今回は3回に分けます
15話②です。
社長室に戻って来たボンスンですが、そこにミンヒョクの姿は無く…。
ミンヒョクがどこにいるか尋ねるボンスンに『今、屋上かそうでなけばその辺りに…。ご存知の通り、代表は怒ったり興奮されると、そうされるじゃないですか。』とオドオドしながら答えるコン秘書。
『またですか!?なぜですか?』と驚くボンスンに『あの、それが…その…申し訳ありません‼︎』と慌てて逃げて行くコン秘書
給湯室でコーヒーを淹れているオドルピョ。
手首に巻き付けられたお箸を見ているうちにトボンスンにムカついて…
『ト・ボンス~ン!』と絶叫。
すると『はい!』と、突然ボンスンが入って来て驚くオドルピョ
私がやります!とコーヒーを淹れるボンスンに『あんたは何なの⁉︎あんた一体、正体は何なのよ‼︎』とお箸が巻きついた手首を突き出すオドルピョ。
『私はトボン区トボン洞に住むト・ボンスンだと申し上げたじゃないですか〜!』とボンスン。
『あんたはやって来た所に帰りなさい!地球から出て行きなさいよ~‼︎』
『まあ~、先輩!宇宙人じゃないのに、地球を出て行けなんて…先輩~!』と、大きなスプーンで山盛りの砂糖を入れるボンスン。オドルピョにコーヒーを渡し『新しいスタッフが来たら、虐めたりしないで良くしてあげて下さいね~。』と言いながら砂糖をすくっていたスプーンをオドルピョの手首に巻きつけます。
『あら、セットだ!スプーンセット‼︎すごくステキじゃないですか⁉︎プレゼントです~!それでは…。』
ギャーッ‼︎と悲鳴を上げて卒倒するオドルピョを残し、ガッツポーズで給湯室を後にするボンスン。
思い切って電話をかけた相手はグクドゥ。
『俺だ。アン・ミンヒョク。』
『はい。お話し下さい。』と無愛想なグクドゥ。
『お前、今日時間あるか?会って話したい事があるんだけど。』
『そうでなくても、俺も会って話したい事があります。時間と場所をメールして下さい。』と言うと同時に電話を切るグクドゥ。
その態度に、気に食わないヤツ!と腹を立てるミンヒョク。
ミンヒョクの姿を見つけて駆け寄るボンスン。
『ご飯を食べに行きましょう!』と手を引っ張るボンスンを『ご飯はいいから…他所に行こう。』と、この前のセミナー室に連れて 行くミンヒョク。
怒った顔で『お前に俺が一つ、確実にしておきたいんだけど…』と言いかけるミンヒョクに
『ミニョクさん!二人でいる時だけ、こう呼んだらダメですか?』と、微笑むボンスン。
思わず顔がニヤ~っとしかけるミンヒョク。
あ~!最初に主導権を握らないといけないのに!負けたらダメだ!
…と気持ちを引き締め『どうやって呼ぶのかは重要じゃないんだ。重要なのはお前の気持ち…』とミンヒョクが言い終わらないうちに
いきなり、ミンヒョクの頬にするボンスン。
突然の事に、思考停止するミンヒョク
そして、極めつけ『ミンミン…って呼んでもいいですか?』とニッコリ
この一言でミンヒョク撃沈
『ああ、お腹が空いた~!ご飯を食べに行きましょうよ!』と甘えるボンスンに…
メンタル崩壊するミンヒョク
『あ、そうだ!さっき、私に何か話す事があったんじゃないですか?』と思い出すボンスン。
『もういい。俺も社員と抱き合う事もあるし…。そんなのだろ。ご飯食べに行こうか!?』と、ご機嫌でボンスンと手を繋いで歩き出すミンヒョク。
カフェで仲良く食事するボンスンとミンヒョクを、なぜかコン秘書と二人でアイスを食べながら睨みつけているオドルピョ。
なぜ代表と抱き合っていたの?と尋ねるオドルピョに『も~う!嫉妬してるのか!?』と笑いながらオドルピョの頬をつねるコン秘書
二人のやり取りに、店内にいた人たちが一斉に注目します
コン秘書とオドルピョを見て『二人はいつからあんなに仲が良いんだ!?』と驚くミンヒョク。
二人の事は気にならないようで…『これでも食べて。』とミンヒョクにサンドイッチ?を食べさせるボンスン。
もうボンスンに完敗のミンヒョク
幸せそうにパンを頬張りながら『ああ…俺、退社後にちょっと会う人がいるんだ。』と言うミンヒョク。
『誰ですか?』
『いるんだよ。気に食わなくてムカつくヤツが。』と言うミンヒョクですが、それが誰なのか追求はしないボンスン。
ゲームのイメージモデル?を選んでいるミンヒョクとコン秘書。
コン秘書は綺麗なモデルさんの画像を見て大喜びしています。
『このモデルたちは誰だ?このモデルにするか?』と、ミンヒョクも気に入った様子。
ゲームのイメージにピッタリ!とはしゃぐコン秘書に『みんな似たようなもんだ。あ~、誰にすればいいんだ!?』とミンヒョクが悩んでいる所に待機チーム室に戻って来るボンスン。
『あ~、代表!このモデルでいきましょう。代表も前から気に入っていたモデルじゃないですか〜!』と、パソコンの画面を指差すコン秘書。
そんな二人をジ~っと見ているボンスン
『ほら、イケてるでしょ~!』と、同意を求めるコン秘書にニッコリと応えるミンヒョクですが…
ジ~っと見ているボンスンの殺気を感じて青ざめます
『何してるんだ!?俺がいつ!?コン秘書、どうしたんだ?何を言ってるんだ!』と言って、何も気付かずにはしゃぐコン秘書の背中を叩くミンヒョク。
『俺が男性モデルにしようと言っただろう!?言わなかったか!?』
『代表、どうされたんですか~?私たちが男性モデルを起用した事はないのに。それに、代表は男性モデルはお気に召さなかったじゃないですか~!どうされたんですか?代表がずっと前からお好きだったモデルなのに!』と、ボンスンの視線に全く気付かないコン秘書。
『何を言ってるんだ?コン秘書。どこか悪いのか?おい、すごく怖い顔じゃないか~!それに、足も何でこんなに長いんだ!?』と焦りながらコン秘書に出て行け!と目配せするミンヒョク。
そんな二人に興味が無くなったのか…『グクドゥ、話があるの。一旦、夕食の時に会おう。』とグクドゥにメールを送るボンスン。
ブツブツ言いながら部屋を出て行こうとするコン秘書は、ミンヒョクがボンスンを気にしている事にやっと気付きます。
『私と代表は男性モデルが良いんですよ~。』と言い訳がましく出て行くコン秘書を、ジロリと睨むボンスン。
居酒屋でお互いに睨み合うグクドゥとミンヒョク
同じタイミングで酒を注ぎ、同じ速さで飲み干す所は気が合ってるんですけどね~
『ボンスンが…』と同時に話し始める二人。
しばらく睨み合って『話せ。』とミンヒョク。
『先に話して下さい。』とグクドゥ。
『俺がお前にハッキリさせておきたい事が一つあるんだけど…。俺とボンスンは…』と言いかけたミンヒョクを『ちょっと!』と止めるグクドゥ。
『ところで、あんたは何で俺に敬語じゃないんだ?』と、未だに気になるようてす。
『あ~、こいつはホントに…。それじゃあ、お前もそうしろ。』と呆れるミンヒョク。
『俺はあんたみたいに礼儀知らずな人間じゃないんだ。親しくない人にタメ口では話さない。』と、既に敬語じゃないグクドゥ。←もう酔ってるんでしょうね!
『今、俺がお前にタメ口で話してるのは親しいからなのか?』
『じゃあ、お前は俺と親しくしたいのか!?』と自分がタメ口で話していることに気付いていないグクドゥ。
『だから俺が言いたいのは、お前は何で今、俺にタメ口なんだ?お前は俺と親しくなりたいのか?』と言うミンヒョクを無視して自分のコップに酒を注ぐグクドゥ。
『笑わせるヤツめ!』と自分も酒を注ぐミンヒョク。
『お前…。ボンスンが好きなのか?』と真剣な顔で尋ねるグクドゥ。
『何?「ボンスンが好きなのか」⁉︎甲の俺がそんな事を聞かれたらダメだろう?お前が何様でそんな事を聞くんだ?』とムカつくミンヒョク。
『お前は本当に気にくわないな!』
『それは俺のセリフだ。おい、お前!俺の彼女に近付くなよ‼︎』と、言いたかった事は言ったので、帰ろうと立ち上がったミンヒョクの胸ぐらを掴むグクドゥ。
もっと早くこうするべきだった!と掴み返すミンヒョク。
戦闘開始直前に『あれ⁉︎』と、驚いた顔で二人の前に現れるボンスン。
『お前、ここに何で来たんだ⁉︎どうやって分かった⁉︎』と驚くミンヒョク。
『俺に会いに来たんだ!』と得意気なグクドゥ。
『お前が何様でボンスンに会うんだよ!このヤロ~!』と再び掴み合う二人。
『ああもう!』と、軽々と二人を引き離し、座らせるボンスン。
『本当にどうしたの?恥ずかしいでしょう⁉︎あっ!ちょっと待って!じゃあ、さっきあなたがムカつくヤツに会うって言ってたのは…?』と、ミンヒョクを見てグクドゥを指差すボンスン。
『とにかく、キム・ジャンヒョンを一緒に捕まえよう!私はこの話をするために会おうって言ったのよ。』とグクドゥに言うボンスンですが…二人を見て『でも~、今日はそんな雰囲気じゃないわね。お酒でも飲みましょう!』とお酒の瓶を手に取ります。
すかさず『ダメだ‼︎』とハモるミンヒョクとグクドゥ。
『どうして?どうして⁇どうして⁉︎』と、ボンスン。
『おい、お前が何様でダメって言うんだ⁉︎』と、ミンヒョク。
『俺は友達だから!じゃあお前は何様で…』と言い合いになるミンヒョクとグクドゥ。
その隙にコッソリ飲もうとするボンスンを止めるミンヒョク。←ちゃんと見てるんですね〜
飲むのを諦めたボンスン。睨み合う二人にお酒を注いであげます。
二人をソファーに下ろし、今回はミンヒョクの足をグクドゥの上に置きます
ボンスンって分かり易いですね!
呆れたように二人を見下ろすボンスン。
翌朝、『お母さん、私出勤するからね!お父さん、行って来ます!』と、元気に家を出て行こうとするボンスンに『あんたの父さんは、昨日帰って来なかったわよ。』と言うジニ。
『何て!?お父さんが帰って来なかったの!?』と、尋ねるボンスン。
洗面所にいたボンギも騒ぎを聞いてやって来ます。
『あんたの父さんは家出したのよ。』と聞いて『家出!?どうして!?』と、驚くボンスンとボンギ。
『自分で歩いて出て行ったのよ。』
『お母さん、殴ったんでしょ?また。』と、呆れるボンスンとボンギ。
『違うわよ。自分で歩いて出て行ったんだってば!あんたたちまで…』と、さすがに元気が無いジニに何も言えない姉弟。
一方、自分のベッドで目を覚ましたミンヒョク。
靴下が脱がされ、上着と一緒にたたんで置いてあるのを見てボンスンがしてくれたと思い、とっても嬉しそうな顔をしますが…
グクドゥの事を思い出し、慌てて部屋から出て行きます。
居間のソファーの上に転がっているグクドゥを発見するミンヒョク。
『あ~、二日酔いが酷いけど、気分はすごく良いなぁ!』と、満面の笑みを浮かべます
『おい!寝心地悪かっただろう?』と、毛布も掛けてもらっていないグクドゥに満足げに声をかけるミンヒョク。
自分は床の上に転がっていたのにね~!
その時、玄関から入って来たボンスンを見て『Good morning!よく眠れたか?』とスキップで出迎えるミンヒョクですが…
元気がないボンスンに気付いて『うちの子、何で気分が良くないんだ?』と、心配そうな顔になります。
『うちのお父さんが…家出したんです。』と、ションボリするボンスン。
『家出!?』と、驚くミンヒョクと…
その声に目を覚まし、ソファーから転げ落ちるグクドゥ。
それを見ても『アンニョン。』と冷静なボンスン。
何だか可哀想なグクドゥ
二人に酔い覚ましのスープと朝食を準備するボンスン。
今日は普通に盛り付けてあるごはんと、座る場所がボンスンの近くで嬉しそうなミンヒョク。
『ボンスン、いただきます。』と言って食べ始めるグクドゥに『俺の家のご飯なんだから、俺に挨拶すべきだろう!?相変わらずお前は…』と、文句を言いながら『いただきます。』とボンスンに言ってから食べ始めるミンヒョク
ご飯を食べる二人を見ながら話し始めるボンスン。
『それじゃあ、私もう昨日言おうとした事を話すね。私、キム・ジャンヒョンを捕まえる。私の手で。手伝って。』
その言葉に、食事の手を止めて驚いたようにボンスンを見つめるミンヒョクとグクドゥ。
その頃…自分の指名手配のポスターが出回り、怒り狂っているジャンヒョン。
『何で、ここで俺たちだけでするんだ⁉︎』と、グクドゥ。
『今、全ての視線が全部警察だけに向いているの。こういう時は、警察とは違うやり方が必要なのよ。』と、ボンスン。
お互い、一緒にジャンヒョンを捕まえる事が気に入らないミンヒョクとグクドゥ。
また喧嘩を始めそうになり『あ~、もうホントに!やめてよ!二人とも、少しの間だけでも自分の事情とか感情を捨ててよ!』と呆れたように、二人の間に入るボンスン。
それでも睨み合うミンヒョクとグクドゥを見て『二人とも、それが出来ないなら私一人でやるから!』と出て行こうとするボンスン。
『ダメだ!』と、ハモってしまって顔を見合わせるミンヒョクとグクドゥ。
やっぱり気が合う二人
少し考えて『良いだろう。手伝ってやる。その代わり、一人で動くな!』と、グクドゥ。
『その代わり、全て俺の判断を仰いでからやれ!』と、ミンヒョク。
二人の勢いに『まあ…分かったわ。』と素直に応じるボンスン。
やっと、落ち着いて会議を始める三人。
私の考えはこうだ…私が生きていると分かったら、キム・ジャンヒョンはに絶対、私に攻撃を仕掛けてくるはずだ…と、自分の考えを話すボンスン。それには同じ考えのミンヒョクとグクドゥ。
指名手配のポスターなどでジャンヒョンの顔が世間に知れ渡っているから、今は前と状況が違う。ジャンヒョンは逃げようとしても、顔が知られているから偽造パスポートも作れない。ブローカーに頼んで密航を企てる可能性が高い…と、グクドゥ。
『密航…。ブローカー…。このチームは情報が必要だな!』と、何か思いついたミンヒョク。
『アン・ミンヒョクです。おじさん…俺に借りがあったよな?』と、電話をかけた相手はペクタク。
ミンヒョクに密航ブローカーから密航しようとする人物の情報を得るよう頼まれたペクタクは、アガリたちに知り合いのブローカーに連絡するよう指示します。
ジャンヒョンが動くように何かしないと!とボンスンが電話をかけたのは…
ボンスンを慕う不良たち。
彼らのブログにジャンヒョンのモンタージュを上げるように頼みます。
『俺たちの初めての任務だ!』と喜ぶ不良たち。
彼らは早速、任務を遂行!
ペクタクの部下たちも動き始めます。
そのお蔭もあってか、ジャンヒョンの顔は殆ど全ての人が目にする事となり…
バスを待っていても、通報されてしまう羽目になるジャンヒョン。
武器商人のもとを訪れるジャンヒョン。
商人からライフルを買って帰って行きます。
ジャンヒョンが帰るとすぐに『ペクタク派が捜していたヤツが、いま来て帰った。』と、どこかに電話する商人。
頼んでいたブローカーからペクタクたちに『密航を頼んできた六人のうちの一番若い男が、捜している男のようだ。密航は15日で入金も済んでいるが、どうやらその男がライフルを購入したらしい…』と、連絡が入ります。
情報を待つミンヒョクにペクタクから電話がかかって来ます。
『15日の晩、11時。中国の山東省行きの貨物船。そして、ヤツは狙撃用の銃を買ったそうだ。』と、知らせるペクタク。
その瞬間は、確実に近付いて来ているようです。
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今週はホントに忙しくって…なかなかPCラビ子の前に座る時間もなく、早くブログをUPしたいのに出来ずにイライラしてしまいました
明日は王子の高校の役員会議もあり、来月は三年に一度の文化祭の手伝い…などなど、春は親も忙しいです
早く子供の学校行事から解放されたいけど…何も無くなれば、それはそれで寂しいのかなぁ?
と、いう事で…なかなか終わらないボンスンのあらすじです
では、最後までお付き合い頂き有難うございました
画像お借りしました。