いよいよ最終回です。
ストーリーとしては15話が最終回で、16話はオマケという感じですが…
ステキなシーンがいっぱいの16話楽しんで書いていきたいと思います
では、16話①です。
自分の力でジャンヒョンを捕まえたボンスン。
緊張の糸が切れたのか…車を運転するミンヒョクの隣で爆睡しています
『お前、覚えているか?俺があの時…警察で事情聴取の後で出て来た時に、お前がこう言ったじゃないか。「なぜ、ウソついたんですか?男が恥ずかしげもなく!」とじっと目を見て!今だから言えるけど、お前その時すごく…』と隣を見て、ボンスンが眠っている事にやっと気付きます。
最終回『ファイナル』『ね、寝てるのか!?俺は今、ホントに誰に話して…』と呆れるミンヒョクですが…グッスリ眠っているボンスンを見て
『そうだ、寝ろ~。ぐっすり眠れ。』と、ボンスンの頭を撫でてやります。
グーグーとイビキをかいて眠るボンスンに『お~!お疲れになったんですね~。イビキをかいて。』と、ふざけてみせるミンヒョクの顔は、すごく嬉しそうです。
ジャンヒョンと向かい合うグクドゥ。『何故やったんだ?』と尋ねるグクドゥを、鼻で笑って『面白いじゃないか。』と答えるジャンヒョン。
『何!?』『みんな俺に命乞いしたんだ。助けてくれって。言う事をよく聞いたよ。飢えろと言えば飢えたし、這いつくばれと言えば這いつくばった。』と、面白そうに言うジャンヒョン。
『この野郎!』と、キレてジャンヒョンを殴ろうとするグクドゥを必死に止める同僚たち。
部屋から連れ出されて行くグクドゥを見て笑うジャンヒョン。
そんなジャンヒョンを『暴力はダメだ!』と言いながら床に倒してボコボコにするチーム長と、それを必死に止める刑事。
ジャンヒョン逮捕を伝えるニュース。そのニュースを見ているペクタクたち。
自分たちもジャンヒョン逮捕に一役買っていたので大喜び!
ジニたちも、トボン洞を不安に陥れていた犯人の逮捕に『これで安心できる!』と、喜んでいます。
晴れやかな表情で、元気に出社するミンヒョクとボンスン。
待機チーム室で、ボンスンが考えた悪役キャラを見て、考え込むコン秘書。『いや、このキャラクターはなぜこんなに親近感が?うちの会社の人みたいだけど…見たことがある!』
『でも、誰だか分からないな…』と、気になって仕方がないコン秘書の後ろから顔を出すミンヒョク。
ニッコリと微笑んでボンスンとゲンコツで挨拶
『あ、いらっしゃってたんですか?』と自分も手を出すコン秘書ですが、無視されます
『ト・インターン!会議を始めるぞ。コン秘書も。』と、元気いっぱいのミンヒョク。
企画開発チームの社員たちが色々と質問してくるから、それにボンスンが自分でちゃんと答えられなければならない…と言う事で、質問を始めるミンヒョク。
『ト・ボンスンさん。最近のようなゲームのトレンドは、2次元の水平ゲームとしての可能性があるとお考えですか?』
『はい。トレンドは作り出せると考えています。特に、このようなカジュアルゲームは誰でも興味を持ち、気安く手に取れると思います。それは子供から大人まで。現在、子供の時にゲームが高額だった人たちが大人になって、その人たちが当時のようなゲームがしたいと思わせる企画がポイントになると考えます。』と、ハキハキ答えるボンスン。←かなり意訳してます
『よし!』とボンスンの答えが気に入った様子のミンヒョクとコン秘書。
一通り、話が終わると『ところで…このゲームで最後のレベルになったら、二人の主人公はどうなるんですか?』と、ボンスンに尋ねるコン秘書。
ミンヒョクも興味津々で身を乗り出します。
『ああ…。スーパーガールボンスニがですね、プリンスミンミンを救い出すんです。そして、二人は幸せにず~っと暮らすんです。ハッピーエンディング!Happy,Ever,After(めでたしめでたし)。』と説明するボンスン。
『ああ~!それで、結婚もして、子供もできて…』とコン秘書がボンスンに尋ねようとすると…
『ああ、もう!コン秘書はホントに…!』となぜか照れまくるミンヒョク。
『ああ、それは…2の方で…。』と言うボンスンを見て『どうしよ~!』と浮かれまくるミンヒョク。
『何でそんなに喜んでいらっしゃるんですか?』と引き気味のコン秘書。
『このゲームすごく愉快じゃないか~!ああ、早く稼いで2まで出来たら良いな!そうだろう!?』と、完全にメンタル崩壊のミンヒョク
嬉しそうにボンスンを見つめるミンヒョクを、幸せそうな笑顔で見つめ返すボンスン
ラブラブな二人を見て『私…出て行きましょうか?』とミンヒョクに尋ねるコン秘書。
『ああ、ここにいて。俺たちが出て行くから。行こう、ト・インターン!』とボンスンの手を取り、部屋を出て行くミンヒョク。
コン秘書の元気がない様子に気付き『その顔はどうしたの!?』と、心配します。
『いや、ちょっと最近なぜか…だんだん暖かくなってきたのに、私の心は少しずつ寒くなってるみたいで…。私の胸の中でカラスが鳴いています。』と溜息をつくコン秘書。
『まあ…詩的だわ。胸の中にカラス…。カラスが卵を産んだわ、私の胸の中で…。』と、同じく溜息をつくオドルピョ。
何だかお似合いの二人です
『昨日の夜も、お父さんが帰って来られなかったって!?』と驚くミンヒョクに頷くボンスン。
『ああ、それは大ごとだな…。電話したか?』
『当然、しましたよ。それなのに、ただ一人になる時間が欲しいって。何を、家出した10代みたいな事を…。まあ、考える時間が欲しいんでしょう。』と、諦めたように言うボンスン。
『お母さんは電話されていないのか?お母さんが電話されれば…。』と言うミンヒョクにう~ん…と言うだけで何とも答えられないボンスン。←原因はジニだからね!
『ああ…分かったら、電話に出られないんだな…。』と納得するミンヒョク。
『はい。』と言って溜息をつくボンスン。
少し考えて『分かった。俺がやってみるよ。』と言うミンヒョク。
『どうやってですか?』
『どうやってって…!?それは…電話してドーン!お父様、ダーン!来ましたよ、父さん。ドーン!』と、意味不明な事を言ってボンスンを安心させようとするミンヒョク
そんなミンヒョクを見て、楽しそうに笑いながら『ああ~、可愛い』と、ミンヒョクの頭を撫でるボンスン。
嬉しくって、照れまくるミンヒョク
これでエンジンがかかってしまったミンヒョクは、ボンスンにイチャイチャ攻撃
『人に見られる!』と言いながらも嬉しそうなボンスン
チルグの代わりに店に立つジニ。少しやつれた感じです。
チルグに謝った方が良い…と言うオバサンズに『私が何を謝るのよ!?』と怒るジニ。
この前、チルグが顔を酷く怪我していた。殴ったんでしょう?と尋ねるオバサンズに、あれは喧嘩した時に押したら自分で勝手にぶつけたのよ!『私は19歳の時から男を殴った事なんてない!あなたたち、何なの!?本当に!』と、逆切れ
全く悪いと思っていないジニに呆れるオバサンズ。
川のほとりで野宿しているチルグを訪ねて来たミンヒョク。チルグに言われるままに料理?をしています。
『君じゃなかったら電話に出なかった。俺は今、公式的に連絡を絶っている人なんだよ、俺は。』と、不機嫌そうなチルグ。『ご不便でしょうに…。ここで寝ていらっしゃるんですか?』と、テントを見て尋ねるミンヒョク。
『俺が家出したってボンスンが言ったのか?』
『はい。』
『ああ、恥ずかしいな。』
『何を仰るんですか!私は一人で暮らしていますが、たまに家出しますよ。』と、フォロー?するミンヒョク。
何も言わず、ジロ〜っとミンヒョクを見るチルグ。
『ああ…笑わせたくて言ったんですが…。すみません。面白くなかったですね。』
『ああ。面白くないな。』と、テンションが低いチルグに焦って謝るミンヒョク。ミンヒョクにお酒を注ぐチルグ。
注がれたお酒を飲み干し、意を決して『あの、お父様。もう、家に早く戻られたらダメでしょうか?』と、お願いするミンヒョク。
『嫌だ!俺の進む道を自分で見つけるんだ。』と頑ななチルグ。
『お父様、それは緊急でなければ、ゆっくりする事にして、家に早く戻られるのはどうですか⁉︎』
『私は…ボンスンと家庭を築きたいんです。』と爆弾発言するミンヒョク。
驚いてお酒を吹き出すチルグ。
『ボンスンと結婚します。許可して下さい。』
『何を言っているんだ!?本気か?』
『はい。本気です。ああ、私は一日でも早くしたいんです!叶うなら明日すぐにでも!でも、お父様がこんなふうにここにいらっしゃると、私の結婚も後回しになって…。私を助けて下さい、お父様。私は本当にボンスンがいないと一日一日が凄く辛くて、時間がすごく長いんですよ!特に夜が…』と、言い過ぎたと思って自分の頬を叩くミンヒョク
『俺はボンスンの父親だぞ!こいつ!』と怒るチルグ。
『ご覧の通り、私は本当に今マトモじゃないんですよ…お父様〜!ボンスンがホントに好きで死にそうなんです!私を助けて下さい!お父様‼︎』と駄々をこねるミンヒョク。
『死にそうだって⁉︎』
『はい!』
『おかしくなりそうか⁉︎』
『はい!死にそうで、おかしくなりそうです‼︎あの水に飛び込めと言われたら飛び込めます‼︎』
『じゃあ、飛び込め。』と言われて『え⁉︎』と急に我にかえるミンヒョク。
『本当に飛び込みますよ。』と確認するミンヒョクに『飛び込め。』と促すチルグ。
上着を脱いで飛び込もうとするミンヒョクを『ああ、もういいよ!』と、止めるチルグ。
『はい。』と、素早く上着を着るミンヒョク。
チルグは、そんなミンヒョクを呆れたように笑い、 お酒を勧めます。
『ウチのボンスンは力が強いが…内はすご~くもろくてガラスみたいなんだ。よく傷付いてる。』と心配そうに言うチルグ。
少し首を傾げて『それは…』と、反論しかけたミンヒョクでしたが、チルグにジロっと見られて『はい。勿論です。』と小声で答えるミンヒョク
『ああ、ところで…ウチのボンスンのどこがそんなに好きなんだ?』と尋ねながらミンヒョクにお酒を注ぐチルグ。
『ボンスンはですね…ただ、私みたいなんです。こう言うのがあるじゃないですか。あいつがいるから俺がいるようで…あいつがいないと俺がいないようで…。』と、真剣に話すミンヒョク。
その言葉を噛みしめるように、黙って聞いているチルグ。
フッと微笑んで『私は、本当にボンスンが凄く好きでしょう?』と尋ねるミンヒョクに『そうだな。そうみたいだな。』と、答えるチルグはどこか寂しげです。
『今まで、ボンスンを本当に綺麗で愛らしく育てて下さって有難うございます。これからは、私が責任を持って幸せにします。』
『そうだな。そうしてみろ。』とそっぽを向きながら、ミンヒョクにコップを差し出すチルグ。
『はい。』とチルグにコップを合わせ、嬉しそうに飲み干すミンヒョク。
『それにしても、すごく良い人だな、アン代表。遊び人じゃないのか⁉︎』と、チルグに言われて返事に困り『これはご自分で釣られたのですか?』と、話を逸らすミンヒョク。
『買ったんだよ。 この川では釣れない。』最後に『有難いな…。』と呟いたチルグ。
それは、ミンヒョクに向けた言葉だったのでしょうか?
世界の誰よりも愛しくて大切な娘、ボンスン。
その特別な力で傷つき、悩んでいた娘を受け入れ『自分のようだ』と言ってくれたミンヒョク。
嬉しくて有り難くて仕方ないけれど…寂しさを感じてしまうチルグなのでしょうね
『私、来月ウィーンに行くんです。そこでオーケストラに入れそうなんです。』と、ボンギに話すヒジ。
『はい。知っています。グクドゥから聞きました。』と答えるボンギ。
『今までは分からなかったんだけど…この頃、一つ確実に信じられる事があるんです。因縁と言うものです。何というか…運命とでも言うのかな?本当にあるみたいなんです。』と話すボンギの言葉を、頷きながら黙って聞いているヒジ。
『グクドゥも僕もヒジさんも…終わりなしに誰かに惹かれて…そうするうちに忘れて…そうするうちにまた誰か出会って。そうするうちに本当に運が良ければ…運命のような相手に出会えるそうです。』
『それじゃあ、私たちは…運命じゃないみたいですね。』とボンギを見つめるヒジ。
黙ってうつむくボンギ。
『運命のような相手に出会ったら、何か他と違うの?』と、尋ねるヒジ。
『そうらしいですよ。』
『誰がそう言ったの?』
『うちの姉さんが。世界にその人が一人だけいれば生きていける!そんなバカみたいな気持ちになるそうです。』
静かに微笑みあうボンギとヒジ。
すっかり元気になったギョンシムと楽しそうに街を歩くボンスン。
『あんた、運命の相手は何が違うか分かる?その人の瞳の中に私が見えるの。』と、得意気に話すボンスン。
『なにそれ⁉︎』と呆れるギョンシム。
『その人の瞳の中に私がいるんだけど、その中にいる私がすご~くすごく幸せそうに見えるの。それが見えるのよ。それが、運命の相手よ。』と、ノロケるボンスン。
『何の事かよく分からないけど…すごく羨ましい!』とギョンシム。
近所が平和になって、雰囲気がすごく良くなった!と喜び合うボンスンとギョンシムです。
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まだまだ半分にもなりませんが、最終回なので少しずつUPしていきます
ミンヒョクとチルグのシーンがとっても良かったですね
では、最後までお付き合いいただいて有難うございました
画像お借りしました。