長くかかりましたが、やっと今回で終わりを迎えます!
16話④です。
仕事が終わって帰る所のボンスンとミンヒョクを見かけるコン秘書とオドルピョ。
『チーム長さん!それではお気をつけて。』とミンヒョクに頭を下げるボンスン。
『そうだな、ト・インターン。お疲れ様。』と、クールに答えるミンヒョク。
『明日お会いします。』『気をつけて帰れよ。』と、一通りの挨拶を交わして別れる二人。
別々の方向に向って歩き出したボンスンとミンヒョクでしたが…
出口まで歩いて行くと、ピューっとお互いに駆け寄ります。
『チキンが食べたい』『チキン!?よし!チキンを食べに行こう!映画も観よう!』と手を取り合って楽しそうに帰って行くボンスンとミンヒョク。
そんな二人を見て『ト・ボンスンさんは代表に会社にいる時は敬語で話して、会社の外に出たらタメ口なんですよ。』と笑うコン秘書。
『恋愛なんてそんなものよ…。良い時だわ~。羨ましいわ~。』と、ウットリするオドルピョ。
『チーム長も早く良い人と付き合って下さいよ~。』と、コン秘書。
『付き合わないわよ~。私に感心を持たないで。』と、オドルピョに言われて『何を言ってるんですか!?僕は本当に女性が好きなんですよ~!』と大慌て‼︎
『誤解しないでよ!あんた!何でそんな考えになるのよ!?何!?何でよ!?会社の中でもタメ口にしてやろうか!?』とキレるオドルピョ。
『どうしたんですか!?ホントに…。』と言うコン秘書に『フンッ!!』と、そっぽを向いて歩き出し『オ・ドンピョンとコン秘書は付き合ってるわよ~!』と大声で周りにいた人たちに言いふらすオドルピョ
部屋で力量記を書いているボンスン。
そこに『ウチの娘、何してる?』と、チルグが入って来ます。
『ご苦労だな…。』と、ちゃんと力量記を書いているボンスンを労うチルグ。
『うん。私がやる事だから。』と笑顔で答えるボンスン。
あんまり無理するなよ。ボチボチやりなさい…と娘が心配なチルグ。
『ボンスン。父さんは…アン代表が好きだ。世界で俺ほどウチの娘を大切に思う人がいるというのはアレだけど…それでも、どうしようもない。それがアン代表…あ、あいつなら…俺がクールに譲らないとな。』と、ぎこちなく笑うチルグ。
『お父さん…。』と嬉しそうにチルグに抱きつくボンスン。
『こいつめ!いつの間にこんなに大きくなったんだ⁉︎』とボンスンを愛しそうに見つめるチルグ。
『ボンスン。父さんは、ちょっと気持ちが楽になったよ…。はばたきなさい、心の赴くままに。お前がしたい事を全てして生きなさい。』
『うん。お父さん、ありがとう。』と言ってチルグの胸に顔を埋めるボンスン。
『父さんも、ありがとう。ありがとう…。』と、ボンスンを抱きしめるチルグ。
その日、ボンスンが出勤すると社長室にミンヒョクの姿はなく…
ボンスンの机の上にウサギのぬいぐるみが置いてありました。
ウサギのお腹には「デートを申請します‼︎ —ミンミン王子♡—」と書いたメモが貼りつけられています。
ウサギを抱き上げ、メモを読むボンスン。
『あら~、そうですか。ミンミン王子様!チッ!いくら何でも自分で王子って呼ぶなんて…よくやるわね!?いくら自分が一番で特別だと言っても…。』
ウサギにチュッとして『私が可愛いから、そう言う事にしといてあげる!』と嬉しそうに笑うボンスン。
満開の桜の下を楽しそうに歩くボンスンとミンヒョク。
舞い落ちる桜の花びらを見て『雪みたいだな!秒速5cm。花びらが落ちる速度。映画で観た。』と、ボンスンに言うミンヒョク。
『俺の心がお前に向った速度は、どのくらいだったんだろうか?』と言うミンヒョクを見上げて…
『いつからだったの?私に心が向かい始めたのは?』と尋ねるボンスン。
『お前を初めて見た時。』
『警察署で。すごく非凡だっただろう⁉︎』と、おどけるミンヒョク。
ミンヒョクの手を握り『どうやってこんなに長い時間の間…私を待っていたの?』と、ミンヒョクを見つめるボンスン。
『お前の心が、完全に俺に向くまで待っていたんだ。でも…待っている間も十分に幸せだった。それに自信があった。俺たちは運命だったから。』と笑うミンヒョク。
その言葉に嬉しそうに微笑んで…ミンヒョクと手を繋いで歩き始めるボンスン。
雪のように舞い散る桜の花びらを見上げながら歩くボンスンとミンヒョク。
『俺たち、来年もまた来ような。』
『うん。』
『その次も。またその次も。』
ふと、立ち止まり…
『10年後も。俺たち、こんなふうに一緒に見に来よう。』と、言ってボンスンを見つめるミンヒョク。
驚いたようにミンヒョクを見上げて…『あの時、屋上で…私が行ってと言った時。一人置いて行かないって…私に話があるって言ったでしょう?』
黙ってボンスンを見つめるミンヒョク。
『その話って、何だったの?』と、尋ねるボンスン。
『たった一瞬でも、お前がいないと生きていられないみたいだ。…永遠に俺たち一緒にいよう。』
思いがけないミンヒョクからのプロポーズ。
そっと、ボンスンの小さな手を取るミンヒョク。
指輪が煌めくボンスンの手を握りしめて…優しく微笑むミンヒョク。
幸せそうに微笑み返すボンスン。
降り止む事のない雪のように…桜の花びらは、ボンスンとミンヒョクを祝福するように舞い落ちます。
いよいよ、今日はボンスンとミンヒョクの結婚式
ウェディングドレス姿のボンスンを見て『どうしよう!?』と、いつものセリフを叫ぶミンヒョク
新しいボンスンファミリーの誕生です。
花嫁姿のボンスンに嫉妬するオドルピョ
結局、縁が切れないペクタクたち
グクドゥもやって来ます。
『今日は綺麗だな。』と言うグクドゥが気に食わないミンヒョク
『おめでとう。』と、グクドゥが差し出した手を撥ね退けるミンヒョクですが…
ボンスンにジロッと見られて、渋々グクドゥと握手。
『しっかりやれよ!』とミンヒョクを睨むグクドゥ。
そして、ボンスンの手を取りバージンロードを歩くチルグ。
ミンヒョクへと続く、その長くはない道のり。
チルグは生まれてから今までのボンスンの姿を思い出していたのでしょうか?
その、人とは違う特別な力のせいで悩む娘の姿。
困難を乗り越え、逞しく成長した娘の姿。
世界で誰よりも娘を愛し、大切にしてきた父は…
『ボンスンは自分のようだ』と言ってくれる男に…その役目を譲ったのです。
初めて会った時からボンスンを想っていたミンヒョク。
ありのままの自分を愛してくれるミンヒョクに出会ったボンスン。
奇跡のような運命によって…二人は夫婦になったのです。
みんな同級生ですね
グクドゥ、ファイティン
やっぱり、これでこそボンスン
ボンボンとミンミン、お幸せに
あのお寺で祈祷をするジニ。
ボンスンに息子を授けて、ミンヒョクを安らかに眠れるようにして下さい…と、最後のお願いをするジニに、ニンマリと微笑む仏像でしたが…。
ボンスン出産の日。
ボンスンを心配してオロオロするミンヒョク。
ジニに『男の子だと言うのは本当なの!?』と尋ねるギョンシムに『本当だってば!』とジニが言っている時…
元気な産声が聞こえて『産まれた~っ!!』と、みんな大喜び!
呆然として、窓辺に佇むミンヒョク。
そんなミンヒョクンに『ところで、女の子の双子のお父さんが…どうして、そうなんですか?二人の娘の父親。すごく良いですよね?』と、不思議そうにするコン秘書。
『すごく幸せなのは、そうだ。幸せだよ。こんな事している場合じゃない!』と、慌ててスマホでベビーシッターを探すミンヒョク。
結局、ミンヒョクが電話をかけたのは…
困った時のペクタク頼み
『何!?赤ちゃん!?双子…?何だって!?ト・ボンスンの子供だって!?』と、驚くペクタク。
とっても元気なボンスンの娘たち。
可愛いそれにしても、これはボンスンに後ろ向きにされた仏像の仕返しなのか!?
子守をしているのは…
アガリたち
すでに目の周りにアザができています
双子たちにボコボコにされてお手上げ状態
娘たちの泣き声に、部屋に入って来たミンヒョク。
自分たちには無理だ…と泣いて逃げ出すアガリたち。
仕方がないので子守を始めるミンヒョク。
『うちのお姫さまたち~!マンマを食べまちゅか~?パパが食べさせてあげまちょうか~?』と、娘にミルクを飲ませようとするミンヒョクですが…
娘に殴られ、吹っ飛ばされてしまいます
その頃…
大きなタンクの下敷きになった作業員を救出しているボンスン。
娘のパンチをくらい、ボロボロのミンヒョク
ボンスンに電話をかけます。
『私が仕事の時は電話しないでって言ったでしょう!?』と、イライラしながら電話に出るボンスン。
何だかジニ化してきているような…
『でも、乳母たちがまた逃げ出したのに、どうするんだよ~!?俺はどうするんだよ~!?』と言うミンヒョクの悲痛な訴えを聞いて、忌々しそうに電話を切るボンスン。
屋上を歩くボンスン。
屋上の端から周囲を見下ろします。
世界は相変わらず悪に対抗する力が必要だ。
私たちの子供たちが、もう少し良い世界の中で暮らせるようにするために…
ボンスンが見下ろす視線の先にはビルの壁に掛かっている大型テレビ。
その画面には『テロリストたちが人質を取り、警察が交渉中…』と、ニュース速報を伝えるアナウンサーの姿が…。
そのニュースを見て、フードを下ろし…
ビルから飛び降りるボンスン!
私が行く!私は力が強い女、ト・ボンスン!!
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やっと終わりました~
ずっと読んで頂いていた方には、こんなに長くかかってしまって本当に申し訳ないです
それにしても、キャストも脚本も演出も…全て最高のドラマでした
最近のドラマには珍しく、テンションが下がる事なく最後まで面白かったですね
評価は+
←ミンミンとボンボンのケミにオマケ
色々と感想を語りたいのですが…今夜は王子の帰還もあるし、ディナー(と言っても親子丼ですが)の準備もしないと
いつも時間に追われている悲しい主婦です
長い間、『力の強い女ト・ボンスン』のあらすじを読んで頂いた皆様には本当に感謝しています。
皆様のお蔭で何とかやり遂げる事ができました。
最後まで、お付き合い頂いて本当に有難うございました
画像お借りしました。