暗に世子に大人しくしておけと牽制するテモク。

 

そんなテモクに、お前の助言に対する私の感謝の気持ちだ…と、世子は花が生けられた花瓶を差し出します。

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『二年前に野原に咲いていたこの花がとても綺麗だったので、温室に持ち帰って植えてみた。でも、翌年になると花が咲かなかった。知らない人が見れば、なぜ玉葱なんかを植えているのかと思っただろう。野生の花だからかと思い、もう一年待ってみたが、また花が咲かなかった。待っているのに疲れて調べてみると、寒さに耐える事が必要だと。温かな温室の中に置いていたから花が咲かなかったなんて、とても不思議じゃないか?雪や風にさらされてこそ花が咲く…それが本物の花なのだ。』そう言ってテモクを見つめる世子。

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花の話をするためにここまで来たのか?民たちを愛する君主はいらないと言うテモクに、全くその通りだな…と、そう言って睨み合う世子とテモク。

 

 

世子が帰った後、世子が置いて行った花を見つめながら『世子が心が弱いと言っていたではないか!?これは世子からの宣戦布告だ!』と、怒りを顕わにするテモク。

 

 

ここから8話です。

ギュホとの思い出の場所に立つガウン。その肩に着物をかけてやる世子。

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『昼間には太陽、夜には月。太陽と月は一緒にはいられないと言うが…良く見てみなさい。そこに、太陽と月が共にあるのが見える。お前の父と会う事はもう出来ないが、いつもお前と共にあるのだ。』そう言ってガウンを見つめる世子と、世子を見つめ返すガウン。

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首飾りをガウンに見せ『この月を待つ太陽のように、私もいつも…お前と共にあるのだ。お前がこの月のようによく見えなくても…お前がこの月のようにどんなに変わってしまっても、私がお前を守る。』と言って…

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世子はガウンの首に、そっと首飾りをかけます。

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『辛くても、覚えていてくれるか?お前の側に、いつも私がいる事を。お前は一人ではない事を。』と言う世子に『どこかへ去ってしまわれるのですか?』と尋ねるガウン。

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『お前の父との約束を守るために、守るべき人々を守れる人になるために去る。私がお前の父との約束をちゃんと守れるか、私の側で見守ってくれてはダメか?そうしてくれるなら、三日後にこの場所に来てくれ。』そう言って…

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地平線をを赤く染め沈みかけた太陽と、薄暗くなりかけた空に薄っすらと浮ぶ月の下で…世子はガウンの額に優しく口づけます。

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何も言わずに…ガウンの頬を伝う涙を、そっと拭う世子。

すごく美しいシーンでしたキラキラ

 

 

 

身代わりを置いて宮廷を離れると言う世子を止める母に、世子の決断は天の意思のようだ…と言う王。

辺首会を倒す方法を見つけ、真の王になれるようになって戻って来る。そして、その旅にガウンを連れて行きたいと言う世子。

 

 

その頃、父の着物をたたんでいたガウンは、着物の中に隠されていた『揚水庁を調査せよ』と書かれた世子からギュホに宛てた手紙を見つけます。

処刑の時に言っていた世子と父の言葉が嘘だった事を知り、怒りに震えるガウン。

 

 

父の遺品の刀を胸に抱き、王宮へ向うガウン。

門の前にあった旗を切り捨て『世子様にハン・ギュホの娘が殺しに来たと伝えろ!』と叫びます。

兵士たちに取り押さえられてしまうガウン。

 

その報告を受け『ガウンを守る』とギュホと交わした約束を思い出した王は、すぐにガウンを解放して連れて来るように命じます。

 

 

ソンに自分の話し方や歩き方などを教える世子。

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スンホ君とミョンス、背格好がよく似ていますね!

 

世子は『私が一番好きな場所だ…』と、ソンを温室に連れて来ます。

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すごく辛い時に、ここに来て泣いていた…と話す世子。

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世子はソンの手を取り『最後にもう一度、尋ねる。私が入団式に出てここを去ったら、お前は仮面を付けて暮らさないといけないこと…本当に大丈夫なのか?』と尋ねます。

頷くソンに『誰のことも信じてはいけないし、誰にも本心を見せる事ができない。お腹が空いたり貧しい事よりも辛い事だ…。』と心配そうに言う世子。

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『世子様。私が世子様を信じるように、世子様も私を信じて下さい。』と答えるソン。

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でも、病気や幼い妹の事だけが心配だ…と言うソンに、自分がちゃんと世話するから心配するな…とソンに笑いかける世子。

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その笑顔に思わず微笑んでしまうソンですが、無礼にあたると思い慌てて下を向いてしまいます。

そんなソンに仮面を見せ『イ・ソン。この仮面をつけている間は、お前は私だ。だから、頭を下げるな。』と言う世子。そして、自分が戻ったその時は、側を守る友として仕えてほしい…と。

『私のような卑しい者が、世子様の側にいてもいいのですか?』と驚くソンに世子が何か言おうとした時、チョンウンがガウンが捕まった事を伝えに入って来ます。

自分が仮面をつけるから、世子にガウンの所に行くように言うソン。

 

 

変装した世子とチョンウンが温室を出ると、ボムはソンを王の前に連れて行きます。

『世子は入団式は明日だと思っているが、入団式は今日だ!』とソンに告げる王。

入団式ではテモクから酒を飲まされる。それを飲むと胸が苦しくなり、幻が見える。テモクがお前の顔を確認して名前を尋ねる。その時お前は何と答えるのだ!?と言う王に『私は朝鮮の世子…イ・ソンだ。』と、王を真っ直ぐに見つめるソン。

 

 

チョンウンからガウンはもう解放されたと聞かされ、慌ててガウンの家に向かう世子。

ガウンの部屋の扉を開けると、そこにガウンの姿はなく…扉にあの首飾りと手紙が入った袋がかけてありました。

 

チョン・ス様との約束を守れない私をお許し下さい。チョン・ス様を見れば父の死が思い出され、幸せになる自信がありません。だから、このまま私をお忘れ下さい。もう、お会いしたくありません。二度と再び、お探しにならないで下さい。

 

私がこのように命を…チョン・ス様の約束を守れないのなら、私をお忘れ下さい…そう思いながら首飾りを外し『だけど、もし生きて戻ったなら…チョン・ス様と共に参ります。』と呟きながら首飾りを見つめるガウン。

 

ガウンとの約束の場所に立ち…ガウンの手紙を読み、首飾りを握り締めて涙を流す世子。

 

 

入団式が行われる洞窟の周りに兵を忍ばせる王。

ソンは入団式の場に連れて行かれ、恐ろしい仮面をつけた者たちに取り囲まれます。

テモクはソンの仮面を外し、ゴンにソンの顔を確認させます。

ゴンはソンの顔が、天井に潜んでいた時に見た世子の顔と違う事に気付いていましたが…『世子様が死ねば、私も死ぬ。』と言っていたファグンを思い出し『世子の玉佩を持っていた者に違いありません。』と答えるゴン。←嘘ではないですよね汗

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テモクはソンにあの酒を飲ませます。

酒を飲み干してすぐ、胸を押さえて酷く苦しみ始めるソン。

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ソンの目にはテモクは既に異様な姿に見え、恐ろしい声で名前を尋ねられたソンは…ガウンから名前を付けてもらった時の事を思い出します。

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地面に異(イ)線(ソン)と書いてくれたガウン。

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異なる生き方ができるように…と、ガウンが付けてくれた名前…。

その幸せな記憶を辿りながら『イ・ソンだ。』とテモクに答えるソン。

ソンにさらに酒を飲ませるテモク。

 

その頃…見張りを切り捨て、隠れていた兵士たちに合図を送るボム。

兵士たちが洞窟の入り口に向い始めると同時に、テモクの兵士たちから放たれた矢が彼らに向って一斉に放たれます。次々に倒れていく王の兵士たち。

 

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苦しみもがくソンに『お前は、朝鮮の世子イ・ソンで間違いないのか?』ともう一度テモクは尋ねます。

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『私は…朝鮮の世子…イ・ソンだ!』と叫ぶソン。

 

敵の矢を受けながら『世子様を守らなければ…』と、ソンを残したままその場を去って行くボムを見て『王は偽物を送り込んだのね…。』と呟くファグン。

ハッとして、ゴンに世子様を助ける方法を見つけろと命じます。

 

 

辺首会の一味である官僚から、何やら決断を迫られている大妃。

 

 

 

ガウンは世子の生母の部屋に連れて来られていました。

世子の母に世子に会わせてくれと言うガウンに、ギュホを殺したのは世子ではないと言う母。

世子がギュホに宛てた手紙を差し出し『世子様が直接父を斬る所を見ました。世子様でなければ、私の父を殺したのは一体誰なのですか!?』と、涙を流すガウン。

テモクを知っているかと尋ねる母に『背後に誰がいたとしても、世子様に責任がなくなる事は…私の恨みが消える事はありません!』と言うガウン。

 

その時、王宮の中に慌しい物音が聞こえ始め…窓を開けさせた母は、王の部屋に入って行くテモクと仮面をつけたソンの姿を目にします。『世子様ではないようだ。』と呟く母。

仮面をつけ世子の格好をしていても、母には分かるのです。

 

 

王の前にソンを放り出し…本物の世子を守り、私を殺すつもりだったんだな。こうなったら誰かに仮面をつけさせ、世子を殺し、私が朝鮮の王を仕立て上げるのが一番ではないか…?と言うテモク。

『世子を殺すだと!?』と叫ぶ王。

 

 

世子の母に逃げるように言う女官に、自分は王の元へ行くからガウンを連れて逃げ、世子に絶対に王宮に戻るなと伝えろ…と言う母。

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その時、突然血を吐いて倒れる母。毒のせいだと言うガウン。

大妃が決断を迫られていたのはこの事なのでしょうか??

 

 

意を決してテモクに剣を向ける王。

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一斉に王に剣を向けるテモクの兵士たち。

そこに『王を守れ!』とボムが入って来ます。王を庇い一人で戦うボム。

 

 

逃げ出そうとした世子の母は、力尽きてその場に倒れ込んでしまいます。

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『そなたの父がなぜ死んだのか…その真実を知りたいと言いましたね。さっき王の部屋に入って行った者たちが…そなたの父を殺した輩だ。東宮の温室に隠した置物を必ず、チョン・スに渡して…』と言ってガウンの腕の中で息を引きとる母。

 

 

王宮に戻って来た世子とチョンウンは、その尋常でない様子に慌てて王の部屋へ向かいます。

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敵に斬りつけられながらも、必死に王を守るボム。

それを余裕の表情で見守るテモク。

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その光景に驚き『父上様!』と叫ぶ世子。

その叫びを聞き『本物の世子だ!捕まえろ!!』と言うテモク。

一斉に世子に襲い掛かるテモクの兵士たち。

『世子を守れ!』と叫ぶ王。チョンウンとボムが世子を守るために戦いの中に飛び込んで行きます。

 

剣を取り、世子に向って行くテモクに剣を振り上げる王。

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王が振り下ろす剣を受け止め、テモクの剣は王の体を貫きます。

最後の力を振り絞り世子に『逃げろ!』と叫ぶ王の口を塞ぎ、王の体を床に倒すテモク。

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命尽きた王の姿を目にして『父上様!』と、悲痛な叫びを上げる世子。

 

 

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ギュホだけでなく、王様や世子の母までも殺されてしまいましたガーン

何だか世子が子供っぽいな~と思っていたら、設定が17歳みたいですね汗

 

今夜はチュウォン君のドラマも始まって視聴するドラマが増え、さらに忙しくなってしまいますびっくり

 

 

長くなりましたが、最後までお付き合い頂いて有り難うございましたニコニコ

 

 

 

 

画像お借りしました。