６話③です。
ミンヒョクの実家からの帰り道。ミンヒョクが皆の前で結婚すると言った事に腹を立てるボンスン。
これは契約違反だ！と怒るボンスン
『悪かったって言っただろう⁉︎お前もさっきの状況を見ただろう？』と、逆ギレのミンヒョク。
『私が何故ですか⁉︎私がなぜ代表と結婚しないといけないんですか⁉︎』
『おい、俺だって嫌だぞ！』
『だからですよ！』
『父さんが俺に結婚させようとするからだろ!?うちの父さんが‼︎』
いつの間にかミンヒョクまでヒートアップして、ボンスンと言い合いになってしまいます。
『うちの母がこの事を知ったら、どんなに不快に思う事か！』とボンスンが怒鳴ると同時にジニから電話がかかって来ます
『あんた、上手くやってるわよね⁉︎』と、いきなり尋ねるジニ。
『ああ、お母さん。心配しないで。うちの代表さんはそんな人じゃないから。』
何もないから心配するな…と言うボンスンに『未だに何もなくてどうするの⁉︎お酒でも飲ませなさい！絶対に、持たせた布団で寝なさいよ‼︎』と、自分の言いたい事だけ言って電話を切ってしまうジニ。
何が何でもミンヒョクとくっ付けようとするジニに呆れながらも『母が私の事を凄く心配して…』とミンヒョクに言うボンスン。
『お母様は娘に、すご〜く過保護なんだなぁ！ま～ったく、そんなの（心配）は、いらないんだけど！』と嫌味っぽく言うミンヒョク。
ジニは何でボンスンに、あの布団で寝るようにしつこく言うのか不思議でしたが…7話でその謎が解けましたね！
翌朝、ボンスンの部屋に入るミンヒョク。 
まだ、グッスリ眠っているボンスン。
何を思っているのか？ボンスンの寝顔をジ～っと見つめるミンヒョク
しばらくボンスンの寝顔を見つめてから…
思いっきり、ホイッスルを吹き『今日から特別な訓練を開始する。』と叫んでボンスンを起こします。
ボンスンの力を確かめるという事で…まずは、ロッククライミング。
驚異的な速さで壁を登っていくボンスン
一瞬で上まで登ってしまったボンスンに驚くミンヒョク。
次は、タイヤ引き。
まるでロープの先には何もついていないかのように、軽やかな足取りでミンヒョクの前を駆け抜けて行くボンスン
『お前、何だ!?』と呆然とするミンヒョク
ギョンシム襲撃の件で、グクドゥから質問を受けるボンスン。
『ギョンシムの声が聞こえたから行ってみたら、男がギョンシムを鉄パイプで…。』と、事件の状況を話すボンスン。
『すごく驚いただろう？それで、マスクを被ってたのか？』と、優しく尋ねるグクドゥ。
『うん。顔がマスクで覆われていたんだけど…私は見たの…その目を。』
『お前と目が合ったのか？』
『その男が振り返って、私と目が合ったんだけど…怖かった。』と、男のマスクに覆われた顔を思い出して俯くボンスン。
『でも、お前を見てすぐに逃げたのか？』
『ああ、私が大声を出したから。』と、犯人を蹴り飛ばしたとは言えないボンスン。
『お前が大声を出したから逃げたのか？』
『えっ!?いえ…私が本当に声をすっごく大きく出したの。助けて下さい！って。凄く大きな声を…。それで…あの…』と、グクドゥに嘘をついているせいか、歯切れの悪いボンスン。
何となく腑に落ちない様子で考え込むグクドゥ。
『でもね、グクドゥ。変な匂いがしたの。その人から。油みたいな匂いが。』と言うボンスンにどんな種類の油かを尋ねるグクドゥ。
どこかで嗅いだ事のあるその匂が何かを考えて…道路にアスファルトをひく時みたいな匂い！と思い出すボンスン。
『アスファルト!?』とボンスンに確認するグクドゥ。
事情聴取が終わり、ボンスンを玄関まで送るグクドゥ。
何となくいつもと様子が違うグクドゥに気付いて『何かあった？気分が悪そうだけど？』と心配するボンスン。
『ヒジが…他の人を好きになり始めたんだって。でも、おかしい事にあまり悲しくないんだ。』と言うグクドゥ。
『そういうのって、最初は時間が経ってないから…時間が過ぎれば苦しくなるのよ。心配しないで、グクドゥ。ただ揺れてるだけよ。』と言ってグクドゥを見つめるボンスン。
少し 黙ったままボンスンを見つめるグクドゥ。そして…
『俺たち…何で友達なんだろうな…？』 そう言って、じっとボンスンを見つめるグクドゥ。
驚いた顔でグクドゥを見つめ返すボンスン。
ふっと笑って『お前、あの代表の家で寝る時は必ず鍵を閉めろよ。アン・ミンヒョク代表は絶対にゲイじゃない！』と、話題を変えるグクドゥ。
ボンスンを待っていたミンヒョクに二人の会話が聞こえてきます。
『忙しいでしょ!?早く戻って。私も行くから。』
『お前、気を付けろよ！何かあったら、分かってるよな!?』と言って部署に戻って行くグクドゥ。
グクドゥと別れて、ミンヒョクの所にやって来たボンスンに
『俺は警察が嫌いだけど、ここの警察は特に嫌いだ！』 と、怒ったように言って歩いて行ってしまうミンヒョク。
そんなミンヒョクの後姿を睨みつけるボンスン。
トボン洞を見回るペクタクの部下たちですが、その言動をかえって怖がる若い女性たち。
チルグの店に集まるご近所さんたち。
ペクタクの部下たちを娘が凄く怖がってる…と訴えるご近所さん。
『私が何とかする…。』と言うジニですが、誰かを待っているようです。
ボンスンの言いつけ通り、真面目に街のゴミ拾いをする不良たち。
そんな彼らの目の前にガムを吐き出すペクタクの部下。
さすがにチンピラたちを相手にする事はせずに『おじさんたち、俺たちに手を出さないほうが良いよ。この事を姐さんが知ったら、おじさんたち皆ただじゃ済まされないぞ！』と言って退散する不良たち。
一人で歩く女性を見つけて絡み始めるチンピラたち。
怖がって『助けて下さい！』と叫ぶ女性。
その時、彼らの前に現れた一人のお婆さん。
あっという間に三人の大きな男たちを次々に投げ飛ばし、やっつけてしまいます。
格好良くキメてみたものの、腰が痛くなるお婆さん
その頃、一人の男が頭痛薬を求めて薬局を訪れます。
よく眠れないと言うその男に『良かったら、私と一緒に教会に行きませんか？私も教会に行くようになってから、不眠症が良くなったんです。明日も早朝から教会に行くんですよ。』と声をかける薬局の若い女性。
『最近、この辺りは危険でしょう？早朝でも危ないんじゃないですか？』と言う男。
神様が守ってくれる…と薬局の女性。
店を閉める時間になっても待ち人はまだやって来ず、心配するジニ。
すると、向こうからチンピラたちをやっつけたお婆さんが歩いて来ます。
それに気付いて『お母さ～ん！』と駆け寄るジニ。お婆さんはボンスンのハルモニでした
ハルモニと握手をしたチルグは、強い力で手を握られて苦痛に顔を歪めます。
その姿を見て『何でこんなに弱っちいんだ!?』と呆れるハルモニ
壁に作り付けられた額縁に、拉致した女性の写真を飾る犯人。
まだ何も飾られていない額縁のその数は、これから拉致されるであろう女性の数を意味するのか…？
犯人はボンスンが折り曲げた鉄パイプを見て腹を立てています。
バレエのオーナーの牢屋に入る犯人。
『もう少し待て。俺が新しい友達を作ってやるから。』と言いながら女性の頬を撫でます。
泣きながら『お願いですから、家に帰して下さい。』と泣き叫ぶ女性を『家!?ここが、お前の家だ。』と言って殴ろうとしますが…その手でマスクを外し始めます。
マスクを取り、女性に顔を見せる犯人！薬局にいた男と同一人物です
そんなにブサイクじゃないから、ジニの予想はハズレましたね
その夜、グクドゥの言いつけ通りに部屋のドアに鍵をかけるボンスン。
ベッドに入って、グクドゥがくれたスマートウォッチを見ながらニヤニヤ
一方、ミンヒョクは何やら考え込んでいる様子。
今回の脅迫事件にペクタクが関わっている気がするのか…以前、病院で見かけたペクタクを思い出しています。
『ペクタク…。』と、呟くミンヒョク。
早朝。薬局の女性が、まだ暗いトボン洞を教会に向って歩いています。
そして…どこからともなく後をついて来ていた男に、後ろから襲われてしまう薬局の女性。
ぐっすり眠るボンスン。
その時、ボンスンの部屋のドアを開けようとする音が…
ガチャガチャとドアノブを動かしているようですが、ボンスンが鍵を閉めていたので開かないドア。
そして…眠っているミンヒョクに、そっと近付いてくる人影。
首に刃物を突きつけられ、驚いて目を覚ますミンヒョク。
やっと６話終了です
グクドゥも自分の気持ちに気が付いたようで、三角関係が始まりそうですね
ようやく犯人も顔を出し、ストーリーがどんどん進み出して面白さも倍増です
では、長文を最後までお付き合い頂いて有難うございました
画像お借りしました。