今回は3回に分ける事にしました
14話②です。
社長室のとドアを開けると、そこにミンヒョクの姿は無く…少し寂しそうなボンスン。
自分の席に着いたボンスンは『力を失って最初にした事は、いつも通りにした事。何事も無かったかのように…。』と言っていた母の言葉を思い出します。
『そうよ!何事も無かったように!』と自分に言い聞かせながらボンスニのデザイン画を見つめます。
ふと、ミンヒョクに付けて貰ったネックレスを思い出し…
『ネックレスでも描こうかな…。』と呟いて、ボンスニにネックレスを描いてみます。
その時『病院に行った帰りなんだけど、警備のおじさんは大丈夫みたいだ。あまり心配するな。』とミンヒョクからのメールが届き『ああ、良かった…。』と安心するボンスン。
忙しいコン秘書に『これ、お箸なのよ!お箸!』とボンスンに付けられたブレスレットを見せるオドルピョ。
『ト・ボンスンがこんなふうにしたのよ!次はネックレスを付けてやるって言ったのよ!』と、コン秘書に付きまとっている所にボンスンが社長室から出て来ます。
驚いて悲鳴を上げるオドルピョ
ボンスンを給湯室に引っ張って行き『あんた、備品室に行って、この前みたいにA4用紙10箱を事務室に持って来なさい!この前のは全部使ったから!』と命令するオドルピョ。
『はい…。』とウンザリしながらトボトボ歩いて出て行くボンスンに『走らないの!?走りなさいよ~!』と叫ぶオドルピョ。
オドルピョは、ちょうど出社して来たミンヒョクに『代表様!今日は私が奇跡のようなものをお見せします!』と言って、近くにいたコン秘書も一緒に引き連れてボンスンのいる備品室に向います。
『Look at that!』と、得意気にボンスンを指差すオドルピョですが…
そこには、弱々しく一箱ずつA4用紙の箱を運ぶボンスンの姿。
コン秘書の冷たい視線に慌てながらボンスンに文句を言うオドルピョを『ボンスンさんは疲れてるのに、何でこんな事をさせるんだ!?』と叱るコン秘書。
その様子を辛そうに黙って見ていたミンヒョクは、ボンスンの手を引っ張って部屋の外に連れ出します。
『家で休んでろって言ったのに、何でまた出てきたんだよ?』と言って、ボンスンをベンチに座らせるミンヒョク。
『ギョンシムが釜山に帰ったんです。家にいて何をするんですか?仕事しないと。この仕事の為に私がどんなに頑張ってたか。』
『ギョンシムはもう無事だし、あいつは死んだ。もう俺たち普通の人みたいに一度くらいデートしよう。彼女がすごくスペクタクルなお蔭で、一度もデートできなかった。』と拗ねるミンヒョク。
『一度だけじゃなくても、もうデート出来ますよ。私、もう一つも特別じゃないから。』と、少し寂しそうにうつむくボンスン。
ミンヒョクは『分かってる。大丈夫か?』と、優しくボンスンの肩に手を置きます。
『正直に言ってもいいですか?』と尋ねるボンスンに頷くミンヒョク。
『大丈夫じゃないです。でも、お母さんが、すぐ大丈夫になるって言ってたんです。』そう言ってミンヒョクに微笑むボンスン。
そんなボンスンの頭を、優しく撫でてあげるミンヒョク。
『おい、ト・ボンスン。俺が言っただろう?お前が特別でも特別でなくても、俺には問題じゃないって。俺が望む事は…お前が幸せな事で、お前が幸せになるならそれで良いんだ。もう、重いものは全て俺が持つし、力がいることは俺が全部すれば良いじゃないか!お前はオッパを信じろ!その…ジャムの蓋を開けるのも俺がしてやる。』←まだ根に持ってたんですね~
『ふ~ん。オッパね~?』と疑わしそうにミンヒョクを見るボンスン。
『おい!オッパだぞ!』と焦るミンヒョク。
『同級生だって事、全部知ってるのよ。』と言われて、慌てて立ち上がり後ろを向くミンヒョク。
しばらくアタフタして『いや、それは…。イン・グクドゥ、あいつが言ったのか!?だから俺は警察が信じられないんだ!』と怒るミンヒョク。
『わ~、すごい!ホントなんだ!私がカマかけただけなのに!同級生なのね~。』と面白そうにミンヒョクを見るボンスン。
まんまとボンスンに引っ掛けられて、呆然とするミンヒョク
『だけど、オッパだ。俺は全てにおいてお前より成熟してる!』と、ミンヒョクの苦しい言い訳。
『代表さん。私…タメ口でも良いですか?私たち、タメ口にしましょうか?そうしましょう、友達なんだから~!』と、ミンヒョクをからかうボンスン。
『出来るもんならやってみろ!』と開き直って歩き出すミンヒョクに『おい!アン・ミニョク!』と声をかけるボンスン。
『ミ~ニョガ~』と、フフフッと笑いながら可愛く呼びかけるボンスンに、ミンヒョクは我慢できずにニヤニヤ
『アン代表さん!アン代表?ミニョガ?』と、ますます面白がるボンスン。
『ホントに…。おい、おかしくなったか!?』と言うミンヒョクに『おい!アン・ミニョク!行くわよ~!』と言ってミンヒョクの背中を叩くボンスン。
明るい日差しの中を、ふざけ合いながら歩いて行くボンスンとミンヒョク。
特別な力は失ったけれど、かけがえの無い大切な人を手に入れたボンスンです。
今までスルーしていたペクタクですが…どうやらトボン洞6-4地区の再開発を請け負う事になったようです。
結局、物欲と縁が切れなかったペクタク
チルグの店で、以前から反対していた再開発が認められた事を嘆くジニとオバサンズ。
そこに、パイを買いにやって来たグクドゥオンマ。
この前の一件で、グクドゥオンマに意地悪してパイを売らないと言うジニ。
自分勝手なジニに、珍しく『ここは俺の店だ!お前の店じゃない!』と攻撃に出るチルグですが…ジニに凄まれて敢え無く撃沈
ボンスンが考えた悪役のキャラクターにアドバイスするミンヒョク。
この↑キャラクターを見て
『何だか見たことあるような顔だな…?』と不思議そうに呟くミンヒョクと『そうでしょう!?』と首を傾げるボンスン。
そこに入って来たコン秘書を見て息をのむミンヒョクとボンスン
ミンヒョクに会議が始まると伝えに来たコン秘書ですが、二人に見つめられて思わず後ろを振り返ってしまいます
『ああ、行くよ。』と言うミンヒョクの返事を聞いて社長室のドアを閉めるコン秘書。
コン秘書が出て行くと『ソックリだ!』と顔を見合わせるミンヒョクとボンスン
会社帰りに手を繋いで街を歩く二人。
某チョコレート店の前で立ち止まるボンスン。
『わ~!これ、美味しそうなチョコレート!』とミンヒョクにおねだりするボンスン
『これか?』と言って、チョコレートを買ってあげるミンヒョク。←ボンスンが言えば何でも買いそう!
ミンヒョクに買って貰ったチョコレートを『あ~ん』と差し出すボンスン。
照れながらも嬉しくて仕方ないミンヒョク
『あ~ん』
幸せいっぱいに口を開けるミンヒョクですが…
やっぱり ミンヒョクの口に入れると見せかけて、自分で食べるボンスン
むくれるミンヒョクにもう一つ差し出すボンスンですが…
ミンヒョク、隙だらけのボンスンにKISS
オマケにチョコもGETして大満足
『あ~!こんなに柔らかいんだな~!』とミンヒョク。←どっちが!?
どこから見ても幸せバカップルなミンヒョクとボンスン
そんなふうに、二人が幸せな時間を過ごしていた頃…ジャンヒョンの車が沈んだ池の畔で、ジャンヒョンの上着が見つかります。
服は見つかっても、ジャンヒョンの遺体は見つからないまま…。
この件について警察署で報告を受けるチーム長。
50メートルもの高さがある崖から落ちたんだから生きているはずはないだろう。遺体はそのうち上がってくるだろう…とと話すチーム長と刑事たち。
皆が話している間中、報告書の事なのか?ジャンヒョンの遺体が見つからない事なのか?何やら考え込んでいるグクドゥ。
もう仕事は終わりにして飲みに行こうとチーム長から声をかけられて、何となく腑に落ちないような表情で皆に続いて出て行くグクドゥ。
一方、夫婦喧嘩をこじらせているジニとチルグ。
『あんたとは暮らせない!すぐに離婚よ!』
『何!?離婚しようって!?また後悔するなよ!』
…と、二人が言い合いしている所に帰ってくるボンスン。
二人を止めようとしてジニに突き飛ばされてしまいます。
力を失ってもジニの力が強いのは、ジニの努力の賜物なんですね!
ボンスンを突き飛ばした事で、さらにヒートアップする夫婦喧嘩に呆れて退散するボンスン。
階下の騒ぎはここまでは聞こえてこないようで…
静かな自分の部屋でボンヤリしているボンスン。
押入れにしまっていた『力量記』を取り出して『何も書いてなかったのに…。』と呟きます。
『もう書くことはないのね…。』と、ページをめくってみるボンスン。
その時『俺たち、明日ピクニックに行くの分かってるよな?』とミンヒョクからのメールが届きます。
そのメールを見て、笑顔になるボンスンです。
翌朝、楽しそうにお弁当を作るボンスン。
料理は得意だって言っていたから安心ですね
次は、本日の衣装選び。
『ピクニックに行くのよ~』と歌ったり、鏡に向って『アンニョン!ミンミン
』と自分で言って照れてみたり…やっと、他の人と同じようにデートできる事が嬉しくて仕方ないようですね
そして、家の前で待っていたミンヒョクの前にボンスン登場!
あまりの可愛らしさにニヤニヤが止まらないミンヒョク
『重いものは全て俺が持ってやる!』と言っていたミンヒョク。
ボンスンが重そうに持っていたバスケットを、サッと持ってあげます。
有言実行の男、ミンヒョク!
嬉しそうにミンヒョクを見つめるボンスンから目を離せず…『行かないんですか?』と、ボンスンに言われて我に返るミンヒョク
芝生の上で、ボンスンに膝枕してもらっているミンヒョク。
ミンヒョクの顔に手で日陰を作ってあげているボンスン。
すごく幸せそうにミンヒョクを見つめています。
それに気付いて『いや、俺は今、光合成中なんだよ!俺は光を浴びないといけないんだよ!』と言うミンヒョク。
『お前の手が痛くなるだろう。』と言って、ボンスンの手を掴んで離さないミンヒョクです
次は二人で読書(漫画だけど)。
悲しい漫画を読んで涙を流すミンヒョクを面白そうにからかうボンスン。
そして、眺めの良い場所でお昼ご飯。
ボンスンが作ったお弁当を見て…
大袈裟に驚くミンヒョク
ご飯の上に豆でハートを作っていたようですが、持ち歩いているうちに形が崩れてしまって残念がるボンスン。
『これ、ハートなのか!?』と嬉しそうに笑うミンヒョク。
『俺がやってやる!』と言ってハートを作り直すミンヒョク。
ボンスンにおかずを『あ~ん』してもらって
『俺が前から知ってはいたけど、本当に料理が上手だ!すごく美味しい!』と大絶賛。
キラキラ輝く川面に照らされて、幸せな時間を過ごすミンヒョクとボンスンです。
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今夜は15話の放送もあることなので、取り急ぎ出来ている分だけUPします。
そろそろ晩ご飯の支度もしないといけないので
続きは出来るだけ早く仕上げてしまいたいと思っていますが…どうかな
では、最後までお付き合いいただいて有難うございました
画像お借りしました。